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葦書房有限会社
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堤清二氏への疑惑 4
「宮崎兄弟伝」刊行会の無法
まずはこれをご覧ください。先日、熊本出版文化会館から送られてきた「『宮崎兄弟伝 完結編』刊行会への御入会のお願い」文です。いうまでもなく『宮崎兄弟伝』は当社、葦書房刊の書籍であり、「日本編上・下」「アジア編上・中・下」の5巻が刊行されています。しかし、この「お願い」文では同書の出版は、「熊本県芸術文化振興資金、熊本放送財団資金、熊本学園大学出版会などから出版助成」を受けて、同刊行会のようなところから出されたとの印象を与えるような内容になっています。一読即怒り心頭に発し、同会に抗議の電話をしたのですが、責任者は不在とのこと。翌日、出版実務責任者であり、熊本出版文化会館専務として同文書に名前の挙がっている廣島正氏から電話があり、まったく事実に反したことが書かれていると抗議をしたところ、本を一括して購入したり、その他いろいろな形で助成したとのこと。
領収書を見せてほしいというと、いろいろ悶着の末、出せというなら出すが、出したらどうするという。領収書で「助成」の中身を確認したいというと、それだけでは納得できないのか、領収書を出したら詫びを入れろという。捏造文書のばら撒きによる被害を受けるおそれこそあれ、こちらには何一つ落ち度はありません。にもかかわらず、詫びを入れろとのこと。話になりません。
わたしが本書は葦書房が企画で出したもので、著者の上村氏への印税も葦書房で払っているというと、廣島氏はうち(熊本出版文化会館)で出したとはどこにも書いてない。しかし、『宮崎兄弟伝』は葦書房刊以外にはどこからも出版されていません。にもかかわらず、本文書には葦書房の「あ」の字も書かれていないと、抗議をすると、書名には版権などない。それに著作権法が改正されて版権などなくなったのを知らんのか。そんなことも知らないで出版をやってるのと、廣島氏。
あげくの果てに、刊行会には熊本学園大学の理事長や熊本の有名な文化人が名前を連ねているが、あんたは理事長や有名人に喧嘩を売る気か。実力者を敵に回す気かとまで言い出す始末。とても「出版文化」機関の要人とは思えぬ言い草です。しかも本質をはずれたところで、くだくだとしつこいので電話を切ったところ、何度もかけてきて、「完結編」の索引には葦書房で出した本の紹介もしてやると恩着せがましくいう。そちらで出す本には葦書房の「あ」の字も出してほしくない。それほど『宮崎兄弟伝』を出したいのなら「完結編」だけではなく、1巻から全部、そちらで刊行し直したどうですかというと、なんでそんなことをせんといかんのかとのこと。本を出すのがどれほど大変なのかは、多少は知ってっているらしい。しかし、自分のいっていることがどれほど無法な、理不尽きわまりないことなのかはまったく無自覚。
それどころか、さらにいわく、あんたは三原さんに出した信書を勝手に開けたな。信書を勝手に開けるのは郵便法違反だ。郵便法違反で訴えてやると息巻く始末。実に手前勝手な順法論。あきれ果てて、どうぞ訴えてくださいと電話を切ってからはかかってこなくなりました。しかし、この驚くべき文書が出回っているらしいことは確かですので、版権略奪の被害を防ぐために同文書を公開いたします。不法無法をものともせず、他人のものを強奪するのが文化犯罪の特徴とはいえ、錚々たる顔ぶれの名前が並ぶ刊行会が、これほど露骨な権利侵害をするとは、訴えるところがもうどこにも残っていないのではないか、という感じさえいたします。
熊本絡みでもう一点、「水俣病事件」関連の動きについても合わせてご報告いたします。「水俣病研究」3号が弦書房から出版されましたが、同社の新聞広告で初めて知った次第です。水俣病研究会の場所も責任者も変わりましたが、研究会の責任者が一昨年3月に来社された折にも、その後電話した折にも、「3号」を弦書房から出すとは一言も話には出ていません。「3号」はいつ出るのかと時々問い合わせもあるので、広告で知ったあと、一言連絡があってしかるべきではないかと研究会に電話をしたところ、「3号」には葦書房の水俣病関連の本の紹介もしているとこと。どのような紹介のされ方をしているのか気になりますが、1冊の献本すらありません。今後は、水俣病関連の当社刊の出版物は、書店か当社までご注文ください。(その後調査しました。こちらをご覧ください。04/12/16)
熊本は葦書房にとっては福岡に次ぐ重要拠点地域ですが、いうまでもなく堤清二に制圧されています。「堤清二氏への疑惑4」としたゆえんです。出版や文化、新聞、テレビなどのマスコミ、はたまた大学などのルートを使い地方を攻略する、その手口が丸見えの文書ですが、熊本は大阪同様、一つの例にすぎません。しかし文化分野を制圧しただけでは不十分です。利権誘導のためには、かれら文化犯罪者も政治家を必要としています。かつて鈴木宗男氏は彼ら文化犯罪者にとっては、実に有能な同盟者でした。
久本福子
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