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デジタルブックレット葦
3号
2010/1/22
2010/2/10
2010/3/2
2010/3/22
2010/4/13→4/14→4/16

 

 

1 移民促進と参政権

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2 ITと軽薄な政治

3 トヨタとIT

4 民主党への疑惑

5 巨大産業としてのITシステム

English

  

久本福子
YOSHIKO HISAMOTO

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福岡市中央区警固2丁目2-11
シャンボール警固202号(〒810-0023)
TEL092-761-2895 FAX092-761-2836
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デジタルブックレット葦 3-1号
2010/1/22

 

 

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1 移民促進と参政権 
新年最初の「デジタルブックレット葦」です。3-1号を発行いたします。一月も半ばを過ぎましたが、遅ればせながら、新年のご挨拶をさせていただきます。今年もよろしくお願い申し上げます。

とはいえ、新年早々、民主党の不穏な動きが明らかになり、緊急に1/15に「売国奴民主党」(当初「売国奴小沢民主党」であったタイトルを1/17に変更)を公開しました。最初はタイトルにまで「売国奴」という言葉を使うことにはかなりためらいがあり、「永住外国人の地方参政権」にするつもりだったのですが、これでは緊急性が伝わらない上に長過ぎるので、思いきってタイトルにも「売国奴」を使いました。しかしそれから間もなく、「売国奴」こそは、民主党の隠された本性を端的に言い当てた言葉であることが判明しました。わたしは今では、ある種の恐怖を感じながら、「売国奴民主党」を確信しています。

国会開会直後、千葉法務大臣の法務諮問会議で、永住外国人の認定条件を緩和する答申が出されたとの報道がありました。答申した委員が誰なのかは不明ですが、千葉法務大臣が設置した諮問会議である以上、民主党の意向に沿った答申をすることは言うまでもありません。千葉法務大臣はこの答申を受けて、すぐさま条件緩和のための法整備に着手するとのこと。民主党は永住外国人の地方参政権についてはマニュフェストには明示せず、政権を取った途端、突如として付与法案を持ち出したばかりか、昨年の臨時国会開催直後から、どんな法案よりも最優先で成立させようと躍起になっています。まさに、民主党の正体見たり、売国奴。

NHKのラジオニュースで聞いた後、朝日新聞を丹念に調べましたが、この
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ニュースはどこにも掲載されていませんでした。簡単なラジオニュースだけなので詳細は不明ですが、10年も住まずとも数年で永住外国人と認定されるとのこと。つまり、数年日本で暮らせば永住外国人と認定され、地方参政権も付与されることになるという異様な法律が、民主党政権下で、今ひそかに作られようとしています。条件緩和の理由は、少子高齢化が進んでいるので外国からの移民を増やし、外国から優秀な人材を呼び込むためだという。

少子化問題では、これまで自公政権はまともな少子化対策を立てずに放置してきたばかりか、逆に数々の反国民的な少子化促進策を強行してきました。移民促進策は、自公政権下での反国民的な少子化促進策の一つでしたが、永住外国人の地方参政権付与法案の強行成立を企む民主党は、自公政権以上の移民促進策を導入しようと目論んでいます。民主党の自公政権批判は、選挙目当てのものでしかなかったことは明白です。

確かに日本では少子化が進んでいるのは事実です。それにもかかわらず、まともに就職することのできない若者が増加の一途を辿っています。移民が増加すれば、日本人の仕事が奪われることになるのは火を見るよりも明らかです。世界的不況の煽りを受け、派遣労働者のみならず、正社員のリストラもあらゆる企業で進んでいるという状況下で移民受け入れ条件の根本的な大改変を企てようという民主党は、とうてい日本国の政党だとみなすわけにはいきません。仮に景気が好転しても、日本国内での大幅な雇用拡大は望めそうもありません。

 企業は手っ取り早くコスト削減を進めるために、生産拠点をアジアに移しています。この動きは今後も加速することはあっても、緩むことはありません。また、日本では自公政権下で大学院の大幅な拡充が進められましたが、大学院は出たものの、就職先がないという悲惨な事態が続いています。企業も大学院卒を採用するところは非常に少ない。大学教員のポストはさらに狭い。しかもここ10年ぐらい前からは、論文一つ書いたことのない素人教授が各大学で激増しています。

官僚、新聞記者、アナウンサー、編集者、作家、落語家、テレビタレント、漫画家、政治家等々、10年ほど前までは、大学教授には絶対なれなかったような人々が、続々と大学に送り込まれています。まるでテレビのワイドショーなみの顔ぶれですが、小泉自公政権下で大学設置基準が緩和され、大学も客(学生)を呼び込むためには、何をやってもよろしいという風潮が広がったことと、密接に関連した動きであることは言うまでもありません。ここ10年余りの間に、雨後のタケノコのように、数百もの大学が新設されたとはいえ、有名タレントに大学教員のポストが占拠されている状況下では、大学院で研究を重ねても、若手研究者が大学教員になることはほとんど不可能に近い。その結果、彼らは、大学院まで出たものの
書名索引
派遣労働者をしてその日暮らしを余儀なくされています。東大の大学院を出た学生も例外ではありません。しかも、国の大学院促進策で、大学院進学のためのかなり高額の奨学金が貸与されていますが、彼らは就職できぬまま、借りた奨学金返済だけが待っているという何重もの悲惨さに見舞われています。海外から優秀な人材を招く前に、日本の優秀な頭脳を十分に活かす方策を考えるべきではないか。それこそが政治家の務めです。自公政権も民主党政権も、日本の優秀な研究者を生殺し状態にしています。大学院は出たものの、職にもつけず路頭に迷う学生は毎年1万数千人にも上るという。これほど残酷なことがあるでしょうか。日本にはまともな文教政策は存在しません。

昨年の鳴り物入りの事業仕分けでは、次世代スーパーコンピューターが事業仕分けの対象になりました。その後、一部復活しましたが、先行きは暗い。日本に見切りをつけたのか、スパコン事業を担ってきた富士通はシンガポールと提携して、次世代スパコンの開発を進めることにしたという。これこそ、日本解体を狙う民主党の思惑通りの展開なのでしょう。シンガポールは自力で人材育成する力がないせいか、大金を使って盛んに海外から優秀な研究者を招いています。1、2年前に、バイオ研究の権威だという京大教授が、定年を期に、教室丸ごとシンガポールの大学に移ったとの報道がありましたが、実は、今から10年ほど前にも、京大のバイオ研究で有名な50代ぐらいの教授がシンガポールの大学に引き抜かれて移っています。偶然なのか必然なのか、脱税王堤清二がグループの持株会社西友ホールディングス(現在は姿を変えているはず)をシンガポールに設立した1997、8年から数年後のことです。しかし、その後、この教授のことが話題になったことはありません。教室丸ごと移った教授の報道の折にも、この教授のことは一言も話題にはなっていません。教室丸ごと集団で移れば、何かあれば、日本にも伝わるでしょうが、単身で移った場合は、それっきりです。その上シンガポールは、日本のバイオ研究のメッカである理科学研究所の特許を使って、大儲けを企んでいました。今度は日本の最先端のIT研究を大金を使って取り込むことに成功しました。民主党の仕分け事業の成果だともいえますが、では、民主党は日本の研究者をつぶして、この先どのような日本を築こうとしているのか。こと科学分野に限ってみると世界中で日本人以上に優秀な頭脳はそう多くはないはずです。最近、韓国のLGとかいう企業が電子ペーパーと電子ペーパーを応用したと思われる薄型テレビを開発したと発表しています。しかし、日本では今から10年ほど前に、凸版印刷と大日本印刷が相次いでそれぞれ機能の異なる電子ペーパーを開発しています。屋外広告などで使われているのではないかと思われますが、電子ペーパーとして紹介されたのは、10年前頃に新聞の経済欄に余り大きくはない記事で見たのが最初で最後です。

  大日本印刷と凸版印刷の電子ペーパーを開発した研究者は、おそらく現在はこの世からは消されているはずです。しかもこの研究は両社の研究部門では、正当に継承されぬまま、外部に流出したのではないか。電子ペーパーは、印刷、出版、報道に一大革命を引き起こす大発明だと思われますが、それゆえに、マスコミからも排除され、日本中が忘れた頃に、突
 

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如として、登場したのではないか。しかし、大日本印刷と凸版印刷が開発した電子ペーパーは、当然、特許を取っているはずです。なぜ、たった一度の小さな報道だけで、以降全く話題にならないのか。電気メーカーの発明ならば、仮に発明者が殺されても、研究は継承されたかもしれませんが、印刷会社ゆえに、優秀な研究者が消されてしまうと、研究に断絶が生まれたのかもしれません。印刷、出版は文化犯罪者の暗躍拠点の一つだからです。

以上のように日本の優秀な研究と研究者は、不正をものともしない連中に絶えず狙われています。わたしは短大で教えていた頃、授業が盗聴され、外部で勝手に利用されるという被害に遭っています。授業の盗聴が原因でわたしは短大を辞めましたが、その後も現在に至るまで、わたしは不正な輩に狙われ続けてきました。わたしが文化犯罪者を厳しく告発するのは、自分自身の体験に発しているからですが、文化犯罪の余りの巨大さゆえに、私の運命がそのまま日本と世界の運命にも直結するという異常な状況になっています。この上、日本政府までもが自国民の棄民政策を進めよう とは、とうてい許すことはできません。民主党は日本国の政党とは呼べず、単なる私党にしかすぎないことは、国会軽視や小沢幹事長の不正献金疑惑事件に対する対応を見ても明らかです。私は今回初めて、小沢氏が10億円余りの金を投じて手にした不動産のリストを見ましたが、この異常なまでの蓄財リストを見て、小沢氏の身の潔白を信じる人はほとんどいないはず。しかも自由党時代の政党助成金も小沢氏が一人で着服したとは、今もって信じられませんが、この金も不動産に化けたわけです。こちらは法には触れないようですが、税金を原資とする同志の金をも平然と着服するとは小沢氏は余りにもあさましい。小沢氏が日本人の生活を破壊し、民団(在日本大韓国民団)をはじめ外国勢力と手を組んで日本そのものを食いつぶし、さらに私服を肥やそうとしても不思議ではありません。

 先ほど偶々車中で聞いていたラジオの国会中継で、自民党の小池百合子氏が恐るべき事実を明らかにしていました。その1、今年の大学入試センター試験の社会科の問題に永住外国人の地方参政権が日本国憲法で認められている権利であると最高裁が認めたという、事実

に反した内容を正解とする問題が出題されていたという。驚くべき事態ですが、この問題に対する見解を問われた川端文科大臣は、別に問題はないと一言答えただけでした。しかしこれだけではありません。その2、先頃開かれた民団のパーティーに出席した赤松農水大臣は、永住外国人の地方参政権は民団との公約ですからと答えたという。国民に対する公約である
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マニフェストには永住外国人の地方参政権については一言も触れられていないにも関わらず、民団との公約の方が優先されるかとの小池議員の質問に対し、赤松大臣は、民団とは古くからの友人ですので、挨拶を求められたので話しをしたとのことで、国民との公約よりも、友人との公約の方を最優先するとのことを結果的に認めています。これまで、民主党と民団との関係はマスコミでは、全く報道されていませんが、両者の関係は相当深く強いらしいということが、ここ一月余りの間に突如として明らかにされました。国民よりも友人である民団の方が大事だという、民主党の異様な私党ぶりがあらためて明らかになっています。

 

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2 ITと軽薄な政治  
 

1/30から2/3にかけて不可解な和解と題して、佐川引越センターとの裁判が、和解で終結したことを詳しく報告していますが、わたしは本裁判で、IT化時代ゆえに起こりうる重大な経験をしました。デジタル化されたデータは、確定された絶対的なものではないという事実を、あらためて認識させられたということです。詳細については不可解な和解をご覧いただきたいのですが、概略を当ページでも紹介させていただきます。当社の要求により、佐川引越センターが証拠として提出したDVDを巡る問題です。佐川が当社の主張する被害の実態を検証すべく、ビデオ持参で来社し、当社の社内とパソコン類全ての被害を撮影したものをDVDにしたものです。このビデオが一切の改変を加えられずに証拠として提出されたならば、当社にとっては非常に有力な証拠となります。そこで当社は、佐川に対し、ビデオを証拠として提出することを求めました。

 当社の申し立てを認めた裁判官は佐川に対し、ビデオ映像の提出を求めました。佐川はすぐには提出せずに、かなり経ってからビデオの映像をDVDにして提出しました。ところが当社のパソコンにはDVDの再生機能はついていません。再生機能のあるノートパソコンも、移転時に液晶画面が壊されたままです。やむなく近くのネットカフェまで行ってDVDを開いたところ、佐川が撮影したはずの被害を受けたパソコン類は全く写っていません。自社に不利な箇所は全てカットしていました。当社にとっては証拠とはなりえない内容になっていました。ところが、それから2ヶ月ほどして再度ネットカフェに行って同じDVDを開いたところ、移転時にパソコン類が受けた4種類の被害の状況を詳しく写した映像と、壊れたノートパソコンも写っていました。

同じDVDであるにもかかわらず、初回と2回目とでは、モニター画面に写
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る映像が異なっています。ただし、ネットカフェで案内されたのは、初回も2回目も同じ席でした。DVDがひそかに取り替えられるということは、物理的に不可能ですので、ネットカフェのパソコンを介して映像が取り替えられた、すなわち、初回と2回目とでは別の映像が流された、と判断するのが最も妥当だと思われます。パソコンが特定できれば、挿入したDVDとは別の映像を流すことは、技術的には可能だからです。ということはつまり、ネットカフェ以外でも起こりうる異変だということです。

今後はますます裁判でもIT化は進みます。しかし今回のわたしの体験からしても、裁判所としてIT化を受け入れる体制は十分に整えられているのかどうか非常に疑問を感じざるをえません。IT化を受け入れる体制とはIT機器を配備し、使用するということではありません。原理的な仕組みを裁判官も含めて裁判所全体で十分に習熟しうる体制を整えているのかどうかという問題です。今回わたしが体験したDVDの異変は、IT機器が介在したがゆえに起こったわけですが、本来ならば裁判官は、DVDを開く環境によっては、外部からの操作によるデータの改変もありうることは、事前に想定しなければならなかったはずです。データ改変の危険を避けるための次善の策として、裁判官及び当事者全員が同時にDVDを見る機会を設定する必要があったのではないかと思われます。データ改変の危険回避の処置がとられないかぎり、デジタルデータは証拠としては非常に不安定なものであるとの基本的な認識なしに、デジタルデータを無防備に証拠として採用することは、非常に危険であると声を大にして訴えたい。

従来のどんな技術とも全く異質な、非自然由来のIT技術の原理的仕組みに
書名索引
ついては、専門課程に進んだ人以外は、日本では誰も学校教育の中では学んでいません。つまり、ごく一部の人以外は、ITの基本的な仕組みすら知らないということです。何も知らなくても誰もが簡単に使えるという余りの簡便さに、仕組みについては全く無知であることには、誰も疑問すら抱いていません。何も知らなくてもIT機器は誰もが簡単に使えるからです。ここにこそ、情報技術の最大の罠が潜んでいます。裁判でIT技術が悪用されるならば、公正な裁判は望めません。IT化社会では、高度なITの知識を有している人や勢力が、圧倒的に優位に立つことはいうまでもありません。

しかし最大の問題は、ITに対する無防備さは、裁判所だけではないということです。わたしが何度も指摘してきましたように、日本の政府そのものが、ITに対しては非常に無防備であり、無防備のまま、IT化だけを進めてきたという現実があります。その結果裁判所をはじめ、あらゆる公的機関が全く無防備のままIT化だけを進めるという事態に立ち至っています。IT化を進めるならば、IT化を支える人材を育成してから、あるいは少なくともITを支える人材育成の強化策を同時平行的に進めるべきです。国家と個人の安全保障と新産業における自国民の雇用の場を確保するためには、IT人材の育成は緊急の課題として強化されるべきですが、急激にIT化を促進させた自公政権も民主党新政権も、ITに対する無防備さにはほとんど変りはありません。

それどころかつい最近、住民票と印鑑証明がコンビニでも発行されることになったというニュースを耳にしました。信じられないニュースですが、つい最近のニュースですから、鳩山政権が実施を決めた民営化策の一つであることは明らかです。住民票と印鑑証明とは、日本国民の生活と生命と財産の安全に直結する公的証明書です。コンビニにこれほど重要な証明書の発行を委託するとは、民主党政権は狂っているとしか言いようがありま せん。社会保険庁の職員が年金記録を不必要にも閲覧したことが問題になり、閲覧した職員の多くはクビになったり、処罰を受けましたが、コンビニに住民票と印鑑証明の発行を委託すれば、店員が閲覧するぐらいは自由自在。発行も簡単です。コンビニに住民票と印鑑証明の発行を委託するということは、日本全国民の住民票と印鑑証明の全データがそっくりそのまま、日本中の全コンビニの店内に置かれたも同然の状況が生まれるということです。

その一方で、民営化を中止した郵便局でも、住民票などの公的証明書を発行することになるとの亀井大臣の発言がありました。民営化されつつあったとはいえ、国営企業であった郵便局ならば、準公務員的な意識は残って
 

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いるはずです。少なくとも日変わりで変わるコンビニのアルバイト店員よりは、まだしも責任を問う基盤は存在します。鳩山政権はなぜ、郵便局の体制が整う前に、コンビニでの証明書発行の委託を決めたのか。しかし、住民票や印鑑証明などの国民の生命、財産に直結する証明書は、基本的には役所が責任をもって発行すべきです。印鑑証明があれば、他人の財産を巻き上げるのも簡単です。これほど重要な個人情報をコンビニの商品並みの軽さで扱う民主党は根本的に狂っています。

民主党はなぜこれほど軽薄、異常なコンビニによる役所代行策を考えたのか。いうまでもなくコンビニ業界との癒着による利益誘導策です。加えて、民主党が目指す地方分権策の具体化への第一歩でもあるわけです。道州制にしろ、民主党の目指す国と地方自治体による2層式の統治構造にしろ、役所の数は激減します。どちらの案も近くに役所がないという非常に不便な状況が生まれます。民主党はその解決策としてコンビニの活用を考えたわけです。コンビニ任せなら安上がりでしょうが、そこまで行くなら、もう国家機関も地方自治体も無用だというべきでしょう。この程度の頭の持主が、今、日本の政治を牛耳っているとは、恐ろしいという以外に言葉はありません。コンビニ任せの地方分権、その先にあるのは、無政府状態に置かれた日本の姿です。コンビニ栄えて、国滅ぶ。

民主党のこの軽薄きわまりない亡国策も、IT化は、システムに対する堅固
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な防衛的管理体制を構築した上でなされなければ、システム下にある国や国民の安全を脅かすものでしかないという、情報技術に対する基本認識が完全に欠如していることを証明するものでしかありません。政治指導者のIT無知は、国民の生命、財産を無防備にも危険に晒します。当然のことながら、政治家自身も、自らのIT無知ゆえに一般国民と同等に生命、財産を危険に晒すことになるわけです。ITに対する無防備な無策ぶりは、裁判所だけではないというところに、日本の抱える政治的、経済的、文化的、人的脆弱さの原因があることを強調しておきます。 

 

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3 トヨタとIT  
 トヨタのリコール問題が、国内外で大きな注目を集めていますが、なぜもっと早く適切な対応を取ることができなかったのか、疑問を感じざるをえません。わたしがこの問題で最も驚いたのは、世界最高の品質を誇るトヨタが、今や科学技術の中枢をなすに至っている情報技術の重要性への認識が非常に稀薄であるということでした。

今回のリコール問題の引き金になったのは、フロアマットがアクセルペダルに引っかかるという不可解なものでした。フロアマットがペダルに引っかかるとは、余程トンマな設計をしなければ起こりえない事例ですが、実は使用者がフロアマットを二重に敷いて、ペダルに引っ掛かって暴走したものだということを、つい最近、朝日新聞で読んで驚いています。もしこれが事実ならばこれは全面的に使用者に責任があります。しかし相次ぐ
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事故で、トヨタは、二重にマットを敷いてもアクセルペダルに引っ掛からないようにペダルを短くしたという。しかしフロアマットを初期仕様のまま1枚しか使わない使用者にとっては、ペダルが短くなるのは、むしろ危険です。わざわざ自分でフロアマットを1枚加えて車を運転して事故が発生したのであれば、それは使用者の責任です。にもかかわらず、同じ事例が多発しているのは、トヨタ車による事故誘発を狙ったものであることは明らかです。日本ではフロアマットによる加速例はありません。トヨタは二重のフロアマットによる事故に対しては、一切責任を負う必要はありません。

しかし、ハイブリッド車の電子制御装置のプログラムミスによる事故については、トヨタは深刻に受け止める必要があります。わたしは今回のリコール騒動で初めてハイブリッド車の基本構造を知ったのですが、ガソリン車と電気自動車とをミックスしたものだという、ハイブリッド車の生命線を握っているのは、電子制御装置であるということを今回の騒動で初めて知ったということです。電子制御装置がなければただのガソリン車でしかないわけです。ハイブリッド車はガソリン車と電気自動車の二つの異種の構造を一つの車の中に組込みこんだものであり、両機能を自在に作動させる装置が電子制御装置のプログラムであるわけですが、トヨタの首脳陣に、この情報技術(IT)こそが、ハイブリッド車の生命線であるとの認識があれば、プログラムの不備は、使用者にとってはもとより、ハイブリッド車にとっても命取りになるほどの重大な欠陥であると、すぐにも気がついたはずです。

しかしトヨタの首脳陣は誰もその重要性には気づいていません。豊田社長
 

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も技術担当役員の佐々木副社長も、電子制御装置のミスは認めても技術的には全く問題はないと繰り返し釈明しています。トヨタはリコール問題が公になる前からプログラムミスは認め、事故防止を優先したプログラムに変更した装置に取り替えています。この認識のずれは、電子制御装置という情報技術(IT)は、車の構造全体、機能全体から見れば、補助的なものでしかないというトヨタの首脳陣の、情報技術に対する認識の浅さを物語っています。素人ならば、従来の物理的な原理を主体にした車の構造、機能からすると、文字や記号の組み合わせによるプログラムによる作用など、取るに足らないものだと思えるかもしれません。

しかしプログラムによる命令によって様々な機器、機械を動かすITは、従
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来型技術を非常に高次なレベルへと転化する機能を有しています。ガソリンと電気を同時に使うというハイブリッド車は、ITなしには誕生しなかったわけですが、世界のトヨタの首脳が、ITの重要性をほとんど認識していないらしいことには非常な衝撃を受けています。特に驚いたのは、技術担当役員だという佐々木副社長に、情報技術の本質についての認識がほとんど欠落しているとしか思えぬことでした。飛行機ほどではないにしても、ハイブリッド車以外でも最近の車には、各所にITが取り入れられているはずです。技術担当役員ならばITに精通しているはずですが、何とも不可解至極です。

IT無知が車を製造したならば、車は恐ろしい殺人車と化してしまいます。プログラム如何によっては、事故を誘発することは今回のハイブリッド車が証明しています。そこで重要なことは、誰がプログラムを設計し、その設計図に従って誰が製造するのかということです。トヨタに悪意をもった勢力が介在したならば、事故を誘発させるようなプログラムを作成することも可能です。構造物とは違い、プログラムという形のないものですので、異常も見つけにくい。今回のプログラムミスのように、寸秒の空白となれば、異常の発見はなおのこと難しい。しかし寸秒の空白であれ、ブレーキが効かなければ、大事故につながる危険なプログラミングであったことは、誰にも否定はできません。意図的なものなのか、単なる設計ミスであったのかは不明ですが、ブレーキよりもアクセルへの連動を優先した危険誘発型のプログラムであったことだけは明白です。

同じ部材を使って組立てた車でも、作動させるプログラムを変えれば、
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違った動きをするというITの特性を認識していたならば、トヨタの首脳陣も、電子制御装置のプログラムミスがどれほど重大な欠陥であるかはすぐにも理解できたはずですし、もっとすばやい対応もできたはずです。今回のトヨタのリコール問題は、IT無知がどれほど重大な事態を招くのかということを、日本のみならず世界に対しても警告を発したものだと思います。今や我々は、そうと気がつかなくても、ITの網の目に覆われた中で、暮らさざるをえない状況に置かれています。

 

 

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4 民主党への疑惑

 

 

  



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 







 

 

 

 

 

 

 

 





 

 

 

 

 

 

 




 

 

 

 

 

 

  







 
 

 

 

 

 

 





 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

  






 

 

 先日、政府の観光立国推進本部(本部長前原国交大臣)から休暇分散化案が示されました。それによると、これまでゴールデンウィークなどに集中していた休みを、国内を5分割してそれぞれの地域毎に分散して休暇を取ることにするという。海外ではすでに試みられているそうですが、狭い日本の国土を5分割して観光地が盛り上げるとでも考えているのでしょうか。しかしそれ以上に問題なのは、5月5日のこどもの日(端午の節句)と敬老の日を、ただ名前だけを残して、休みとはしないことにしたということです。

5月5日は、日本中が仕事を休んで、子供の健やかな成長を願い、祝う日として、日本人の意識の中に深く浸透している、重要な祝日です。敬老の日も日本中でお年寄りを敬い、お年寄りに感謝する日です。日本の未来を担う子供たち、長い歳月に渡って様々な労苦に耐えながら日本を築き、支えてきてくれたお年寄りたち。日本の社会にとっても、人の一生にとっても、それぞれ重要な意義をもつ大切な祝い日です。それをなくして、いったい何のための長期休暇なのか。また憲法記念日など日本にとって重要な記念日も平日化されます。つまりこれまでの祝日がそれぞれに持っていた、歴史的な意味合いを全て消去して、機械的に休みを分散しようという驚くべき法案ですが、日本を分断する道州制やその変種の代替案であることは明らかです。

しかし政府と国交省は観光業の活性化を目指して、5分割の休暇分散化案を策定
書名索引
したとの説明をしていますが、休暇を分散化しても観光業が活性化されるはずはありません。日本の観光業の衰退の最大の原因は、一にも二にも、貧困化と不安定雇用の増大が最大の原因です。食費にも事欠くような暮らしをしていては、観光どころではありません。3ヶ月や半年でクビを切られるような不安定雇用で働いている人々にとっては、たとえ近場でも観光に行く気にはなれませんし、いささかなりとも生活に余裕がなければ、観光に行こうという気分は生まれません。観光は人の生命維持のためには不可欠の生活必需品ではありませんので、生活にいささかなりとも余裕がなければ、観光需要が生まれないのは当然です。

昔は、今よりももっと休暇は少なく、1日当たりの労働時間も長時間でしたが、他の産業同様、日本の観光業も活気にあふれ、日本各地の観光地は観光客で賑わっていました。人は、時間がなくても金銭的に余裕があれば、誰に言われなくとも旅行に出たくなるものです。人間は本来的に未知のもの、未知の場所、未知の世界、今ここではない世界に触れたいという欲求、時には日常の世界から脱出したいという欲求が、いわば本能的に備わっている生き物です。これは学びの欲求へと繋がるものでもあるわけですが、人間ならば誰しもが本来的に持っているはずのこの自然な欲求も、お金がなければ、不自然にも自ら抑圧せざるをえなくなります。抑圧の期間が長くなれば、抑圧が常態化し、未知への欲求すら去勢されてしまいます。今の日本はまさにこの状況にあるといえます。

観光業活性化のためには、最低ラインでも食住の安定的な確保の保証は不可欠です。休暇を5分割すれば、観光業での雇用が増えると政府は説明していますが、ほとんど増えないはず。増えても限定的です。観光地が混雑しすぎてもうんざりするものですが、その混雑は一方で、観光地の賑わいを作り出し、活気を生み出す源泉でもあるわけです。ひっそりとした観光地をゆっくりと巡るのも一興でしょうが、一般的には、観光地が余りにも閑散としていたのでは、何やら寂しく、勢いが出ないものです。混雑は観光の敵ではなく、むしろ観光の勢いづけには不可欠です。

どう考えても、観光業の活性化にはプラスにはならず、その上、名前だけ残して、こども日や敬老の日や憲法記念日などの祝日を廃止するというこの犯罪的な超愚策を、一体誰が提言したのかと思い、国交省のホームページを探しましたが、観光関係のどこを探しても委員会が出てきません。当然部長の前原大臣が選任したメンバーだと思われますので、前原大臣の意向を反映した提言のはずですので、この超愚策の5分割案の全責任は鳩山政権と前原大臣にありというべきでしょう。しかし国交省をはじめ各省庁は、各種委員会のメンバーをもっと分かりやすく公開せよ。

しかし、前原国交省の大罪はこれだけではありません。偶々車の走行中にNHKラジオの国会中継で、JALをめぐる驚くべき事実を知らされました。名前は忘れましたが、自民党の議員が、前原大臣就任後間もなく発足したJAL再建のためのタスクホースが、調査費用として、JALから10億円もの巨額資金を出させていたという、信じ難い事実を暴露していました。タスクホースはJALの資産査定をしただけです。実際の再生手続きは企業再生支援機構のもとで進められ、現在は、稲盛会長のもとでJAL再建が進められています。というわけで、タスクホースは存在した期間は1月ぐらいだったはずです。実際に仕事をした期間となるともっと短い。仮に一月だったとしても、10億円とは目の玉が飛び出しそうなほど巨額です。しかも仕事の中身は、JALの資産査定だけです。それを10億円とは、タダで分捕ったも同然ではないのか。

しかし前原大臣は、それはJALとタスクホースとの間での問題で、国交省は
 

蔵出しいっぽん

全く関知していない。国がタスクホースに支払ったのは5万円だけだったので、自分には全く責任はないと答えていました。しかしタスクホースは前原大臣がメンバーを選任して発足させたものであり、国交大臣から委任を受けた権限によりJALの資産査定に入ったものです。JALがタスクホースの資産査定を受け入れたのも、国交大臣の権限があったからですし、10億円もの法外な調査費用をタスクホースに払ったのも、国交大臣の委任を受けた仕事だったからです。

国がタスクホースに支払ったのは5万円だけだったというのは、おそらく彼らの仕事の実質がそれぐらいかそれ以下の値段のものでしかなかったということでしょうが、JALが支払った10億円は、実質的には税金で支払われたも同然ではないのか。民主党政権下でJALの再建が決定された後も、JALには巨額の税金が投入されているからです。このJALから10億円もの巨額資金を巻き上げようとは、タスクホースはまるで火事場泥棒も同然です。タスクホースが再建事業に乗り出していたならば、JALの資産はさらにタスクホースに食い荒らされていたはずです。しかしタスクホースはすぐにお払い箱になったので、被害は10億円で済んだともいえるわけですが、タスクホースは、即刻10億円をJALに返還せよ。前原大臣も自身の責任において、タスクホースに対して、10億円をJALに返還するよう命令を発せよ。

そもそもタスクホースは、その発足そのものが余りにも不自然でした。前原大臣誕生後間もない時期に、JALの再生とタスクホースの発足が華々しくマスコミに報道されました。まるで前原氏が、大臣就任以前から準備していたのではないかと思われるほどの素早さでした。しかしそういうことはありえないわけですので、前原氏自身ではない、誰かがどこかで準備したものだと思われます。タスクホースがJALから巻き上げた10億円は、おそらく前原大臣には一銭も渡っていないはずですが、10億円の一部はこの「誰か」に渡っているはずです。

問題はこの「誰か」が誰なのかということですが、当然個人ではなく、相当な力をもった組織、団体のはずです。では誰なのか。ヒントは、日本破壊です。こどもの日と敬老の日と憲法記念日を事実上廃止する5分割休暇分散化案も、タスクホースによるJAL再生も、共に日本の安定をさらに毀損し、日本の国力をさらに弱体化させずにはいない政策です。日本破壊を画策してきた政治的力をもつ組織、団体が前原氏の背後にもいるということです。

ただ前原大臣のJAL再建策の表明によって、自公政権下で進められてきた恐るべき航空行政の実態が明るみに出されたことは、特筆すべき功績であることは確かです。狭い日本列島に98もの空港を作りつづけ、巨額の税金を浪費しつづけたばかりか、空港の数だけ増やしつづけて、核となるハブ空港が一つもないという異様な実態は、民主党政権と前原大臣の誕生がなければ、一般国民は今も知らずにいたはずです。しかしこの事実の暴露が、日本の航空力の真の強化には向かわずに、逆の方向に向かう契機となるならば、由々しき事態だと批判せざるをえません。

しかし国交省関連ではさらに問題がつづきます。都市再生機構と名称を変えたらしいURです。URは、税金によって運営されている国交省傘下の独立行政法人です。都市の再生とは古いものを壊して再生することになるわけですが、URが存続するかぎり、日本中で絶えず都市の破壊がつづきます。URの仕事を作るためにです。福岡市の中心地の天神から少し離れた渡辺通地区もURの仕事を作るために、かなり広範囲に渡って建物が壊されました。何時から、どういう理由でこの地区の破壊が始まったのかは不明ですが、ある日のこと、瓦礫の中に重機ととも立っているURの大きな看板が目に入りました。なぜ渡辺通のこの一帯が壊されたのかと驚きながら、URは都市の破壊が仕事になっていることを、初めて実感的に知った次第です。

UR関連はこれだけではありません。福岡市中央区六本松にあった九大教養部が西区に移転したあとの広大な跡地の再開発も、福岡市の指名により、URが請負うことになっています。しかし、ここでも非常に不透明な動きがありました。福岡ドームの見える場所にある、中央区にある現在のこども病院の立替え移転問題が持ち上がった時には、九大跡地も有力な候補地になっていました。しかし吉田市長は公約を平然と破り、博多湾を埋め立てて造成した、非常に不便な、福岡市の東のはずれにある、アイランドシティへの移転を強行決定しました。

その決定の根拠は、吉田市長によると、九大跡地の方がアイランドシティよりもはるかに土地代や建設費用が高くつくからだということでした。しかしその費用の明細は、市民に対しては一切明らかにされていません。それもそのはずです。市側は、そもそも土地代や建設費用の明細そのものを作っておらず、業者から聞かされた金額をメモしたものだけで、九大跡地の方がはるかに高くつくと判断したという、異様なほどのお粗末さで、この公約違反の重大な決定が下されました。しかもそのメモも紛失したといって、メモすらも市民には示されていません。これで日本は本当に民主主義国なのか、法治国家なのかと、疑わずにはいられないほどの異様さです。

しかし吉田市長の異様な対応は、これだけではありません。2週間ほど前に、URが九大側から跡地を購入したとの報道がありました。URは今年の秋頃に校舎などを解体して、裁判所、検察庁、弁護士会館などの法曹関係の施設と公園と商業施設と住宅を建設するとの方針らしい。しかし驚くべきことには、九大は、国有地である跡地をURにいくらで売ったかは、福岡市の要請により公表できないと答えています。理由は明白です。人工島よりも九大跡地の方が安かったのではないか。その上、九大は跡地利用に関して、競争入札はせずに、福岡市の要望でURと随意契約をしたという。公共事業は競争入札が鉄則ではないのか。なぜURだけが特別扱いされているのか。公正取引委員会は、なぜこの随意契約を見逃しているのか。

そもそも国有地であるならば、こども病院の候補地にもなっていた以上、国民の暮らしに必需な施設用地として利用すべきではないか。裁判所の横になぜ商業施設を作るのか。その前になぜ、巨額債務が膨れ上がる一方の今、法曹関連施設の移転を急がなければならないのか。その緊急性については誰からも、どこからも一度も説明はありません。考えられる理由は、URの仕事を生み出すためだということですが、当然のことながら、URに癒着している利権屋への、巨大利権の絶えざる補給も、主要目的であることはいうまでもありません。

国交省は事業仕分けではURの事業はカットしなかったようですが、この大規模移転のための費用は、如何なる名目で国税から支出されるのか。URの維持そのものにも税金が投入され、URの仕事を生み出すためにの無用の破壊と建設のためにも巨額の税金が投入されています。しかもURがいくら仕事をしても、納税の義務はないので国税収入は増えません。URは倒産の心配もなければ、民間企業のように税務署の査察もなく、決算書の公表義務もありません。URはただひたすら税金を使うだけ。税金を使いながら日本を破壊して回っているURは、即刻解体せよ。

しかし九大が移転して、跡地は無人となっていますので、早急に有効に活用する方法を考えるべきではありますが、九大跡地利用については、市民からの要望は全く無視されたまま、決められてしまいました。吉田市長はなぜこの跡地の一部に、こども病院の敷地を確保するために奔走しなかったのか。その理由は簡単です。選挙では、博多湾を埋め立てて人工島を造成してきた前山崎市長を批判し、人工島凍結を公約に掲げていましたが、当選するや、吉田市長は、前市長が埋め立てた倍以上もの人工島を埋め立て造成しました。こども病院を人工島に移転することを考えていたからです。

その上、吉田市長はこども病院だけでは不足と見たのか、東部青果市場ま
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で同じエリアに移転させることを強行決定しました。不便になり、運賃代が高くなると言って、青果業者が全員反対しているというのに、その反対を無視しての青果市場の強制移転です。こども病院と同じエリアに青果市場を移転させようとは、吉田市長の頭の異常さ、鈍さにはただ呆れ果てるしかありませんが、市の主要事業としては、埋め立てによる再開発事業ぐらいしか考えつかないオツムには、異常も異常とは映らないらしい。その一方で、コウロ館跡地は、平和台球場が解体、撤去されてから15、6年以上は経つというのに、史跡公園として整備されぬまま、今現在も空地のまま放置されつづけています。

東京都の石原知事も、築地市場を埋め立て地へ強制移転をしようと目論んでいますが、福岡市とよく似ています。建てる物がなくなって、市場を動かすしかなくなったからではないかと思われますが、東京の築地は、市場そのものが日本を代表するブランドの一つとして通用するほどの価値をもっています。なぜそのブランドを破壊しようとするのか、県外の人間にも全く理解不可能です。東京都は都知事も副知事も作家であり、歴史が刻み込まれた地名のもつ価値には鈍感ではないはずなのに、その地名をむざむざと棄て去り、よりにもよって汚染された土壌の埋め立て地に、生ものを扱う築地を移転させようとするのは異常も異常です。

異常といえば、鳩山政権の目玉政策である子ども手当は、長期滞在の在日外国人はもとより、1年未満の短期滞在の在日外国人の子供にも支給されるとのことです。「週刊新潮」の最新号で桜井よし子氏が、この問題で鳩山総理を追求した、自民党の山谷えり子議員の国会質疑の模様を紹介しながら批判していたのを読み、びっくり仰天しました。しかも外国人の親だけが日本に滞在していて、子供は本国にいる場合でも親の申請だけで、数には上限なしで支給されるという。養子の場合でも全く同様だという。さらに恐るべきことには、外国人と子供との関係を証明する証拠は事実上不要です。日本に滞在する親が申請書を市区町村に提出するだけで、何人でも支給されるという。その一方で、日本人の場合は、親が外国に出張していたり、長期滞在している場合は、非常に面倒な手続きを要求されるという、異常なまでの亡国政策であることを知ったばかりで、怒りに襲われています。

この子ども手当には公明党も賛成しています。外国人に対しては気前よく、無制限に支援する点では民主党、公明党は一致しています。一昨年、麻生政権下で、公明党の強い要望で支給された2万円バラマキ策でも、短期滞在の外国人にも支給されたことを思い出しました。海外から外国人労働者を日本に呼ぶ派遣業も創価学会の事業の一つになっているはずですので、短期滞在の外国人への国税バラマキ策は必需品です。民主党は公明党の支持を得るために、子ども手当を海外ババマキ策にまで拡大したのではないのか。あるいは、もともと売国的傾向の非常に強い民主党ゆえ、自ら売国的子ども手当をを創設したのかもしれません。いずれにしろ、民主党も公明党も売国奴度数では拮抗しており、両者とも、日本を売ることには全くためらいがありません。(3/23)

高校無料化では鳩山総理は、朝鮮学校を除外するとの発言をし、国益に資することのない外国人には厳しい姿勢を取るようなポーズを見せていますが、その背後で、子ども手当という美名の陰に隠れて、外国人への野方図な税金のバラマキ策という、恐るべき亡国政策を実施しようとしています。しかも高校無償化も、私立高校には厳しい枠をはめて、無償化の恩恵を受けられない生徒を放置する政策であることも、法案成立後に明らかにされています。私立高校では、国が定めた水準以上に無償化の対象を拡大する場合は、地方自治体が負担することになっているので、全く予算に余裕のない自治体は、負担の増大を恐れて、私立高校の無償化枠を増やさない自治体がほとんどだという。

しかし、高校無償化による支援をもっとも強く必要としているのは、一部エリート校を除いた私立高校生ではないのか。その私立高校生には、高校無償化の恩恵が及ばないとは、余りにも残酷な政策ではないのか。外国人にバラマク税金を、私立高校生全員に無償化の恩恵が及ぶように使えと言いたい。税源不足なら、高額所得者への累進課税の強化と法人税の強化を即座に実施すべきである。鳩山総理の母親からの贈与が税逃れでないというのであれば、企業、団体献金禁止よりも前に、まず高額所得者への課税強化を即刻実施すべきです。そうすれば、鳩山総理の税逃れではないという弁明にも、多少は真実味も感じられるのではないかと思います。

欧米ではどこも、財政出動後は、高額所得者への課税を強化しています。欧米ではなぜ寄附が盛んなのか。キリスト教的な博愛精神も基本にあるとはいえ、個人でも法人でも税制上の優遇措置が寄附を促す最大の要因で
 既刊本

す。寄附をしたら、税金が安くなるということです。寄附控除で税金が軽減されるということは、寄附しなければ高額の税金を徴収されるということです。最近は、いっ時ほどは派手には動いてはいないようですが、悪辣な欧米の投資ファンドが、慈善団体を傘下にもっていることが不思議でした。しかし広瀬隆著「資本主義崩壊の首謀者たち」(集英社新書)を読んで、税金逃れのためだということを知り、納得しました。

つまり、欧米では、投資に対する所得にもしかっり課税されているということです。日本では、自公政権でも鳩山政権でも、投資による儲けは100万円まで無税です。一体、誰が寄附をするでしょうか。寄附すれば、免税され、社会的にも相応の評価を受けるというメリットがあればこその、欧米での寄附事業の隆盛です。寄附は高額所得者の特権ですが、日本では高額所得者への税金は低率のままです。「強欲資本主義 ウオ−ル街の自爆」(文春文庫)の著者神谷秀樹氏は、アメリカで投資銀行を経営されていますが、州税も合わせたアメリカでの実効税率は52%だと、本書に書かれています。日本ではこれだけの税率を課されているのは、個人でも法人でも皆無です。52%も課税されるならば、お金のある人ならば、誰でも寄附したくなるはずです。

社会正義を実行してくれるはずだとの熱い期待を背負って選ばれたはずの民主党政権は、実は、異様なほどの売国政権であることが、さらにまた明らかになりました。ハローワークを使ったワンストップサービスなどで、失職した労働者を救済する政策などは、自公政権ではなしえなかった政策だと感心していましたが、これは派遣村村長だった湯浅誠氏が内閣参与として仕事をされた成果でもあると思われます。しかし、鳩山政権の目玉政策であえうこども手当と高校無償化やその他の政策が基本的には「友愛」や「開国」という名の売国政策であることが明らかになった以上は、こうした成果も帳消しにならざるをえません。

民主党の売国奴ぶりが新たに発覚した政策の数々は、クロマグロ禁止を阻止したことと密接に関連しているはずです。鳩山政権の「快挙」は恐るべき売国によって生まれたものだということです。マグロで実績を作るために、鳩山政権は末代までつづく売国を強行したということです。本日取上げた以外にも、鳩山政権の売国政策は多数待ち構えています。

なお、福岡パルコが賑やかに開店し、新聞でも連日大々的に報道されていますが、不可解なことには、都築学園の名前は全く登場しません。福岡パルコの改装された建物は、1999年に都築学園が買収した岩田屋本店の一部であること、つまりは、福岡パルコの家主は都築学園であることについては、一言たりとも触れられていません。開店前まではどの記事でも都築学園が家主であることは必ず触れられていましたが、わたしが両者の関係を学校法人の無税特権を悪用した脱税行為だと告発したせいか、このわたしの告発以降、初のパルコ開店報道では、都築学園については一言も触れられていません。

日本の新聞の異様な談合ぶりが、福岡パルコの開店報道でも改めて明らかになっています。なお、前回の告発では、福岡パルコの開店まで、10年以上空家だったと書いていますが、これは間違いでした。都築学園が旧岩田屋本店(福岡パルコとその後ろにある第一リハビリの医療専門学校の建物と今泉にある岩田屋体育館)を買収してから10年以上経っていますが、都築学園は5年間は岩田屋にそのまま貸していましたので、空家期間は正しくは6年でした。岩田屋はこの5年間、毎月だったか毎年だったか忘れましたが、確か5億円もの巨額家賃を都築学園に払っていました。伊勢丹の支援を受けた岩田屋はこの巨額家賃を払いながら、旧岩田屋本店の背後に大きな新館を建てたのですが、都築学園の方は、この巨額の家賃収入は免税か、税の軽減かの特権が与えられていたはずです。都築学園は岩田屋からの5年間の家賃収入で、買収資金を回収したのではないのかとさえ思われますが、マスコミは一切報道しません。福岡パルコも間違いなく、都築学園の免税特権の恩恵は受けているはずですが、全ては闇の中。

ただ福岡パルコは、わたしが直接目にして知っているパルコ池袋本店、パルコ渋谷店、大分パルコ、熊本パルコのどことも、外観から受ける印象は全く異質です。池袋、渋谷、大分、熊本のいずれのパルコも、規模や建物の古さなどには違いはありますが、いずれもイメージは共通しています。しかし福岡パルコだけは、全く異質です。古くて閉店予定の大分店や比較的新しい熊本店はもとより、池袋本店や、渋谷店よりも福岡パルコの方がはるかに豪華で立派だということです。パルコが如何にしてこれほどの巨額資金を調達したのか、問うべき闇はここにも存在します。

学校法人と宗教法人の収益事業には、一般企業と同等の課税をすべきです。教育や宗教などの本来事業とは全く無関係の儲け仕事で利益を得ることは、それぞれが持っている本来的な使命を歪めるだけではなく、不利な条件に置かれた一般企業を弱体化させずにはいません。そして税収減の要因にもなります。

本号は、国内個別の問題でもあり、英語版は発行しません。

 

久本福子
YOSHIKO HISAMOTO 

 

葦書房有限会社
福岡市中央区
警固2丁目2-11
シャンボール警固202号(〒810-0023)
TEL092-761-2895 FAX092-761-2836
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葦書房

Copyrigt(C)209 Ashishobo,Yoshiko HISAMOTO All rights reserved.

 

葦書房

デジタルブックレット葦 3-5号
2010/4/13

 

 

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5 巨大産業としてのITシステム 4/13 
4/16 JAL問題11段落) ↓

4/14 10段落追加) 

1更新中断の理由 

前回からかなり更新が途絶えておりましたが、弦書房裁判の資料作りに没頭しておりました。提訴の理由はきわめて単純明解ですが、他人の物を平然と盗む弦書房の小野静男相手の裁判では、事件の背後事情をも明らかにすべきであることに裁判途中で気づき、やや出足は遅れたものの、その作業に力を傾注し始めました。小野は自らの責任を逃れようと、背後事情も含めてあらゆる主張において、裁判でも平然と大ウソを並べ立てています。裁判では相手を攻撃しなければ負けになるとはいえ、平然と大ウソをつき続ける、全く反省のない小野の態度には愕然とさせられました。と同時に、弦書房との裁判は、これまでのどの裁判よりも重大な裁判であることにも気づかされ、裁判の資料作りに没頭しておりました。

証拠となる書類や資料を探す中で、社内に当然保管しておくべき重要な法
書名索引
的書類が、いくつか消えていることにも初めて気づきました。またすっかり忘れていた、ある重大な問題についても思い出すきっかけにもなりました。書証となる資料の準備だけでもかなり時間がかかり、指定された弁論準備の日に間に合わず、日程を延ばしてもらことにもなってしまいました。書面の準備が指定された日に間に合わなかったのは、これまでの裁判では初の経験でしたが、準備書面の一回の提出量としても、これまでの裁判では最多を記録しました。それぐらい力が入っていたわけです。

その作業も一段落して、久々に「デジタルブックレット葦」3号を更新をしようと思ったのですが、前回からかなり間があきましたので、書くべきことも山積しています。どれから取り上げるべきか、なかなか優先順位が決まらず、迷っている内に数日が経ってしまいました。あれもこれも書きたいものは山のようにありますが、やはり一回ごとに焦点を絞った方がすっきりしますので、迷いながらも、まず、この間のニュースでわたしが最も驚いた日本IBMの脱税容疑事件から始めたいと思います。

2 日本IBMの巨額脱税

2週間ほど前に、日本IBMが4000億超もの申告漏れで、巨額脱税の容疑ありと、国税庁から指摘されたとの報道がありました。実態のない親会社である持株会社(アメリカ本社とは別の日本IBMの持株会社)との間で株の売買を繰り返す手法で、4000億余の儲けを帳消しにして、納税をゼロにしたというものです。日本IBMは特に悪質なようですが、2002年に商法が改正され、連結決算が導入されて以降、こういう手口そのものは合法化されています。子会社をもつ大企業には有利で、法人税の減収を招く大きな要因の一つであることは、すでにデジタルブックレット葦1号の「3会計基準の国際化」で指摘していますが、今回は4000億超という巨額な利益が、何を語っているのかを探ってみたいと思います。

朝日新聞によると、日本IBMは2008年頃にグループ企業による連結決算制度を導入し、今回疑惑の脱税工作をしたわけですが、08年までは利益に見合う法人税を払っていたという。連結決算制度が大企業の脱税促進制度であることを、今回の事件は如実に示しています。こんな制度を放置したまま、法人税減収は不景気が原因だなどということは許されません。ましてやこんな制度を放置したまま、消費税の値上げ論議は犯罪的だといわざるをえません。

しかしわたしが今回問題にしたいのは、日本IBMが2008年の1年間に4000億超もの利益を上げたということです。IBMは7、8年ほど前に、パソコン生産部門は全て中国企業に売却して、ソフト開発に特化した事業に業態を大転換しました。中国企業に売却されたIBMのパソコンは、漢字名は忘れましたが、確かレノボという名称に変わっています。ソフト専業企業になってからのIBMは、パソコンと違って形のないソフトを商品にしていることもあり、その名前を目にすることはほとんどありませんでした。最近、何年ぶりかで3度ほど新聞の事件報道で目にしましたが、いずれもまさに「事件」報道での久々の対面でした。

ここ半年ぐらいの間に目にした順番で紹介すると、日本IBMの社員が上司から恫喝、暴言、嫌がらせを受けて無理矢理退職させられてという事件です。一時この種の事件が相次いでいましたが、久々に、職場の上司によるヤクザ紛いの暴言、恫喝で、社員に退職を迫るという事件が報道されていました。朝日の記事は一段組の小さな扱いでしたが、天下のIBMにもヤクザが役員にいるのかと、びっくりするような恫喝ぶりでした。強く印象に焼き付いています。

それからしばらくして、同じ日本IBM関連で、全盲の女性が、盲人向けの新
 

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しいシステムを開発したとの功績を評価されて、役員に抜擢されたというニュースが報道されました。いくら盲人向けのシステムとはいえ、全盲の人が新しいシステムを開発できるとは、とうてい信じられない出来事ですが、こちらはやや大きな扱いでした。わたしは、この二つの動きには、何か関連があるのではないかと思わずにはいられませんでした。

次は最近のことですが、福岡銀行のシステムに不具合が起こり、ATMも含めて同行のコンピュータシステムが一時、機能停止状態に陥ったのですが、システム管理を請負っている、IBMの作業ミスが原因であったとのことと、福銀がこのシステム故障で蒙った損害賠償をIBMに求めるとのニュースが、朝日の福岡版に出ていました。IBMが九州一円に支店網を展開し、地方銀行の中では日本有数の規模を誇る福銀のシステム管理をしていることを、この事件で初めて知ると共に、福銀ほどの大銀行でもシステム管理を外部に委託していることを初めて知り、非常に驚きました。

日本IBMは、不況の真っただ中にあった2008年においても、4000億超の利益及びそれに数百倍する売上げを上げています。この謎を解かないないかぎり、日本も世界も、社会の真の構造改革は不可能です。IT化が進んだ現在、コンピュータシステムが官、民を問わず、ありとあらゆる所で導入され、稼動しています。日本IBMの利益4000億超は、こうしたシステム構築や管理業務によって得たものですが、その売上高は、日本経済の牽引役といわれきた、世界に誇る日本の自動車メーカー全ての売上高を呑み込んでしまうほどの超巨額なものです。

これは異常も異常ですが、専門家も政治家も官僚も企業も、誰もこの異常さを認識していません。それどころかこの異常さを助長するような政策を、官民あげて長年に渡って強力に推進し、今後もさらに推進しようとしています。システム開発企業は、日本IBMに限らず、世界大不況の中でも、唯一不況知らずの好景気を謳歌しているはずです。どれほどの不況であっても、現在の社会は、日本でも世界でも、コンピュータなしでは何もできない仕組みになっており、人件費を削ってでも、システムの維持管理や新たなシステム作りには資金を投じざるをえません。大不況の最中でも、IBMなどが超巨額の売上げを上げているゆえんです。

つまりシステム開発、維持管理という業種は、IT化社会が生み出した巨大新産業ですが、自動車などと違い、形がない上に、末端ではパソコン一つで作業ができるという簡便さゆえに、政治家や官僚も含めてIT無知に置かれている人々の目には、この新産業の巨大さは目に入ってきません。本来ならば日本の政策を考え、立案する立場にある政治家、官僚、専門家は、この新産業に対応した人材育成を国の明確な目標と定めて、教育政策を策定すべきであるにもかかわらず、今日まで全く何一つ対応策を示さずにいます。それどころかこの領分では、日本の政治が責任をもって人材育成をすることを放棄し、派遣労働による外注推進策が官民協同で進められてきました。

1、2ヶ月前の朝日新聞(以下、新聞は朝日新聞を指します。)には、みずほ証券のチーフマーケットエコノミストが、IT業は移民を入れて担わせればいいとさえ暴言を吐いていました。目には見えませんが、システム関連業は、今や官民、学校等あらゆる業界を覆う隠れた巨大産業です。すでに進行中とはいえ、そこから日本人が排除されたならば、日本人は産業の中枢から排除されるに等しいことになります。

国や地方の役所も、日常的にシステム関連業務を外部に発注しています。しかもそのほとんどは、海外企業に発注しているのではないかとさえ思われます。昨年のエコポイント制度実施に当っては、経産省はシステム構築をグ−グルに委託したという。そしていわく、グ-グルは、わずか数週間でシステムを作ってくれたと感心している談話が朝日に掲載されていました。おそらくこのシステムにも巨額の税金が投入されたはずですが、この程度のシステムぐらいは、自前で作れるような体制を作っておくべきであるにもかかわらず、経産省はその無策ぶりを全く自覚していません。

経産省は日本の産業の振興を使命とする役所のはず。グーグルに頼んだということは、エコポイント関連のデータも全て、グーグルの本社が管理するクラウドに保管されているのでしょう。どういう過程を経てグーグルが選ばれたのか。グーグルは世界中の刊行物を著者には無断でデジタル化し、自社の事業に勝手に使うという、他者の権利を平然と侵害する企業です。のみならず、世界中の人々の生活や身の安全を平然と侵害し、犯罪に悪用されかねない、ストリートビューなる移動写真まで、関係者には全く無断で公開しています。こういう身勝手な事業展開の仕方は、日本人や欧州人にはまず思いつかないはずです。こういう企業に、日本の税金を使って仕事を発注するとは、不法行為を日本国家が認めたも同然です。その上、仕事が早いとほめるとは、呆れ果ててモノがいえません。

しかし似たような事例は山のようにありそうです。これも前政権時代のことですが、270億円ほどの文科省関連予算で、国立国会図書館の蔵書が電子化されることになりました。この事業自体は必要なものであり、むしろ遅すぎたと思うくらいですが、この事業もアメリカのコダック社に委託されたとのことが最近、朝日新聞に出ていました。古文書などをフィルムに撮るのは神経を使う難しい作業かもしれませんが、日本の企業ができないはずはありません。この予算の執行は鳩山政権下でなされたものですが、なぜアメリカのコダックに委託したのか。コダック選定はどういう基準で行われたのか、その選定は公明正大に行われたのか。270億円もの巨額の公共事業を一社で受注するという事例は、IT関連以外にはないはずです。しかもこういう事例は、官公庁や地方自治体では、日常茶飯事ではないのか。

グローバル化が進行する中では、日本もアメリカもないと言われそうですが、外国企業はどれほど日本で大儲けしようが、日本では税金を払わない企業が非常に多い。日本企業なら利益が出れば嫌でも法人税を払わざるをえませんが、外国企業の場合は、それを免れる手口は日本企業よりもはるかに多い。アマゾン日本法人も昨年、IBMより一桁少ない400数百億円の脱税容疑を国税庁から指摘されました。しかしアマゾンは、結局は納税は免れたはずです。おそらく世界中のアマゾンとの連結決算で、結局どこの国でも納税せずに、アメリカ本国でも免税されているのではないか。

もちろん税収の問題だけではありません。最大の問題は、IT化時代と言われて久しいにもかかわらず、IT化社会の陰の主役であるシステム産業が、自動車メーカーの数百倍、数千倍も儲けているにもかかわらず、延々と陰の主役のまま闇で暴利を得ていることを、官民あげて認め、助けていることです。

なぜ彼らはいとも簡単に暴利を手にすることができるのか。システム会社に発注する側は、官も民も自前のIT専門のシステム部門の構築をせずに、安易に外注し、政府も外注政策を強力に推進してきたからです。鳩山政権でも全く同じです。法案が通ったばかりの子ども手当の実施に当っても、厚労省は巨額予算を使ってシステム業務を外注しています。住民基本台帳が電子化されていますので、これぐらいのシステムは官庁で自前で作るべきですし、官庁にシステム管理部門が作られていたならば、そう難しくはないはずです。

(1段落) つい最近、国交省が発表した、非常に複雑怪奇な高速道路の新料金も、特定地域にのみ値下げの恩恵を与えるという、民主党のお家芸となった選別政策であるだけではなく、システム会社への利益供与をも狙ったものであることは明らかです。高速料金を一律2割引きとか3割引きとかにすれば、誰にでも分かりやすく、誰もが納得できる変更ですが、これでは現行システムがそのまま使えます。新たにシステム発注の必要がなければ、新たな利権も生まれない。その上、地域選別策の入る余地もない。そこで基準も何もないような、複雑怪奇な新料金が作られたというわけです。

(2段落)元自治省出身の観光庁の溝畑宏長官は、前原国交大臣の同級生だそうですが、前大分トリニータの社長(04〜09年)だった人物です。溝畑氏は大分県と日本サッカー協会から合わせて6億円ほどの助成を受けて運営をしていましたが、大赤字を出しつづけたばかりか、粉飾決算までが発覚して辞任に追い込まれた経営能力の乏しい、つまりは先行きを見通す能力の乏しい人物です。前原大臣はよりにもよって、通常なら警察に摘発されるような人物を観光庁長官に大抜擢しました。日本5分割による観光振興策の立案者も溝畑氏であることが、先日朝日に出ていたインタビュー記事で判明しました。インタビューでは、溝畑長官はご自身の雑な頭の中身を惜し気もなく披露されていました。(4/14)

3 自動車とIT

政府の方針に従順だったのか、あるいはITを軽く見たからなのか、民間でも全く同じです。日本ではアメリカとは違い、各企業とも、研究開発部門への資金投入は持続的に続けてきましたが、旧来の技術に倍するIT技術への重要性が十分には認識されずに、ITは簡便に外注で済ませるという手法が取られてきています。

3 トヨタとIT」でも紹介しましたが、トヨタのリコール問題で、技術担当の佐々木副社長が、ITを使った変換装置を技術だとは見なしていないような発言をしていました。わたしはこの発言を新聞で目にした時は、世界一の技術力を誇るトヨタですら、ITをどこか軽く見る意識が潜んでいるのではないかと思わずにはいられませんでした。仮に、自社の正当性を主張せんがための発言であったとしても、ITを軽く見る意識がなければ出てこない発言です。こういう意識の下では、金も時間もかけて、IT技術者を育成するとは考えにくい。トヨタがそうであれば、他社においておや。そこでメーカー各社は、競って優秀だといわれている(本当に優秀かどうかは不明)IT技術者を抱えるシステム会社に発注する。その結果、開発費用は膨らむ一方だという、悪循環に陥っているのではないか。

事実、自動車メーカー各社は開発費用の膨張に喘いでいると報道されてい
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ます。トヨタのリコール関連報道で、最近の自動車は100個もの大量のコンピュータが搭載され、「走るコンピュータ」とさえ呼ばれているとの記事を朝日新聞で目にし、びっくりました。さらに驚いたのは、制御するプログラムの量は、多いもので1000万行もあるという。ということは、一台の車に搭載されているコンピュータ全てを合わせると、プログラムの全量は数千万行にもなりそうです。想像を絶する量ですが、表向きは物理的な構造をしているとはいえ、現代の車はITによって動かされているといっても過言ではありません。

とするならば素人判断ながら、現代の車の開発は、基本的にはほとんど全てはコンピューター上でなされうるものだと思われます。現代のコンピューター技術は、車でも飛行機でもコンピュータ上で本物さながらに再現する能力を持っています。昔のように一から十まで実際に試作しなければ性能を確かめることはできないという時代とは異なり、開発に要する物理的な費用はかなり軽減されているはずですが、なぜ世界中で車を大量に売っても、なお喘ぐほどの開発費用がかかるのか。自動車の心臓部をなすシステム開発を外部に頼っているからではないか。

何か具体的な素材を使うのであれば、発注側にも費用の適否を判断することも簡単ですが、プログラムという形をもたない文字や記号の組合せという、従来技術とは全く異質なIT技術では、基準はあってなきが如く。相手の言い値で経費を払わざるをえない。官も民も、システムの開発や管理維持は外部発注が当然だとの完全なる分業体制の下で、経費が膨張せざるをえない悪循環が出来上がってしまっているものと思われます。

システム開発企業にとっては、濡れ手で粟の大儲けですが、プログラマーは大半が派遣労働者のはずで、大儲けするのは、企業だけという構図が出来上がっています。当然のことながら、日本人技術者も、安い外国人技術者との競争で、身分保証のない中で文句もいえぬまま、賃金も低く抑えられているはずです。日本IBMが4000億超円もの利益を上げるゆえんですが、この巨額の儲けは、労働者には適正には再配分されずに、株主と経営者というごく一握りの人々の手にひそかに渡り、市中にはほとんど流れてこない。資金の循環が止まるということは、貧富の格差を拡大させる最大の要因です。

わたしはこれまでITの外注化推進策は、日本や世界の支配、掌握を目指したものだとの政治的な側面でしか批判してきませんでしたが、日本IBMが異常なほどの収益を上げていることを初めて知って、経済的側面も非常に大きいことに気づかされました。政治と経済は一体化しているとはいえ、超一流の企業ですら、自前のシステムの開発、維持管理部門を持たず、IT分野でほとんど全てを外注していることに大変な衝撃を受けています。これは企業だけの責任ではなく、IT化時代に対応した経済政策、教育政策を策定しえずにいる政治家と官僚の責任が非常に大きい。日本政府によるIT無策は、システム開発業界に好き勝手な大儲けをさせるための政策だったのかとさえ思えてきます。しかもその大儲けは、日本の労働者には大して還元はされず、法人税としても日本には還元されない。まさに踏んだり蹴ったり。

IT化とは、19世紀に始まった産業革命に匹敵する革命だと思われますが、自然由来の技術ではないという点では、古典的な産業革命以上の革命をもたらしていますし、今後はさらに、この世界の細部にまで渡ってIT化が進行せずにはいないはずです。この事実を認識するならば、日本の安全、日本国民の安全を守るためには、専門の情報技術庁のようなものを早急に設置すべきであることには、誰にも異論はないはずです。観光庁よりも情報技術庁の方が、はるかに重大で重要です。

4 ITプログラム

いくら構造が複雑だとはいえ、1台の車に数千万行ものプログロムが書き込まれているというのは、素人には正気の沙汰だとは思えません。プログラムに何か異常が発生しても、その量があまりにも膨大なので専門家でもすぐには分からないとの専門家のコメントも朝日新聞に出ていましたが、当然だろうと思います。トヨタのリコール問題で、問題なしとするトヨタの発表に納得しない消費者の非難を受けて、アメリカの議会関係者は、NASA(アメリカ航空宇宙局)にトヨタ車暴走の原因を調査させることにしたとの、驚くべき新聞報道がありました。

現代の車は飛行機並みにコンピューター化が進んでいるとはいえ、車の故障の有無が自動車業界内では白黒がつけられず、宇宙開発を手掛ける部門の手を借りなければ調べることができないとは、異常といわずして何といえばいいのか。この「異常」にはいくつもの意味がありますが、今回はそのうちの一つに焦点を絞ります。つまり現代の車の構造は、アメリカ航空宇宙局という、世界で最も高度なIT専門家集団に頼らなければ、問題解明ができないほど複雑化しすぎているということです。

NASAにとっても、一般消費者を納得させるような問題の解明が可能がどうかは大いに疑問ですが、トヨタの説明には、ハイテク化した車の構造に即した説明が一切ないのも事実です。しかしこれはトヨタだけの問題ではありません。アメリカ議会が専門家も総動員し、総力を挙げてトヨタ車欠陥の原因追求に乗り出しましたが、トヨタ憎しのテレビ局のヤラセ問題まで発覚したりと、原因がよく分からぬまま、ついにはNASAまで引っ張り出すに至ったわけです。

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この騒動で明らかになったことは、現代の車は、エンジンやハンドルやブレーキなどの、形のある車の躯体構造部と、それらを動かす心臓部に当る形のないIT(コンピュータ)装置部分とは、ほとんど完全に分離して設計され、IT部分は、プログラムの専門家ではあるが、車の構造については素人である外部業者に外注しているのではないかということです。

車の構造を熟知した自動車メーカーの技術者がプログラムを設計したのであれば、一つの装置だけで1000万行ものプログラムを書くとは思われません。車の構造に熟知した技術者ならば、それぞれの装置や作用を有機的に関連づけて、もっとすっきりとしたプログロムを組むはずです。またメーカーの技術者自身がプログラムを組んだのであれば、問題の有無を説明する際も、プログラムの動きを踏まえた説明もなされるはずですが、今回のトヨタ問題でも、ほとんどそれがありません。トヨタにかぎらず、システム開発を外注している場合は、どこのメーカーでも自社製品のプログラムを解読できないのではないか。とすれば異常な事態です。

コンピューターのプログラムは、普通の自然言語同様汎用性があり、プログラミングの能力があれば、会計ソフトのプログラムでも車のプログラムでも、指示されたようなプログラムを書くことはできるはずです。システム開発会社はこうした異業種のソフトやシステムを種々作っているわけです。しかし例えば、車の構造に熟知したメーカーのプログラマーが装置のソフトをプログラムする場合と、実際に車の設計をしたこともない、車の専門家ではないプログラマーがプログラムを作る場合とでは、当然のことながらプログラムにも違いは出てくるはずです。他の分野についても同様です。

プログラム言語の汎用性と、パソコン1台あれば作業ができるという簡便さが、IT技術者の派遣労働者化を容易にしているわけですが、それぞれの分野や各企業にぴったり合ったシステムは、その業界なり、企業の実態を熟知した技術者、プログラマーにしか設計できないはずですし、システムの維持管理もプログラムのできる専門の技術者を配置すれば、システムのさらなる改善も日々、日常的になされるはずですし、プログラマーの技術も向上していくはずです。技術の向上とはその企業や役所や組織内に技術が蓄積されていく過程でもあるわけですが、技術者の育成は、安定的な雇用環境でしか達成されません。また企業や役所にとっては業務の心臓部をなす技術であるにもかかわらず、ITに関しては外注に頼ってきたがゆえに、各企業や役所自身に、IT技術に関する蓄積が乏しいという由々しき事態をも招いています。そして仕入費用は人件費だけというシステム会社だけを、ひそかに大儲けさせるという結果をも招いています。

(3段落)次世代スーパーコンピュタ−(スパコン)の開発に500億円超もかかるといわれているのも、システム会社の言い値をそのまま受け入れているからではないのか。予算を削られる一方の地方大学の一つである長崎大学のIT学者は、普通のパソコンを複数台使い、世界最速の計算能力を達成し、アメリカの専門機関からその記録が認定されたとのことが新聞で報道されていました。日本のIT技術の高さを証明するものですが、国としてはその能力を有効に活かさず死蔵しているばかりか、予算削減で、研究環境をさらに破壊しようとさえしています。

(4段落)スパコンとは1台のコンピュータで高速計算が可能になるシステムだと思われますが、素人判断ながら、長崎大の学者が達成した最速の計算システムの原理を抽出し、それを応用して1台に移植すれば、もっと安く簡単に次世代スーパーコンピュータも作ることができるのではないか。民主党は次世代スパコンの予算を削減して無駄を省こうとしました。そこまではいいとしても、巨額費用を要する次世代スパコンに変わる、新たなスパコンのシステムを提示すべきです。無知ゆえなのか、削るだけでは余りにも無責任です。

(5段落)1、2ヶ月前にも、日本のIT技術の高さを証明する新聞報道がありました。ドイツのIT学者が世界の携帯電話の暗号をスパコンを使って解読したという。ただし日本と韓国の携帯電話の暗号だけは解読できなかったという。韓国は日本の携帯の技術を使っていますので、実際は、日本の携帯電話の暗号だけが解読されなかったということになります。セキュリティを保証する暗号はIT技術の要の一つですが、メーカーによってそれぞれ暗号のプログラムは異なっているはずです。しかしいずれも解読されなかったということは、日本のIT技術の高さを証明するものだと思います。

(6段落)複雑な暗号のプログラムを解読するためには高速計算が可能なスパコンが必要ですが、そのスパコンの解読に対抗しうる暗号をプログラムするためにも、同等の能力かそれ以上の能力をもったスパコンが必要になるはずです。その他、より精度の高い津波情報を緊急に発信するためにも、より高性能なスパコンが必要になることは素人にも分かります。スパコンは我々の生活とは無関係な装置ではなく、我々の日常生活の安心、安全を守るための必需品でもあるわけですが、政府の仕事はいかにして、そうした技術をより安く、より安全に確保するかを考えることにあります。

(7段落)ただIT無知であるだけではなく、政治が担うべきそうした基本的な使命を忘れて、ITを巨大利権としてしか考えない、日本の政治家と官僚の罪はまさに万死に値します。(4/14)

その隙に乗じるように、日本の役所のIT体制の脆弱さを狙って、市町村のシステム事業の一部に、韓国のサムスンが進出しています。韓国のやり方は、すでにあるシステムを使って、不要なものを削除させるというやり口で彼らの技術がさも優秀であるかのように演出することでIT無知の職員をまるめこみ、システム管理維持業務の請負いに成功しています。これほどボロい商売の仕方はあるのかと思われますが、日本のIT企業によるプログラムも盗み放題です。

5 経済界の怠慢

これほどの国のIT無策に対してはは、本来ならば、最も敏感に経済界から批判的提言がなされて当然ですが、近年の日本の経済界からは、有効な提言はほとんどなされていません。特に御手洗経団連会長は、まともな提言はほとんどしてこなかったのではないか。それどころか御手洗会長も御手洗会長から禅定をう受ける、名前は忘れましたが、次期経団連会長も揃って、経済的な活動よりも政治的な活動に熱心で、全国でも道州制導入に最も熱心だといわれている福岡の経済界を相次いで訪れ、道州制導入にハッパをかけていました。道州制とは最も簡単に日本破壊を可能にする超愚策です。

福岡県では、九大や企業と連携して全国に先駆けて水素エネルギーの実用化実験に力を入れていますが、経団連の現会長と次期会長が福岡を訪問するのであれば、その先進的な試みをこそ視察すべきではないのか。水素エネルギーは太陽光発電ほど普及していませんが、日照時間に左右されない水素エネルギーは、次世代エネルギーとして、国はもとより、経済界も注目して当然だと思われますが、国も経済界も全く無関心です。自然エネルギーは太陽光だけではなく、多様な形態で確保することが望ましいのではないか。国が無関心ならば、経団連会長がわざわざ福岡にまで来るのであれば、次世代を担う新産業になりうる水素エネルギーの開発状況を直に視察し、国に支援の提言ぐらいすべきではないのか。

他県でも漁船が水素エネルギーで航行する実験を行ったとのニュースをラジオで聞いたこともありますが、水素エネルギーに対するヨーロッパでの関心は非常に高く、ヨーロッパの学者も招いた水素エネルギーに関する国際シンポジウムも2月に九大で開催されました。しかし朝日新聞もNHKも、一行たりとも、一言たりとも報道していません。とはいえ、日本の経済界のトップならば新しいエネルギー産業の動きぐらいは、キャッチすべきですが、御手洗会長も次期会長も、水素エネルギーには全く関心すら示していません。

水素エネルギー研究ではおそらく、国の支援が全くない中で、日本が世界の最先端を担っており、その研究の実用化に向けた実験をしているのは、日本では福岡県がほとんど唯一のはずです。つまり福岡県の水素エネルギー事業は世界の最先端研究を担っているということです。福岡県の大牟田市で新出光が、廃材(4/26訂正)から水素を抽出することに成功したとのニュースもありました。森林管理事業にとっても朗報です。いずれも実用化までにはかなり時間がかかるはずですが、実現可能性の非常に高い新技術です。その動きに日本の経済界のトップが関心を示さずに、道州制推進を唆すためにだけ、新旧会長が相次いで来福するとは、異常だといわざるえません。

経済界トップが新技術や新しい研究に関心を示さずに企業を経営できるの
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か、非常に疑問を感じざるをえません。御手洗会長の教育関係での発言は、英語の早期教育の導入と日本のアニメやマンガを世界に発信するために、その担手の育成に力を入れるべきだと政府に提言したのが記憶にあるぐらいです。いずれも日本の教育を破壊すれこそすれ、プラスになることは皆無の提言です。子どもには英語よりもまずは日本語です。アニメやマンガは工業製品ではないので、量産体制の促進は粗悪品を増大させるだけですが、日本の政府は官民あげて量産体制を敷き、粗悪品増産に力を入れてきました。その成果が今、日本と世界の子どもや若者たちを蝕んでいます。

御手洗会長はIT企業であるキャノンの社長でしたが、日本のIT教育やIT関連の経済政策に有効な提言をしたことはありません。御手洗会長はそもそも経済政策には全く関心はなく、もっぱら道州制推進の政治的運動にのみ関心が向いています。かくて日本では、官も民も学校もITなしには何も出来ない状況が生まれているにもかかわらず、IT管理部門もなければ専属のIT技術者も配置せず、ほとんど全て外注頼りという異様な事態が生まれています。その結果IT企業にシステム関連費用として法外な費用を巻き上げられて、作業をする末端の技術者は、賃金の安い外国人労働者に占拠されるという事態までも生まれ、資金の循環をも阻害しています。政治家も官僚も経営者も全国民も、IT無知は経済の敵だと認識すべきです。

最後に水素エネルギー関連で付け加えますが、デジタル新聞14号「4 隠された世紀の第発明」で紹介しました、東京工業大学の矢部孝教授の研究も水素エネルギーに関連する発明です。しかし矢部教授の研究も国からはほとんど支援を受けられないばかりか、マスコミでも完全に黙殺されています。わたしはまだ読んでいませんが、矢部教授は最近PHPから『Mg文明論』を山路達也氏と共著で出版されています。教授の話は非常に面白い。HPに公開されている研究室の解説を読んでも、素人にも非常によく分かる解説がなされています。にもかかわらずなぜ矢部教授が単独で出版されなかったのか、非常に不可解です。最近、日本の先端的な研究者がひそかに、あるいは公然と次々とこの世から消されていますので、いささか心配です。山路氏が矢部教授の研究を十二分に本書で公にしたのかどうか。

番外 危険な民主党と公明党

なお、民主党政権の危険な政策に危機感を抱いた方から、以下のような案内をいただきました。わたしは新聞に報道された以外の政策については全く知らなかったので、このお知らせを見て、民主党はここまで異様な売国政党だったのかと驚愕しています。民主党政権にせよ、自公政権にせよ、絶対多数は、民主主義体制下でもいとも容易に独裁体制になりうることを実体験させられてきました。自公政権下で実施され、民主党政権下で進められようとしている、ここまでの独裁化は、かつての自民党長期政権でもありえなかった異変です。こうした独裁的政権運営は、公明党が政権入りして以降に起こったものであることも強調しておくべきでしょう。鹿児島県阿久根市の、異様で超愚な独裁市長の登場も、自公政権と民主党的独裁志向が生み出したものに外なりません。

民主党の北海道選出の国会議員が、教職員組合から高額寄附を受けた罪で摘発されました。その寄附の高額には驚きましたが、事務所の維持などに費用がかかったとのことでした。一方、公明党は自前の事務所は持たず、全て創価学会の施設を使っていることは公然の秘密です。福岡県でも公明党の県本部は博多区にありますが、非常に小さいビルです。とても選挙活動などできるようなスペースはありませんが、すぐ近くに大きな創価学会の施設があります。公明党独自の事務所は形だけで十分だということです。

福岡市には中央区を除く全区に創価学会の大きな施設があります。他ではどうか。創価学会のHPを調べましたが、文化会館などの施設の案内ページはありません。おそらく福岡市と似たような配置がなされているはずです。なぜ警察は、創価学会と公明党の違憲、違法を摘発しないのか。両者の関係を放置したままでは、真に選挙の公平、公正さは実現できません。その上両者の関係が黙認されてきたので、最近では幸福の科学が堂々と政教一致の活動を展開しています。目下、一人も当選者はいませんので実害はないとはいえ、違憲に当ることは明白です。

日本の危機は民主党を批判するだけでは不十分だということです。公明党、創価学会はどこにでもパラサイトして、日本解体と日本制覇への野望をさらに推進することを狙っていますので、以下には紹介されていない公明党、創価学会の違憲、違法な関係にもあらためて触れておきます。

(8段落)財団法人漢字検定能力協会の新理事長に、公明党の現職国会議員である池坊保子氏が就任しました。国会法には抵触しないのかもしれませんが、よりにもよって、なぜ現職の国会議員が理事長に就任するのか。他にいくらでも適任者はいるはずですのに、なぜ公明党の池坊氏が就任したのか。漢検は政治的には中立公正な組織であるべきなのに、公明党の国会議員が理事長に就任するとは、非常に不可解です。

(9段落)当然、背後で創価学会が動いたのでしょうが、創価学会は前理事長の不明朗会計騒動をうまく利用し、漢検乗っ取りに動いたのではないか。前理事長追放までは派手派手しくマスコミも報道していましたが、公明党の池坊議員が後釜に座るにいたった経緯については、どこも全く報道していません。マスコミ報道は、前理事長追放にのみ協力したものだと見なさざるをえません。マスコミが公正中立ならば、なぜ公明党の国会議員が後釜に座ったのか、その背後事情も報道すできです。創価学会はマスコミの協力も得て、似たような手口で、学会以外の組織や企業などの乗っ取り作戦を展開しているのではないか。

(10段落)創価学会はまずは違憲、違法な公明党を解散せよ。自ら解党しないのであれば、日本の政治家、政党は違憲、違法の公明党、創価学会を告発せよ。政治が動かなければ、警察や検察が動くはずはありません。(4/14)

(11段落)JAL問題 4/16   わたしは前回「4民主党への疑惑」では、民主党政権のJAL再建への意欲は、心底から日本のフラッグ・キャリア(日本を代表する航空会社)としての日航の自力再建を考えているものと信じて疑わず、その点では評価していました。しかしここ数日の動きを見ていると、鳩山政権が政権の影響下でJAL再建を進めようとしているのは、日航を潰すことが本当の狙いだったのではないかとの強い疑いを抱かざるをえません。

驚いたことには、日航の再建シナリオを策定した企業再生機構が、日航の国際線を廃止し、アジア路線に特化した再建策を発表しまた。今頃ナンダ! フザケルナ! という気分です。前原大臣がタスクホースなる正体不明の組織を作り、日航の自力再建をぶちあげたのは、アメリカの2大航空会社が日航争奪戦を展開し、赤字に苦しむ日航への支援額を競いながら釣り上げていた渦中のことでした。国交省主導による日航の苦境脱出策でしたが、どちらの航空会社と提携するにせよ、日航にとっては国際線強化につながっていたであろうことは間違いありません。

前原大臣はその動きを完全に潰し、自力再建へと舵を切りました。自力再建の道が可能だったのか、日本中の誰もがそう思いました。その後、背後霊はタスクホースから企業再生機構に変わったとはいえ、民主党はすごい! 一瞬とはいえ、誰もがそう思ったはずです。巨額赤字を垂れ流して飛んでいたのは、自民党政権と自公政権の責任ですが、日航のOBも含めた経営者や社員もその責任の一端を負うべく年金削減にも応じました。

前社長と経営陣が年金削減という最大の難問を、驚くほど短期の内に解決して退任しました。日航全社を挙げての、自力再建にかける日航社員や元社員たちの期待と思いの熱さを象徴するものだと思います。しかしその後を受けて、稲盛会長と大西新社長による新体制が発足したばかりの今、彼らの思いを平然と裏切るような方針が打ち出されました。日航社員にとっては、まさに騙し討ちも同然です。

新体制下で、国内の赤字路線も大幅に削減されることになり、人員も大幅に削減され、再建へ向けて一歩が踏み出されたばかりのこの時期に、なぜ、突如として、国際線廃止とアジア路線特化策が発表さたのか。一体、何のための日航再建騒動だったのか。日航のナショナルフラッグが泣こうというものです。

銀行もこの方針での再建を要求しているそうですが、国内路線も大幅に縮小、国際路線は全面廃止、アジア路線に特化した再建策で、本当に再建が可能だと考えているのでしょうか。誰が考えてもほとんど不可能であることは明らかです。世界中が似たような状況になっているとはいえ、アジア路線では、アジア各国との格安競争は特に激烈です。この格安競争に勝ち抜かねば生き残ることは不可能です。

4/13付け朝日新聞によると、日航の国際線旅客数は10%減の81万4191人、全日空は20、2%増の34万647人だとのことで、2月の10%減が日航の国際線廃止決定の直接のきっかけになったらしい。しかし10%減少したとはいえ、日航は全日空の2、4倍の81万4191人です。世界的不況が続く中、短期に旅客数が回復するはずはありません。ましてや、数カ月つづいた再建策のごたごたの中で、よくぞここまで健闘したと評価してもいい数字ではないのか。

日航の国際線を廃止すると、その分は全日空が引き受けるのかといえば、一部は全日空に流れるでしょうが、全数は物理的に不可能です。ということは、日航の客の大半は他国の航空会社に流れざるをえない。その流出先として、真っ先に浮かぶのは、日本に最も近い韓国です。日航で韓国まで飛んで、アジア以外のさらに遠い欧米には韓国機で飛ぶ。これが売国民主党政権が考えている日航再建策です。

しかしこれだけでは済まないことは、誰の目にも明らかです。格安運賃競争では、日本は韓国にも負けてしまいます。他のアジア諸国との格安競争では、さらに勝負は目に見えています。つまり日航潰しが、この先に待ち構えているということです。鳩山政権下において、日航を抵抗できなくさせて日航の体力をさらに弱め、韓国に乗っ取らせるというのが、目下進行中の日航「再建策」です。

韓国は日本にパラサイトすることで、実力以上に国力を見せることに腐心してきましたが、近年はただパラサイトするだけではなく、寄生主である日本を乗っ取る作戦を強化しています。自公政権下でもかなり進行していましたが、民主党政権下ではそれがさらに露骨になっています。日航乗っ取り作戦はまさにその典型ですが、韓国の日本乗っ取り作戦は、日本にとって危険であるのはもとより、世界にとっても危険です。韓国の背後には創価学会や統一教会などの宗教的勢力が存在しており、政治、経済、教育、文化等、あらゆる領域に勢力圏を拡大しつづけ、日本のみならず世界を侵蝕しつづけてきたからです。

次回はこの問題をさらに詳しく取上げますが、長くなりすぎますので、今回は日航問題に止めます。最後に問題にしたいのは、企業再生機構という組織です。

同機構は、トップなどは変わっていますが、ダイエーの解体にも手を貸した組織です。ダイエー再建と称して、ダイエーの優良店を率先して売却しました。優良店を売れば、売却益は激増しますが(売却益がダイエーの赤字解消に回されたのかは大いに疑問ですが)、収益の上がる店鋪をもぎ取られたダイエーにとっては、再建は困難にならざるをえません。その上、なぜか機構の権力は非常に強い。同機構の公的権力を使えば、日本一の企業の優良資産を巻き上げることは簡単だということです。

日航は今、その機構の餌食に晒されています。新体制発足直後に、日航の手足をもぎ取るような国際線廃止を発表したのは、機構が早々と日航潰しに動きはじめたことと、機構は日航の再建など頭から考えていなかったことを雄弁に物語っています。

思えば、企業再生機構の動きや資金の流れは非常に不透明です。巨額の税金を使いながら、非常に危険な組織です。民主党は企業再生機構も仕分けの対象にして、即刻廃止せよ。そして日航の再建には政治が介入せずに、日航に任せよ。それがせめてもの、民主党の、日航と日本国民に対する罪滅ぼしです。前原大臣は政府の関与を強めていくと表明していますが、これ以上、売国策を進めるな!と言いたい。

鳩山政権が普天間基地問題同様、何の見通しもなく、タスクホースや企業再生機構の唆しに乗って、せっかくデッドヒートしていた米航空会社による日航争奪戦に水をかけて引っ掻き回した後では、以前のような好条件での提携話が復活するかどうかは不明ですが、巨額の年金が削減されたことで日航の将来の負債が圧縮されたことは、提携先にとっては以前にはなかったプラス要因です。

先日、日航の定刻到着率が世界一だとの調査結果がアメリカの調査機関から発表されました。全便数の中で、予定された定刻に到着する割合を調べたものですが、日航は93か94%の高率です。ほとんど全便が定刻通りに相手国に到着したということです。わたしは海外に行ったことはないので国際線の搭乗経験はありませんが、国際線で定刻到着を維持するのは至難の業ではないかと思われます。定刻到着を維持されているということは、飛行機の操縦技術はもとより、搭乗手続きなどの空港内での業務等も緩みなく、ほぼ完璧に行われているということです。一時、問題になっていた日航の機体整備時の不備についても、完全に改善されていることもこの数字が証明しています。

定刻到着率世界一という日航の運航業務の能力の高さは、一朝一夕に獲得されたものでないことはいうまでもありません。この能力の高さは日航の誇りであると共に、日本が誇るべき貴重な財産でもあるはずです。国際線が廃止されたならば、長い歳月に渡って蓄積されてきた、日本の財産ともいうべき航空技術、航空運営技術が次代に継がれることなく、途絶えてしまうことを意味します。

全日空の定刻到着率も高く、日航とはわずかの差で世界2位です。これは単に日本人の几帳面さを表しているのではなく、日本の航空技術、航空運営技術の高さを表しています。日航と全日空とが競いながら、日本と世界の空を飛び続けてきたことが、互いの能力を高めてきたことはいうまでもないはずです。

定刻到着率世界一の日航は近々、アメリカで表賞されるとのことです。しかし肝心の日本では、日航潰しの論議が一気に高まっています。日航を潰していいのか!民主党の売国を許すな!企業再生機構を解体せよ!

 

 

● 民主党の危険な政策

<報道頂きたいこと>

1.「子ども手当」が、法律上何の歯止めも無い状態で外国在住の子供の分まで支給されること

2.「外国人参政権法案」成立により、どの地域も外国人に乗っ取られるということ

3.「人権侵害救済(人権擁護)法案」成立により、マスコミを始めとする言論統制がなされるだけでなく一般国民の生活の隅々にまで介入・干渉されるということ

4.「外国人住民基本法案」成立により、不法滞在も含めた全ての外国人に対し、参政権や公務に就く権利を含む日本人と同等の権利を与え、外国人の権利を保護する機関が設置されるということ

5.「国会法改正案」成立により、事実上の議会制民主主義が崩壊し、独裁政治になるということ

<各項目の詳細>

1.「子ども手当」が、法律上何の歯止めも無い状態で外国在住の子供の分まで支給されること

既に成立した「子ども手当」は日本人のみならず在日外国人へも支給され、在期間の長短・出身国との国交の有無に関わらず同様です(ただし、海外に滞在している日本人親には支給されません)。

・しかも子供を母国に残した親にまで支給され、

・実子のみならず養子や婚外子にも支給され、子や養子の人数に制限はなく

・該当する在外子弟が激増した場合の想定はなされておらず、法的に歯止めはないことが大問題になっています。

・既に荒川区など外国人居住の多い一部の区市町村窓口では混乱が起きはじめているそうです。

・この是正がなされなければ、血税は際限なく海外へ流出し、日本人は外国の子どものために働く、いわば奴隷のようになってしまうのではないでしょうか。

●この情報についての真否は

厚生労働省 代表 03-5253-1111

児童手当管理室「子供手当てについての問い合わせ」担 当様までご確認をお願いいたします。

2.「外国人参政権法案」成立により、どの地域も外国人に乗っ取られるということ

民主党が提出をしようとしているこの法案は違憲であるというだけではありません。民主党が過去に提出した同法案では、単に「外国人が選挙で投票するだけ」ではなく、公安委員や教育委員を選定する権利もあります。そうなると、我が国の治安や安全保障が脅かされ、教育において自虐史観へ拠り所が置かれやすくなります。また、地方議会で外国人の影響力が強まれば、例えば「外国人は減税」、「日本人は重税」というような外国人優遇政策が行われる危険性があります。

更に、彼らが参政権行使のた めに組織的に外国人登録を移し、帰化した同胞を首長や議員に立候補させれば、人口の少ない地方や対馬などの離島は容易に乗っ取られます。

● この問題についての詳細は

「外国人参政権に反対する会・公式サイト」
http://www.geocities.jp/sanseiken_hantai/

3.「人権侵害救済(人権擁護)法案」成立により、マスコミを始めとする言論統制がなされるだけでなく一般国民の生活の隅々にまで介入・干渉されるということ

これは言論統制の可能性がある極めて危険な法案です。民主党案によれば、

・党の意向が反映されやすく、救済機関を中央だけでなく各都道府県に置くこと
・立ち入り調査などを行う人権委員に国籍要件を設けないため、外国人の就任も可能とされることが問題視されています。
・救済機関は、人権侵害の申し立てがあれば、立ち入り調査のほか、調停や仲裁、勧告、公表、訴訟参加など国民生活の隅々にまで介入・干渉する司法権を持ちます。
・また、報道機関には努力義務を課すなどメディア規制色も強いとされています。
・国民の意見が統制されると全体主義国家のようになる虞があります

● この法案についての詳細は

「サルでも分かる?人権擁護法案」
http://blog.livedoor.jp/monster_00/archives/cat_847822.html

4.「外国人住民基本法案」成立により、不法滞在も含めた全ての外国人に対し、参政権や公務に就く権利を含む日本人と同等の権利を与え、外国人の権利を保護する機関が設置されるということ

この法案は、

・不法滞在も含めた全ての外国人に対し、参政権や公務に就く権利を含む日本人と同等の権利を与え、

・戦後補償を謳い、
・外国人人権審議会という外国人の権利を保護する機関を設置する

これは、上記2.3.の成立が見送られても、これらと同等かそれ以上の、史上類の無い、極めて危険な法案です。

●この法案については

●参議院 第174回国会 これから付託される予定の請願

「件名:外国人住民基本法の制定に関する請願」
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/seigan/174/mifutaku/mi1740324.htm

● 法案の前文など

「外国人住民基本法の正体」
http://www35.atwiki.jp/kolia/pages/983.html

5.「国会法改正案」成立により、事実上の議会制民主主義が崩壊し、独裁政治になるということ

●まずは参考記事をご参照下さい

「民主、国会法改正案を了承」2010.3.17 19:01 産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100317/stt1003171902014-n1.htm

民主党は17日、政治改革推進本部(本部長・小沢一郎幹事長)の全体会議を都内で開き、官僚答弁の 原則禁止を柱とする国会法など国会審議活性化関連法案と衆参両院規則改正 案を了承した。近く衆院議会制度協議会に提示する方針だ。(1)国会で答弁する政府特別補佐人から内閣法制局長官を除く(2)副大臣、政務官の定数を増やす(3)政府参考人制度の廃止(4)行政機関の職員や学識経験者らからの意見聴取会の開催−が盛り込まれている。

上記記事の中で、(1)国会で答弁する政府特別補佐人から内閣法制局長官を除く というのは、「余計な解釈する者は国会に出てくるな」という意味であり、(2)副大臣、政務官の定数を増やすというのは、「脱官僚を見せつつ、内閣の方針に従う人間を増やす」ということであり、(3)政府参考人制度の廃止 というのは、「余計な説明する者は国会に出てくるな」と解釈され、(4)行政機関の職員や学識経験者らからの意見聴取会の開催 という曖昧な定義は実は「与党の支持母体などの意見を重視する」とも取れるものであります。

この法案の成立は、事実上の議会制民主主義の崩壊を意味し、私ども良識ある国民が反対の意を唱えている、上記2.3.4.のようなどのような悪法も、違憲法案も、今後全て容易に成立する事を可能にする前提を築くことになり、非常にこれを懸念しています。

また良識ある国民が反対する法案をいとも容易に成立させることは、民主主義の崩壊にも繋がります。本日のところは、以上の5件のみに限定してお知らせ申し上げましたが、現政権は、この他にも日本を解体するような危険な法案を成立させようとしています。

●これらの問題をまとめたサイトとして

国民が知らない反日の実態
http://www35.atwiki.jp/kolia/

●また、意見をまとめたサイトとして

【日本を】『日本解体法案』反対請願.com【守ろう】
http://sitarou09.blog91.fc2.com/

などがあります。よろしければこれらのサイトもご参照頂き、報道ご検討の一助となさって下さい。 

  

久本福子
YOSHIKO HISAMOTO 

 

葦書房有限会社
福岡市中央区
警固2丁目2-11
シャンボール警固202号(〒810-0023)
TEL092-761-2895 FAX092-761-2836
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5回連載を合本にしたものです。購読料のお支払いにご協力くださいますよう、お願い申し上げます。

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