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●12月に東京に行ったときにお世話になったジュンコさんが大晦日と元旦にチミケップホテルに泊まることになっていました。私もあえるかもしれないと楽しみにしていたのですが、直前になってホテル側の都合でキャンセルになってしまいました。 ●そのメールを見てすぐに、「ジュンコさんに冬のチミケップを見てもらおう!!」と思い立ちました。大晦日のおせちもほおり投げて、デジカメと長靴を持って車に乗り込みました。(さすがにちびっ子車ではなくて、大きい方)
●チミケップは何回も行っているけど、冬は私も初めて。いつもの細い道もちゃんと除雪してあって、夏の砂利道よりも走りやすいくらいです。すれ違う車は一台もありません。 森の中にはいるとやっぱりここは別世界でした。車のエンジンを止めると、音がなんにもしません。鳥の声も、風の音も、水の音もなんにもしないのです。光と色だけの世界です。
●快晴のこの日は風もなく、湖は凍っていました。湖の近くまで行って、つま先でちょんちょんとしてみたい誘惑に駆られましたが止めました。森の中には人の足跡が一つも付いていなかったから。なんだか神聖な場所のような気がして、シャッターを押すだけにしました。
●でも、森の住人達はきっとどこかで私を見ていたに違いありません。あちこちにかわいらしい足跡を見つけました。よく見ると湖の中にもたくさんの足跡が付いていました。人間の来ない冬の間、ここでどんな動物達が、どんな集会をしているのでしょう? 冬のチミケップは、私が知っているチミケップとはまた別の姿をしていました。おとぎ話の中のような、外国の絵本の中のようなこの場所が、ずーっとこのままでありますように・・・と願って帰ってきました。
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