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●今年は珍しくお天気の良い北海道のゴールデンウィークですが、毎年ゴールデンウィークにはハッカ記念館でハッカの蒸留が行われています。北見にあるハッカ記念館は、北見地方がハッカで栄えた時に作られたホクレン(北海道販売農業共同組合連合会)のハッカ工場の事務所跡です。 ●戦前世界の70%のシェアを占めていた北見産のハッカも、戦後は合成ハッカや中国産ブラジル産に押されて衰退し、北見ハッカ工場は昭和58年に閉場しました。その事務所をホクレンが北見市に寄贈し、現在はハッカの歴史を偲ぶことのできる記念館となっています。
●すでに周りにはハッカ独特のスーッとする香りと青っぽい草の香りが漂っていました。ペパーミントやスペアミントに比べて和種のハッカにはハッカの主成分メントールの含有量が多く、当時も「まんよう」「あやなみ」「ほうよう」などさまざまな和種ハッカが開発されました。 ●この日の午前中には、「あかまる」という和種ハッカの蒸留が行われました。この蒸留は水蒸気蒸留といって、乾燥したハッカを蒸気で蒸し、出てきた蒸気を冷やし、冷やして出てきた液体を油(エッセンシャルオイル)と水(ハッカ芳香水)に分けるという方法です。
●実は和種のハッカのエッセンシャルオイルには他のオイルとは違う性質があるのです。低温で結晶することです。当時はオイルの温度を下げ分離させて、さらに濃度の濃いメントールを含むハッカの結晶として販売されたのです。この結晶は本当に氷のような、ガラスのようなクリスタル状のものです。 ●実はわたし、この春から北見のハッカの歴史を本格的に勉強し始めたのですが、資料がとっても少ないことに気づきました。それで、今回職員の方にいろいろなお話をお聞きしたいと思っていたのですが、この日はとてもお忙しそうでしたので、今度ゆっくりお話を伺いに行くことにしました。
●観光客の方たちも沢山きていて、皆さん熱心にお話を聞いていました。夏になったら庭にはさまざまなハッカやハーブがそろいます。この日はハッカの苗も無料配布していたので、私は和種「ほうよう」の苗をいただきました。 北見ハッカ記念館 北見市南仲町1丁目7-28 Tel0157-23-6200
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