フロッグマンの謎
Lure & Data by Mr.Bekojima
Text by Dab(06.01/12)

【フロッグマン、ラトル数のバラツキ】

未だ絶大な人気を誇るトムマンおじさんのフロッグマン。
(いや、当時より人気者だよね〜、なんだか。笑)
そのフロッグマン、個体によってラトル数に相当ムチャなバラツキがあることが発覚。
(ある日、べこじまさんが所有している個体を見て気付く)
しかも各方面に聞いてみたところ、
1〜5個というおおよそ同じルアーとは思えないその差。
がらんどうで何の仕切りもないボディ内だけに、
アクションもかなり差が出ると思いますが、
情報を得た全ての個体を動かすことは難しいので、
まずは3つ、浮き角の違いをば。

【これだけの角度の違い】

左から順にラトル2個、4個、5個。
だいたい2.5mmくらいのラトルが入っているみたい。
ボディを透かして見た超曖昧な目測だけど(苦笑)。
4個と5個の差はさすがに微妙なれど、それでも違いは分かる。
2個でも45度近いというのは意外な感じがします。
フックやペラの影響は思ったより大きいようです。
1個 vs 5個になるとかなり差の出る予感…。
こうなると性格はかなり違ってくるんじゃないかな、と。


ラトル数 カラー×個体数 個体数別合計
1個 緑PB・BC×1 1体
2個 緑PB・BC×7 濃緑PB・YC×2 黄YB・BC×1 黄PB・BC×2 茶PB・YC×1 13体
3個 緑PB・BC×1 1体
4個 黄PB・BC×4 緑PB・BC×1 濃緑PB・YC×1 黒PB・YC×1 7体
5個 茶PB・YC×2 2体
※PB=パールベリー YB=イエローベリー BC=ブラックコーチ YC=イエローコーチ

【そのバラツキの理由やいかに】

サンプル数は全部で24個体。
しかし、実にその半分以上をラトル2個入りが占める。
ダイワのポップンフロッグのように
カラーによってラトル音に差をつけたラインナップだったのか?
と、一時は思いきり考えすぎな仮説をたててはみたものの、
ラトル数とカラーの関係があまりにもバラバラなためにあえなく消滅。
(マンズだったらありそうな感じもしたんだけどね…)
で、最終的にワタクシが行き着いた仮説は、デフォルトが2個。
そしてアバウトな作業(笑)でテキトーに入れられた物が2個以外の全て。
…なーんて思ってるんですが、
単純に2個入れるところをパートのオバチャンが間違えたのだったら、
その前後の1個や3個がもっと多くてよさそうですよね。
ナゼか4個が7体で、全体の約3割5分。
やはり性格にバリエーションを持たせたかったのか?
あのトムマンおじさんのことだしなぁ。
ん〜、結果的にナゾは深まるばかりです。
有力な情報、首を長くしてお待ちしております。


ベビーフロッグマンの謎


テツさんよりいただいたトンデモ情報。
77’Mann'sカタログ、フロッグマンのページ。
右下のカラーとサイズのデータに注目。
1/4oz. 200Seriesの文字が確認出来るでしょうか?

さらにそのカタログに挟まっていた別刷のプライスリスト。
下線部にはなんと“Baby Frog Mann”!
が、しかし。ボクはベビーフロッグマンを見たことがないし、
知人・友人、オールドショップの店長さんその他大勢、
ベビーフロッグマンのことを聞いたんだけど、皆、知らないというんですね。
その後のテツさんの調査で74'と76'のカタログには未掲載ということが判明。
つまり、少なくとも77'から掲載、ということ。
この1年こっきりでカタログ落ちならば
なんらかの理由でお蔵入りの可能性が高いんじゃなかろうか、
などと思っていたんです。
ところが、そこにe99uさんからそれを覆すかのような情報が。

…79'カタログは77'と同じ体裁。

ということは最低でも77'〜79'の三年間、カタログに掲載されていたワケです。
先走ってカタログ掲載され、
なんらかの事情でお蔵入りされたのならば
複数年掲載されるということはちょっと考えづらいんですよね。
その後、80'バスプロショップカタログにはフロッグマンのみ掲載が判明。
空白の3年間。一体ベビーフロッグマンに何があったのだろうか?
その後のテツさん、Modern Fishing Lure Collectiblesシリーズの著者に聞いてみたり、
マンズ自体に問い合わせたり大暴走…、いや大奔走。
そしてついにマンズ本社より解答を引き出すことに成功!

「大の売れ行きが良くなかったため、小は作られなかった」

ああ、その理由自体が残念。
さらにそれが原因でアナウンスされていた小が中止。
そして一度見てみたいという想いはもろくも崩れ去り…。
ああ、なんという残念三昧。
しかし、3年間も掲載し続けたんだから
出す気はあったんでしょうね、間違いなく。
長期に渡り検討していたならプロトがあってもおかしくない。
事実はどうであれ、
そんなふうに考えるのも悪くないなあ(笑)。
(ありがとう。テツさん、e99uさん)
 


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