元寇の乱 ジョージ・A・エフィンジャー  SF ハードボイルド ?? 

ジョージ・A・エフィンジャー
GEORGE・ALEC・EFFINGER
この人も絶版と在庫なし

入手不可(品切れ・絶版

×重力が衰えるとき ハヤカワSF
×太陽の炎      ハヤカワSF
×電脳砂漠      ハヤカワSF

×他にも猿の惑星のシリーズなんかもありんす
とても素敵な作家なんだけど

オハイオ州クリーブランド生まれ
ハインラインが好きらしい
60年代にそこそこ賞をとって、結構なスタートをとるんだけど
その後、あまり・・・
腹部腫瘍の病気→家の全焼→やけど
SF大会で、エフィンジャーを救えと募金活動が行われるw
一度売れるけど
またもや、腹部腫瘍再発→募金活動される・・・と
なかなか、悲惨な人生を送っているが、逆に言うと愛される性格であることが伺われる。

シリーズ名は、特にないらしいが
このマリードオードラーンを主役としたシリーズが結構よいよい
重力が衰えるとき ハヤカワSF
太陽の炎      ハヤカワSF
電脳砂漠      ハヤカワSF

アラブの暗黒街ブーダイーンを舞台に
ハードボイルドでサイバーパンクなSF

基本的にチャンドラー風なハードボイルドめいた、主人公のモノローグで話が進む
ちょっと投げやりで、不器用で、孤独で・・・という例の調子だが
舞台がアラブ、そして、暗黒街なので登場人物も
悪党、おかま、娼婦、バーテン、政治家、悪徳警官とおきまりのパターン
一人悪にむかって、突き進むが、暴力、精神的苦痛、孤独、愛・・・という感じ

だがしかし、そこに
モディー(モジュール)頭に接続する模擬人格と
ダディー、脳に特別な効果を発揮させるという
サイバーパンクな味付けが、より近未来のアラブの暗黒街という設定を明確にうちだす。
1作目は、接続してみた模造人格が、ジェームズボンドだったりと、笑えるシーンも多いw
だが、1作目の終幕でマリードが味わう、深い孤独感は、深い寂寥感を読後に残す。
後を、引く終わり方だ

2、3作目は、ユーモラスな部分もあることはあるが、よりハードボイルドに
家族の問題も絡めながら、マリードの苦悩と冒険・暴力が語られていく

しかし、これだけ、うっとうしい雰囲気の話なのに
主人公のあっさり、からっとしたモノローグや
全体をつらぬく渇いた雰囲気に、からっとした爽やかさも同時に味わうことができる
4作目は、刊行されていない
1992年でとまっている・・・・やはり続編を読むことは望めないのだろうか

以下続く

元寇の乱