| 元寇の乱 | ピーターストラウブ ホラー・スリラー・ミステリ |
PETER STRAUB
「ココ」 角川ホラー文庫絶版中読了
気になっていたのだが、なんとなくほっといてるうちに絶版w
古本屋でミステリとともに発見早速読むw
簡単に説明すると、ベトナム戦争にいったマイケルプール(小児科医)が
国際的な連続殺人事件が昔のベトナム仲間の仕業と気づき奔走する。
といったところ、ホラーというよりミステリかサスペンスだなと
読み続けると黄禍論(イエローペイル、西洋人には、アジア人の不思議さが何か悪意を持って見えるそうだ)ばりばりのアジア観
この辺は、シモンズのカーリーの歌なんかも思い出すが
もっと俗っぽく、アジアの性風俗を描きつつ、混乱させておいて
合間に、ベトナム戦争の悪夢を交えて・・・ぞっとさせておいて
だらだらしつつも、緊張感ある犯人さがしがあり、
俺も、しっかりとミスディレクションにはまり
昔の仲間の過去を探ることから、犯人が誰か、浮かび上がる本格ミステリに
しあがっていることにびっくり。
ゴーストストーリーは、割とメタホラー(伽藍の様に紡がれた知識と脇道の山wだった)
だったので、このシンプルなサスペンスミステリに驚かされる。
が が が
「ミステリ」 扶桑社文庫絶版読了を読み始めて謎が解けるw
こっちは、作者の幼少時代をモチーフにしたまさにミステリなのです
幼少時代の作者が、モデルになっているのですが
自動車事故に遭った少年は、不思議な隣人から
あらゆるミステリの本を貸してもらうんですがw
こりゃ、ホラーじゃないよと納得するラインナップ
知っているものだけ羅列w
ERバロウズ、HPL、SSヴァンダイン、アガサクリスティ、ダシールハマメット
レイモンドチャンドラ、ホームズ、ピターウィムジィ卿、ウィルキーコリンズ
マークトウェイン、EAポー
こりゃホラーじゃなくて、ミステリになるよなw
ま、HPL入ってるところがあれだが
とりあえず、主人公のトム・パスモア少年を巡る家族・地域・病院・警察・政治家を巻き込んだ
しっかりとしたハードボイルド、ミステリ、サスペンス、ラブロマン・・・・
思わず、寝られずに2時までむさぼり読んだ。
こりゃ、おもろい・・・最高!と思っているとラストの方で、付け足しのごとく
「ブルーローズ」の話が出てきて、不意に前作や短編の悪夢が思い起こされる。
これだけ読んでも、最高におもしろい小説なのだが
あくまでも、独立した物語として楽しめるのに、どうしても悪夢に引き戻したいらしい
さっぱりして(かなり人も死ぬし、人間関係もどろどろだけどね)いるのに
そして、トム・パスモア少年の物語は一応のハッピーエンドで幕を閉じるのだが・・・
3部作の掉尾を飾る
「スロート」絶版読了扶桑社 ハードカバー 絶版
全作2作に出てきた、ティムアンダーウッドが、語り部となる
もっとも、前2作がいきなりこのティムとピーターストラウブの共作と言い放つw
大人のトム君もでてるんだけどね
何重にも構築されて、重ね重ねのミステリー
よく言えば重厚な作り
悪く言えば、ミステリーといえるかどうか・・・
京極夏彦が、本格推理から、小説と銘打っていたようなかんじで
もう、これは、ミステリーとはいいきれないかも
伽藍に迷い込み、解決後もいや〜〜んな気持ちがずるずる
たしかに、おもろいんだけど
すっきりしない、
結論
よくいえば重厚なミステリ
悪く言えば、歯切れの悪いどろどろどろサスペンス・・・・というところかな
翻訳されたもの、古本屋で探しましょうw
扉のない家 扶桑社 絶版
カッティングエッジ 新潮社絶版
(ブルーローズの短編を含んだ、ホラーアンソロジー
ゴーストストーリー ハヤカワ文庫絶版
ココ 角川ホラー文庫在庫なし
ミステリ 扶桑社文庫絶版
スロート 扶桑社絶版
タリスマン キングとの共著 在庫なし
わはははは、まだまだ本屋で見かけることもあるので、買っときましょう
特にハヤカワのゴーストストーリーは、最高ですよん。