初代 天狗久

本名、吉岡久吉、安政5年(1858)5月徳島市国府町中村の笠井家に生まれる.。16歳で和田の人形富に弟子入りをし、十年後、吉岡家の養子となり天狗久で独立した。[日下開山] [久義]の銘を入れた有名な作品がある。
現存している作品は明治20年前後のものが多く残されている。
明治25,6年ごろから頭の目にガラスを使うことを考案した。
それまでは木で作った目であった。阿波人形の頭が写実的になったのは天狗久の作品からである。
文化映画 [阿波のデコ] [淡路の人形芝居]に出演、宇野千代の[人形師天狗屋久吉]、久米惣七の[天狗屋久吉芸談]などの書物に登場している。
昭和18年12月20日、86歳で死亡。四十数点の作品が徳島県文化財に指定されている。
明治・大正・昭和の三時代にわたり,阿波人形浄瑠璃の隆盛を支えた人形師天狗屋久吉(略して天狗久)の工房を復元し,公開したもの。 
 初代天狗久は阿波木偶の伝統的技法を守りつつも,頭の大型化や硝子目の採用など,阿波や淡路の舞台で映える頭を目指した工夫を重ね,昭和18年,86歳で亡くなるまで,生涯に手がけた頭は優に千を超えると言われています。
 同館では,国の重要有形民俗文化財に指定された人形製作用具や木偶頭・面などが再現された細工場の中に展示されています。また, 天狗久の記録映画『阿波の木偶』も鑑賞していただけます。

  開館時間  : 9:30〜16:00
  入館料 : 無料
  休館日 : 毎週月曜日〜水曜日(但し祝日を除く)
  年末年始(12月25日〜1月5日)

       くわしい地図→MAP
     
天狗久資料館全景        天狗久石碑(上鮎喰川橋西詰)          木偶頭

初代天狗久作 えびす人形の写真が今宮戎神社に奉納されました。

第7回天狗久まつり盛況のうちに開催     


徳島新聞より抜粋