2006年 3月15日放送分

伝統の新酒搾り



 日本酒は年末から3月始め頃にかけて新酒の搾りが行われます。中でも、最上級の大吟醸は寒さが最も厳しい大寒の頃に仕込み、ひと月後の2月下旬に搾りを行います。隠岐の島町の酒造会社では2月21日に搾りが行われました。
 去年収穫した酒米を仕込んで発酵させたものを「もろみ」と言います。まずは、もろみを綿の袋に入れてタンクに吊るします。搾りは機械を使う方法もありますが、大吟醸は昔ながらの袋吊りと呼ばれる手作業で行われます。吊るすことにより、きめ細かい布の目から清酒だけが濾される仕組みになっています。一つのタンクに約40袋を吊るし、雫が自然に落ちるのを待ちます。この日は600リットルの大吟醸を搾りました。
 この後、「一斗瓶」と呼ばれる瓶に入れます。この一斗瓶には約20リットルが入ります。一斗瓶に入れられた清酒は、6℃に保たれた冷蔵庫で秋口まで寝かせ、火入れなど仕上げの工程を経て、秋には全国へ出荷される予定です。

小学生のワカメ収穫




隠岐の島町の加茂小学校では毎年、地元の漁協の協力でワカメの栽培をしています。今年も全校生徒が参加して、恒例のワカメの刈り取りが行われました。
 去年の12月、20メートルほどのロープに種付けをしました。3ヶ月で、ツヤがあって見事なワカメに成長しました。さっそく刈り取りに挑戦です。鎌を使って根元から切り取ります。40分ほどの作業で200キログラム余りのワカメを収穫しました。
 さっそく味わってみることにしました。子供たち自身で調理します。まずはさっと湯がき、冷たい水に浸けます。そして細かく包丁で刻んでお椀に入れると美味しい味噌汁の出来上がりです。
 青空の下、収穫したばかりのワカメの味噌汁を味わった子供たち。楽しい課外授業となったようです。

  


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