色の不思議な力、効果のお話です。

第一話  その日身につけたいと思う色と体調
体は無意識のうちに、自分にとって癒しになる色を求めます。「身につけたい」と思う色で今日の体調をみてみましょう。
第二話  色の性格 「白」
白はどんな色の光も吸収しないで、全部を反射してくる明るい色。白を使うと心も明るくなる不思議。
第三話 色と味覚
色によって食べ物の味が変わる!美味しくなる!まずくなる!味と色の不思議な関係をみていきましょう。
第四話  色の性格「黒」
黒はすべての光を吸収します。瞳に光が届かない為、色を感じる事が出来ません。光が欠乏した色、異端な色、「黒」の性格です。
第五話 色と健康
色は人の体に大きな影響を与えます!それを風邪のとき、よく眠れない時、疲れた時等に上手に使って健康に役立たせましょう!
第六話 「好きな色」が教える深層心理
好きな色のどのような性質に惹かれるのか?何故惹かれるのか?「好きな色」にひそむ深層心理を解き明かします!
第七話 色の性格「赤」
赤は熱く、力強い色です!赤は使い方によって毒にも薬にもなります!
第八話 開運の色
ラッキーカラーとは自分の運気を良くしてくれる色、自分の好きな色です!もっと運をよくするためのアドバイスをご紹介します!
第九話  色の錯覚
色の錯覚を利用して、生活の中で色を有効に役立てましょう!
第十話 着る服の色の効果
着る服の色によって人に与える印象も変われば、着る人の気分も変化します!TPOに合わせて色を上手く着こなしましょう!
第十一話 美容に良い色
肌を美しくする「白」肌をシワだらけにしてしまう「黒」 など、美容に影響をあたえる色についてご紹介しています!
第十二話 嫌いな色に隠された苦手意識
嫌いな色の性質のうち、自分が何を避けているのかを知れば、自分の苦手としているものまで見えてきます・・・。
第十三話 恋愛と色彩
恋愛の「出会い・付き合い・別れ」など、場面に応じて役に立つ色彩をご紹介しています。
第14話 色と宝石
パワーストーンの効果と色の効果には多くの共通点が見られます!宝石の効力を色別にご紹介しています。
最終話 色の嗜好
色の好みは、環境・時代・年齢等によって大きく変化します。色の嗜好に及ぼす様々な影響のお話です。



<第一話  その日身につけたいと思う色と体調>

その日身につけたいと思う色は、その日の貴方の体調や気分を教えてくれます。
無意識のうちに身体は、その時心地よいと感じる色、癒しになる色を求めます。
 
例えば、体調が悪い時には脳を刺激する眩しい色(白・黄)をイヤな色に感じ、体調を整える緑、回復機能を高める紫等を気持ちが良い色に感じます。
 
また、体調以外にも仕事・休日等、その日の予定、天気等の環境によっても必要とする色が変化します。

身につけたいと思う色は貴方の体調・精神状態に足りないもの、必要なものを補ってくれます。

その日何となく惹かれる色がありましたら、積極的に身につけてみてください。


  「赤」を身につけたい日の体調

エネルギーを外へ発散したくなっている時です。

そのエネルギーのもとは、強い欲求・強い不満で、そんな日はとにかく身体を動かしたくなります。身体を動かして、よく遊んで、よく食べてストレスを解消・発散させましょう。

赤を身に着けた人はしゃべりながら怒りだすパターンが多く、そんな人の相手をする時は、静かに聞き役にまわりましょう。反論すると、火に油を注ぐことになります。

  「ピンク」を身につけたい日の体調

生命力にあふれ、体が自然に活性化している時、心が“幸せ”な状態の時です。

ピンクを美しいと感じる時は体調が良い時で、体調が悪い時、強い恐怖・不安がある時は絶対にピンクを身につけようとはしません。

ピンクを身につけたい日は散歩やデートなど、何か気分の良いことをしたくなっています。
そんな日はその欲求に従ってしたいことをして、小さな幸せに浸ってください。

  「オレンジ」を身につけたい日の体調

とても元気な時です。楽しい事があってテンションが上がっているとオレンジに惹かれやすくなります。

オレンジは赤と黄色の中間の色で、赤を好む時ほど気持ちが高ぶってはおらず、黄色を気持ち良く感じる時よりハイテンションです。

人と会って話したい・騒ぎたい時で、脳と舌がよく機能し、よくしゃべり、よく笑います。歌を口ずさんでみたり、スキップをしてみたり、とにかく上機嫌な時です。

  「茶色」を身につけたい日の体調

なんとなくスッキリしない重苦しいような状態の時です。

病気ではないけれど、天気が悪く、気が滅入っているような時、体が茶色に同調しやすくなります。

また、体を休ませたいときに茶色を身につけたくなります。
茶色を使うと実際にゆったりした行動をとるようになり、精神的にも安定するのです。

こんな時は頭の回転もにぶっていますので、新しい事にチャレンジしたりせず、慣れていることをコツコツやったほうがよいです。単純作業は思いのほかはかどります。

  「黄色」を身につけたい日の体調

コンディションがよく、頭はフル回転しています。

鮮やかな黄色は脳を強く刺激する色で、体調が悪いと進んで黄色を身につけたいとは思いません。

黄色を身につけたいときは、脳がその刺激に耐えられる、とても健康な状態でいつもよりずっと能率よく仕事をこなせます。

気分は明るく、思考はポジティブ、行動もスピーディーになっています。
頭はスッキリし、自然に笑顔がこぼれてしまうような時です。

  「緑」を身につけたい日の体調

前夜の睡眠不足を引きずっていたり、ストレスで精神的にまいっているときです。

緑は目に見える色の中で、一番、人間の目でとらえやすい領域の色です。
見るのが楽で、疲れにくく、無意識のうちにこれ以上疲労するのを避けようとして緑を選びます。

また、やさしい心遣い、愛情を求めているとき、さびしいときに緑を身につけたくなります。

緑には精神を安定させる働きがあります。体や精神が休息、安らぎを求めていると緑が美しく見えはじめます。

  「青」を身につけたい日の体調

感情的な高ぶりがなく、心が静かに安定している時です。

また、心を安定させ、ひとつのことに意識を集中させようとしている時、青を身につけようと思います。

例えば大事な仕事、試験に臨む時です。青でも暗い色や紺を身につけます。

水色を身につけたい時は、明るく自信に満ちた状態です。赤系統の色と青をあわせたい気持ちの時は心身のバランスがとれ、理想的なコンディションです。

暗い青や、黒と合わせたいと思うときは肉体的に疲れ気味のことが多いです。

  「紫」を身につけたい日の体調

体調が悪い時です。

紫は体の回復機能を高める色で、なんとかして体調をたてなおしたい時に自然と身につけたくなります。

薄紫、やさしい紫を身につけたい日は、養生したい、優雅にゆったりすごしたいと願っています。

また、紫は女性ホルモンの分泌を促し、女性を美しくする色です。女性が紫、特に濃い赤紫を身につける時は女性らしく見せたいと思っているときです。

  「白」を身につけたい日の体調

体調が良い時です。

白は光を反射する眩しい色で、長時間見続けると疲れやすくなります。その白を身につけたいと思う時は、かなりコンディションが良い時です。

また、何かの目標を持ち、積極的、前向きな気持ちになっていると、進んで身につけたくなります。

  「グレー」を身につけたい日の体調

心の中に何かモヤモヤしたものを抱えている時。悩みや不安、心の奥にある怒りを煙の中に隠しておこうとしています。

体調が特に悪いということはないので、人に調子を合わせられるし、普通の
生活もできますが、物事にあまり積極的になれない時です。

ひとつの目標をなし終えて、次の目標が見つからない不安定なとき、何かの理由で人間不信になってしまった時等、グレーを好ましく感じます。

  「黒」を身につけたい日の体調

精神的に圧迫してくるものと闘おうとしている時です。

人と交流して、感情がぶつかることは避けたいと感じています。周りにプレッシャーをかけてくる人物がいると、その人を避け、また、自分自身をしっかりさせ、毅然とした態度を保つため黒い物を身につけます。

また、黒を身につけたい日は体調もすぐれない時が多いです。

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<第二話  色の性格 「白」>

「白」 すべての光を反射し、特定の色だけ自分の懐にしまいこんだりしない、受けた光をすべて返してくる「明るい」性格の色。すべての色相を含む色で、光そのものの色。

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「黒」「白」「赤」の三色は、「死」や「生成」や「誕生」といった生命現象と結びつき、原初の色といわれています。

「白」は誕生のシンボルで、すべての民族で白は一番最初に存在する色でした。そして、死に関しては再生や鎮魂、けがれを清める力の象徴として用いられています。

「清浄無垢」な色としての白は、花嫁が神に結婚を報告するために白無垢をつけ、「けがれを清める色」としては明治以前、日本では白を喪色としていました。

白は神秘的な力を持つ色とされ、人の一生、生活の中で重要な場面、「冠婚葬祭」に使われてきました。 

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「明るい色」や「白」が好きな人は、気持ちも明るい人です。白は気持ちを明るくし、事も明るくはっきりと示し出します。

北極圏では「白夜」の時、(日の出前・日没後のような薄暗がりの状態が長期間にわたって続く)ノイローゼや、うつ病など、精神をわずらう病気が増えます。
 
そんな時は病人を白い明るい部屋へ入れておくと、すぐに治ってしまうようです。

薄暗い場所に長くいると自分の心の中すら、よく見えなくなるようで、精神的に不安定になり、暗示にもかかりやすい状態になります。

どんなにバカバカしいことでも、例えば「神のお告げだ」と言われても疑わずに信じてしまいます。 
明るい場所にいれば、精神状態も安定し、心も明るくなります。太陽の光がさんさんと照らすグラウンドなどで、「神のお告げだ」などと言われても、誰も信じないのではないでしょうか。

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          ≡「白」の良いイメージ・悪いイメージ≡


       良いイメージ          悪いイメージ

    「清浄」「神聖」「崇高」   「空虚」 「虚脱感」「頼りない」
    「潔白」「可能性」「真理」  「冷たい」「味気ない」
    「理知的」「無限」      「薄情」 「無意味」

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1980年に日本とアメリカの学生を対象に、行われた色から連想されるもののアンケートです。

    日本 1位 「看護婦」    アメリカ 1位 「平和」
        2位 「心」             2位 「裸体」
        3位 「善」             3位 「赤ん坊」

アメリカで1位の「平和」は日本では5位、日本で1位の「看護婦」はアメリカにはありませんでした。

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<第三話 色と味覚>

味覚は色によって左右され、同じ食べ物でも違う色だったり、違う色の食器で味わったりすると感じ方がまったく変わってしまいます。

色によって味にどんな違いが出るのか、どの色がおいしく感じるのか等、色と味覚の関係を見ていこうと思います。

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  〇缶コーヒーの缶の色

コーヒーは何色のカップで飲むのが一番美味しいのでしょう?

「濃い茶色・赤・青・黄色のカップに1つのポットからコーヒーを注ぎ味を比べる」実験では中身が同じコーヒーであるのに味にかなりの差ができました。

 
         濃い茶色  味・香が非常に濃い

         赤          やや濃い

         青          やや薄い

         黄         非常に薄い

 
濃い茶色のカップではコーヒーがとても濃く感じるのに、同じコーヒーが黄色のカップではとても薄く感じられてしまいます。

味覚には、コーヒーの味自体より、カップの色の方が心理的に大きく作用しているようです。


玉川大学では、甘味、酸味、苦味等の味のついた液体に色をつけてどんな影響があるか調べています。

色は、赤・茶色・緑など、6色に着色しました。

☆茶色の液は 旨味を塩辛く感じ、苦味を甘く、塩辛い味は無味に感じます。

色をつけた液の中では赤い液が一番味の識別しやすく、茶色の液は一番判別が難しいようです。


☆眠気覚ましに缶コーヒーを飲まれるのでしたら濃い茶色の缶が一番効果があるかと思われます。

けれど味・香は強く感じるかもしれませんが本当の味とは違ったものになってしまっているかもしれないですね。


  〇カレーライスのお皿の色

日本では昔から、黒や茶色の漆器や陶器が愛用されてきました。色は黒を背景にしたときが最も引き立つからです。

特に日本食にはご飯、白味噌、豆腐、白身の刺身などの白い食材が多く、それらは白い器に盛るより、黒い器の方がはるかに美しく見えます。

では、はっきりとした色のついた料理、たとえばカレーライスは何色のお皿が一番おいしく見えるのでしょう?

「色のついたお皿にカレーライスを盛り、人気を調べる」という実験で、 一番人気がなかったのはカレーライスと同じ色の黄色のお皿でした。そして逆の色の青いお皿も不評でした。

結局、カレーライスが美味しそうに見える色は白か黒のお皿ということになり、一番人気があったのは白いお皿でした。

☆食材を一番ひきたたせる色は黒ですが、「カレーライスには白いお皿」、という定番のようなものもあって、白いお皿がなんとなく安心できます。

それに、黒いお皿がならぶ食卓より、白いお皿ならぶ食卓の方が気分的に明るくなれるというのもあるかもしれません。


  〇ダイニングルームの色彩

料理をおいしく味わうには、料理と料理を盛る器はもちろんですが、照明も味に大きな影響を与えます。

照明には蛍光灯ではなく白熱電球がおすすめです。白熱電球の暖色系の光は食欲と消化を促進します。

蛍光灯の冷たい光はテーブルについた人の自律神経をにぶらせ、空腹感も抑えてしまいます。

〇食欲がわく色はファーストフードの看板によく使われている、赤、オレンジです。オレンジ・黄色は空腹感を呼び起こし、消化作用も助けてくれます。

赤・オレンジをダイニングルームの小物にとりいれると効果があります。

ただし、壁の色など、面積がひろい部分を赤にしてはいけません!赤は消化器官を過度に刺激するため、炎症をおこし、胃のあたりに痛みが出てきます!

〇ダイニングルームの壁の色は、オフホワイトやアイボリー、または白木そのものが最適です。

ほどよい白さはどんな料理にも合い、くつろいだ雰囲気をかもしだしてくれます。

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料理をおいしく味わうには色の配色はとても大切です。

食欲をわかせる暖色系等の色、気持ちを明るくさせる白。時には料理を引き立たせる黒を使っておいしい味と色を楽しんでみて下さい。 

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<第四話  色の性格「黒」>

「黒」 すべての光を吸収する欲張りな色。みんな自分のものにしてしまい、光を外に返すことがない。

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「黒」は光とすべての色相の波を吸収して、反射光を反さない色です。

目に視神経を刺激する光の波が入ってこないので、視神経が何の反応も示さず、無彩色、つまり「黒」に見えます。

「色」は個別の波長の「光」を、それぞれの色としてとらえているのですが、黒には「光」がありません。光が欠乏している状態で、「色」の中では異端な色です。

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 〇光の欠乏

光が欠乏すると、まず不安な気持ちになり、精神状態が悪くなりますが、身体面にもひどい悪影響がでます。

光がまったく入らないと、萎黄病という病気になるようです。この病気の症状は、顔が青白くなり、皮膚が縮む。食欲がなくなり、早老し、全身の働きが崩れてくる、というものです。
 
なんだか、日陰に置かれた植物によく似ています。

ハーバート大学では、ウサギを光の射さない場所に隔離しておくという実験が行われました。
このウサギは2週間で結核にかかり、死んでしまったそうです。

このような病気の治療法は、やはり日光によくあたらせることで、体の機能は徐々に回復していくようです。


 〇黒の癒し
 
黒は否定的な要素の多い色ですが、黒には独特の癒しの効果があります。

黒は、疲れた人には休息の色になります。

眩しい光、または白を見ると、刺激が強く、体は緊張してしまいますが黒や闇には刺激がありませんので、緊張がほぐれ心身ともにリラックスする事ができます。
 
白は光を反射する色なので、こちらに迫ってくるように感じ、それに対し黒は光を吸収する色で、引き込まれていくように感じます。
 
疲れている人には、白は一方的に圧迫してくる力に感じられ、黒は心を解放してくれる働きを持つのです。 

また、黒は感性を高める色でもあります。

暗い場所にいると、外からの刺激は少なく、僅かな刺激でも捉えようとして感覚が敏感になります。

アーティストには黒を好むひとが多くいます。彼らは創作の時、外界からの刺激を断ち切って自分だけの世界を創っているのかもしれません。

また、僧侶や牧師、シスターなど、出家している人の日常着は殆どが黒です。俗世間・外界からの刺激を断ち、身を慎むための色なのだそうです。

黒を好んで着る人は外界との接触を断とうとしている場合が多く、 周りの人はやはり、近寄り難い印象を受けます。

黒は癒し・休息にもなりますが、多用すると(長い間暗闇に閉じこもったり、いつも黒い服ばかり着る、など)心にも体にも悪影響が出てきます。

色の中でも特に、黒とは上手な付き合い方をしていきたいものです。

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         ≡「黒」の良いイメージ・悪いイメージ≡


       良いイメージ         悪いイメージ

   「力」「自信」「深さ」      「死」「不安」「陰気」
   「極限」「絶対的」「厳粛」    「悪」「孤独」「沈黙」
   「男性的」「豪華さ」       「重々しさ」「拒絶」「絶望」

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 1980年に日本とアメリカの学生を対象に、行われた色から連想される
 もののアンケートです。

    日本 1位 「死」      アメリカ  1位 「死」
        2位 「夜」            2位 「夜」
        3位 「殺人」           3位 「殺人」

  日米の色の印象が1位から3位まですべて一致する色は黒だけでした。
  洋の東西を問わず、黒には強い否定的なイメージがあるようです。

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<第五話 色と健康>

色彩は体の機能にたいへん大きな影響を与えています。

「赤は人を興奮させ、青は落ち着かせる」よく言われることですが、実際に赤と青の照明の下で手にグラス等を持たせると、赤の照明の下での方が手の震えが大きくなります。

このように色は心理面だけでなく、身体面にもはっきりとした影響を及ぼします。

健康にも「色」を取り入れて楽しく、元気になりましょう!


  ☆万病に「白」

白い服を着て、わずかな時間でも日光浴をすると、身体がその時必要としている色のエネルギーを吸収することができます。

白い布を通した光は、どの波長の色の光も吸収されていませんので、身体がすべての色の光を受け取ることができるのです。身体はよく温まり、体力も回復します。

病気のときに白い寝具やパジャマを使うと回復に必要なエネルギーや色を取り入れることができます。


  ☆疲れ目に「緑」
  
緑は目に見える光の中でもっとも人間の目でとらえやすい領域の光です。

また、緑には血圧を整え、リラックスさせる働きもありますので、長時間の仕事の合間に緑を見つめて、目と心を休めましょう。

アメリカやインドには色を使って治療をする医師がいます。
緑色には老廃物を取り除く作用があるようで、血のかたまりを溶かしたり、ただれ や はれもの、潰瘍の治療にも成功しているようです。


  ☆不眠症に「青」

眠ろうとすると神経が高ぶって眠れない、そんな人はベッドルームのインテリアの一部分だけを青系統の色にしてみるとよいです。

青は精神安定剤の役割をし、また運動神経の興奮も鎮めてくれます。

「眠ろうとして目をつぶっている時は色なんて関係ないのでは?」そう思われるかもしれません。

けれど、目を閉じていても身体はしっかり色に反応するのです。

「赤と青の部屋を作り、目隠しした人に15分間部屋の真ん中に座っていてもらう」こんな実験が行われています。

もちろん被験者には部屋が色分けしてあることは知らせていません。

☆赤い部屋では、被験者は体温が上がり、血圧、呼吸数も上昇し、「暑い、息苦しい」と訴えました。

☆青い部屋では、体温は変化せず、血圧、呼吸数が下がり、「涼しい、なんだかスーッとして気持ちがいい」と感想を言っています。

脳波を見ると赤い部屋では終始ベータ波(ハッキリ目覚め状態)が出ていましたが、青い部屋ではアルファ波(ぼんやり目覚め状態)が多く、シータ波(うとうと状態)もあらわれていました。

この実験からも分かるように、私たちは目を閉じていても色や光の影響を受けているのです。

不眠症の方は寝室のカーテン、カーペット等を青系統の色にしてみて下さい。

それでも眠れない人は水色の毛布を使うとよいです。
純色の青の毛布は効き目が強すぎて身体を冷やしてしまいますのでご注意下さい。
青色の効果は抜群なので加減が必要です!


  ☆冷え症に「赤系」

「赤い部屋 青い部屋」の実験でも分かりますように、赤には体を温める作用があります。

赤は刺激が強すぎますので、冷え性の方は、室内のカーテン、壁紙等を暖色系統でコーディネートしてみてはいかがでしょう。

暖色と寒色とでは心理的な温度差が3度程もあるようです。

また、一時「冷え性に赤いパンツ」が流行りましたが、ちょっと刺激が強すぎるようです。温かい、を通り過ぎて、熱くなってしまいます!

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           ☆その他 色の健康効果

         〇消化を助ける 「オレンジ」「黄」

         〇便秘・肌のドラブル  「オレンジ」

         〇風邪  熱には「青」 悪寒には「赤」
 
              抵抗力・回復機能を高める「紫」


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