| <第十一話 美容に良い色> |
「色の不思議」では色は精神的にも肉体的にも様々な影響を与えていることをご紹介してきました。
今回は特に美容に関する色の影響力、効果について見ていきたいと思います。
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〇肌を美しくする色「白」、肌をシワだらけにする色「黒」
肌に直接触れる下着の色は、肌に大きな影響を与えます。
肌を常に美しく保つには白い下着が一番のお勧めです!
トマトを使ったこんな実験があります。
まだ熟していない緑のトマトを赤、白、黒の布で包みます。
同じ枝の他のトマトが完熟した時、布をはずしてみると白い布でつつんだトマトは他のトマトと同じように熟していました。
けれど、赤い布で包んだトマトは醗酵するほどに熟して黒い斑点が出ており、黒い布で包んだトマトはまったく熟さず、緑のまましぼんでいたのです。
白い布は太陽光線の大部分を通過させます。
赤い布はフィルターの役割をして赤い光を通過させます。
黒い布は全ての光を吸収して、中のトマトに光を通しません。
これは人間の場合も同じ事が言えます。
いつも黒い服、黒い下着ばかりを着つづけていると体に必要な光を透過させず熟さないトマトのように肌にシミやシワができてしまうのです。
明るい色の服、白い服は体に必要な光を透過してくれるだけでなく、私たちの体の新陳代謝を高めてくれる働きがあります。
美容・健康には明るい色をお勧めします!
〇色彩呼吸法
ピンクは人を美しくする色です!
ピンクを見つめることで、美しくなるために必要なβエンドルフィンやドーパミンといった脳内物質が分泌されやすくなるそうです。
このピンクの効果に注目した「色彩呼吸法」というものが海外では盛んになっているようです!
その方法ですが、まず、心の中でピンクをイメージします。
最適なのはバラ色とされていますが、自分の気に入っているピンクで良いです。
イメージしにくい時は実際にピンク色のものを見つめてください。
次に、ピンク色の空気を吸い込んでいるイメージをしながら空気を吸い込み、息をゆっくりと吐き出します。
この深呼吸を2、3回繰り返すのですが、この時「美しくなっている、若返っている」と念じてください。
早ければ数ヶ月で効果があらわれ、シワやたるみが消えてしまったという人もいるようです。
簡単な方法ですので是非試してみてください!
〇やせる色
ダイエットしている方に、おすすめの色です。
色でも少しはお役に立つかもしれません!
☆食卓のテーブルクロスを青にする
青を見ていると食欲が抑えられ、また満腹感を得やすくなります。
赤やオレンジのテーブルクロスは食欲増進の作用がありますのでお勧めできません。
☆赤かオレンジ系統の服を身につける
赤・オレンジは体温・血圧を上昇させ、呼吸数も増やすなどエネルギーを多く消費させます。
また、赤いテーブルクロスなどを見るとお腹がすいてきますが自分が身につけると、かえって空腹が抑えられるようです。
反対に、青系統の服を着ると激しい空腹感が襲ってくるようですのでご注意ください!
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| <第十二話 嫌いな色に隠された苦手意識> |
色には個別のイメージ・性格があり、好きな色でその人の深層心理や性格などを知ることができました。
それと同じように、嫌いな色にはそれを避ける深層心理があます。
自分が無意識に避けているものに気付けるかもしれません。
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「赤」が嫌いな人の深層心理
赤が嫌いな人は出すぎたことすべてを嫌います。
そして、自分はそう思われないよう用心しています。
外見が派手な人、自身を持って話す人を印象で嫌ってしまいがちです。
その様な人を好きにならなくても、理解しようと心がければ大丈夫です。
「ピンク」が嫌いな人の深層心理
ロマンチックなもの、甘えた態度、なよなよしたイメージのものを嫌います。
そして自分は男性的な性質やクールなイメージを保とうとしています。
夢を語る人、憧れを現実のものにしようとする人たちを軽蔑しがちです。
現実にとらわてすぎている人が多いので気をつけて下さい。
「オレンジ」が嫌いな人の深層心理
人が集まるところ、賑やかなところが苦手で、静かに落ち着いているのが好きな人が多いです。
騒いでいる人たちのことを毛嫌いしてしまうところがありますので気をつけて下さい。
賑やかな場所に慣れ、楽しむようにすると性格も変わってきます。
「茶色」が嫌いな人の深層心理
古くて伝統的なもの、アカぬけないものを嫌います。
また、おしゃれのセンスに欠ける人や田舎に住む人を心の底で軽く見てしまう傾向があります。
意識して気をつければ、もっと他人から支持されるようになります。
「黄色」が嫌いな人の深層心理
新しく奇抜な物を嫌います。臨機応変の対処策や、合理的な案でも、突飛だったり未知のものだと避けてしまいます。
伝統的なもの、習慣になっているものから飛び出て、新しく有益なものにも目をむけると新しい世界が開けてきます。
「緑」が嫌いな人の深層心理
優しそうにみせかけるもの、いい人ぶっていると思われる人、優柔不断なものを嫌い、曖昧なものがあるとイライラしてしまいがちです。
イライラしても、もっとリラックスして、穏やかになるよう心がければだんだん楽になってきます。
「青」が嫌いな人の深層心理
表面は上品な素振りをする人、温かみが感じられないものを嫌います。
表面的な挨拶儀礼でなく裏表のない親密な関係を大切にしている人です。
そんな人は表面的な挨拶儀礼からでも相手の良さを発見するよう心がければ、相手のことをそれほど嫌わずにすみます。
「紫」が嫌いな人の深層心理
神秘的なもの、未知の物、日常から離れたものを嫌い、また、それらを好む人も嫌います。
そういったものを嫌っていると新たな可能性をもったものやチャンスを逃してしまったり、直感が鈍くなったりします。
そういものに対しておおらかな態度でいるほうが、余裕ができて楽に過ごせます。
「白」が嫌いな人の深層心理
正直を装う人、正義を振りかざす人、いわゆる「偽善者」を嫌います。
世の中の苦労を知らないように見える人、「清貧」を志す人には 単純に反抗したくなります。
けれど、善人そうに見える人すべてが「偽善者」ではなく、「善人」もいるのですから、印象だけで判断せずに接すると良い出会いにも恵まれます。
「黒」が嫌いな人の深層心理
明るいものが好きで色んなものの暗い面を見たがらない人です。
また、暗い感じのする人、何を考えているか分からない人が苦手です。
一見暗く見える人でも本当は能力があったり優しかったりします。
そんな人にはゆっくり優しく接すると意外な面を発見できます。
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| <第十三話 恋愛と色彩> |
恋愛も色彩と無縁ではありません。
出会い、付き合い、別れなど、その場面に応じて役に立つ色をご紹介させていただきます。
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〇恋人がほしい人に
恋人がほしい人にお勧めの服の色です!
☆まず、きっかけを作りたいなら「明るい色」の服を着ましょう。
明るい色の服を着ると明るい人柄に感じられて、好感をもたれ、人から話しかけられやすくなります。
白をはじめ、明るいピンクや黄色、青のパステルカラーが良いでしょう。
☆自分のフィーリングに合った人を見つけたいなら、自分の好きな色、自分の個性をアピールできる色を身につけましょう。
自分と同じタイプの人が集まり易くなります。
☆「ピンク」を身につけましょう。
男女問わず、ピンクを見つめると肌にうるおい、はりが出てきます。
また幸福を感じる色ですので、表情が明るくなり、自分の魅力を表現し易くなります。
〇デートに着る服
デートの時にはやはり明るい色、温かい色が良いでしょう。
冴えた青、紺色等は現実的になりロマンティックな雰囲気は壊れてしまいます。
また、香水と色を組み合わせると自分のイメージ、雰囲気を上手く作ることができます。
たとえば、花の香りから色を連想するなら、ピンク色を思い浮かべないでしょうか?
女性らしさ、可愛らしさを表現したいなら、ピンク色の服にフローラル系の香(バラ、ジャスミン、ラベンダーなど花の香)がよいでしょう。
シトラス系(レモン、オレンジなど柑橘系)の香水には黄色、オレンジ、アプルグリーンなどです。さわやかなイメージになるでしょう。
ウッディ系(ユーカリ、サンダルウッドなど葉や幹の香)にはミントグリーン、モスグリーンなど。すがすがしさを与え、心を落ち着けます。
ムスク系(ジャコウジカ、マッコウクジラなど動物性の香)には赤紫、焦げ茶、褐色などが合います。セクシーな魅力をアピールしたい時に有効です。
〇ロマンティックな雰囲気をつくりたい時
男女問わず人をセクシーな気分にさせる色は赤紫色です。
この色はパートナーだけでなく、身につけている本人にも作用し、色っぽい気分にさせてしまいます。
赤紫のスーツ、ワンピースなどはかなり大きな効果を発揮します。
個性の強い赤紫を上品に着こなすのは難しいですが、アクセサリーやスカーフ、ネクタイなどに使っても効果はあります。
また、その他に男性をセクシーな気分にさせる色はかわいらしいピンク、燃えるような緋色。女性をセクシーな気分にさせるのはスミレ色、空色などです。
〇別れ話をする時に着る服の色
恋人に別れを告げる時には、黒い服を着るのが一番です。
色はそれ自体がメーッセージをもっていて、黒は拒絶を意味します。
相手はすべての説得・哀願を拒否されているかのように感じ、着る本人には、自分の意思を強め、外からの影響力から守るという働きをします。
この時、ピンク色の服でも着ていけば、自分は優しい気持ちになって心は揺らぎ、相手はなんとか説得しようとしたり、強気に出たりします。
また、嫌いな人からの告白を断るにはグレーの服がよいでしょう。
グレーは人の心を冷静にさせ、感情そのものを包み隠します。
「あなたの言う事は分かるけれど、関わりたくない」そんなメッセージを発します。
〇失恋に効く色
失恋をしてしまった時、決して暗い部屋や黒いインテリアで埋め尽くされたような部屋にいてはいけません!
黒い色にまつわる物騒な話があります。
ロンドンのテムズ川にかかるブラックフライア・ブリッジは以前は黒く塗られていました。
ここは自殺の名所だったのですが、橋を緑に塗りかえてからは、なんと自殺者が3分の1に減少したのです!
緑色のに塗りかえた橋は人の心を癒す事ができたのでしょうか。
たかが橋の色と思われるかもしれませんが、黒、または赤は絶望している人には「いけない色」です。
死ぬか生きるかの極限の精神状態では色の印象は大きな影響力を持ちます。
失恋したり、落ち込んだ時に暗い部屋にいるともっと落ちこんでしまいますのでそんな時はなんとか明るい場所に出てきてください。
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| <第十四話 色と宝石> |
巷では、宝石の持つ力に注目して「パワーストーン」が流行しています。
石にはそれぞれの効果があるとされていますが、その効果は色の持つ効果とたくさんの共通点があります。
たとえばルビーなどの赤い石は力をあたえ、アクアマリンなどの青い石には心を落ち着ける効果があるとしています。
そこで、今回の色の不思議では「宝石の効果」と「色の効果」の共通点について見ていきたいと思います。
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〇赤い石
「ルビー」 強大なパワーを持つとされる石。恋愛運・健康運を高める。
「ガーネット」 意識を高揚させ、積極性を高める。エネルギーを高める。体力・生命力・情熱をもたらす。
「アゲート(瑪瑙)」 勇気や自信をもたらす。体力・持久力をもたらす。
☆赤の持つ力と同じく、「力・情熱・生命力」など積極的な力を持っています。
エネルギーがありあまっている人は赤い服を着ない方が良いのと同じで、赤い宝石も持たない方が良いようです。
〇ピンクの石
「ローズクォーツ」 魅力を高め、柔らかなイメージをもたらす。美的感性の向上。女性ホルモンのバランスをととのえる。
「ロードナイト(バラ輝石)」 感情表現を豊にし、自身をつける。社交運の向上。
☆ピンクの色と同じように、女性的なエネルギーを放ちます。
ローズクォーツを身につけると、「第十一話
美容に良い色」でご紹介した「色彩呼吸法」と同じ効果が期待できるかもしれません。
〇茶色の石
「タイガーズアイ(虎目石)」 洞察力・決断力・集中力をアップさせる。仕事運・金運に良い。
☆茶色のスーツがビジネス・スーツとして最適なように、茶色の宝石も仕事に必要な能力を高めてくれるようです。
〇黄色・オレンジの石
「シトリン」 明るさ・希望をもたらし、活力を与える。リラックス効果。
「トパーズ」 心身の強化、ストレスの緩和。精神の安定。
「サンストーン」 向上心を高め、成長を促す。目的成就の石。
☆黄色は「知力の色」とされていますが、宝石の効果の中では特に「知力向上」といった効果は強調されていませんでした。
「明るさ・希望」等は黄色の特質そのものであると言えます。
〇緑の石
「エメラルド」 知力に働きかけ、洞察力・記憶力を高める。ストレスを和らげる。
「ジェード(翡翠)」 古来より大自然の力、再生力を持つとされていた。魂の鎮魂・精神の安定・肉体の健康をもたらす。
「ぺリドット」 ストレスの緩和、活発さ・行動力のアップ。
「マラカイト(孔雀石)」 情緒の安定、安眠効果。成功へ導く。魔除け。
「アマゾナイト」 意思力・精神力の強化。創造性を高め、情緒を豊にする。
☆緑の石の効果は様々で、知力に働きかけるものが多いようです。また、緑独特の癒し効果もあるようです。
〇青(水色)の石
「サファイア」 冷静さ、明晰さをもたらす。幸運をもたらす。
「アクアマリン」 精神を鎮め、体をリラックスさせる。積極性をもたらす。船乗りが五感の鋭敏さを求めて身につけた。
「ラピスラズリ」 知的感性を高める。聖なる石と呼ばれる守護石。
「ターコイズ」 ストレスの緩和、リラックス作用。身を守る守護石。
「ソーダライト」 迷いがあるとき、気持ちをクリアにする。恐怖心を取り除き判断力、意思力を高める。
☆青色の効果と同じく、精神を鎮める効果が多く見られます。宝石の効果では精神力・知力ともに高める効果があるようです。
〇紫の石
「アメジスト」 直観力・判断力・意思力の強化。尊貴と威厳をもたらす。中世ヨーロッパで、キリスト教の司祭が好んで身につけた。
☆紫が好きな人は直観が鋭いと言われていますが、やはり身につけても直感力向上の効果が期待できるようです。
〇グレーの石
「スモーキークォーツ(煙水晶)」 安らぎや安定した精神状態をもたらす。恐怖心・マイナス思考を払拭。潜在意識の開花。
☆グレーの服を着ると冷静になり、落ち着いた判断ができるようになりますが、宝石でも同じ効果があるようです。
〇白(透明)の石
「クリスタル(水晶)」 何にでも良いオールマイティなパワーストーン。清め・浄化の効果、守護石、潜在能力の開発。
「ダイヤモンド」 心身の浄化。潜在能力の開発。世界権力者が他者の呪いを防ぐ最強の護符として身につけた。
「オパール」(無色から虹色まで様々な色がある) 感性・直観力を高める。願いが叶うという希望の石。
「ムーンストーン」 感性・感受性を高め、感情を豊にする。
☆白は太陽光線の色すべてを含む色です。クリスタルの効果がオールマイティーであることに共通のものを感じます。
〇黒の石
「オブシディアン」 外部からのストレスや干渉から保護してくれ適応力が高まる。魔除け・お守り。
「ヘマタイト(赤鉄鋼)」 血液の循環を良くし、生命力・体力をアップさせる。身を守る守護石。
☆黒い服を好んで着る人は外界との接触を拒む人が多いのですが、黒の宝石にも同じ効果があるのには驚きました。
ヘタマイトは鉄の塊のように黒く光った石です。「黒」のイメージよりは「鉄」のイメージの方が強く、血液やエネルギーと結びついているように思えます。
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宝石の効果は色によって違い、それは「色の効果」とほぼ同じであるようです。
色はそれぞれの出す波長によって効果が違います。
宝石もそれぞれの色の波長を出していますので、その効果が色の効果と同じになるのは当然かもしれません。
けれど、世界各国で様々に宝石の効果が発見されて、それが同じイメージ、同じ効果であった、というのには驚きを感じます。
また、それぞれの効果に共通点が見られることによって、その効果の信頼性が高まったように思えます。
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| <最終話 色の嗜好> |
色の好みは、環境・時代・年齢等によって大きく変化します。
「色の不思議」最終話では色の嗜好に及ぼす様々な影響について見ていきたいと思います。
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〇年齢 「乳児期」
人は生まれてから3ヶ月程で色の区別がつくようになります。
乳児が好む色の順番は実験によって分かっており、一番好きな色は「黄色」続いて「白・ピンク・赤・橙」で、嫌いな色は寒色系の色と、特に黒を嫌います。
この頃好む色は人が本能的に好む色なのかもしれません。
赤ちゃんに着せるベビー服も、お母さんが着る服も明るいパステルトーンがお勧めです。
人は生後6ヶ月程で原色をはっきり識別できるようになり、生後9ヶ月には成人と同じ140億個の脳細胞が出来上がります。
ですから、この6ヶ月から9ヶ月の間に赤ちゃんの好きな明るい色をたくさん見せてあげるのは脳と心の発達にとても大切なことです。
〇年齢 「好みの変化」
その後の色の好みは環境によって大きく変わってきます。
幼少期に母親がよく着ていた服の色、よく食べた好物の色、よく遊んだ海や山の色など、10歳頃までの環境の影響力がもっとも強く、次いで、現在に近い時期の影響が強くあらわれます。
一般的には5〜6歳では赤・青・オレンジ等のはっきりした鮮やかな色を好みます。
12〜13歳頃色彩感覚は大人なみになり、また40歳頃好みが変化すると言われています。
〇地域性
育った環境は好む色に影響を及ぼしますので、それぞれの地域ごとに傾向が見られます。
「北海道」 澄んだ色 「東北」 少し暗く濃い色
「関東」 中間色・暗い色 「関西」 派手な色
「中国地方」 ややくすんだ色 「四国」 明るい色 「九州」 暖色
また、湿気が多い地域ではぼんやりした色が、湿気が少ない地域では鮮明な色が好まれる傾向があります。
世界的に見ると、日本では鮮やかな色、原色を好み、中国・東アジアでは白や明るい色、欧米など白人地域では暗く深い色が好まれるようです。
〇時代
色の流行はその時代の雰囲気をとてもよく反映します。
好景気の時には明るい色、不景気の時には暗い色が流行しています。
戦前の日本人が好んだ色は「さび」や「いき」で、渋味と多彩な色が日本芸術の特徴でもありました。
終戦後は様々な国の文化が入り混じり、どんな色でも受け入れられるようになります。
戦後から昭和30年頃までは昔から日本人が好きだった「赤・青・緑・黒」が好まれていますが、
昭和38年、東京オリンピックの前の年に白や水色、クリーム色等の淡く明るい色が流行しました。
昭和40年代の好みの色は白や淡い色が中心となり、40年代後半高度経済成長期には鮮やかな色が好まれ、あらゆる色が受け入れられる「色彩氾濫」の時代となりました。
けれど、不況の年には暗い色が流行するようになります。
1973年の第一次オイルショックではナチュラルカラー、アースカラー、カーキ、オリーブ等のくすんだ茶系統。
「不確実性の時代」といわれた1980年代にはモノトーンが流行、
1990年代にはエコロジーカラーが流行しています。
世間の人は皆、時代の雰囲気を感じ取って、気分も明るくなれば生活も派手になり、好む色まで自然と変化してしまうようです。
不景気と言われる現在ですが、時代の雰囲気に押し流されず、明るい色の服を着て気分を明るくするのはとても大切なことに思えます。
☆流行色と食べ物の色
透明のビニールバックが流行した年、ナタデココが大流行しました。
そして、黒い服が流行した年にはイカ墨が流行しています!
さらに、淡いピンクが流行した年にはピンクのカクテル「ピーチマルガリータ」「ストロベリーマルガリータ」が他の色のカクテルの2倍以上売れています!
流行は知らず知らずのうちにこんな食べ物にまで影響を及ぼしています!
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≡色の良いイメージ・悪いイメージ≡
・黄
良いイメージ 快活 明朗 躍動 のどか 若さ 愉快 可愛い
活発
前進的
悪いイメージ 注意 危険 軽率 不安 いらいら 弱々しい ゆるみ
緊張
・緑
良いイメージ 平和 健康 新鮮 おだやか 安息 幸福 豊かさ
自然
希望
悪いイメージ 未熟
・青
良いイメージ 涼しさ 開放感 知性 清潔 深さ 広大さ 静寂
純粋
平和
悪いイメージ 冷たい 哀しみ 失望 不安 冷酷 憂鬱
・紫
良いイメージ 高尚 優雅 魅力 あでやかさ 上品 永遠 神秘
豪華
高級
悪いイメージ うぬぼれ 不良 不安 複雑さ 冷たい 不吉
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1980年に日本とアメリカの学生を対象に、行われた色から連想されるもののアンケートです。
オレンジ 日本 1位 娘 アメリカ 1位 戯れ
2位 家庭 2位 笑い
3位 女友達
3位 お祭り
黄 日本 1位 冗談 アメリカ 1位 嫉妬
2位 児童
2位 嫌悪
3位 笑い
3位 快楽
緑 日本 1位 自然 アメリカ 1位 自然
2位 自然さ
2位 自然さ
3位 調和
3位 毒
青 日本 1位 科学 アメリカ 1位 信任
2位 涙 2位 協力
3位 息子
3位 調和
紫 日本 1位 嫉妬 アメリカ 1位 欺き
2位 怨恨
2位 毒
3位 憐れみ 3位 不幸
茶 日本 1位 父 アメリカ 1位 男
2位 老人 2位 男性
3位 労働 3位 嫌悪
灰色 日本 1位 敗北 アメリカ 1位 退屈
2位 機械
2位 落胆
3位 不幸
3位 過去
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