ゼリットカプセル
(サニルブジン)スタブジンd4T
[効]ウイルスに選択的に作用して増殖を抑えて、病気の発症を遅らせたり、症状の進行を遅らせるお薬です。
本剤はチミジンヌクレオシド類縁体で,in vitroではヒト細胞中のHIV複製を阻害。本剤は細胞のキナーゼによってサニルブジン三リン酸となり,抗ウイルス作用を発揮。サニルブジン三リン酸がHIVの複製を阻害する作用機序は次の2通り
(ア)生体中のデオキシチミジン三リン酸と競合してHIV逆転写酵素を阻害
(イ)DNA鎖伸長のために必要な3´-水酸基欠落のため,DNA鎖伸長を終了させてウイルスのDNA合成を阻害
HIV感染症
[副](ア)末梢神経障害:四肢のしびれ・刺痛感・疼痛等の末梢神経障害(17.3%)が現れることがある
(イ)膵炎:膵炎(1.0%)が現れることがあるので,血清アミラーゼ,血清リパーゼ等の生化学的検査を定期的に行う
(ウ)急性腎不全:尿細管性アシドーシスによる急性腎不全(国内1例)が現れることがあるので,定期的に検査を行うなど観察を十分に行う
(エ)錯乱,失神,けいれん:錯乱(0.3%),失神(0.1%未満),けいれん(0.6%)が現れることがある
(オ)皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群):皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(0.1%未満)が現れることがある
(カ)乳酸性アシドーシス:乳酸性アシドーシス(頻度不明)が現れることがあるので,定期的に検査を行うなど観察を十分に行う
(キ)肝不全:肝不全(頻度不明)が現れることがあるので,定期的に検査を行うなど観察を十分に行う