2009年11月21日
鳥取県は今月6日に解禁されたズワイガニ漁の1週間の水揚げ状況をまとめた。13日までの雄の松葉ガニの水揚げ量は前年比でほぼ半減となってお り、各漁場とも低調な出だしとなった。全体の水揚げ額も2億7945万円と前年の約8割にとどまっており、資源の減少への懸念や漁獲回復を望む声が広が る。
県のまとめでは、13日までに28隻の漁船が延べ80回入港し、松葉ガニは前年比49%減の約32・6トン、雌の親ガニは同20%増の144・7トン水揚げされた。
特に目立つのが松葉ガニの大幅減少で、シーズン前に前年を下回ると予想していた県水産試験場も「ここまで少ないとは思っておらず、減少幅は想像以上」と驚きを隠せない。
県漁協網代港支所によると、当初はエチゼンクラゲが多い深場の操業を避け、親ガニの生息域で、効率的に漁獲が見込まれる浅場を漁場とする漁船が増えたことも減少要因という。年末に向けて高値が予想される今後は各漁船とも松葉ガニを狙って漁場を分散させる予定だ。
ただ、各漁船からも「今年は松葉ガニが少ない」との声が上がっており、同支所の浜納栄治課長は「クラゲも多く、今のところ前年の水揚げは割り込むような感触」と話す。
さらに消費低迷の影響で、中型のカニの売れ行きが伸びる半面、高価な大型の松葉ガニが敬遠される傾向にあることも懸念材料で、浜納課長は「相場は相対的に低いが、今年は冬の訪れが早いので、今後の鍋物需要に期待したい」と市場の動向を注視する。
(日本海新聞)2009年11月21日より掲載
2009年11月14日
冬の日本海を代表する味覚の王者「松葉ガニ(ズワイガニ)」が6日に解禁されて1週間がたった。景気の低迷に加え、厳しい漁獲見通しが発表される など暗い話が聞かれる中での解禁だったが、漁業関係者らは、現在の今シーズンの水揚げ量と販売金額について「昨年並み」としており、まずまずの滑り出しと なった。ただ、エチゼンクラゲの大量発生などの不安材料もあり、関係者は不安を抱えている。
「誰が買ったの!」−。柴山漁港(兵庫県香美町香住区沖浦)で6日に行われた初競りでは、過去最高値となる11万220円で松葉ガニが競り落とさ れ、関係者の度肝を抜いた。ほかにも暗い話題を吹き飛ばそうと、創業者が香美町出身と縁のある大阪の飲食店のシンボル「くいだおれ太郎」が香住漁港西港 (同区若松)の初競りを見学するなど各地でイベントが行われた。
今シーズンのズワイガニの漁獲見通しは、県の但馬水産技術センターが「一昨年に比べ大幅減となった昨シーズン並みか、やや下回る」と発表。関係者 を不安がらせていたが、但馬漁協(香美町香住区若松)が取りまとめた水揚げ量も販売金額も事前の心配に反し順調だ。同漁協販売課の担当者は「どちらも昨年 と同じか、少し良いぐらいで悪いなりに期待できる。このまま推移してほしい」と希望を口にする。
松葉ガニシーズンを待っていた小売店や旅館業者も例年通りのスタートに胸をなでおろしている。香美町香住観光協会(清水浩仁会長)によると新型インフルエンザの影響もあって伸び悩んでいた宿泊予約もここにきて回復。泊まり客の出足は例年並みに落ち着いたという。
観光客で混み合う「マル海 渡辺水産」(新温泉町芦屋)の売り場主任は「解禁当初は暖かい日が続き今一つだったが、次第に売れ始めた。鍋がおいしくなるこれからが本番」と声を弾ませる。
一方、近年最大の大量発生が確認されているエチゼンクラゲの被害が深刻で漁業者の表情は暗い。大きいもので幅約1メートルを超えるエチゼンクラゲ が網に入ると水揚げ時に1割から2割のカニが圧死。足が取れたり甲羅が割れたりしたものは商品価値が3分の1程度まで下落してしまう。
浜坂町漁協の川越一男組合長は「エチゼンクラゲの活動限界水温は13度ぐらい。今は水温が16、17度といったところで、しばらくは被害が続くだろう」と厳しい表情を浮かべていた。
(日本海新聞)2009年11月14日より掲載
鳥取県の冬の味覚、松葉ガニ(ズワイガニ)漁が6日に解禁し、1週間がたった。漁獲量の減少に加え、長引く消費低迷のあおりを受けてキロ単価は上がらない状況。今季は雄の松葉ガニ、若松葉とも前年を下回る見通しで、漁業関係者の豊漁を願う声も切実だ。
県内のトップを切って初競りを行った網代漁港(岩美町)。初競りの威勢の良い掛け声に反し、「漁師は価格を決められない。不景気の風はことしも続いている」と漁業者の顔はさえない。キロ単価は雌の親ガニで2割超、松葉ガニで3割超も下落した。
エチゼンクラゲの大量発生も価格に大きく影響している。同漁港の漁船は、底引き網の上部に切り込みを入れた「クラゲ抜き網」で対策を講じたが、網 にかかった半分近くのカニがクラゲによって圧迫死。県漁協網代港支所は「生きたカニと比べ、価格は3分の1まで下がってしまう」と嘆く。
昨季の県内ズワイガニ水揚げ量は1081トンと前季比78%まで落ち込んだ。県水産試験場の今季の資源量調査では、雄が昨季比82%、雌は96% とさらに減少する見通し。1週間の漁を終え、県漁協は「(1航海当たりの)親ガニ漁獲量を昨季から1割制限強化したが、そこにも追いつかない量」と厳しさ を口にする。
一方、松葉ガニを扱う小売店でも売れ行きは厳しい。解禁日から販売を開始したトスク本店(鳥取市)は「不景気による買い控え傾向がある」と顧客の 様子見を実感。加えて、「日中の気温が下がらないと、鍋などの需要も増えてこない」と平年より高めに推移する気温も気にかける。
県漁協は「1週間では、まだ様子は分からない。漁場によって漁獲量も変わってくる。見通しを覆す漁獲量になってほしい」と願う。
(日本海新聞)2009年11月13日より掲載
資源量などに配慮した環境に優しい水産物を日本水産資源保護協会(本部・東京)が認証する
「マリン・エコラベル(MEL)・ジャパン」全国第一号 に十日、
鳥取県境港市の境漁港に水揚げされるベニズワイガニ漁業が選ばれた。
今後、境港産のベニズワイガニには認証されたことを証明するラベルが張り付け られ、消費者にPRする。
認証を受けたのは同市の日本海かにかご漁業協会(西野正人会長)と
流通加工の漁徳水産、隆昌海産、梅崎水産、門永水産、大漁市場なかうら、JFしまね。
MELジャパンは、水産資源保護を目的に制定され、資源保護計画に沿って漁獲され、
環境に優しいと認められた水産物や加工品にラベルを張ることが 認められる。
資源管理に実績のあるベニズワイガニについて同協会に所属するカニかご漁船十二隻と、
流通加工業者六社がことし四月に認証を申請していた。
同協会については、実効ある管理制度の下で漁が行われ、
持続的に漁獲できる水準が維持されることなどが認められた。
流通加工の各社は対象水産物以外の水産物が混入していないことなどが認められた。
日本海新聞 12月11日
| 9月1日解禁後の初水揚げ (9月5日) 鮮度が良いかにを取材するカメラマン | |
| 全国のTVニュースや新聞に出た写真はかにじまん網元のかにです。 | |
| かにの本場鳥取県境港、初水揚げ7時からのセリ状況です。 | |
| これは全て加工用です。 17x10x3段= 510かご | 全て買い手がつきすぐになくなりました。 |
| 今回の漁で生かには21かごだけでした。そのうちL・LLは3かごでした。 | |
| 年々かには少なくなってきています、L・LLサイズは今回もあるかないかの幻になってきています。 | |
| かにじまんはこだわりの鮮度、商品が捕れない時は、L・LLは翌週の入港にして頂いています。 | |
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