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"O'Reilly P2P Conference Report"

  • ICT
  • 2002
  • #0202a
Kanzo Kobayashi

Title

O'Reilly P2P Conference Report

O'Reilly P2P会議報告

Compiler

Kanzo Kobayashi

小林寛三

Published

Nov. 2001

2001年11月

Index
Why?
  • P2P could be a remarkable technology since the advent of Web.
  • P2P & Web Services Conference was held in Nov. 2001 in Washington DC, presided by O'Reilly.
  • Followings are summary of the conference which was made presentation at GLCOM, IUJ
  • In Washington DC, the anthrax hoax letter problem was a big news, which made audiences hesitate to participate the conference.
  • Peer-to-Peerは、Webの登場以来のインターネットにおける画期的な技術となる可能性を秘めている。
  • 2001年11月に米国Washington DCにてO'Reilly社主催のP2P &Web Servicesカンファレンスが開催された。そこでの議論などを踏まえて、P2Pを巡る今日の問題をまとめて、国際大学GLOCOMで講演した。
  • なお、Washington DCでは、炭疽菌入り手紙問題が大きなニュースとなっており、会議への参加者が躊躇する傾向があった。
Summary of presentation

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1. Agenda:

■Peer-to-Peer(P2P)に関する背景・理論、現状・分析、市場展望に ついて概略を述べる。
■P2Pは、Web登場に匹敵するインターネットの変化と言われており、 ブロードバンドの環境下では、P2Pの手法を活かしたさまざまな アプリケーションが開発される。
■次世代のCRMのみならず、インターネットを利用したアプリケーション
は、ほとんどすべてP2Pを意識したものに拡張されていくものと思う。
■今回のP2Pを巡る話題については、2001年11月5日から3日間、米国
Washington DCにて開催されたO'Reilly主宰のP2P Conferenceでの話題から多くの情報を得た。その他国際大学Glocomでの研究会、読書会など でP2Pに関連する情報、資料等も参考にした。

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2. Personal History:

■ほぼ1970年より前半15年間を商社における資源開発(=開発輸入)
■1985年の通信自由化・NTT民営化を機に、全社のIT戦略投資部署であった情報通信総合企画室を皮切りに、今日までIT分野に傾注。
現在は、NTTと伊藤忠の50/50の合弁会社にて、次世代型EeBusiness関連のITビジネス本部長。
■傍ら、公文俊平所の率いる国際大学GLOCOMのFellow。
■最近の信念:
1)日本のIT革命に参加する危機意識が足らない。(明治維新、戦後の改革に匹敵する改革)
2)政・産・官・学の間のMobilityが少ない。→皆が変化を恐れている!
3)IT革命はまだ緒戦。日本は今からでも間に合う。このままでは、「優雅な衰退の道」("The Economist"特集号; The sadness of Japan, 2/2002) であり、デプレスパイラルに突入すれば、不良債権ならぬ不良国家(The non-performing country)に陥る。
4)「環境・インフラ」「内容・興味」「意識・政策」の3点が揃わなければIT革命(第三次産業革命)は成就しない。
5)途上国型(モノ中心の生産力)から知的生産重視の先進国型へ(情報化社会対応)特に、教育・研究、サービス産業(金融・医療・コンサルタント)、グローバル・グローカル対応人材育成(NGO)
6)教育、特に理工系の教育の強化。

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3. The value of network:

■Nに比例する価値:天気予報、110番サービス(=コンテンツは王様)
メトカーフの法則( Nの2乗に比例):eMail, EC(=取引は王様)
GFN:リードの法則、2のN乗に比例。CUG, Network community, Auction
(=評判は王様)
■規模からGFNの価値(交流・技術・ツールの相乗効果)
■インターネットの進展によって
社会資本とGFN資本との組合せ:→ネットワーク構造の価値増大
■GFN的なビジネスモデル:
特に、eBayのケース:
eBayの概念は、Web上で、種々の収集品、芸術品その他容易に取 引
されるような興味を引く商品の買い手と売り手を集めた特別な
オークション・コミュニティを作ることにある。
■ビジネス分野でも、顧客主導の商品サービス選択、評価についての 風評・影響力の増大。CRMの観点から、このGFNがもたらす影響は 無視できない。

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4. P2P Topology:

■P2Pの定義はあまり形式にとらわれるとはおかしくなる。
Graham BellはP2Pで、Shawn Fanning (Napster創始者)はP2Pでなくなる。
■重視すべきは、the Edges of the InternetのあるPC(固定のIPをもたない)
をクリックする以上の役割をさせることにある。
■P2PのLitmus test:
Doe it allow for variable connectivity and temporary network addresses?
Does it give the nodes at the edge of the network significant autonomy?
■Peerというより、本来はモInteractional Selfモ (IS) 相互作用の中の自己
■P2P: People-to-People, Power-to-People, Progress-to-Progress

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5. Centralized vs. Decentralized Topology:

■集中型か分散型か? MF/Dumb terminalから、PCの登場により分散化システム
Webの登場により、再度Server/Client のWEB世界へ その後、PCのCPU/Storage能力uおよびネットワークの広帯域化・ 常時接続環境によりP2Pが現実化(モServentモ=Server + Client)
■P2Pでは各PCが、データをrequestするだけでなくserveするなど、 あらたな役割を演じる。
■ASPのボトルネックはdata upload(ASPは考えとしてはP2Pの対極)

 

 

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6. O'Reilly P2P & Web Services Conference:

■P2P is a mindset, not a particular technology or an industry.
新しいArchitectureを創り出すときは、クリエータを強烈に引きつける mindsetがある。
(左の写真の髪型が象徴的)
■インターネットの世代論
第一世代:1969- 研究者ネットワーク(Raw Internet) FTP/Telnet
第二世代:1994- Web (1989) および Mosaic登場(1993)以降、 インターネットがマス利用としてブレークしたのは1994年
第三世代:2000夏- P2Pの登場、

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7. Defining P2P:

■P2Pコンピューティングの定義: ネットワーククライアント(CAS =Client As Server) 相互間が、直接的に 資源交換・共有・制御を行う自律分散コンピューティング。 クライアントが平等の立場に立って、必要に応じ互いの役割を交代 したり分担しながら(=自己組織化)資源交換・共有・制御を行う。
■P2Pコニュニケーションの定義: ネットワーククライアントでもある仮想的な仲間(Net Buddy)相互間が 直接的に情報発信・交換・共有を行う自律型最適コニュニケーション
電話のような突入侵入、eMailのような非同期性なし。メタ情報共有。
■P2Pソサイエティの定義: 自律的な新しい社会単位Peer相互間が、情報・資源の発信・交換・共有 を行う自律的最適化社会。需要主導による商品・至言の配分積極的役割。
(新たな資源配分ネットワーク)

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8. Rick Boucher:

■米国Rick Boucher下院議員
民主党、VA州選出10期当選のベテラン
IT政策推進リーダの一人。1993年にはインターネットの商用利用、  
また1996年のテレコム法などを推進。
1996年には、140名の議員で構成されたインターネット・コーカスの共同議長の一人。
■SONY ベータマックス訴訟(米国最高裁の5対4という僅差で  SONY側が勝訴)に言及し、結局、VCRは映画の違法コピーが 目的ではなく、ユーザに時間差を与えて鑑賞させることが目的 という主張が認められた。その後、VCRの進展によって、様々な 映像ビジネスが拡大したことに注目すべき。
■現在のNapsterを巡る訴訟についても、インターネットを通じてこの新しい技術を活かした正当なデジタル音楽の流通という視点で参考にすべきである。

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9. Hilary Rosen:

■米国レコード協会会長のHilary Rosen女史(Naspster訴訟の原告)  が、いわば「敵陣」に乗り込んだ形で講演。満席で入れず、廊下にまで聴衆があふれていた。
■米国のレコード産業は、150億ドルの規模。
米国の著作権の輸出は、2000年には800億ドル(GDPの5%)
米国経済に対し、4,500億ドルの付加価値をもたらした。
■最近は米国の価値のコアとしての著作権強化の動き。
・1998年:世界知的所有権機関(WIPO)批准
・1998年:デジタル・ミレニウム・著作権法制定
■音楽は、音楽産業の資産である。それは、コンピュータにとっては 単なるファイルかも知れないが、そこには創造性と投資がなされて いる。
■P2Pに関する問題は技術ではない。それをどう活用するかだ。
■音楽家と技術者はお互いの仕事を尊重し合うべきで。いずれも 創造的なビジネスに関与しているのだから。

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10. Population of File-Sharing Systems:

■Napster/Gnutellaのユーザ数の推移。縦軸は対数目盛。
影響力としては、Napsterの方が圧倒的に大きい。
■Napsterは1999年にサービス開始後、2000年末には約5,000万人のユーザを獲得し、一躍社会現象になった。
■2000年6月には、米国レコード協会(RIAA)や米国映画協会(MPAA)
が著作権侵害でNapsterの差し止めを要求して提訴。
■2001年2月の控訴審判決で、著作権侵害を助長したとの判断。
■Napsterは、2001年7月に、訴訟の関係もあり、一次休止宣言。 その後は、米国レコード協会などとの交渉し、会員制の有料 サービスとして再開を模索中。(2002年1月現在)
■Gnutella は公開後、数時間でAOLから公開差し止めになった。
■Gnutellaに似たFastTrack, Morpheus, KaZaA, Grokster などGnutella クローンが登場。

 

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11. Lawrence Lessig (1):

■ハイテクに詳しい法律家として、また著述家であり、オピニオンリーダの一人。
■ハーバード法学部教授を経て、現在は、スタンフォード法学部教授
■Code and other laws of cyberspace (1999)および、最近のThe future of ideasモ(2001)の著書はベストセラーとなった。
■Napsterのようなインターネット・アプリケーションは、著作権保護を弱めたではなく、むしろ実際には強化してきている。 結果として、創造する自由は萎えてしまっている。もし政治的な行動(全米レコード協会への抗議、地元選出議員への陳情等)を起こすべき時期である。

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12. Lawrence Lessig (2):

■Lessig教授のモCode and other laws of cyberspaceモ(1999)より
■Cyberspaceの自由を規制する4つの要素
1)法律(国家権力)
2)社会規範
3)市場(価格政策)
4)アーキテクチャ。特にサイバー空間を規定するコード
これらどの制約を一つ変えてもサイバー空間の規制に影響する。
■CODEには、法律・規約という意味と、ソフトウェア・符号という
意味があるが、ここでは後者の意味で使っており、サイバー空間に作用する新たな規制の力である。

 

 

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13. Lawrence Lessig (3):

■ Lessig教授のモThe future of ideasモ(2001)より
■Speakersユ Corner:ロンドンのハイドパークの一角にある自由演説の  コーナー。毎日曜に公衆に向かって自由に意見を述べられる。  物理層も、コード層(使用言語)も、コンテンツ層もコモンズである。
■Madison Square Garden:NYにある巨大な商用施設。物理層だけが管理されている。
■電話システム:これは単一のシステムであり、米国ではAT&Tによって管理されていた。
■CATV:これはコンテンツ層も含め、すべてCATV会社の管理下にある。
■インターネット: これは、層によって自由と管理とが混在している。インターネットの 物理層は、回線もコンピュータも政府、企業、個人の資産である。
コンテンツ層の多くは、知的財産権法によって保護されている。
 コード層(TCP/IPなど)は自由であるが、eCommerce、セキュリティなどの目的によって管理する方向が強まりつつある。
 しかし、中央の管理組織がないというインターネットの本質は、まだ大きくは揺らいでいない。

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14. Centralized or Decentralized network:

■Nelson Minor, MIT Media Laboによるネットワーク・アーキテクチャ の比較研究。P2Pはサーバのない分散ネットワークがその本質だが、 分散型が、集中型に比べてすべてにおいて優れている訳ではない。
■集中型(Client/Server)、
リング型(fail-over cluster)、
階層型(DNS等)
分散型(Gnutellaなど)

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15. Other topology:

■その他のネットワーク・トポロジーの例: 集中型の二重型(Gate Way、Grand Central stationもこの形)
■集中型+リング型。サーバの機能分散およびバックアップ付き。
■集中型+分散型:実際のeMailのトポロジー。各サーバは分散型で接続されているが、各々のサーバの先には、クライアントが集中型で接続されている。

 

 

 

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16. Things to solve:

■各ネットワーク・トポロージー(集中型、リング型、階層型、分散型、
集中+リング型、集中+分散型)の特徴の比較。
■管理可能性(Manageable)と首尾一貫性(Coherent)については
ほとんど共通の評価。集中型が一部でも含まれているの、そこを通じた管理が可能。
■その反面、拡張性(Extensible)と耐故障性(Fault tolerant)については
前述と逆に、集中型の拡張性のなさが表れているが、分散型を含む場合は、その欠点が是正される。
■Napster訴訟の関連で興味深いのは、耐訴訟性については、分散型が事実上、相手を特定できないことにより訴えられにくいことがある。
■拡張性(Scalable)については、リング型(Ring)と階層型(Hierarchical) がscalableとなっているのに対し、集中型と分散型は、明確な評価がない
?となっている。この辺りは、トポロジーだけでなく帯域の問題も含め 詳しく評価する必要がある。(集中型はサーバの容量不足が、分散型はバックボーンの役割を担う  ネットワークがボトルネックとなると思う。)

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17. Why P2P= PIE? (1):

■P2Pの定義はPIEの頭文字で表せる。
Presence:相手(人間あるいは対象フィアル)が今ネットワーク上に存在(=接続)していて、交信可能であることを確認。
Identity:相手(人間あるいは対象フィアル)を特定できる。  この場合必ずしもIPアドレスだけに依存しない、さまざまな属性 (Metadata)による検索によって、相手を特定する。
Edge resource
従来のC/S systemは、すべての資源がサーバに集中していたが、P2Pでは、ネットワークの周縁に位置するクライアント(Peerあるいは、 Server+Client=Serventあるいは単にNodeと呼ばれ、人間、ファイル、
CPUパワーいずれもの場合もある)の資源を活用する。
従来これらは存在していたが見えず、また活用もされてこなかったという意味で天文学でいう暗黒物質(Dark matter)と呼ばれてきた。

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18. Why P2P= PIE? (2):

Presenceについて:
特にInstant Messagingにおいては、交信可能な相手の一覧が Buddy Listとして明示され、リアルタイムでのチャットが可能。
但し、標準化がまだ進展しておらず、各システム間のInstant Messaging がそれほど実現していない。
■Instant Messagingは、同期通信である電話と、非同期通信であるeMail
の欠点を補うサービスとして登場。
■Chatそのものの機能はIRC(Internet Relay Chat)は1988年にフィンランド
で開発され、同一サーバ上、あるいは何台かの相互接続したサーバを 経由した利用が可能である。
■Instant Messagingは、1996年にイスラエルで開発され、現在AOL傘下となっているICQが最初のIMである。eMailのような非同期のやりとりも可能。現在最も普及しているのはAOL Instant Messenger (AIM)、その他にMSN Messenger, Yahoo! Pagerなどがあるが互換性はない。
■IETFが、標準化プロトコルIMPP(Instant Messaging and Presence Protocol) を作業中で、AOLも標準化案を提案しているが、各社の思惑もあり進んでいない。

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19. Why P2 = PIE? (3):

Identity
現在のDNS(Domain Name Server)は、IP不足、イントラネットの拡大、セキュリティなどの理由によって、マシン中心の複雑な管理となっている。
特に、職場と家庭、あるいは移動中の相手の特定などUbiquitous computingの実現には不便がつきまとう。
■これをマシン中心(特定のマシン)からアプリケーション中心のネットワークにする必要がある。
■Webも、IPアドレスのみで相手を特定するのではない仕組み
(Semantic Web, RDF=Resource Description Framework)など
metadataを認識するような拡張が必要となる。

 

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20. Why P2 = PIE? (4):

Edge Resources
インターネットの縁に存在する周辺の資源の活用は重要である。
■P2Pの特徴はモPIEモであるが、実際にはIPEの順番で検索する。
即ち、まず、どの相手、どのPC、どのファイルかの対象を明確にする(Identity)、それからその対象がネットワーク上に存在しているのか、交信可能なのかを確認する(Presence)、それして、相手がどこにいようとも、ネットワーク上にあれば、その相手と接続できる。
■通常の電話の場合も、まず通話の相手を念頭において、電話番号を調べダイヤルを試み、運がよけば相手につながる。(その確立は約30%)
不在だったり、通話範囲外であればつながらない。
■eMailの場合は、メールする相手を念頭に、まずメールアドレスを探し、それをタイプする。(マシンが異なるとアドレス帳が不備な場合もある)
ともかくメールを送信するが、相手が見てくれるかどうかは不明。 急ぎ・重要な場合は、メールを送信した旨を電話あるいはFaxで通知する。

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21. P2P & Web Services:

■今回のO'ReillyのConferenceは、P2P and Web Servicesというテーマであった。P2PとWeb Servicesとはどう違うか。
■P2Pは、まだmindset(概念)が主の段階。Gnutella等の先進的な本格P2Pアプリケーションが登場してきているが、全体としては、標準化、互換性、導入実績、開発サポート体制等で、まだこれからの状況である。
■一方、Web Servicesは、サーバの機能を存続させながら、従来のWebを拡張させ、いくつかの標準プロトコルが確立した。IBM、SUN、 Microsoftなど大手が積極的に関与していることも標準化に役立った。
XML(eXtensible Markup Language)W3CがSGML(Standard
Generalized Markup Language)をベースに標準化。
RPC (Remote Procedure Call)はネットワーク上の他のマシン上で動作しているプロセスを実行する。
SOAP(Simple Object Description Protocol)は、ユーザ認証や課金機能などインターネット上のサービスを呼び出手続きを記述。
WSDL(Web Services Description Language)次ページ参照
UDDI(Universal Description Discovery Integration)次ページ参照

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22. Web Services:

■Web Services = a narrower technological challenge Webのゆるい連携によるRequest-and-response Model HTMLの代わりにXML messagesを使う。標準化進展しており共生関係。
P2P is a mindset, while Web Services is a technology.
P2Pからdiverse transport protocolやreal-time communication,
Edge-connected devices and consume resourcesなど影響与えている共生関係
UDDI:an XML-based service designed to make it possible to publish new
Web services to a searchable directory.
UDDIは、metadataを補完していて、他のserverをresourceとして使う場合
の相互発見の仲介役をする。(Discovery Integration)
WSDL:a way of defining a Web services interface in XML
SOAP:like メUnix pipelineモ
 従来はPerl/CGIを使用していたが、SOAPは、CGIよりも複雑なサービス
 を提供。Single server / single browserから、Multipoint conversation between
 Cooperating programsというように、いわばWebをPeersにしてしまう。
★注)上記4文字の略字の後の2文字が本質的な機能を説明している。

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23. P2P Stack:

■SUNのP2PプラットフォームであるJXTA Platformは、P2P Stack
をOSI7層のイメージで、Platformを考えている。
■Device層は、PC、PDA、Cellular phone、Game consoleなどサポート。
■Network-enabled Operation Environment層は、JavaのVirtual Machineに相当する層。ここでハードウェアのOSの差を吸収。
■Platform層は、P2Pの特徴である相手のPIEを検索する。
■Service層は、P2Pの標準的な各種サービス、検索、特定、貯蔵、 ファイル共有、セキュリティなどの基本サービスを提供する。
■Application層は、IM、Content Managementなど各アプリケーションが
載る。
■いままでのP2Pは、これらの標準的なサービス層がなかったので、 P2P Applicationの開発に当たっては、共通的なプラットフォームを含めた開発を余儀なくされた。その結果、例えばまずWindowsだけのから開発するという状況が生まれている。これでは、従来のWebのOSに依存しない自由度が、特定OSに限定された自由度の少ないアプリケーションという中途段階となっている。

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24. Size of P2P Companies:

■O'Reilly Conferenceで公表発売されたO'Reilly社の調査報告に基づく。
2001年7月頃までの調査報告となっている。
■まずP2Pの対象会社約100社対象の調査。
■P2P開発会社の規模は11-50人規模が最も多く、まだ初期のベンチャーの段階である。

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25. Year of Incorporation:

■2001年にO'Reillyが調査した、P2P関連企業約100社について  創業年度は、2000年が最も多く、まだ創立後1年余しか経過していないことが判明。
■までP2P事業の立ち上げは今後の課題

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26. Funding Profile:

■資金提供の時期は、IT不況の最中であるにもかかわらず、
1st. Roundが一番多く、2nd. Roundがそれに続くなどの初期段階での
Fundingが集まっていることに注目すべき。

 

 

 

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27. Funding by P2P Category:

■P2Pの開発カテゴリー別の資金は、コラボレーション、ファイル共有、
分散コンピューティングが多い。
4番目は企業向けに特化したファイル共有である。
■資金を得て開発している対象は、P2PのPIE全体に広がっている。
■インフラ、プラットフォームの開発は大手による開発が先行。

 

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28. P2P Company Profiles:

■今回のOユReillyによる調査対象のP2P開発会社の所在地調査である。
米国が圧倒的に多いが、米国Silicon Valley以外の東部や南部、あるいは
カナダの開発会社が活躍していることが判明。
■欧州にも何社かあるが、アジアがこれから出てくると思われる。

 

 

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29. P2P Companies: Categorization:

■P2Pの開発対象カテゴリーのグラフ。前のファンドを受けている 会社のカテゴリーと異なり、プラットフォーム関連の会社 (資金的にも余裕のある大手、中堅企業)が多い。

 

 

 

 

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30. Programming Languages Frequently Used:

■現段階で、P2P開発に使用しているプログラム言語のアンケート。
■予想した通り、C++とJavaの組合せが最も多い、それぞれ単独で使用する場合がこれに続いている。

 

 

 

 

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31. Operating System Platforms:

■現段階で、P2Pの開発会社が対象としているOSは、Windows onlyが
1/3で、それ以外は、Unix, Linuxを含めマルチOSサポートとなって いる。
■企業向けアプリケーションはWindows onlyが優勢であるが、今後の傾向は、マルチOSサポートが増えていくものと思われる。

 

 

 

 

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32. Technologies in Use:

■P2Pの開発技術として具体的にどのようなtechnologyを使用しているかというアンケートの結果は、今後P2Pのプラットフォームとして影響のあるJxtaや.NETは、まだ少なく、XMLやXML-RPC、SOAP、 UDDIなどWeb Servicesで標準化された技術の応用が主流となっている。

 

 

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33. P2P File-sharing:

■P2Pによるファイル共有について
■現在のサーバへの集中ファイル保管に対して、P2Pの場合は
・コスト削減
・分散コンテンツ流通
・ロードバランス
・耐障害用の冗長性確保
・協業によるコンテンツ創造・維持
などの目的がある。

 

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34. Distributed computation:

■SETI@Home: 注)SETI = Search for Extra-Terrestrial Intelligence )
・1998初めにSETI@home Web開設。(1997.7に映画Contact公開 Jody Foster主演)
・Standalone applicationとScreensaver modeの2種類
・受信される生データは340KB (2.5分、28.8Kbps connection)
・生データは多くの周波数チャネルに分割されたもので、PCで分析可能
・生データは、Puerto RicoのArecibo Radiotelescope受信データ。
・太陽系外からの電波の強度は、12秒ピークのガウス関数分布をする。 この分布に合わない電波を除外する。
・典型的には10-20時間かかる(PC能力による)
・分析結果は、UC Berkeleyのサーバへuploadする。
■Intelと欧米の科学研究団体によるP2P技術(United Devices)による開発
白血病治療薬の最適化研究。全米癌学会、米国立癌研究財団、Oxford大、 米United Devicesが参加
■the dark matter of the Internet = interconnected PCs
■最終目的:Both distributed file sharing and distributed computation

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35. SETI@home:

■SETI@homeよりdownloadしたScreensaverの図
■左上:実行中のtype of analysis(背景のガウス出力分布との比較)
■下半分:周波数/出力/時間のグラフ
■右上:Arecibo radiotelescopeの観測データの日時、観察対象:赤経(Right Ascension)、赤緯(Declination)
およびユーザ情報、合計使用 CPU時間
■Democratization of scienceに貢献。研究の意義・メリットを大衆に理解してもらう。

 

 

 

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36. Instant-Messaging:

■会話は、日常生活において知識の獲得・伝搬に重要
■電話、eMail, Chatに加えてIMによって会話にscopeが拡大
■WebはContent delivery platformが強調されすぎ、対等な(種々のform/formatの)情報交換の場の側面が軽視されてきた。
■Web site(Slashdot, eBay, Amazon, Napster, AIM/ICQなどInternet conversation によって、Webの新たな価値が創造。
◆Person-Person conversation: eMail, IRC(Chat)
◆Appli-Appli conversation: Web, IP routing, UUCP
◆Person-Appli conversation: Smart agent, BOTS
■多くのIMは、特定商用サービスの集中型(→汎用・標準が必要)
■次世代インターネットのビジョンは
-各個人が積極的な情報発信者
-グループ・コミュニティによる共同生産・共同編集(Empowering tools)
-WEBをcontent distribution medium からapplication distribution mediumへ
■Jabber: 1998年初登場。Open, distributed platform.
XMLを活用。User@server/resourceの表記。 自宅のPCの場合の例:name@jabber.org/desktop

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37. File-sharing programs:

■ファイル共有のソフト(Instant Messageなど)の場合、規模の大小のよる効果はユーザ比率の二乗で影響する。
■現状では、相互互換性が乏しいので、デファクトになると圧倒的に有利になる。
■従って、各社独自サービスが開始されてからは標準化で合意することは困難になる。
■標準化作業は、実際のサービス開始よりも先行して行う必要がある。
その場合、開発大手の戦略(MS、SUN、IBMなど)および法的側面が開発を促すのか、抑制する方向になるのか、前述のLessig教授の指摘する4つの要素が絡んでくる。
まずIT業界内での標準化のコンセンサスによってOpen Architectureを確立し、競争原理によってMarketを活発化し、一般への普及浸透を通じて社会的なAcceptanceやNormを獲得し、同時に政治的な働きかけを通じて、既存の少数の既得権者からのLegalな改革を求める。

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38. Gnutella's analogues:

■各Cell siteは各ノードに相当。一定の半径以内にだけまず到達。
各Cellノードは隣接するノードと一部重複。携帯電話の規模拡張は十分なCellと、これらをつなぐネットワークが要る。Gnutellaの場合と同じ。高速回線で接続された多くのクラスターは予め予定されていないのでダイナミックに成長していく。
■Ethernetは、各メッセージが固有の識別をもつ放送型ネットワーク。
何億台ものコンピュータが接続されているが、その内の数十台が  Ethernetのセグメント(=Cellに相当)を共有して、ネットワークの渋滞を防ぐ。
■P2Pは、まだP2P Infrastructure がないので、アプリとインフラの両方を  提供せざるを得ない。明日のアプリは、インフラを前提に開発できる。
■Pseudoanonymity(疑似秘匿性) インターネットは、IPアドレスと時間の情報で識別する。  GnutellaメッセージはIPアドレス含まないので、特定はできない。  ルーティング・テーブルはダイナミックに変化するので、どのホストが検索しているのか監視は実際上不可能。但し、ダウンロードの時はこの秘匿性が崩れる。(将来は検閲と著作権の終焉か??)
■Ping/Pongの応答→Query/QueryHItの応答やファイル転送

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39. "JXTA" of Sun Microsystems:

■SUN (Bill Joy)によるJXTA発表@SFR P2Pアプリケーション構築のための基盤技術(SunOneの一部)
■Bill Joy曰く「コミュニティを構築し、人々を協力させる作業は、 コードを書くより、あるいはビジネスを始めるより難しい。」
■Java (94発表)はまだ部分的に実現、Jini(99)はデジカメやプリンタの ようなデバイスをPCなしで通信できる技術。まだ商業的成果なし。
■P2Pの個々に分かれたサービスをつなぐ相互運用の「橋」の役割。
■Jxtaは、コア層、中間のサービス層、アプリケーション層から成る。
コア層にはP2Pネットワーキングの基本プロトコル(相手の発見、 転送(ファイアウォール対応を含む)、P2Pグループ生成)が含まれる。
サービス層は一般サービス(検索、共有、セキュリティ追加)のために仕組みが提供される。
アプリケーション層は、ファイル共有、リソース共有、決済機能、 分散保管などの統合アプリケーション作成を支援する。
■Jxtaの用語:Codat: (Code, data, appliなどリソースの総称)
Pipes(Peer感の一方的な通信)、
Peer groups(Peersの集合)
Jxta < Juxtapose並列するという意。

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40. Progress of P2P:

■Gnutellaは2000/3に当初はclosed systemとして発表。Justin Frakel and Tom Pepper(当時はAOL系のNullsoft)が14日間で開発。 
■ STEP-1:相手の特定。
Ping packetで、ネット上のあなたの存在を知らせる。他のノードがPingを受け取ると、Pongで反応する。同時に他のノードにあなたのPingを転送する。いずれのPing/PongパケットにはGUID情報(Globally Unique Identifier)を含む。
またPong には、IP address, Port number、シェア可能なdata情報を含む。
一旦、Pongを受け取ると、どのノードがactive peerかわかるので、検索開始する。
■STEP-2:他のノード似たいし、特定ファイルの有無をQuery packetを送って聞く。(xxxxxの文字列に合致するフィルがあるか)
各ノードは、合致するファイルの有無と「外部との共有可能性」を調べる。また、各ノードはあなたのQuery packetを他のノードに転送。 (Time-To-Live, TTL、即ち寿命で予めこのプロセスの限度回数設定)
QueryHit packetには、IP address, ノードのGUID、合致ファイルの情報
を含む。
■STEP-3:ファイル転送はGETコマンド。Firewallの場合は、PUSH。

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41. P2P Meme Map:

■IM:Ray Ozzie's Groove Networks:
XMLによるroutingでad hoc peer groupとfile/chatのシェアだけでなくapplicationもシェア(同期をとって複製)。
Grooveは、サーバは必要ないが、必要ならばサーバを追加できる。
■Writable Web, Two-Way Web
■Server-to-Server: Web services:
■Content Delivery Networks (CDNs):
CDN の次の段階として「P2P CDN」注目されている。 PCがサーバの機能も兼ねて、コンテンツ流通に関与してくるので 帯域利用の面、およびユーザの広がり(伝聞による)の面あり。
従来のClassic CDNに比べ、P2P CDNは圧倒的に安価。

 

 

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42. Progress of P2P:

■P2Pの今後の進歩の方向を展望した。その方向は、People、Data,
およびComputerそれぞれの方向におけるPIEを活用する
アプリケーションの開発が行われる。
■ここのPDC(People, Data, Computer)それぞれに、P2Pの特徴である PIE(Presence, Identity, Edge Resources)の要素が含まれる。
People: 当然、Presence, Identity, そしてEdgeにいる人々とのP2P
Data: Edgeにあるdataのpresenceを確認して、Identityする。
Computer: Edgeにあるdark matter的なPCを対象に、そのPresenceを確認して、Identityを確認する。

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43. Leaders of P2P:

■.NET My Services
ユーザに関するデータを保存するWeb Services のセットデータはXML で記述。アプリは、そのデータにアクセス可能。アクセスはSOAP経由。
ユーザは、どのアプリが彼らのデータのどの部分にアクセス可能か をコントロールする。
■.NET My Servicesの内容:
◆Passport (Kerberosに基づく)
◆.NET Aletrs,
◆.NET Contacts:
◆.NET Calendar,
◆.NET Documents,
◆.NET Devices,
◆.NET Wallet,
◆.NET Presence,
◆.NET Profile,
◆.NET Inbox,
◆.NET Lists,
◆.NET Services
■適用例:
1)種々クライアントから.NET My Servicesへ直接接続し、 共通のメール・カレンダー・文書へのリモート接続、ユーザ機器間での情報同期、文書共有
2)eコマース Webアプリはユーザを学習し Passport による認証、.NET Wallet経由の支払い .NET Calendarによるスケジュール配送
3)ビデオ会議アプリは、.NET Contactsと.NET Presenceで会議設置。

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44. P2P as a Market:

■本レポートの取材は、約100社対象。
■調査期間は、2001年5-6月
■その後の変化ある。
■IPO最短候補
1)Groove (Collaboration/Infra Platform), Beverly MA
2)NextPage (Enterprise File Sharing; Product: メNXT3モ, Lehi, UT
3)Platform Computing: (Distributed Computation) Product: LSF, SiteAssure, Markham Ontario
*)ConsilientとDataSynapseは遅れている。
■提携・買収:
1)SUNは、Infrasearchを買収
2)GrooveはMS Hailstormと提携
3)United Devicesは、Exodus Communicationsと提携
4)NexPageは、Baker and Mckenzie,および米国政府が採用
5)Ford Motor はOculusを買収
6)BP AmocoはConsilientを採用

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45. P2P Groupware + Enterprise software:

■P2Pと企業向けパッケージの関連について
■CRM、ERP、KM(Knowledge Mangement)の各々ソフトウェアは
P2PのPIEの拡大による対象の拡大が行われる。
■CRMについては、B2Bの拡大、B2Cとの融合など、あるいは顧客間の情報共有など新たなBusiness modelが登場する。顧客は企業という
いわば唯一のサーバを相手にするのではなく、顧客同士あるいは顧客のグループやコミュニティが企業と連携しながら、商品・サービスの取引を行うような形態が考えられる。
■ERPについては、連結決算との関連で、グループ会社を統合したIntranet的なERPに発展する。
また資産、人材活用についてのEdge resourceの視点は特に重要。
本社中枢エリートという意識はもはや旧い考えである。
■KMについては、特に知識ベースを企業内に限る理由はない。SUNの Bill Joy曰く「創造的なことはいつも社外で行われる。」は至言である。

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46. References:

■P2Pの参考文献:(今後続々出てくると思うが)
◆OユReilly社のPeer-to-Peer(2001) by Andy Oram:
代表的なアプリ中心に概念を説明。
P2Pの教科書的存在。
◆2001 P2P Networking Overview 今回のOユReilly P2P Conference @Washington DC用にまとめた調査報告書
◆The Grid(1999) by Ian Foster & Carl Kesselman: 先進的なコンピューティング・インフラについての論文集
◆Code and other laws of cyberspace (1999)およびモFuture of ideasモ(2001): Lawrence Lessig
スタンフォード大学法学部教授の最近の著書
◆Grooveスターターガイド(2001)吉田究著

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47. Nippon Telematique Inc. (NTI):

日本テレマティーク株式会社概要
■設立:1985年。日本における通信自由化とNTT民営化の年
■社長:吉田清司(NTT出身)
■社員数:198名
(内、NTT出向者56名)
■事務所:本社東京。その他、大阪、仙台、米国Santa Claraに事務所
■売上:
270億円/2001年度(予)
350億円/2000年度
■おもな業務内容:
・Sun/Cisco等ハードVAR
・分散型ネットワークSI事業
・NTTグループ/公共システム構築
・米国等パッケージ製品販売
・DRM技術開発
・CRM関連事業
・P2P技術に注目中
■コンタクト先:
・Tel: 03-5351-1626
 ITビジネス本部長 小林寛三
・http://www.nti.co.jp/
・mailto://kobakan@nti.co.jp


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