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犬の登録と狂犬病予防注射!
飼い主さんは生涯に一回の登録と毎年の狂犬病予防注射をすることが狂犬病予防法で義務づけられています。
狂犬病は犬だけの病気ではなく、人を含めた全ての哺乳(ほにゅう)動物が感染し、発病すると治療法がなくほぼ100%死に至る、たいへん恐ろしい病気です。
日本においては昭和32年以降、国内での狂犬病の発生はありませんが、世界では毎年5万人以上の人が狂犬病にかかり死亡しています。
室内犬も室外犬も狂犬病のまん延防止のためにも必ず登録と狂犬病の注射を受けて下さい。
また、鑑札や注射済票は必ず首輪に付けて下さい。
放し飼いは禁止です!
三重県動物の愛護及び管理に関する条例(ペット条例)で放し飼いは禁止されています。
もちろん、犬の散歩中も、必ず引き綱等でつないで行ってください。
うちの犬はおとなしいから大丈夫!とお思いかもしれませんが、飼い主さんの見ていない場所ではどんな行動をとるかわかりません。人への咬みつき事故もたくさん発生しているのです。
不妊・去勢手術のススメ!
毎年、たくさんの犬が保健所で引き取られています(517頭=平成22年度)。
また、殺処分されるのが可愛そうだからと犬を捨てても、空腹のためゴミをあさったりニワトリを襲ったりして、どこかで人に迷惑をかけ、結局は苦情により保健所で捕獲されることになります(826頭=平成22年度)。
このようなかわいそうな命を1頭でも減らすために次のことを守ってください。
犬を飼う前に、本当に最期まで飼うことができるかどうかを家族と相談して十分に検討しましょう。そして、途中で投げ出すことのないように、普段から病気の予防や子犬の時からしっかりしたシツケをしましょう。万が一飼えなくなったときは、責任を持って新しい飼い主さんを探しましょう。飼養数が増えて困らないためにも不妊・去勢手術をしましょう。(市町により不妊・去勢手術の助成金制度を設けているところもあります。詳しくは市町にお尋ね下さい)。
なお、犬を捨てることは法律で遺棄罪となりますので十分注意して下さい。
鳴き声・におい・フン尿に注意!
近年、飼い主さんのモラル低下による保健所への苦情やトラブルの問い合わせが増しています。人に迷惑をかけないことは飼い主の義務です。散歩中の糞は必ず持ち帰り、犬小屋の周囲も清潔にして、臭いやハエの発生に注意しましょう。また、ムダ吠えなど犬へのストレスを減らすためにも、十分な散歩やシツケをしましょう。多頭飼育が苦情の原因となることがありますので、広さや場所など飼育環境も十分に配慮して下さい。
なお、エサや水を与えないなど世話を十分にしないと虐待罪に問われる場合があります。
犬が人を咬んだときは?
三重県では昭和60年に子供が放れている犬に襲われ死亡するという悲しい事故が発生しています。咬傷事故は野犬よりも飼い犬による発生が多く(事故届126件=平成22年度)、しつけが不十分で訪問者を咬んだり、犬を制御できない小さな子供だけで犬の散歩をしたり、つないである鎖や首輪などが切れたりして脱走したことが原因で起きています。犬がしたことでもすべて飼い主さんの責任となります。
「うちの犬に限って・・・」は大間違いですよ。十分注意してください。
飼い犬が人の生命又は身体に危害を加えたときは、飼い主は応急処置や新たな事故発生防止策をとり、保健所へ事故の届出が必要です。
さらに、人を咬んだ場合は動物病院で狂犬病の検診を受けさせる必要があります(事故発生より48時間以内)。
被害を受けた方はすぐに傷の消毒をして医師の診察を受けましょう(医師には必ず犬に咬まれたことを告げて下さい)。
こんな時に「かみつき事故」は発生する!
| 事例 | 事 故 例 | 対 策 例 |
| @ | つながれた犬に・・・ 近寄った、触ろうとした、エサをやろうとしたら咬まれた |
飼い主の了解なしには絶対触らない。 近寄らない、急な動作は行わない。 |
| A | お互いが犬の散歩中、犬どうしがケンカになり、引き離そうとして咬まれた | 犬が興奮している時は、大人でも手に負えない。 油断すると自分の飼い犬に飼い主が咬まれることにも・・・。 他の犬とすれ違う時は引き綱を短くしっかりと持ち、相手の犬が通り過ぎるまでその場で待つのがいいでしょう。 |
| B | 普段から犬と遊んでいた子供が、いつものように同じ犬に近づいたら、突然、咬まれた。 | 普段おとなしい犬でも突然咬みつくことがある。子供だけでは絶対に犬に近づけさせないこと。 |
| C | 子供が犬を散歩中、側を通りがかった自転車に乗っていた人に咬みついた。子供も犬に引っ張られて転倒しケガを負った。 | 子供だけの散歩は絶対にやめる。引き綱は短くしっかり持ちましょう。 |
| D | 犬を放して散歩中、前方に人を見つけて一目散に走り寄り、飛びついて咬んだ。 | 一時的にでも犬を絶対に放さないこと。放すことは法律違反です! |
飼い主のみなさんへ「うちの子に限って」は禁物。管理には十分ご注意を!
飼い犬が逃げてしまった時は?
万が一、飼い犬が逃げてしまった時は、すぐに保健所に届け出てください。
保健所には毎年、たくさんの迷子犬が収容されますが、飼い主が引き取りにくる割合は30%ほどにすぎません(抑留数826頭中256頭返還=平成22年度)。
犬は言葉がしゃべれません!迷子になっても誰の犬なのか分かるようにするのも飼い主さんの役目です!
@首輪に鑑札と注射済票をつけておく(狂犬病予防法で義務づけ)。
A首輪に迷子札をつける、首輪に直接油性ペンで電話番号を書いておく
(首輪の色に合わせて目立つ色で書く。外れたり消えていないか定期的に確認する)。
Bマイクロチップを入れる(首輪のように抜けたり外れることがありません。耐用年数30年程度、安全性は高い、動物病院で入れることができます)。 マイクロチップについてはこちら
また、迷子の犬を保護したときも、保健所に連絡して下さい。
【迷子になる原因と対策は】
| 迷子になる原因 | 対 策 例 |
| 首輪(鎖)が外れた、 引き綱が切れた |
首輪や引き綱は古くなると弱くなります。定期的に点検し、早めに新しいものに取り替えましょう。つないでおくときは必ず鎖にしてください。ヒモやロープなどではその気になれば簡単に噛み切ってしまいます。また、首輪は緩すぎると簡単に抜けてしまいます。ちょっとキツイかなと思われるかもしれませんが、首輪をはめて指が2本入る位に調整してください。鎖が外れた場合は、支柱や留め具の状態、けい留場所を見直してみましょう。 |
| 花火やカミナリが怖くて逃げてしまった | 花火やカミナリが苦手な犬は多いもの。怖さから想像以上の力を出したり、普段なら到底乗り越えられない高い柵を乗り越える犬もいます。カミナリが鳴り始めたり、花火大会の日は家の中に入れてあげてしっかり戸締まりをする、飼い主さんが側にいてなだめてあげるなど、犬の不安を軽減してあげましょう。外飼いの場合は、事前に首輪や鎖が外れないようしっかり確認しておきましょう。 |
| 発情中のメス犬を追いかけて出て行ってしまった | 普段はおとなしくても、発情を嗅ぎつけたオス犬は、とんでもない力を発揮する場合があります。鎖を引きちぎったり、飼い主の制止を聞かない犬も多いです。このような性的ストレスをなくすには、去勢手術は効果的です。放浪癖、攻撃性の低下、病気予防(生殖器)などの効果が期待できます。一般に去勢済みの犬は性格が穏やかになり寿命も長くなるようです。デメリットはホルモン欠乏が原因の皮膚疾患(発生率は極めて低く、有効な治療法もあります)や肥満化しやすい(適度な運動と食事管理で防げます)ことくらいです。 |
| 室内犬がドアを開けたすきに出て行ってしまった | 普段あまり付近を散歩していない室内犬は、いったん外に出ると迷子になって帰れなくなることが多いです。運悪く外に出た途端、事故に遭うケースも。玄関のドアを開けるときは、必ず犬を部屋に入れてからにするとか、サークルなどで仕切って二重扉にするなど細心の注意を払って下さい。 |
| 放し飼いをしていた(散歩中に放していた) | 三重県条例(ペット条例)で、犬はつないで飼うか柵やオリなど囲いの中で飼うことが義務づけられていますので、放すことは絶対にしないでください(罰則規定あり)。もちろん散歩中も引き綱をつけて飼い主と一緒が基本です。また、散歩は犬を完全に制御できる人が行ってください。間違っても小さな子供さんだけに任せないようしてくださいね! |
| 放し飼いにしていたら帰って来なくなった (猫の場合) |
外界は猫にとって危険がいっぱいです(猫同士のケンカでケガをしたり、感染症や交通事故、カラスなどからの攻撃など)。通常猫の寿命は十数年ですが、外飼いの猫の大半はこの半分も生きられないようです。飼い主のみなさん、猫をお飼いになる場合は完全室内飼養をお勧めします。 |
〈高齢犬・老犬について〉
現在、犬の平均寿命は14年くらいと言われています(体格や飼育環境等で違う)。
中には20年前後の長寿の犬もたくさんいますが、高齢化に伴い迷子で保護される割合も増えています。
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☆ 大まかな犬と人間との年齢比較(大型犬は一般的に小型犬より寿命が短い) |
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犬 |
2ヶ月 |
3ヶ月 |
6ヶ月 |
1年 |
2年 |
3年 |
4年 |
5年 |
6年 |
7年 |
8年 |
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人 |
3歳 |
5歳 |
9歳 |
18歳 |
24歳 |
28歳 |
32歳 |
36歳 |
40歳 |
44歳 |
48歳 |
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犬 |
9年 |
10年 |
11年 |
12年 |
13年 |
14年 |
15年 |
16年 |
17年 |
18年 |
19年 |
|
人 |
52歳 |
56歳 |
60歳 |
64歳 |
68歳 |
72歳 |
76歳 |
80歳 |
84歳 |
88歳 |
92歳 |
老犬の認知症は、13年頃から増え始めます。昼夜逆転(日中はほとんど寝ていて夜間に活動する)や、あてもなく徘徊する犬も多く、高齢だから遠くへは行かないだろう!普段ほとんど寝ているから大丈夫!などと安心しないでください。
実際、高齢犬・老犬の行方不明は多いです。発見場所で多いのが、道路わきの側溝や用水路などです。また、認知症の犬は、後退することができません。フラフラと一定方向に歩き続けるので、飼い主宅から数qも離れた場所で見つかることもあります。
もし、行方不明になったら、すぐに最寄りの保健所・警察署等に連絡後探してください。 側溝などに落ちていないか重点的に探す、広い範囲の捜索も有効です。愛犬の命を守るのは飼主さんの役目です。日頃から愛犬を迷子にさせない対策と、首輪には所有者明示(鑑札・注射済票・市販の迷子札等)も忘れずにお願いします!