★2004.07.08:

【新企画】 あなたもコラムニストになりませんか?
 
 先日こちらでご紹介した本企画ですが、「白球太郎」さんの第2回コラムが届きました。今回もプロ野球再編に関する熱い思いが伝わってきますよ!

2004年7月7日

 第2回 合併問題と選手会

白球太郎

またプロ野球の話です(謝)。連日合併問題が取り沙汰されていますが、ここにきてプロ野球選手会が法的措置、コミッショナーへの提訴ならびにストライキの可能性を示唆、近鉄選手会長である礒部選手が署名活動への参加表明をするなど、選手レベルでの具体的な合併反対への動きが活発になってきました。これらの動きはファンの意見を代弁したものと言えそうで、非常に頼もしく映ります。

しかし、礒部選手の署名参加表明を受けた近畿日本鉄道の山口昌紀社長は言うに事欠いて「署名に加わったら?プロテクトされへんよ」と発言。うわ〜、脅迫ですか。やっぱり頭おかしいですよ。たとえ合併後の選手らの雇用を確保していようとも許し難い発言ですよね。選手は所詮商売道具に過ぎないというところでしょうか。もちろんファンなどまったく眼中にないのでしょう。もうそれならそれで礒部を筆頭に岩隈・中村・北川・大村各選手ら主力級はこぞって署名活動に参加してもらってオリックスバファローズ(仮称)の骨抜きをするくらいしてほしいですね。

ところでちょっと余談ですが、もしこのオリックスバファローズというチームが滞りなく実現した場合、みなさんはどのくらい強いチームになると思いますか?私は1〜2年は優勝争いに絡むチームになる可能性もあると思いますが、レギュラーを30歳前後の脂の乗った選手で固定できることが結果的に後に続くべき若手の成長を阻み、数年後には成績が急降下するのではないかという気がします、あたかも日本一の後のベイスターズのように。

 閑話休題。それにしてもこれまではFA制度やドラフト逆指名制度などプロ野球人気の低下と球団運営の危機を招くような制度を自ら率先して導入してきたと言っても過言ではないプロ野球選手会が、今回このように立ち上がったのは非常に画期的な出来事だと思います。それどころか古田選手会長は球団合併の延期を前提に、選手の年俸抑制についても話し合う用意があるとしています。現実に年俸を抑制すると古田選手のようなトップ選手の年俸はカットされ、一方でメジャーへの選手流出も加速する恐れがあります。それ以前に引退後の身分保障などの面を考慮すると球団の経営サイドに反旗を翻すような真似をするのは旨くないと考える選手もいるかも知れません(それって中畑会長・原会長時代のことですよね!)。

しかしながらそういったリスクを負いながらも合併問題に立ち向かおうとしているプロ野球選手会、近鉄選手会。応援しているファンのためにも…、いや多くのファンが応援しているから頑張れよ!そんな思いで見る今年のオールスターゲームは、これまでとはちょっとちがうものになりそうです。
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