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1)発生の概観
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2)病原体
細菌性前立腺炎
| 体力の消耗(ストレス、不眠、過度の飲酒、不潔などの環境がつづくとき)。 |
| 長時間椅子に座っている人、長距離ドライバー、痔病を持っている人、 |
非細菌性前立腺炎
| 性行為感染でクラミジア、マイコプラズマ、ウレアプラズマ,ウイルスなど細菌より微小な病原体が原因となるといわれている。 |
| 原因不明のものも多い。 |
3)種類
| 診断は症状、前立腺分泌物と尿の検査、触診、超音波検査を使って行う。 |
| いろんな病態があり、薬剤効果は様々、治療期間も一定しない。 |
@急性前立腺炎
| 細菌性で大腸菌が多い。発熱、残尿感、排尿困難、排尿痛、会陰部痛。 |
| 内科では腎盂炎、尿路感染症と診断されていることが以前よくあった。 |
| 単純なものから、まれに前立腺癌とまぎらわしい肉芽腫性のものもある。 肉芽腫性前立腺炎は、癌との鑑別に針生検による組織検査が必要なことがある。 |
| 副睾丸炎、精管炎と関連することがある。 |
A慢性細菌性前立腺炎
| “ドライバー病”とよばれる部類の多くが属す。軽い関連痛、不定愁訴。 |
| 自覚する症状は数ヶ月前からあり、再発のしやすいものもある。 |
| 大腸菌、腸球菌など しかし証明できないものもある。 |
B慢性非細菌性前立腺炎
| 原因不明のものが多いが、性行為感染のものもあるといわれる。 |
| 細菌は証明できないが、前立腺分泌物の汚れがとれず症状が長びく。 |
| 色々な症状のため、不安感、不快感が強く、不信感につながる。 |
| 「プロスタトーシス」とよばれることもある。 |
Cプロスタトディニア
| Dとの区別が難しい。前立腺周囲の異常も関係すると言われているがはっきりしない。 |
| 炎症所見が組織的に認められないもの。 分泌物中に白血球をほとんど含まないもの。 |
Dうつ状態、心身症、神経症、ストレスなどによる前立腺様症状
| 心療内科的カウンセリングが必要なこともある。 掛け持ち患者さんも結構おられる。 |
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4)治療
@急性前立腺炎
| 最近の抗生剤、抗菌剤は比較的よく反応し、2〜4週間で治癒可能。 |
| ただし、前立腺膿瘍や肉芽腫性前立腺炎はややながびく。 |
A慢性細菌性前立腺炎
| 最近の抗生剤、抗菌剤に比較的はやく反応する。2〜4週間。 |
| 最近の抗生剤、抗菌剤に比較的はやく反応する。2〜4週間。 |
| セルニルトンとか、前立腺マッサージも治療に有効なこともある。 |
| 日常生活の注意事項をまもる。 |
B慢性非細菌性前立腺炎
| 抗生剤、抗菌剤であまり汚れがとれないもので、症状多彩。 |
| 前立腺の循環を良くするため、セルニルトンやマッサージを使う。 |
| 日常生活の注意事項をまもり、症状から気持をそらすようにする。 |
| 病状が生命的に危険なものでなく、日常を不快にするだけのもの。神経質にならないこと。 |
| 患者さんとのインフォームドコンセントが重要。 |
Cプロスタトディニア
| Bとだいたい同じような指導をしている。精神的なリラックスも重要。 |
| D精神的な前立腺様症状 心療内科的カウンセリングが重要なことが多い。表情を観察。 |
| 抗うつ剤が有効なこともある。難しければ、心療内科へ紹介する。 |