
これは、症状の度合いやその人の治癒力などによって変わってきてしまうので、一概に何回で治るとは申し上げられません。
お仕事(作業環境や通勤も含む)や生活習慣(睡眠や食生活など)、筋力や体の癖、ストレス、趣味…、このような様々な要因で回復のペースが変わってきます。
一般的には、少しずつ治療の間隔を広めながら、3~5回の施術を受けて頂くのが望ましいです。しかし、スポーツ選手などの場合は、競技特性によって回復に個人差があります。
また、筋肉のアンバランス、萎縮や弛緩、短縮がある場合は、エクササイズやストレッチが必要になります。それらを平行して行うことで、治療の効率を高める事が可能です。
どちらにしろ、1度良い状態を知ることは、自分の体に対する感受性を高める意味でも重要だと考えています。

はい、定期的に受けるとよろしいと思います。期間は個人差がありますが、継続して受けられることで、肉体的にも心理的にも良い効果があるはずです。
個人的な意見になりますが、人の体というのは決して強くありません。とてもナイーブなものだと思います。日々繰り返される、仕事や人間関係、食生活や動作パターンなど、様々なストレスを体は受けています。そのストレスは、少しずつ体に緊張を溜め込んでいきます。
その緊張が軽度のものであれば、運動や入浴などで解消するのかもしれませんが、継続的な緊張状態が続くと、筋肉や皮膚を硬化させ、血液や体液循環を悪くします。滞った疲労物質や発痛物質は神経系を刺激しさらなる緊張を生むことから、骨格を歪ませてしまうこともあるでしょうし、メンタル的にも落ち込む要因になるでしょう。
こうなると、自律神経系の働きを狂わせ、力が抜けない、イライラする、眠りが浅い、なんか調子が悪い、というような表現で体調を訴える方が多いです。
定期的に調整を受けることで、歪みや緊張を早い段階でリセットし、様々な疾病を予防していくのが、カイロプラクティックの目指すところです。

カイロプラクティックとは、アメリカで発祥し、世界各地に広まった薬物を使用しない自然医学です。
主には、骨格や筋肉に対して手技により治療することで、各種疾病の改善・予防をはかる徒手療法です。
創始者のD.Dパーマーは、なぜ病気になるのか?病気にならないにはどうすればいいのか?という、根本的な原因を深く追究し、人体の骨格、主には脊柱と神経の関係性に注目しました。
構造と機能、脊柱と神経との関連を考えながら、本来人間が持っている自然治癒力を最大限発揮させるのが、カイロプラクティックの哲学であり、治療の実際です。

私個人としては、整体という言葉は、カイプラクティックも含めた手技療法全体の総称として利用しています。
しかし、整体という言葉にはいくつかの意味があり、これが一般の人達を惑わせる原因になっているのでしょう。
日本武術の世界で、各流派に伝わる手技療法を中心とした整体、中国医学の手技療法を中心とした整体、また、大正時代に欧米から伝わったカイロプラクティックやオステオパシーに、当時の治療家達が独自の工夫を加えた整体…。また、冒頭に上げた、ボディセラピー全体の総称としての整体。
また、個人がオリジナルで考えた療法を、○○整体、○○式整体とする動きもあるようです。
このように、カイロプラクティックが科学的な分析のもとに理論体系化され、世界中に広まっているのに対し、整体という定義は今現在も成されていません。

初めて来院され、なおかつカイロプラクティックを受けるのも初めてという方は、このような事をおっしゃられる方が多いです。「もっと全身ボキボキされるのかと思った」とか、「もっと痛いものだと思っていた」とか、です。
テレビ番組の影響でしょうか、一般にカイロプラクティックは痛いものという間違ったイメージが伝わっているように思えます。
矯正にはグレードがあり、主に関節の動きや歪み具合によって手法が異なります。著しく動きが悪かったり歪みが強い関節に、スラスト(瞬間的な矯正)を用いることで、空隙化(ポキッと鳴る事)が起こることがありますが、初め驚かれる方はいても、痛いとおっしゃられる方はまずいません。
逆に、動きが正常な関節、動きがありすぎる関節、またはスラストに対して恐怖心がある方に対して、この手法を行うことは間違っています。このような方には、よりソフトな手技で対応させて頂きます。
症状や体質などによって矯正部位や手法が異なるため、人によって、その日によって、アプローチの仕方が異なってくるのです。

いいえ、捻挫や骨折、肉離れなどの外傷は、整形外科、または接骨院(整骨院)を受診して下さい。適切な処置を受け、炎症が治まってから施術を受けることをおすすめします。
外傷を受けた部位は、急性期が過ぎた後も、組織の繊維化や癒着、機能低下がおこる場合があります。
そのような方は、病院や接骨院の通院を終えた後も、鈍痛や動きにくさに悩まされる事がしばしばあります。
その状態を放置しておくことで、そこから動作や姿勢を崩す事になり、腰痛や肩こり、頭痛に発展するケースもあります。
硬くなった筋肉や関節の柔軟性を取り戻すことは、組織が修復する最終段階で必要なことなのです。
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