レインボーぎふ

〜マイノリティの集い〜

レインボーぎふ〜マイノリティの集い〜は、GID(性同一性障害)や同性愛の人を中心に、
友達や家族、サポーターさんたちが集まってできている会です。
現在の登録メンバーは30人ほどいます。
集いでは、みんなで話をすることで、それぞれが自分の考えを深めていこうとしています。
また、みんながそれぞれに違う…「十人十色」ということをお互いに理解し、大切にしようとしています。
多数決で何かを決めたり、行動を起こすことは、今のところ考えていません。

第44回目は、2012年 6月 3日(日) 13:30〜16:00

第45回目は、2012年 8月 5日(日) 13:30〜16:00
“人間と性”教育文化センター 事務所

E-mail  ningento@plum.ocn.ne.jp
FAX  058−276−8555

参加ご希望の方はこちら または、Faxでお問い合わせください。

“人間と性”教育文化センター 事務所

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活動報告

43回目の集い 2012年4月1日

 

無知は偏見を生む。当事者の話を聴いて初めて分かる。
理解して偏見をなくしてほしいと願っている。

 今日も、また5つの新聞記事から。一つ目は、ゲイの息子をもつ母とゲイをオープンにして働く
杉山貴士さんとのトークの様子。息子から告白され、息子の死にたいぐらい辛かった気持ちを
分かってあげてなかった。思いを互いに伝えあえる関係を大切にしていきたいという。2つ目は、
兵庫弁護士会が、性適合手術を受けたM
tFの受刑者を、女性刑務所に収容すべきだと勧告したという。
3つ目は、被災地の性的マイノリティの人が抱える問題について話し合おうという会について。
4つ目は、ある企業で調査をしたところ、性的マイノリティだと言う人が5
%もいたという。
当事者にとって、社会の偏見を打ち破ることや、戸籍変更要件の緩和など様々な制度改革の必要性など
課題は山ほどある。が、ここ2年間で性的マイノリティについての取り上げた記事は、微々たるものだ。
深みのある報道を期待するというもの。5つ目は、性別を変えた夫と妻の子を嫡出子として
認めるべきだと家裁に申し立てたというもの。

 スタッフ GID(MtF)の人の話だけど、彼女()には、DVから守ろうとして一緒になった
    パートナー
()がいる。パートナーと一緒に女性用の下着を買いに行った。
    すると、自分の睾丸やペニスが邪魔になる。手術をして女性器にしたいと願った。
    闇で30
~40万でできるという。岡山大などで手術すると、費用もかかるが、
    何年も待たされるという。そこで、ペニスが化膿すれば保険がきくし、ペニスを
    切ってくれる。そのため、化膿するようにペニスにハサミで傷つけたりマチ針で
    刺したりして傷を付けているという。

ゲイ  最近、瞑想するようになったら、腹が据わる。偏見に対して、立ち向かえるように
    なった。みんなもやるといいよ。

t  他の人と違うなと実感したのが幼稚園の頃だ。単に女の子に憧れたのかなとも思う。
    小学校高学年から中学校にかけて、友だちの女の子からからかわれるのが嫌だった。
    抵抗するすべが分からなかった。高い声ばかりで歌を歌っていた。もののけ姫が
    流行っていたので、歌えるように練習した。本当は、女の子になりたかった。
    太っていたし外見に自信がなかったので諦めた。今、女性になろうとしても
    中途半端だから、もう少ししたらお金を掛けても女性になりたい。性的には女性が好きだ。
  

代表tMtFが女性を好きなのは、性器や性機能が男性だからではないかな。
    手術をすると、変わるかもしれないな。

t  彼女はいるけど、男性も好きになった事がある。でも、女性を好きになる方が強い。

t  母親が、腰椎骨折で動けなかったけど、今は歩けるようになったからほっとしている。
        

t  家で工事があった。工事をする人が、化粧やピアスをしていた。自分と同じような人かと
    帰りがけに「もしかして」と訊くと「そうだ」と応えた。身近な地元に同様な人がいて、
    嬉しかった。その人は、結婚しているという。つなぎの作業服で、髪も長くし、
    つけまつげもしていた。会社では注意をされるそうだ。その格好で仕事をしているから
    羨ましい。着メロもAKB.自分は、女性ばかりの職場だが、女性の姿で仕事をしたい。
    「レインボー金沢」へ参加してきた。主催者の大学生はMtFの人だった。
    参加者はMtFか若い女性が多かった。パーティ形式でみんな陽気だ。切羽詰まった感じでは
    なかった。会費が高かった。参加費とカンパも催促された。主催者の出身は金沢だが、
    普段は東京で暮らしているから、場所代をとるのだろうね。
 

スタッフ  この事務所は皆さんには無料で提供しているからね。お菓子代はもらうけど。
 

(初参加メディア関係)今の仕事をして4年目。学生の時、男性が一人で絵を売る店でアルバイトを
    していた。その男性はゲイの人だった。当地では、上司でも友だちのようにつきあえた。
    彼は、自分を卑下しないし誰とでもオープンに付き合う人だった。
    その時は、性的マイノリティについて知らなかったから偏見をもっていた。
    性的マイノリティに対してどういう気持ちでいたらいいのかもっと知りたい。
    理解したいし勉強したいと思う。

スタッフ  メディアは不正確なことでも平気で書く。それをみんなが読んで信じちゃう。
    メディアが真実を書いてくれるといい。みんなに、性的マイノリティに対して理解を
    してもらえる。あなたにも理解者になってもらいたい。

(支援者)知り合いに女尊男卑だとわめいて、男性車両を作ろうと署名運動を始めた人がいる。
    彼は、普段から男女平等と主張しておきながら「男でしょ、守ってよ」という女性がいて
    嫌になると言っている。

スタッフ 愛知の安間さんは元気かな。

t  2月に「多様な性と人権」のパネリストで話していた。LGBTの家族と友人とつなぐ会でも
   来ていた。尾辻さんもパネリストで来ていた。無知は偏見を生むと言っていた。
   「結婚すれば治る(性的マイノリティが)」と言われたことがあるとも。ピアノの音に合わせて
   高い声を出すと女性っぽい声が出せるとも言っていた。MtFの子どもがいる親から
   下着について教えてもらった。そのマイノリティの会の1回目のテーマは化粧、
   2回目は声についてだった。以前レインボーに来ていた安間さんは頑張っている。

スタッフ 尾辻かなこさんは、岐阜性教協の例会で話をしてもらったことがある。
    女性車両の話題が出たが、男性車両ができるといいとか男性は全て痴漢の可能性が
    あるのかという問題がある。サウジアラビアでは、女性は車の運転をしてはいけない
    決まりがある。バスでは女性席・男性席と別れているし、ファーストフードの店では
    入り口に男性用女性用がある。日本でも男性車両ができるとサウジアラビアに似たようなことに
    なるかもしれない。○○(MtF)さんは、女性専用車両に乗りたい?

t  乗ってみたい。パスしないかもしれない。

スタッフ2 パスすると思う。

t  明治村では、浴衣の女性は無料だ。女装して無料で入る人がいる。

代表t先日、「心の輪」の会で話してきた。テレビの人しか知らない人が多い。当事者の話を聴いて
    初めて分かったと言っていた。講演で、レインボーの会のことや性的マイノリティの人のことを
    話して、理解し偏見をなくしてほしいと願っている。みんなも殻に閉じこもらないで、
    自分の人生だからやりたいことをしてほしい。自分は、外出する時は女性っぽい服装を
    して歩いている。どんどん前に進んで行きたい。岐阜にも、まだまだマイノリティの人が
    いると思う。できあがった冊子を喫茶店などにおいて広めたい。今度のお楽しみは何がいい?
    バーベキューは、場所や準備で難しい。

MtFカラオケもいいが、美術館も行きたい。

MtFカラオケは好きだ。

代表tカラオケが無難だなあ。来月もカラオケだなあ。

スタッフ 南京大虐殺で30万人も殺されていないという話が出ているが、10万だったらいいと
   いうものではない。人権でしょう。沖縄に首里城の日本軍壕説明板がある。
   知事が任命した学者が書いたものだ
というのに、「従軍慰安婦」か「住民の虐殺」とかの
   ことばを、知事が独断で消してしまった。沖縄の地元の人の話を聴いたから確かだが、
   「集団自決」も「従軍慰安婦」もこの辺にあったと言っていたから嘘ではない。
   説明板から消したということは、歴史の歪曲ということだ。

代表MFT歴史の歪曲というと、大阪のHも東京のIもあぶない。

ゲイ  日本って、政府に抗議やデモをしないのはなぜだ。やっているけど、なぜもっとたくさん人が
    集まらないんだ。大学紛争が昔はあった。ガソリンが値上げしてもやらない。

スタッフ 講演で、参加者の中に、チラシ配りなどで応援したいという人もいる。例会でもまた広めよう。

 

今日は初めて参加される方が2人みえ、話題が広がり今回もまだまだ続きました。
性的マイノリティの方ヘの理解を広めるための冊子ができました。参加者のみなさんに数冊ずつ
お渡ししました。喫茶店に置くからと何十冊も持って行かれた方もいます。
表紙込みで12ページからなる小さい冊子です。ご入り用の方は、事務所に連絡してください。

 

FTM=身体の性は女性、心の性は男性。 MTF=身体の性は男性、心の性は女性。

MTX=身体の性は男性、心の性は男性・女性のどちらともいえない。 
  

      GID=性同一性障碍者。

LGBT=女性同性愛者(レズビアン)、男性同性愛者(ゲイ)、両性愛者(バイセクシュアル)、
そして性転換者(トランスジェンダー)の人々をまとめて呼称する頭字語

尾辻かなこさんは、女性同性愛者で元大阪府議。

 

次回は、6月3日(日)、8月5日(日)です。

 

  

 



42回目の集い 2012年2月5日

 

人をバカにしたり、レベルが低いと言ったりする考えはおかしい。
人間として価値は別。当事者になって、初めて気持ちが分かるものだ。

まず、自分を認めてあげることが大切だよ。自己肯定感をもつといいよ。
自分を責めなくていいよ。

 

今日は、また4つの新聞記事から。一つ目は、東京世田谷区の性的マイノリティが集う
「LGBT成人式」。区長、区議や20人以上の地方議員も参加し祝辞を述べたという。
2つ目は、同性婚を公表する大阪・神戸アメリカ総領事パトリックさんのこと。昨年9月の
彼の赴任時、日本政府は、パートナーに「外交官の配偶者」としてビザを出した。
3つ目、男子フィギアスケートのジョニー・ウイア
(米国)さんが男性弁護士と結婚した。
14年ソチオリンピックに向け練習再開の可能性があるとのこと。4つ目、世界の全ての地域で
差別や暴力の脅威にさらされている報告書が、国連人権弁務官事務所から発表された。
76カ国で性的マイノリティに関して犯罪とする制度があるがその廃止や変更を求めている。


スタッフ 世界では、性的マイノリティを犯罪とする国がある。石油国では、国が王様の
私物化とされ、王様の考えしだいで同性愛者は迫害される。性同一性障碍者も同性愛者と
混同されている。日本でも以前は、性同一性障碍者は分類されることなく、同性愛とか
オカマとかにくくられていた時代があった。世界の情勢を知り、自分たちの位置を確認
することは大切だと思う。また、日本では、性教育が一時盛んだったが、数年前から
バッシングされている。大阪のHさんは、自分の考えに逆らう人をやめさせるという。
世界でもヒットラ−が最初に障碍者、次に同性愛者を殺害した。政治が性的少数者の
世界に踏み込んでこないよう、関心を持っていなくてはいけない。

ゲイ  「同性愛の謎(著者竹内)」という本を少し立ち読みしたら、人を男・女に分類
しているなと感じた。なかなか理解は難しい。パートナーとはうまくいっている。
いろいろなことを訊いてくれるから嬉しい。パートナーとは趣味が全く違うので、
将来どうなっていくのか心配でもある。

スタッフ でも、趣味が違うと、互いに勉強し合えるカップルもいるし・・・。

ゲイ  源氏物語の映画を見たが、原作はどうか知らないが映画を見る限り、
強姦だと思ったよ。

スタッフ 原作もそんな感じだが、強姦という言葉で指摘するとは・・・。

MTF 買い物に行くとき、しっかり女性の姿で行くと何もないが、中途半端な姿で行くと
チラと見る人がいる・・・。親が年をとり、今まで任せきりだった町内の付き合いも
少しずつやっていきたい。気軽に接することができるようになりたい。
最初だけ乗り切れさえすれば、いいと思うのだが・・。ネットで見たが、金沢で12月に
「レインボー金沢」が発足した。LGBTの会と書いてあった。初日、15人も集まったようだ。
今度参加しようと思う。

MTX 私は、無理をしてしまいがちだ。最近インフルエンザに罹ってしまったが、
仕事は根性で乗り切るものだという思いで働き続けてしまった。2ヶ月前から職場に
中国人が仲間入りしたので、中国語を勉強するために、近くのコミセンで習っているが、
なかなかうまくいかない。中国の人も日本語を習っているから無理しなくてもいいと言われたが、
少しずつやっていきたい。
         

ゲイ   GIDの人は、解放感がないようだ。ゲイは、解放されている。
GIDの人も解放されてほしいな。

MTX  1ヶ月前までは、境遇のいい人をバカにしていた。本を読んでからは・・。

ゲイ   境遇のいい人でも幸せではない人もいるよ。

代表MTF人をバカにしたり、レベルが低いと言ったりする考えはおかしいよ。
非難する必要はないよ。人間として、価値は別。当事者になって、初めて気持ちが分かるものだ。
 

MTX 頭が悪いとかレベルが低いとか言われて、喧嘩をしてきた。この世は、
自業自得で偶然はないと書いてある本を読んで、そうかなと思った。あまり考えないようにしている。

ゲイ  まず、自分を認めてあげることが大切だよ。自己肯定感をもつといいよ。
自分を責めなくていいよ。

スタッフ GIDの人は閉じこもる人が多い。どうやって乗り越えるかが課題だ。
社会も昔よりよくなってきてはいるが、今でもカミング・アウトしながら就活はできない。
発展途上だ。まだこれからだ。ここは進んでいくための会なのだから。

MTF 昨日、職場で「下着は何はいているの」と訊かれたが、言えなかった。
タイツは見られてるのだけれど・・。
 

  スタッフ  プライバシーだから言わなくてもいいんだよね・・・。

M   仕事が新しくなって1ヶ月。最近正式に採用されて、安心。みんなと仕事を続けるために
頑張りたい。先月、愛知県の武豊で引きこもりの経験を話すように言われ、50人位の人の前で
とにかく話せたんだ。

(支援者)今の閉塞感がある状況の中では、大阪や東京のH・Iの様な人がかっこよく見えるんだ。
ヒットラーもそうだった。山本五十六程の人が戦争に反対しても、人は戦争をすると景気が
良くなると思ってしまうんだろうか、戦争になってしまった。

MTF 年末に腰椎の圧迫骨折をしてしまった。少しは歩けるけれど、親のトイレや
食事の介護で大変だ。

MTF レインボーの会に来たばかりのときは、自分はMかXかと思っていたが、今はFと
思うようになった。就活の時、GIDであれば難関だ。短い髪でスーツかスカートでないと
内定率が下がる。

スタッフ 就活では、自己肯定感をもって自分は自分でいいと言いにくいから難しい。

MTF 性同一性障碍は、診断書をもらうのが一番ではないか。岐阜県内では岐大病院だけ
診断書を出してもらえる。性転換の時のために進めていくつもりだ。そして戸籍を女性にする。
お嫁さんになるのが最終目的だから。

ゲイ  レインボーの会に来たばかりの時とはものすごく進んで変わってきたから、
大丈夫かと心配するよ。

スタッフ  考えた上でのことだから、いいかもしれない。レインボーの会で今まで手術をした人は
2人いるが、かなり決心をした上でのことだから、手術の事を聞くといいね。

MTF 女性ホルモンを打っているが、男性の体には少しもこだわりがない。

スタッフ 小学校の時からお嫁さんになりたかったからね。

MTF  先月愛知セクシュアル・マイノリティの会の安間さんの女性度アップの講習会に
行ってきた。次は、声のパスアップの講座だ。

いつものカラオケの場所が分かりにくいから道順をコピーしてきたから利用してほしい。

代表MTF 先月岐南町の人権集会で話をしてきた。関心を持っている人ばかりで、
真剣に聞いてくれた。知らない人は関心も持てない。冊子を作ることだし、喫茶店でも
みんなに読んでもらいたい。みんなに知らせたいし話したい。自分の人生悔いなく力を入れたい。
みんなのためにも役に立ちたい。金銭的に苦しいし私的にも辛いこともあるが、頑張りたい。
GIDは中に閉じこもりがちだ。違和感があるから、何とかして打破していきたい。
どうすれば少しでも違和感を少なくできるかなと日ごろ考えている。美輪明宏やカルーセル麻紀を
少しでも見習いたい。

スタッフ 新聞の記事のように、同性愛者で首相になったり市長になったりしている人がいるが、
GIDの人ではそういう人は聞かない。なぜだかは分からないが、同性愛者は市民権を得ている。
同性愛者と性同一性障碍者とどちらが辛いとは言えない。どちらにしてもマイノリティは
辛い立場にある。互いに励まし合ったり慰め合ったりしていきたい。少しずつ進んでいきたい。
この会は8年前に始まったが、自分にも偏見があった。当事者と接するようになってから変わって
きた。みんなから学んできたから、今の自分がある。現状や考えている事を話してくれるから
自分も学べている。ここでは言いたい事を言ってすっとして元気をもってくれると、この会の
存在価値がある。これからもよろしく。


 

今回もまだまだ続きました。性的マイノリティの人ヘの理解を広めるための冊子の原本ができました。
今日みなさん
(原稿執筆者)に見てもらい、修正したら出来上がり。いっぱい印刷したいと思います。

FTM=身体の性は女性、心の性は男性。 MTF=身体の性は男性、心の性は女性。

MTX=身体の性は男性、心の性は男性・女性のどちらともいえない。
   

   GID=性同一性障碍者。

LGBT=女性同性愛者(レズビアン)、男性同性愛者(ゲイ)、両性愛者(バイセクシュアル)、
そして性転換者(トランスジェンダー)の人々をまとめて呼称する頭字語

 

次回は、4月1日(日)、6月3日(日)です。

 

       

41回目の集い 2011年12月11日

 
・代表MTF 今年も早最後の会になりました。会が始まって7年経ちます。その間に新しく参加した人もいれば
        参加しなくなった人もいて、いろいろです。また、いつものように最近の状況や来年の抱負でも話したいことを
        言い合いましょう。

・MTF  ユニクロで買ったタンクトップは良かった。暖かいし、胸を集めてくれる。自分自身もホルモンを打っているので、
      骨格が変わってきた。首も肩も細くなったし。今日も着てきた。

・代表MTF 調子がいい。これで、カミング・アウトができるといいね。家を出て、一人暮らしをするとできるけどね・・。

・MTF  それはできない。近所の目があるし、家庭環境もあるし、長男の役目もしなくてはいけないし・・・。

・代表MTF そうかあ、少しでも自立して自分で生活できるといいんだけどね・・。肌もきれいだ。脱毛はどうしているの?

・MTF  毛は薄いから自分はしない。

・MTF  脱毛は、レーザーでやるといい。家でじゃなかったら、エステでなく皮膚科で専門的にやるといい。

・代表MTF 剃ったあとがあおいのは嫌だね。女性でも、あおい人がいる。

・MTF  最近、白髪が目立つようになった。

・代表MTF ストレスだよ。ストレスはいかんよ。

・MTF   自分は、あまり変わりはない。体調を崩していた。今日は、久しぶりに外出した。
       仕事も忙しい。男性女性のどちらの格好をしていても、中途半端だ。どちらかで生きたいのに悩みだ。
       家のローンがあと2年あるから、家から出られない。ローンが終われば、アパートでも借りたい。
       そうすれば、自分らしさがもっと出せる。

・MTF  近所の目はきついのかな?

・MTF  車越しに見られていると思う。積極的には、見せたいとは思わないが、家に入る時など見られていると思う。

・代表MTF 見られて知られる方が、楽かもしれないよ。

・MTF  近所より会社の方がこわい。会社では、男として見られている。MTFだといっても、MTFのことを誰も知らないんだ。

・代表MTF あなたの職場には、女性が多いから、分かってくれる人が多いかもしれないよ。

・MTF  いや、知らない人が多い。去年の金沢セミナーのセクシャル・マイノリティの会に行った時も、
      忙しいのになぜ会社を休むのかと聞かれたが、その時も説明しても分かってもらえないと思った。

・代表MTF 一度には無理だけど、少しずつ話していくといいよ。

・MTF  会社が、男として見ているから、難しい。

・代表MTF カミング・アウトして、首を切られたらいかんからねえ・・。

・スタッフ  やはり教育が重要だ。子どもの頃からの学校教育こそが大切なんだ。大人には、市民教育をして広めないと。

・MTF  あと2年のローンを返したら、自由になりたい。

・M    8月に56歳になる。死ぬ時に悔いが残ってはよくない。いろいろなことに挑戦している。元々地理や地学に興味が
      あったところに、災害ボランティアの研修会がきっかけでテストを受けた。中国にも興味があり、中国語を習っている。
      職場に中国人がいるから、その人たちと会話する機会もあるんだ。

・MTF  岐大病院の心療内科で、GIDの診断書を半年後に出してもらう予定。仕事で福井へ行った時は、スカート姿だった。
      関の展示会場にも。人の噂は75日なので最初からばらせば75日は早く過ぎると思っている。
      家では、ひたすら隠したがる。ブラもメイクも禁止。自宅軟禁だ。4月から、自宅を離れて以前の福井の職場に行くことに
      なっている。岐大病院へは遠くなるが、通わなくてはならない。GIDは、僕で3人目だそう。

・MTF  病院へ通っても、診断書が出ない場合もあるのかなあ。

・MTF  今までの生い立ちとか、性的指向などから診断されるようだ。

・MTF  奇数月に、みんなとカラオケへ3回行った。みんなの歌を聞くと、選曲や歌い方にそれぞれ個性があるんだと思った。
      本当に、みんな違うんだなと思った。仕事は忙しい。診断書なしでホルモンを打っているから、胸もあるしブラもしている。
      そのうちにでもばれたらまずいと思っている。会社で作業服に着替えるから気をつけている。家から着ていけばいいが、
      帰りに買い物に行くから作業服では通えない。GIDは、いろんな所で、少しのことでも気をつけないといけない。
      タイツを履いていても、ピンクの鞄を持っていても、オレンジでもちょっとしたことでも言われる。

・ゲイ   病気で、2週間入院した。手術をする予定だったが、パートナーが身体に傷をつけてくれるなと言ってくれたので、
      手術をしないで薬を飲んでいる。

・代表MTF 急に起きる交通事故などの時、ブラ等をすぐにとれない時がある。

・MTF  ヘルニアの手術をした時、女性の下着をつけていても何も言われなかったよ。

・代表MTF いちいち気にしてたら仕事にならないから、医療関係者はそのままで処置するんだ。

・M    去年から仕事を始め、1年ちょっと続けている。ケーキ屋さんで働いた。来年から新しい職場にかわる。
      10年くらい引きこもっていたので、人との関わり方が分からなく、いろいろな所でいろいろな人の話を聞かせてもらったり、
      ここでも少しずつ緊張しないで受け入れたり話したりできるといいなと思います。

・M(支援者) 一時金の闘争があって、7万円ほど上乗せでき、組合員から誉められた。前の分会長がやり残した仕事もこなした。
         自分が間に合わなくても、部下がよく働く人だったので、しっかりできた。

・代表MTF パートナーと別れて2~3ヶ月。車暮らしからアパート暮らしになった。20部屋あり、すべて男性。
        大家さんが自分をMTFと知り、しつこく干渉している気がする。出かける時も一言言われる。職場で、
        女装の写メを見ている。「趣味か?」と言われると、ちゃんとGIDの説明をする。しかし、「お尻の穴に用心しないかんな」と
        いじめられることがある。
        先日も大喧嘩した。社長には話してあるのでかばってくれた。その職場では、働きたくない。いろいろある。
        カミング・アウトをして、自分から周りを変えていかないといけない。嫌う人には嫌われてもいい。聴く耳を持ってくれる人は、
        理解してくれる。今までこうして生きてきた。家族にもカミング・アウトして、理解してくれなかったが、
        最近は声を掛けてくれるようになった。死ぬ時に悔いが残らないように、生きていきたい。

* 今回もまだまだ続きました。性的マイノリティの人ヘの理解を広めるための冊子の原稿が集まりました。作成中です。
* FTM=身体の性は女性、心の性は男性。 MTF=身体の性は男性、心の性は女性。
MTX=身体の性は男性、心の性は男性・女性のどちらともいえない   

* 次回は、2月5日(日)、4月1日(日)です。
       

40回目の集い 2011年10月2日

  今日は、また新しい人が参加してくださった。始まりは緊張していたが、みんなの話を聴くうちに柔らかい表情になられた。
みんなも自己紹介をしながら、最近考えていることを話した。仲間が増えると、雰囲気も和やかになる。

・代表MTF 先日、小中学校の先生たちの前で、セクシュアル・マイノリティの人として話をした。
        自分が話すと現実味が感じられると思う。子どものうちに学習すると、大人になっても覚えていてくれる。
        話を聴き、是非学校で子どもたちに教えてもらいたい。家族にありのままの姿(GID)を見せてもなかなか
        理解をするのは難しい。両親のうちどちらかが理解をしてくれるだけで助かるものだ。
        これからも理解者を増やしていきたい。
        先日、パートナーと別れた。今まで、パートナーの家族に遠慮をしていたが、この機会にありのままの
        自分で生きていきたい。
        この会に出会う前は、自分を粗末にしていた…。7年間レインボーの会で歩んできたが、
        今後も少しずつ前を向いて進んでいきたい。

・MTX 自分の中に女性があると気付いたのは、高校生の時。男性を好きになったり、化粧品を買ったりした。
     その頃は、GIDのことを知らなかった。職人の仕事だったので、人と交流しなくてよかった。
     だから、そのまま過ぎていった。最初は、自分をMTXと思っていたが、だんだんMTFになってきたような気がする。
     だから自分の女装癖は、趣味ではなかった。スカートをはくのを我慢するのがばからしくなったので、
     自分らしく生きようと、今日はスカートを買ってはいてきた。岐大病院で、診断書を出してもらっている。
     家では、理解がない。母も親戚もだ。妹は、自分のことで友だちにいじわるされてから、くってかかってくる。
     家では、男を押し付けられる。それは、自分を否定されているみたいに感じる。その上、男っぽくしても目立つからと、
     店に出るなと言われ、奥の部屋にいさせられてまるで幽閉されているようだ。

・代表MTF 昔、自分も兄弟6人の中で、自分のありのままの姿をじっと出さないようにしてきた。

・MTX 高校生になって、胸が出てきた。名前を漢字の女性読みで呼ばれるようになって、女性っぽさがキャラクターとして見られ、
     いじめられなくなった。家族は、ひたすら隠したいだけだ。

・代表MTF 親が身体障害者の子どもを隠そうとしているもんだから、その子は自殺をしてしまった家がある。

・MTF 「スカートをはいた男の子」というテレビのドキュメンタリーを見て、自分もスカートを堂々とはくようになった。
     そのうち、スカートをはく男性と知り合うようになった。クリニックで診断書が無くてもホルモンを打っている。
     1ヶ月に1回ホルモン剤も飲んでいる。ところで、奇数月のお楽しみ会が楽しみだ。講演会へ行くのもいい。

・MTF 2週間おきに1本ホルモンを打っている。10年前は、コスプレでセーラー服を着ていたこともある。
     以前から女顔だったので、変なふうに見られなかった。ホルモンを打つようになったら、よけいに女性に見られる。
     家族には、話していない。骨格が女らしく変わったから隠しようがなくなった。このままでいるには打ち続けないと心配だが、
     それでいいか今考え中だ。

・M1  基本的に男性だ。中一の時、女装したくなったことがある。20才以降は、1年に数回、女装専門店へ行くようになった。
     30才頃から自分を変態だと思い、孤立していたし病気にもなった。いろいろな宗教に入ってみた。
     しかし、皆知識や理解のない人ばかりで助けにもならず、どうしようもなくなった。青木ヶ原の樹海にも行ったことがある。
     そのうちに、職安で自分と同じような人と知り合い、理解をしてくれた。いろいろな所で、いろいろな人とつきあえる
     引き出しをたくさん持つと良いと言われた。自然にも、芸能人にも、マイノリティはいる。全ての生きものは、
     命がある間、いろいろなことに出会って修行して自分をみがいていくんだ。みんなと会えてよかったと思っている。

・M1  カミング・アウトにはタイミングがあると思う。失敗もいっぱいしてきたよ。

・代表MTF どんな世界にも、理解できる人とできない人がいる。人それぞれ。理解できない人に頼らなくてもいいよ。

・M2  10年くらい引きこもっていた。ここ数年で社会に出られるようになった。心の中は、10代のままだから、
     社会に出ると年相応のことをやっていかなきゃならないことが多い。仕事はしているが、まだ職場の人と関わるのが難しい。
     母親が相談していた良先生と、最近話ができるようになってきた。ここへは、いろんな人の話を聴いて、
     人と関われるようになれるかなと思ってきた。 

・代表MTX一歩一歩前へ出るといいよ。少しずつでいいからね。

・M1  昔、私もそうだった。時間がかかるけど少しずつだよ。 

・MTF 今は平気だけど、レインボーの会が始まった頃は、自分だってまだ家からスカートをはいてこられなかった。少しずつだ。
 
* 今回もまだまだ続きました。性的マイノリティの人への理解を広めるための冊子を作成中です。
* FTM=身体の性は女性、心の性は男性。 MTF=身体の性は男性、心の性は女性。
MTX=身体の性は男性、心の性は男性・女性のどちらともいえない   

* 次回の12月は、第1日曜日が、エイズサポートぎふと性教協が共催するエイズデーと重なりますので、
第2日曜日の12月11日(日)に変更します。2月は、5日(日)です。
            

39回目の集い 2011年8月7日

             
机上には数枚の新聞記事がある。1枚目、東京都の区議会議員選挙に立候補した石坂わたるさんと
石川大我さんが、同性愛者であることを公表した上で当選したという記事だ。日本では、公表後の当選は
初めてである。
まだカミング・アウトをしていない国会議員や地方議員と連携したい、マイノリティーの人たちが暮らしやすい
社会は、だれもが暮らしやすい、そんな社会を目指すと語っている。2枚目、同性婚がアメリカの
ニューヨーク州で認められるようになった記事だ。ニューヨークは、同性愛者の権利運動発祥の地であるという。
アメリカは州によって法が異なるが、現在5つの州が同性婚を認めている。 3枚目、イランでは
イスラムの教えに基づき、性的少数者は認められていないが、性別適合手術は公に認められているという。
しかし、適合手術をしても世間の偏見や無理解に苦しむ。
そこで、ある医師が著書「身体の苦痛」を出版して正しい知識を広めているという記事である。
国や地域によって性的少数者への理解度が異なるが、少しずつでも深まっている。一歩でも進みたい。 

・スタッフA 以前、この会で性的少数者への理解をもっと広めるために、チラシを配りたいという話題が
        出たことがあった。チラシでは、スペースが少なくて書ききれないので、冊子にしてみたらどうだろう。

・ゲイ  同性愛者は、ここでは自分だけ一人だから、代表で書いてみようかな。

・MTF これまでの歩みを書いてみたいし、多くの人に知ってもらいたい。イラスト等を入れて読みやすいものを作ると
     いい。

・MTF うん、教えてあげた方がいい。世の中には、こういうことを考えている人やこの様に生きている人がいると
     いうことを、読んで分かりやすい本にするといい。

・MTX 異性装をすれば満足という人もいれば、精神面で異性になりたいとか、身体だけ手術したいのだとか、
     いろいろな人がいる。MTXの人とミクシーで交流しているが分かりにくいし、文にしにくい。Xジェンダーの
     説得力に限界を感じている。 親に「お前はどうなりたいんだ。」と言われても、説明できない。

・スタッフB 確かに、文に網羅できない。長い間に揺れ動く場合もあるし、自分でも分からない人もいる。
        幅広くグラデーションの人もいると書いてもいいね。もともと人は、グラデーションだから。やってみて、
        やっぱりやめようと思ってもいいから、一度動き出してみたらどうやろう。自分の思いを文に表現すると
        いうこともなかなかいいもの。

・MTF 性同一性障碍といっても一人ひとり皆違う。個性が強い人が多い。でも、分かり合うことが大事。
     カミング・アウトをするとややこしくなるからといって、最近カミングしない人がいる。

・ゲイ  マジョリティは、見本であってマニュアルがある。僕たちから見ると、人生にあぐらをかいているようにみえる。
     僕たちは、一人ひとりが開拓者だ。

・MTF カウンセリングを受けているが、医師なのに「MTF=男性を好きになる」という固定観念をもっている。
     自分は、MTFであり、性的指向は女性だから、更にハードルが高い。
     
・MTX 岐阜大学病院へ通うつもりだ。そこの医師が年齢が若く、ジェンダー関係に強いそうだ。だから、地元の病院
     からGIDの診断書をもらおうと思っている。2軒の医師の診断書がないといけない。

・MTF 銀行で、親から自分に名義を書き換えた時、銀行員から「娘さんですか。」と聞かれたから「うん、そう。」と
     返事をした。すると、上役がきて「親があなたは息子だと言っている。」と少し問題になってしまった。
     こんな所にも性別の壁がある。

・スタッフA ずっと以前、著書などを出している半陰陽(IS)の橋本秀雄さんにお会いした時、無知な私は
        「結局橋本さんは男女のどちらですか。」と聞いてしまったことがある。その時「僕は僕です。」と言われて
       納得をしたことがあるんです。もちろん、学校の授業で橋本さんの言葉を子どもたちに話しました。

・ゲイ  どうしても男女の枠に入れたがるんだよ。
     自分でも、「僕・私」のどちらを言うか悩んだことがある。昔は、男性にもてたくて女になりたかったんだ。
     だから、ゲイには女っぽい人が多いんだ。

・MTF 自分も昔の若い頃、「わたし」と言うと、「おれと言え」といじめられたことがある。

・MTX MT○には、銃が好きな人が多い。男性ホルモンには攻撃性があるからね。自分は刃物関係の仕事を
     しているが、以前はこんな刃物がいいと思いながら刃物のデザインができたのが、男性ホルモンを取ったら
     攻撃性が減って、それができなくなった。

・スタッフB 冊子は、人権のイベントや性の講演をする時に、読んでもらおうと思います。今年度、岐阜市の
        人権項目では、「性的マイノリティ」という言葉は「その他」の項目から取り出されて独立したんですよ。

* 今回もまだまだ続きました。性的マイノリティの人について多くの人に理解を広め、誰もが生きやすい社会に
  するため、冊子を作ろうと一歩踏み出します。
*9月のお楽しみ会は、行いません。
* FTM=身体の性は女性、心の性は男性。 MTF=身体の性は男性、心の性は女性。
  MTX=心が男性・女性のどちらともいえない IS=性器が男性か女性か明確ではない  

* 次回は、10月2日(日)です。12月の例会は第1日曜日が、エイズサポートぎふと性教協が共催するエイズデーと
  重なりますので、第2日曜日の12月11日(日)に変更します。



38回目の集い 2011年6月5日

 今日の会も新聞記事から始まった。キューバのカストロ議長の姪マリエラ・カストロさんは、
キューバ国立性教育センター所長であり、性的少数派の権利擁護に取り組んでいる。
様々な活動の結果、2008年に、国は性同一性障がい者の無料性別適合手術等の責任を
持つという決定をしたという。このような対応は世界でキューバだけである。エコの国であり、
例えばライターでも修理して再利用しているという。裕福ではないが、陽気に暮らす人間尊重
の国である。日本は、どうだろう。
 今日は、MTFの中学生が父親と共に参加した。

・父親  本人が「どうにかしてよ。」と言い出した。中学校のほほえみ相談員からの紹介でここへ
     来た。

・良   みんなも同じように経験しながら、生き抜いてきた。本人にアドバイスができればお願いします。

・MTF 僕の中一の頃は、父に言えなかった。社会に認められていない時代だ。家族に言っても
     理解してくれないと分かった。今は、父親に言えるだけいい。話を聴いてもらうといいよ。
     まだ、FTMと決められないかもしれないから、ゆっくりゆっくりと、自分の本来の姿に変わっ
     ていけばいい。手術もできるようになったことだし。自分は男になろうとしてやくざに入ったけど、
     元々女なのだから無理だ。それと、お父さんも急に女になれと言われてもなれないでしょう。

・父親  なるほど、そうやね。気持ちは男だ。格好は女になれてもね。

・MTF SRSの会で、MTFの小学生を連れて両親が来ていた。時代が変わったと思う。
     その会では、手術後のケアをしている人が、自分のひいきの病院の宣伝をしていた。
     偏らないで、いろいろな人の意見を聴いた方がいいと思うよ。その会では、
     男として生きているFTMの人の話もあったよ。

・MTF 子どもの頃の遊びは男らしかったが、スカートははきたかった。今のように情報がなく、
     30代で女装サロンへ行って体験した。つき合う人(女性)ができた時は女装しなかった。
     つき合わなくなると女装したくなった。レインボーの会に来てからは、カミング・アウトをしたり、
     女装をしっかりしたりするようになった。今でも女性(同性)が好き。クリニックへ行っている。
     手術はしないが、ホルモン投与を考えている。男に戻りたくない。きっと君(中学生)も戻りたく
     ないと思う。慌てることはない。職場は女性ばかりで安心だ。

・MTF 子どもの頃は丸坊主だった。周りに自分のような人はいなかった。隠しているんだろうけどね。
     自分もずっと今でも家族に隠している。小学校の頃から「おかま」等と悪口を言われ続けた。
     それが嫌で、地元から離れた遠くの高校へ行った。女の子の友だちができ、よく遊んだ。
     担任から「男友達を作れ。」と言われたこともあった。今でもその女友達と交流がある。
     下着女装をしている。更にピルを飲み始め、女性ホルモン注射を打つようになったら、
     肩の骨格や骨盤が女性らしくなってきた。

・FTM まだ若いので、慌てて性別を決めなくてもいろいろ悩んだ方がいいよ。いろいろな
     選択肢があるから、ゆっくり決めていけばいい。子どもの頃、自分の体が嫌だった。
     今は、男らしくなろうと努力している。MTFの人も、戸籍上の女性よりも女性らしさを求めている
     と思う。しかし、女性だからと言って、こうしなければいけないと決めつけてはいけない。
     いろいろな生き方があるのだから。 

・MTX 小学校の頃は、男女のどっちだと性別を意識したことはなかった。中学生になり環境が
     変わってから、いじめられた。中学生から高校生にかけて胸がふくらんできた。
     子どもの頃から徐々に女っぽい顔や体格になってきたから、高校で開き直って
     「自分はおかまだ。」と髪も伸ばし、キャラとして生活していたらいじめられなくなった。
     女になりたいと思わない、男になりたくないだけ。男性ホルモンを抑えるホルモンを飲んでいる。
     男性機能がなくなり、体格も筋肉も落ちてきた。自分は開き直っているが、親はこの姿を
     嫌がってまだ干渉する。アドバイスとしては、いろいろ悩んで迷って、見極めていくといい。

・M?  幼稚園の頃に、女子がスカートをはいてくるくる回っているのにあこがれ、自分もスカートを
     はきたくなった。高校生の時、お小遣いでスーパーへ行き、初めてスカートを買った。
     親に隠れてスカートを何本かはいた。30才位の時、ネットで知り合った「スカートをはく会」の
     人と会って、互いにスカートを見せ合った。自分は男女どちらに見られても構わない。
     決めつけられるのは嫌。中性かな。心は男だと思っているが、知らないうちに変わる人もいる。
     いろいろな人と出会って、ゆっくりと選んでいけばいい。
     しかし、生き方が二通りあると思う。本人が女性として決めていれば、二次性徴を迎える前の
     早いうちに転換した方がいい。しかし、本人が迷っていれば、性転換はゆっくりした方がいい。
     性転換後、後悔して3割の人が自死している。周りに左右されないで、最終的には本人が
     決めるしかない。一人きりで悩まず、周りの人に打ち明けてアドバイスを受けるといい。

・ゲイ  自分は中学生の時は女の子になりたかった。(中学生に対して)誰かを好きになったことがある?
     おちんちんが邪魔になるだろ?男子の服装も嫌なんだね?手術は、20才にならないと
     できないから、ゆっくり決めた方がいいよ。

・父親  この子はからかわれた時、大声を出してすぐに何かに隠れたから、男の部分と女の部分が
      あるんじゃないかな。

・MTF いや、それはそうとは限らないよ。人それぞれだから。

・中学生 学校ではトイレに入らない。

・スタッフ それは体に悪いよ。職員便所に入れるように先生に話した方がいい。
       尿は出さないと。個室に入るといい。

・中学生 個室に入ると、大便だとからかわれるから入れない。


* 今回もまだまだ続きました。親と一緒に参加できるよい時代です。前回と同様、性は実にグラデーションです。
 どの人も尊重されなければなりません。そのためには知識が必要。たとえ知識が足りなくても、想像力が補って
 くれます。想像力は、人と人との繋がりからも身につけられます。

 中学生(MTF)のお父さんは、良先生との2時間半にも及ぶ面接相談の最中に、レインボーの会の例会となり
 皆が集まり始め、女装(自分本来の服装)されたMTFの方等が続々と部屋に入ってくる姿を見て雰囲気に慣れ
 なくて内心驚いたそうですが、皆と話している内に当然ながら、誰もみな一緒だと安心して話の輪にとけ込む
 ことができたそうです。
  
*次回について、前回お知らせした日にちは変更することになりました。仲間で話し合った結果、
 土曜日は仕事がある人が多いので、奇数月も日曜日に会をもつことになりました。申し訳ありません。
 また、偶数月は今まで通りに会を開きますが、奇数月については、開くかどうかや何をするかを
 前月に話し合います。このホームページにをご覧になってご参加ください。

*7月はカラオケをします。7月3日(日)午後1時半に事務所に集合し、そこから移動します。皆さん、おいでください。

* FTM=身体の性は女性、心の性は男性。 MTF=身体の性は男性、心の性は女性。
  SRS=性別適合手術

* 次回は、7月3日(日)、8月7日(日)です。




37回目の集い 2011年4月3日


・MTF  今回で、このレインボーぎふの会は、7年目に入ります。
 (代表) 東日本大震災の影響で、来られない人もいる。
      仲間のつながりが深められるような行事をして、楽しい会にしたいと考えている。

・良    あなた(代表)の今までの歴史を是非書いて、まとめてほしいな。
      岐阜性教協の例会で取りあげてほしい。
      会員の要求要望がどれだけあるか分からないが・・。
      レインボーぎふの会としての講演会もやるといいね。

・MTF 名古屋でSRS(性転換手術)の会合があるが、いきませんか。
      なかなか参加できない人がいるが、いろんな理由があるからね。
     所で、この会の例会の回数が少ないと思っている。
      月1回に、回数を増やすのもいいかもしれない。
      参加者同志が個人的に繋がり、レインボーに来なくなる人もいる。
      来ませんという一言は、何もないけど・・。
      入会手続きはないから、脱会手続きもない。だから仕方ないことだけど・・。

・ゲイ  最近、以前からの精神障がいの症状が、自分にとって比重が大きくなってきている。
     ゲイだからという症状の方は、少し軽くなっていたので、最近この会に来ていなかった
     というわけです。

・MTF 隣の県のGID対応のクリニックで、GIDとしてホルモン療法をしたいと思っていたから、
     カウンセリングをしてもらった。
     レインボーぎふの会で、だんだん自分の気持ちがはっきりとしてきた。
     でも、本当に女性になりたいのか、まだ決めかねている。
     ホルモン療法の話は、まだ、半年位様子を見た方がいいと言われる。
     それは、自分が女性になりたいと思い始めるのが他の人より遅いからだそう。
     毎月1回位、カウンセリングへ行く。改名したいとも言った。

・MTF 家族に話していない。
     ここが、一番安心の場だから、必ず来ている。
     でも、毎月1回に増えると、毎回は来れないかもしれない・・。

・MTX 職人です。つき合っていた人が病気で亡くなった。
     心療内科にかかっている。心を引き出してくれる。
     性別違和感症候群と言われた。
     子ども時代は、ぬいぐるみやままごと遊びが好きだった。
     小学校高学年頃から、自分の容姿に対してコンプレックスを抱くようになった。
     中学時代に、胸が出てきた。
     高校時代、自分は生まれつきオカマだと自認した。
     両親に、カミング・アウトをしたら、すぐに拒絶された。
     トイレは、個室に入る。自分の身体は、全て嫌だ。
     男性のもつ攻撃性、性欲、支配欲も嫌だ。
     薬(男性ホルモン抑制剤)を服用している。
     心療内科へ行くには、いろんな知識をもっていた方がいいと思い、インターネットで、
     性同一性障がいのことを学んだ。
     いろいろ勉強した。病院では、フルネームでなく姓だけで呼ばれる。
     女装している人と一緒にされたくない。
     私の服装は、正装です。

・M   「東海セクマイ(GIDの会)」は、NPOに移行する予定だ。
     今日は、関西のGIDの会合を終えて、ここへ来たんだ。

・MTF 最近、どこかの子どもが、「性同一性障がいはばかだ。はるな愛もばかだ。」と言っていた。
     岐阜市内の小学校高学年位の子だ。
     性同一性障がいの人について、理解できないのだろう。
     性別二分法しか頭になく、洗脳されている。

・MTF 精神科のクリニックの医師が、「MTFの人は女性が好きなんだ。」とか「FTMの人は性欲がないだろう。」
     とかを言って、決めつけてるいることには驚いた。
     
* 性は、全くグラデーションだ。どの人も尊重されなければならない。
  そのためには、知識が必要。例え知識が足りなくても、想像力が補ってくれる。
  想像力は、人と人との繋がりからも身につけられる。
    
* 次回は6月ですが、7月からは毎月例会を持つことになりました。
  原則として、偶数月は第一日曜日、奇数月は第一土曜日です。
  さて、7月はお楽しみ会で、内容は6月にみんなで決めます。

* FTM=身体の性は女性、心の性は男性。 MTF=身体の性は男性、心の性は女性。

* 次回は、6月5日(日)、7月3日(日)、8月7日(日)です。




36回目の集い 2011年2月6日

いつものように新聞記事から始まった。
今日は新しい方(FTM)が参加された。レインボーぎふの会の代表がネットで悩んでいる人を見つけ、
何度も何度も励ましの言葉を送っている内に交流が始まり、この会に母親と一緒に参加されたのだ。

良   小6でのホルモン剤治療は、将来男女の性でどちらかに揺れることがあるから早すぎる
     かもしれないし、20才の性別変更可能期まで、ゆっくり判断した方がいいという人がいる。
     しかし、どちらにしても、学校でも女子として扱うということは、画期的なことだよ。
    もう一つの資料は2009年度の世界のセク・マイに対する対応の調査結果が昨年の秋に
    出されたものだけど、今現在も刻々と変化しているんだよね。進歩する国や後退する国いろいろだ。
    が、世界全体的に言えば、進歩しているんだ。

MTF  化粧も女装もして外出しようとした時に訪問販売員が来たので、そのまま応対したら、
     相手が普通に対応してくれた。本当はもっと派手な服も着たいけど、会社へも着ていける
     服でありたいので地味なものを買ってしまう。やがては、メイクなしでも出かけていけるようになりたい。

良   リオのカーニバル会場で、男・女・第3のトイレの3種類のトイレを作ったという記事があった。
     しかし、3つ目のトイレを使用すること自体が特別な存在に繋がり、差別を助長するだけだという
     意見があったね。

MTF  日本のように、多目的と表示すればいいのに。

スタッフ 全部を個室にすればいいのに。

良   日本や外国の昔、外国の田舎の一部は今もだが、個室ではなく溝のような所をまたいで使用していたね。
     プライバシーや人権感覚がなかったんだ。江戸時代は仇を討つのは美徳とされていたが、
     時代と共にモラルは変化している。プライバシーの意識も同様に変化している。人に迷惑をかけなければ、
     人権を侵さない限りいろいろな変化があるのはいいことだよ。
     その点、いまだに同性愛者を罰するという国があるがとんでもないことだ。

MTF  最近、友人とその知人と話していたら、知人に私のことを女性としか見えないと言われた。
     下着を買いに行くと、自然体に試着を進められる。
     自分の事は、レインボーの会の人と医師しか打ち明けていない。

M   若い頃から、女装する癖はいけないことだと悩んできた。悩みすぎていろいろ患った。
    だから職も転々と変わった。25年程前に親に打ち明けた時「一緒に死のう。」と言われたので、
    それ以来話してない。2年前、同様の癖をもち高学歴で起業し成功を収め結婚もしている人に出会った。
    彼は、「楽しめばいいんだよ。」と言ってくれた。その時は、ほっとした。長年「自分という人間は何だ、
    中途半端はいけない。」と思ってきたが、最近ははっきりしなくてもこのままでいいように思えてきたよ。

FTM  保育園時代から自分は男だと思っていたが、変に思われないように隠してきた。高校生になり、
    親や友人に話し理解してくれた。会社では、女装して生きていくのだと思っていたが、
    最近社長や上司にカミング・アウトしたら、理解を示しトイレまで作ってくれた。作業服は男性もの。

母親  幼い頃から服のことで喧嘩をし、フリルの付いた可愛いものを着せると怒りました。
     兄たちと立ちションした時は私が怒りました。中学校では胸や足を隠し、夏でもジャージを着ていました。
     随分苦しい思いをしてきたようです。高校生になり、初めて打ち明けてくれました。
     その内に女に戻るだろうと思っていたんだけど、テレビで「死なれるより生きていてほしかった。」
     と話す当事者の母親の言葉を聞き、考え直すようになったんです。家族みんなも「このままでいい。」
     と言ってくれたし、親戚も理解して応援してくれてます。これから治療に入っていきます。
     ただ、田舎なので近所の目が辛く、この子が病気にならないかと心配しています。
     近所の親しい人に少しずつ話しながら、理解し応援もしてもらっています。
     会社の人も「気付かずにいてごめんね。」とこの子を抱きしめてくれたんです。
     今までも、自傷行為があり落ち込みが激しいので、心配です。

良   落ち込んだら、電話してくださいよ。これから、世間はどんどん変わっていくよ。死ぬって考える必要はないよ。

M   女装する人は、どういう人物なのだろうか。

良   セーラー服を着て堂々と岐阜性教協の例会に参加する男性がいるよ。勇気をもって着ている。
     会場の係の人は、最初驚いていたんだけど、今は見慣れて何も言いません。

MTF  某私鉄の乗車ポイントのつくカードを申し込もうと用紙を見たら、性別を記入する欄があり書けなかった。
     いとことカラオケ屋へ行き歌を歌ったら、女っぽい歌ばかりだと言われてしまった。

スタッフ 誰でも男歌・女歌と意識しないで歌っているのに。

MTF  テレビで、楽しんごさん(タレント)が子どもの頃の辛かった話をしているのを聞いたら、
     自分の過去とだぶって悲しかった。若い人も自分たちと同様に辛い目にあっていると思うと、
     もっと講演活動なり表面へ出るなりして、理解者を増やさないといけないと思います。
     差別されたり隠れて化粧をしたりするのは、嫌だ。たった一度の人生だから思うように生きていきたい。
     前へ進もう。自分らしく生きていこう。
FTM  治療は、開始前によく考えて! FからMになるということは、「男としての苦労」も
     全て引き受けて生きることになるのだから。

今回も話は、尽きません。新しい人が親子で参加される時代になりました。
*FTM=身体の性は女性、心の性は男性。 MTF=身体の性は男性、心の性は女性。
 セク・マイ=セクシュアル・マイノリティ

*次回は、4月3日(日)、6月5日(日)です。      

 



35回目の集い 2010年12月5日

・良   障がい者は小学校の時は、いつも運動会では応援者だった。
     でも、昨夜のテレビ運動会では、応援者でなく当事者だ。
    「障がい者の運動会で、障がい物競走をしたよ。」と
     漫才もしていたのだけど、笑っていいのかなと思ってしまった。
     先日、朝日新聞に、性同一性障がい者をテーマに、
     13回にもわたって連載されていたね。
     世の中は、最近、性同一性障がい者に心を寄せる人が多い。

・スタッフ12月4日の新聞に、MTFとして中学校へ入学することになった
     生徒のことが載っていた。                     

・良   同性愛者の人数の方が性同一性障がい者より多いはずだが。
     レインボーの会に参加する人には、同性愛者が少ないね。                                       

・ゲイ  同性愛者に対しては、まだ偏見を持っている人がいるね。

・MTF 仕事場では、中性的に過ごしている。
     トイレは男性用を使用している。
     昔は、びくびくして歩いていたが、今は、平然と歩いている。
     それにスッピン。他の女性もスッピンで歩いているから、
     自分もいいと思ってそうしたら気楽になった。

・FTM 就職は、カミング・アウトしてできた。
     年金手帳などの事務上の手続き等でややこしくなるからね。
     就活の時には、面接官に「どうやってセックスするの。」と
     関係ないことを聞かれたり、「証拠を見せろ。」と
     言われたりして、一時落ち込んでしまい、大変だった。
     前向きにならないとだめだと思った。

・良   昔は、障がい者は隠されていた。
     今は、積極的に外出しているから見慣れているね。
     見慣れさせることが大切だ。

・MTF 休みの日には、極力外出して、見てもらおうと努力している。
     女性に見られる様に、化粧はしていくよ。
     休日も、女性としていたいから化粧する。
     これからも、見慣れてもらうよう、外出する。
     自然体で行きたい。

・良   自然体で生きたい、生きているという人が多くなった。
     強くなってきたなと思う。
     どう思われてもいいと言う気持ちが強いとは、すごいことだ。 

・MTF いろんな経験をしてきた。
     偏見からのいじめ等あり、自殺しようと思ったこともあるよ。
     男として生きれば楽だと思ったこともある。
     でも、ここでみんなにめぐり会えて、ここにいることが幸せだ。
     みんなが女性として見られると聞くと羨ましい。
     携帯ネットでは、若い人の相談が多いので、サポートできたら
     いいと願っているよ。講演活動もして、広げていきたい。   

・ゲイ  世間で認めていたら、マツコさんのようにきわどいことを
     強く言っていない。認めていないから、強く言っているのだ。

・MTF 女装する意識が強いと不自然になり、それが相手に通じるの
     かもしれない、何度も経験していくと自然になるのかもしれない。

・良   障がい者が電車で向かいに座っていると、大人は目をそらすけれど、
     子どもはじっと見て「どういう人なの。」と聞くよ。
     教えていけばいいのだ。
     当事者自身も乗り越えていかねばならない面がある。

・ゲイ  日本は、特に一律、画一。

・良   全く違う意見には、先生は誉めなきゃいけないのに、笑うからね。
     コミセンの人は、セーラー服姿のKさんを初めて見た時
     には驚いていたが、今は驚かない。
     慣らしていくこと、世間を教育していけばいいね。
     堂々としていこうじゃないか。心の中での闘いだ。

*今日は、11人でした。久しぶりの2人が参加され、
 4時半頃までびっしりとおしゃべりしました。

 *FTM=身体の性は女性、心の性は男性。 

  MTF=身体の性は男性、心の性は女性。

 ゲイ=男性同性愛者   

*次回は、2月6日(日)、4月3日(日)です。           


34回目の集い 2010年10月3日


良  12月11日に未来会館で人権フェスティバルがあり、レインボーの会も展示参加をするよ。見に行ってね。

   9月14日の新聞によると、性別違和感を感じたのは、物心がついた頃から中学生までの人が、9割だ。
   また、全体の7割の人が自殺を考えている。
   中学時代と 学生・社会人になった時をピークにだ。
   小学校高学年までに、GIDを説明すべきだ。
   今里 哲さん(ゲイ)のコンサートが、11月17日にあるよ。行ってね。
   会員の勤務校に、GIDの人がいる。レインボーの会に誘っているが、ここへ来れるまでに時間がかかるね。

MTF1  確かに、ここへ来るのも大変勇気がいるよ。

MTF2  先日、遊技場に行ったら、用紙に性別を書く欄があった。
     更に、レディースデイだった。どう見てくれるかと思うと、退いてしまう。
     本当は行きたいのに、行きたくなくなる。

良    イベントのアンケートは、性別の統計を取りたがる。
     最近、男・女・(未定)と3つの欄があることがある。
     でも、名前を書いて、(未定)なんて書けないよ。
     カミングアウトになる。

MTF3 自分は、「MTF]と書くよ。

良   公的に、性別二分法はやめることになっているが、NHKのアナウンサーが、「○才の女性の方です。」と言っている。
     また、今だに、保守的な人の中で、「男女混合で着替えるんか?」という人がいる。
     必要な場合だけ、性別を使えばよいことだ。

未   徳光さんの甥っ子に、誰かが、「女装がすきか。」と聞いたら、「生まれたときから女です。」と言った。
     最近、テレビで公表する人が増えた。

良   歌手の人は、在日の人が多い。紅白歌合戦の半数は、在日の人。
    小さい頃から差別されてきた。実力の世界だから、芸能やスポーツ、学者に在日の人が多い。
    今は、基本的には無くなった。
    まだ、意識する人がいるが、世の中は、変化してきた。

MTF4 爪にマニキュアをしていたことから、性同一性障がいの話を30分程したら、理解してくれた。
     知らない人には、趣味の世界と思っている人が多い。
     芸能人だと受け入れるが、一般の人だと納得できない人が多い。
     みんなにどんどん話していかないと・・・。
     死んで、後悔したくないから。
     辛さを受け入れないと辛い。自分がこうだと思ったら、
     そうすればいい。人がどういおうと。

MTF2  次の時、住所や本名を書こうかなと思う。

*その他に、ホルモン注射のことやレディースデイのこと等いろいろ。
*12月11日(土) 未来会館で、人権フェスティバルの展示があります。
*次回は、12月5日(日)、2月6日(日)です。
   



33回目の集い 2010年8月8日
  今日は、大学でセクシュアル・マイノリティを研究していらっしゃる学生さんと先生も参加されました。
  まず、7月末にあった“人間と性”教育研究協議会の金沢夏期セミナーで、
 レインボーの会の仲間が教室いっぱいの参加者に話をした話題から始まりました。

・良   助産師学校の学生さんも参加していたが、興味深い。
     助産師は、子どもは生まれるものだと思っている。
     同性愛者等、子どもを産まないセックスもあると言うことを知る点でよかった。
・MTF みんな真剣に聴いてくれてよかった。
・MTF もっとたくさん話したかった。感想を読んだら、みんな受け止めてくれていたのでよかった。
・ゲイ  自己肯定感は、環境によるものだと思っていたが、他の当事者の話からそうとは言えないと感じた。
     性同一性障がい者は、声等どうしようもない面がある。辛さが多い。切実だと気付いた。
     また、「苦労するほど、勉強になった。」という言葉に感動した。

・良   レインボーの会は、"人間と性”教育文化センターが主催している会だ。会則も会費もない。
     家族も友だちもサポーターも、誰が来てもよい。考えをいうのはよいが、強要することはいけない。
     理解してくれる人を増やすんだ。当事者を攻撃することはいけない。妨害、破壊する人は、会の主旨に反する。
     他の会でも、解散している例が少なくない。
・ゲイ  ゲイ同士は、ぱっと見れば分かるなんて嘘!友だちがほしくても、分からないから探すことができない。
     この会は、性同一性障がい者が多くて、寂しい面がある。性同一性障がい者は、それを隠して結婚する人もいる。
     結婚して、セックスしないで、妻から責められる人もいる。
・MTF レズビアンなので、なかなか出会いがない。MTFの人の出会いも難しいのに。
・MTF 私は、MTFの気の強い人が好き。
・MTF 中学生の頃から異性装に興味を持つ。自分のことが分からなくて、宗教に入ったこともある。
     きれいな女性には(男性から見るように)可愛いと思い、また、(女性から見るように)羨ましいと思う、
     二つの心がある。

     老後を考えると、心配だ。死ぬときは、満足して死にたい。
・MTF 女性グループで、カラオケで楽しんだ。女性が好き。
     レズ、ホモ、ペテ等の差別用語は、当事者が使うのはOKとされている。
・何にも属さない人
     18年、このMTFさんと一緒にいる。世間的には、夫婦だがパートナーだ。今は、セックスをしていない。
・MTF 若い頃は、自分が何者か分からず、苦労した。今は、いろんな言葉ができて生きやすくなった。
     男性が好き。男性同士で歩いていると、どんなセックス?家事は誰がやるの?女性役は?とよく聞かれた。
     プライバシーのことだから、「人には関係ない。」とよく言った。
     今は、自分の思い通りに生きていくつもりだ。パートナーにも、以前にカミング・アウトをして、下着も女性用にした。
     仕事の関係で男性姿だが、レインボーの会では、女性の姿で来て楽しい。
・学生 自分の性に気付いたのはいつ?
・MTF 小学校低学年。ペニスに違和感をもった。カルーセル麻紀の性転換手術をしって、希望をもった。 
・ゲイ  性愛は昔から知られていたが、性同一性障がいは、余り研究されていなかった。
・MTF 小3年の時、個室で排尿したかった。たってするのは嫌で、いじめられた。
・良   小児性愛者は、生まれつき。苦しんでいる人がいる。新聞には、病気と書かれている。
     小児性愛者は、子どもの体にエロスを感じる。男性同性愛は、男性の体にエロスを感じる。
・MTF 小4の時。異性装が好きだった。女の子がスカートをはいているのを見て羨ましかった。女性とつきあっていると、
     男に成り切っていた。レインボーの会に入ってから、MTFに気付いた。



*カミング・アウトのことや病名について等、まだまだ話は尽きません。
 今日は、学生さんが、よく質問してくれました。
 大学ではセクシュアル・マイノリティのサークルの存在が重要ですね。

*次回は、10月3日(日)、12月5日(日)です。




32回目の集い 2010年6月6日

・良   今日は、初めての人がいるので、自己紹介しながら進めよう。
     レインボーの会ができて、5年。その前にも、個人的に相談にのっていた。

     MTF、FTM、同性愛者、どれにも属さないと思っている人、
     こなくなった人も、時々顔を出す人等いろいろ。
     性は、グラデーションだ。
     区別・分類化するのは、意味がない。学者の中では使うだろうが、
     現実では、明確にしなくていい。はっきりしない人もいるしね。
     いろいろ考えがあるので、言うのはいいが、人に押しつけることはしないでおこう。
・何にも属さない人
     異性愛者ではないがセクシャリティはいろいろ。自分にとって結婚は不自然と思う。
・ゲイ  トークでは、理論的なことしか話せない。今度のトークの時は、生活に密着した事も話してみようかな。
     平素は、イベントや学習会まわりをしている。
・MTF 自分は、女性か男性か分からないときがある。
     でも、女性の服を着ると落ち着くから女性かなと思う。
     服は女性用。靴は大きい。
・FTM 男性として戸籍も変えて生活している。何でも聞いてください。
・M   GIDの団体の世話人をしている。
・MTF 中1から女装することがあった。自殺未遂も。
     宗教入信で、「神様は全てを許す」ということを知る前は、抑圧されていた。
     今後、どのように生きていったらよいか、悩んでいる。
     半年前に出会った人(昼間は企業家、夜は女装する人)と話して、すっきりした。
     人間は、グラデーションだと思った。

・M   女性の下着を着ると、落ち着く。安定感がある。他には、何もしていない。
・MTF 性器に違和感を持ったことがきっかけだ。
・MTF 電話で相談を受けている。悩みは、理論的なことで解決しない。
     結論は、自分らしく、自分に納得できる性で生きていくのが一番いい。
     自分の人生なので、自分でいいと思ったように生きていくのが一番いい。
     2ヶ月に1回だけこの会で、女装をしっかりするのはいいが、本当は日頃からしたい。
     周りに慣れさせるためにも、少しずつ自分らしい身なりで生活してきている。
     毎日、女性の自分でいたい。できれば手術もしたい。
・良   みんなに迷惑をかけなければ、自分のありたいように生きていけばいい。
     プライバシーを守り合って、言いたいことを言い合おう。

・MTF みんなは、自分に対して否定的やないねえ。不思議やねえ。
・MTF 私もここに来る前は、そうだった。
・MTF 家の人に言ったときは、一家心中しようかと言っていた。
・MTF 家で、隠している。ここだけで話している。
・MTF ブリーフは、もっていない。
・何にも属さない人
     男に興味はない。結婚していない。つjきあっている人は子どもの父親だけど、
     自分の気持ちを全部受け入れてくれている。
     時々、レズビアンの人と遊ばないと、ストレスがたまる。
     自分たちの周りに自分の話ができる人がいるといい。支援してくれる人がいるといい。
・ゲイ 家族は、知っている。前は、結婚しろと言われたが、今は言わない。
・何にも属さない人
     説明しても分かってくれれば話すといいが、理解してくれなければ言わない方がいい。
       ・
       ・
・M   はるな愛など芸能人は、商売でやっているだけだ。
     GIDや同性愛者は、普通の人とは違うと思う。
・スタッフ  
     そんなことはない。はるな愛も同じ苦しさをもっている。
     GIDや同性愛者も誰でもみんな同じ。
     同じ人間として接し合える社会にしないといけないと思う。

・良   一般の人に知らせるには、どうしたらよいか。
     趣味でもかまわないけど、ここに来ている人たちは、趣味じゃない。生まれつきなんだ。

*7月30日(金)〜8月1日(日)に、金沢で開かれる“人間と性”教育研究協議会の
  夏期セミナー31日(土)の分科会で、レインボーぎふの会の4名が、
  セクシュアル・マイノリティ当事者として、話します。
  少しでも、理解者を増やしたいと願います。一緒に参加しませんか?

*次回は、8月8日(日)、10月3日(日)です。


31回目の集い 2010年4月4日

  今日も、新聞記事の話題から入りました。
  ソマリア、ウガンダ、パキスタン、タイ、日本の記事です。
・良 世界各国や日本国内にそれぞれどんな動きがあるのか、知ってほしい。
      良い方向に動いている国もあれば、全く人権を考えない国もある事が分かる。
     日本は、良くなりつつある事もあるが、まだまだという事もある。
      日本の歴史も知って、今があることも理解したい。

 ・良 GIDの人と会う予定だったが、都合が悪くなり来れないという。
    今までも、来れなくなった人が多い。来たいのだけど、来れない人がまだまだいる。 
     来て、気が軽くなってほしいのだけど・・・。
・MtF 最初の扉を開けるまでに、勇気がいる。開けてしまえば、もう平気!
・MtF ビラをまいて、宣伝したい!
・MtF 学校の先生からも電話があり、生徒で悩んでいる子がいるから
       レインボーの会に参加したいと言う。「いつでもどうぞ来てください。」と
      言ったが、なかなか来れないようだ。

 
・MtF 運転免許証書き替えで、女・男のどちらで行こうか迷ったが、番号で呼ばれてその後もスムーズにいった。
・MtF 県によって違うね。免許証を作るとき、住民票がいるから名前が分かってしまう。
・MtF 前回、知人と会うのは嫌だと思ったが、今回どっちでもいいと思った。
・MtF 危険物の免許を取るときも、性別関係なく(見た目と名前も)、スムーズに終わったよ。
・MtF コンビニのレジで、店員が男女の区別を打つ時、迷っている時間がないので、
       どちらでもいいという感じで打つ人もいる。
・良 研究のために、何でも分類するのが学者だ。学問では、分けるのは大切だが、
   日常で分けるとギスギスした者になるから考えなくてはいけない。
   分類し言葉ができ、便利になった。説得できる。
 
・MtF 今仕事をしている所はMtFとして受け入れてくれるが、給料はあやふやで残業も多く激務でやめたい。
       しかし労働条件が明確で守る所は、自分(MtF)らしい服装等を認めない傾向がある。
・MtF 子どもの頃も若い頃も、・・・等あった。勤め先で困っている女性を助け、やがて連れ合いになった。
・連れ合い 最初は、男として見ていたが、勉強してMtFとして受け入れている。
    男・女としてではなく、人間として尊敬しているので、家族として暮らしている。
    子どもも「父さん」として受け入れている。
・MtF 不況でクリニックへ行く時間ができよく行けたが、最近忙しくなってまた行けなくなっている。
・MtF 大人になってから、男性がされて何とも思わないことを自分はとても嫌だと思うことに、気付き始めた。
    大学関係の仕事をしているが、学生が減ると同時に仕事も減って、クリニックの治療が受けられない。
    仕事では、男女の分別は必要ないという信念で今まできた。仕事で自分と異なる性的な強要に妥協したものの、
   自分の存在感が無視された気がする。仕事での性差別化に対抗心を持つと、周囲から反発を受けた。
・良 ジェンダーフリー? 「男・女にとらわれて苦しむのではなく、自分のありたい性のままで尊重され生きていきたい」ということだ。
   本人の考え、ありたい姿を尊重することがいいのだが。
・MtF 自己決定権を尊重してもらいたい。
 
・MtF GID等の言葉がなかった時代、カルーセル麻紀や美輪あきひろなど自分の信念を貫き、突っ走った。
    人のせいにせず、自分らしく生きている。
    昔、私は逃げて男になろうとしたときがあったが後悔している。
    人に何を言われようと自分から逃げずに自分の意志で行動するといいよ。
 
・良 今は、できあがったものを与えられる事が多い。ラジオドラマは想像力がないと聴けない。
   今は、想像力が育たない時代。人の気持ちを想像しながら相手を尊重する力が弱くなってしまった。
   人権意識も、謙虚さも弱くなっている。当事者のみんなと話していると、新たに知ることが多い。
   知らないことが多いと思うこと自体も、謙虚さだ。
   周りにGIDの人やゲイの人等いないと思ってうたが、当事者と話すと身近に感じる。もっと広めていかなくては。
   やがて、いつかはみんなでチラシ配りをしたい。守りの姿勢でなく、前へ進みたい。
   昔、身障者は家に隠されていた。今は、堂々と外へ出ている。世の中に身障者がいることが当然になった。
   今すぐにではない。いつかは、世の中を変えていきたいね。
 
・MtF 近くの美容院でシャンプーをしてもらって、スタイリングもしてもらった。
    大きな病院では名前を呼ぶから、小さな病院へ行く。
 
* 今日も、初めての人が参加されました。また、話しましょう。
  次回は、6月6日(日)、8月8日(日)です。
 


30回目の集い 2010年2月7日

第30回記念の会として、カラオケ大会を行いました。
参加者は、8名でした。
少しでも節約するために、飲みものお菓子など持ち込んで、気合いを入れて行いました。

皆、マイクを持ったら離したくないと言う気持ちがそこここに、よく分かりました。
それぞれ、得意のジャンルがあり、歌い慣れたものです。

ポップス、演歌、アニメソング、英悟、仏語、シャンソン、唱歌等さまざまで、よく歌い込まれている声です。
歌っていいですね。カラオケっていいですね。
自分を腹の底から出せます。スカッとさわやか!です。
歌っている人のさわやかな表情! 笑顔! 素敵でした。

約2時間あまり、時が経つのが速く、あっという間の楽しいひとときでした。
また、いきたいと思います。

次回は、4月4日(日)、6月6日(日)です。



29回目の集い 2009年12月13日

*今回も、新しい方が2名参加してくださいました。

・MtF  もうすぐ免許更新に行くのだけど、どんな姿で行こうか迷っています。女性姿で行きたいが。
・5年ほど前、免許更新に行った時、男性の名前で呼び出しがあり、応答した人は女性の身なりだった。
 免許に書かれた男性の名前と一致するか疑問だと呼び出されるのかと感じた。
・交通事故の時に、免許確認で運転者が本人かどうか確認できないと困るからだろう。
・普段から女装しているのなら、免許の写真も女装しておかないとそれこそ困るだろう。
・戸籍変更前であれば、MtFの人でも、女装と思われる。化粧を落としていった方がいいのかも。
・MtF 最近、警察で免許の住所変更をしたが、何も言われなかった。
・ここ数年で、時代が変わったんだなあ。
・今は、名前でなく、番号で呼ばれる。
・MtF 昔は、検問で服や下着を脱げと言われたことがある。今は、人権問題になる。
・女装をするのが楽しいという人が増えた。
・女装はいいが、犯罪にいたる人がいると困る。性同一性障がい者には迷惑だ。
・MtF 国家試験を何度も受けている。どの試験場でも写真と名前を見ても、後で本人確認をされたことがない。
 そんなに悲観することはない。
・MtF とにかく、自分の性で生きていけることが幸せなんだ。

・交通事故をしておいて、性転換手術中と言い逃れをしたという記事が出ていた。
 「性転換」と言う言葉が一般化してきたのか。

・昔は女性はスカートか着物だった。今は、ズボンで見慣れてきた。障害者も家に隠していた。
 今は、運動の結果、外で堂々と出ている。見慣れてきた。今は、おかしくない。免許更新も、堂々としていけばいい。

・来年の性教協の夏期セミナーは、石川県の金沢で行われる。そこで、7月30日(土)の午後の分科会に、
 先日の9月の人権フェスティバルで行ったような会をやりたいが、どうですか。 

・インターセックス(半陰陽)・MtF等の事が漫画になっている。
 「りっちゃん」「IS]「オカマだけどOLやってます」等の漫画は事務所にあるので、いつでも貸し出します。

・今は、ネットの発達で情報が溢れている。若い子が見て、「自分は何だ」と思いこんでしまう。
 時がたつと揺らぐ事があるから、決めつけてしまうことは危険だ。

・Hさんから。「パートナーシップ法制定をめざす超党派市民の会」を発足し、進めているとのことです。
 
・代表 レインボーのぎふの会は、平成16年の発足から早5年がたちました。次回は30回です。
  この会の30回を記念して、カラオケをします。心おきなくやりましょう。
  次回 2月7日(日)の13:30頃から事務所に集まり、みんなで移動します。14:30から16:30頃まで、カラオケをします。
  是非参加してください。事前に連絡してくださると有り難いです。

 次回は、2月7日(日)、4月4日(日)です。
    
    

28回目の集い 2009年10月4日

今日は、まず8月にBSで放映された「だから、私は後悔しない〜性同一性障害との闘い〜」のDVDを鑑賞した。
  ・はるな愛さんの涙
    「いっぱい悩んだから悩んだ分魅力も増えるから、人間として成長できると思う。」
  ・水野淳子さん 
    「あなたは男だ。」と言われて辛かった。今まで父親だったのが母親になった。
    次男が不登校になったが、母親のせいでなく自分のせいだと言った。
    法律が改正されたが、未成年の子どもがいると性の変更はできないため、
    水野さんのことを世間は「男だ。MtFではない。」と言った。
    自分のことで子どもを苦しめてしまった。全部やり直したいと思ったこともある。
    6年前、離婚して母親として頑張った。4年前、実名を公表して法律と闘った。
    2008年「子どもが認めれば戸席変更してほしい」と、長男次男が上告した。    
    お風呂で泣いていると、「4年後は、戸籍は女だ。」と言ってくれた。
    MtFとして受け入れてくれる子どもが有り難い。子どもがいなかったら、今の自分はない。
    嫌なこともあったけど、後悔していない。
  ・藤森さん(東京在住 MtF)
    結婚して4年目に妻に告白。治療して変化していく夫の姿が理解できない妻。
    離婚…。戸籍はバラバラでも、家族として仲良くしていきたい。
    長男と連絡を取り合っている。久しぶりに神戸で家族と会う。
    30分前に行き、父親に変身する。
    世間に広まったといってもまだまだ。ありのまま(MtF)生活したい。
    今でも離婚した妻を愛している。みんなで暮らしたい。
 
・セクシュアルマイノリティで、この事務所に最初に来たのが、水野さん。
 水野さんのことを岐阜の教育誌「我が子の歩み」で載せてから皆に広まった。
 署名運動をして東京へもっていった。
 
・ジェンダーフリー
 「男・女」にとらわれて苦しむ人がいるが、こだわらなくてもいい。
 女らしく男らしくとこだわりたい人も、もちろんそれでいい。
 
・男脳女脳があるから性同一性障害がある。 
 自分が、生きたいように生きたいのだ。自分らしく生きたい。
 
・フランスでは、同性パートナー法があり、同性どうしの結婚のような権利が認められている。
 片方が亡くなればパートナーに財産がいくという。
 
・MtF 例会は女装、仕事は男装。ミクシーの中で喧嘩することがある。
 
・MtF 近所の目と堅い親のため、カミしていない。
 
・FtX カミしていない。親も友も知らない。
 男でも女でもない。分類に当てはまらなくていい。でも、言葉があると分かりやすい。
 辛いと考えないようにして生きてきた。職場でも女性らしさは求められない。
 手術まではしたくない。
 
・レズビアン 友にはカミした。レインボーパレードや人権の会に参加した。
 
・良さん 女子高校の教師だった頃、売春のような事をする生徒がいた。人間教育(女性学)を始めた。
 教科書も作った。全国から見に来た。やがて、受験戦争時代が到来し受験科目が増え、退職後人間学は無くなった。
 一方東京の学校では、必要を感じ人間学を新設する学校が増えた。
 岐阜でも性教育の必要性があり、組織を立ち上げた。
 性教育は、人権教育だ。マイノリティも全国に先駆け取りあげたのだ。
 
・MtF(会代表) 子持ちのパートナーがいる。最初はとまどっていたが、今は受け入れてくれる。
 水野さんのように強く生きたい。死ぬ時は生きた証を残して逝きたい。 
 逃げてなんかいないで、堂々と生きていこうと思う。
 
・MtF 6年程前、悩んで鬱になった。会社に行ったらよけいひどくなり、自殺もした。
 障害をもった。親は、命があればいいと認めてくれた。今は、体も女性になり、会社にもカミした。
 女性らしく生きていきたい。
 
・(代表) この会の30回を記念して、何かやろうか。
 
*「だから私は後悔しない」のDVDは、事務所にあります。ご覧になりたい方はお貸ししますよ。
 今日は、初めての方や1年ぶりという方が参加され、より深まったような気がします。 
  
  次回は、12月13日(日)、 2月7日(日)です。



27回目の集い 2009年8月9日


・はじめに、9月19日と20日に国際会議場で開催される「平成21年度人権啓発フェスティバル」で、レインボーの会が受けもつ展示コーナーをどんな内容にするか話し合いました。

 ・セクシュアル・マイノリティについて、知ってもらいたいね。
 ・性のグラデーションもね。・・性には区切りはないよってこと。でも難しいことだ。
  性差医療はあるが、グラデーションまで考える医師はまだ少ない。
 ・性のマイノリティは、趣味ではないこと。
 ・今まで取りあげたテレビ番組の紹介は? 本の紹介も。映画もね。
 ・ゲイパレードの写真もいいね。知名度のある人の写真も、承諾をもらってね。
 ・性的指向による差別のパンフレットが、県から出ているよ。
 ・同性愛者が多いはずなのに、レインボーの会に顔を出す人が少ないね。
 ・我々の願いや知ってほしいことも載せよう。
 ・虹の絵をパーッときれいに描こう。
 ・肝心なことは、当事者たちはもちろんのこと、そうでない人が一人でも多く来て見てほしい。
  そして、セクシュアル・マイノリティについて、もっと知って理解してほしい。
 
・職場の先輩との話題で、「中村中」が出たとき、「ニューハーフ」という認識しかなくて悲しかった。
 また、居酒屋の店の人がFtMの人で、ここでも先輩が「あいつらみんな女だ」と言って・・・。
・職場の休みが変わり、やっと医者へ行くことができた。近くにあるから、昔と違って遠くまで行かなくてすむ。
・同性愛も多いはず。「障害」がつかないので、世間では性同一性障がい者ほど話題になっていない。
 いっそうのこと、「同性愛障がい」と呼んでもらいたい・・。
・地域によって、FtM・MtFの割合が異なる。

・性のマイノリティは趣味じゃない。どんどん理解してもらわないといけない。
 前向きに行動していきたい。この会だけでおさまっていちゃいけない。
 治療する人は、治療し、世の中に自由に出てもらいたい。
 水野淳子さんの勇気に元気づけられている。みんなもこの会に来てほしい。

・水野淳子さんを参考にしたドラマが、8月23日から6回WOWOWで「ママは昔パパだった」という題で放映されます。

*9月20日(日)には、国際会議場で午前10時から12時まで、レインボーの会の人のパネルディスカッションがあります。
 午後からは、分科会で「セクシュアル・マイノリティのしゃべり場に集まろう」コーナーがあります。そこで、シャンソン歌手の今里哲さんがお話されます。
 みなさん、是非来てください。その後、西城秀樹のコンサートもありますよ。全て無料です。

*今日の参加者は10名。司会者が変わりぎこちない進め方でしたが、ごめんなさい。
  みんなでアイデアを出し合った展示の完成が楽しみです。
  次回は、10月4日、12月13日です。

26回目の集い 2009年6月7日

・はじめに。すっごく久しぶりの人でも、参加するのは自由。
 「おくりびと」のようなことがじっさい岐阜でもあった。それは、だれにとっても辛いこと。
 是非、ここでは、ホッとしたり、勇気をもったりして、帰ってもらいたいんだ。

・新聞記事1 「第3の性」から
 インターセックスの人は、広く見ると、2000人に1人。狭い意味では、100人に1.5人いると言われる。
 インドでは、聖職者として扱われ、儀式での踊りをして生計を立て貧しく暮らしているという。一方で、差別されて路上生活者になっている人もいるという。
 高山の千光寺には、大昔、飛弾を治め民衆に崇められていたという両面宿儺という豪族の像があった。
 両面宿儺は、頭の前後に顔があり、手足も前後に2本ずつあったという。
 所謂、奇形で、当時は珍しい貴重な存在であるが故に、崇められたらしいと、千光寺の住職は言ってみえた。。

・新聞記事2
 同性婚を認められている国の人との同性婚は、日本でも認められるようになるといい。
 アイスランドの首相は、女性同性愛者であることを公表して離婚しているが、首相職に就いている。当然だが。
 
・友だちに、FTMの人がいるので、ここへ来てみました。

・いろんな人と話したり、話を聞いたりして、吸収し、成長しようと思っている。

・まだ、「性同一性障がい」と診断されていない。別に、分けなくていい。決めなくていい。
 性は、グラデーションなんだから。
 
・手術の成功例も失敗例も聞いて良かった。

・苦しんできた。今、苦しんでいる子と話して、元気づけたい。
 世の中の理解者を増やすためにも、広めていきたい。この会で、希望を持つようになってもらいたい。
 前向きに考えて、閉じこもらないようにしてほしい。生きていれば、何かいいことがある。

・9月20日に国際会議場で、文科省主催の「全国人権フェスティバル西日本」があります。
 この会も分科会を受け持ちます。午前中はパネルディスカッション、午後は自由に話せる「セクシュアルマイノリティのしゃべり場」があります。是非、参加してみてください。

・今日は、初めての人、当事者の母親という人、友だちという人も参加してくださいました。
 和んでくださったようで、うれしかったです。
 まだ参加できなくても、時期が来れば、できるようになるから気長に待とう。
 全部で10名でした。

・次回は、8月9日、10月4日、申し訳ありませんが、12月は、13日に変更します。



25回目の集い 2009年4月13日

・新聞記事から
 京都の性同一性障がいの牧師さんが、女性になるために適合手術を受けました。
 聖書には、「この世には、男と女しかいない。」と記してありますが、・・・。
 そうです。 「この世には、いろいろな人がいるのです。」それが、真実です。
 
・最近、やたらと女性に間違えられます。(MTF)
 パートナーと仕事をしていると、後ろ姿を見て、通りがかりの人が、
 「女性二人で大変ですね。」と声をかけてきます。
 ファッションも髪型も女性っぽくしているからでしょう。
 でも、場によっては、気まずい思いをすることもあります。
 一緒にいるパートナーが気まずい思いをしないように、気をつけています。

・「セクマイ東海」の集まりへは、いつも行ってます。(MTF)
 そこで、障がいのない人が「自分の方が、マイノリティのようだ。」と言っていましたよ。
 MTFの人で、「一度、ナンパされてみたい。」と言う人がいました。
きっと、女性に見られてうれしかたのでしょう。
 
 GID等、マイノリティの団体は、たくさんあります。それぞれに会の方針があるから、
 考えが異なると、居づらくなることもあります。
 レインボー岐阜の会は、考えの強制はしません。

・(FTM) 最近は、平凡に生きています。結婚願望も出てきたんです。

・(MTF) フリーマーケットの女性化粧品コーナーへ行ったときのことです。
 皮膚の状態を診てもらったが、最後まで女性として対応されました。
 「肌が、きれいですね。」とも言われました。

・(MTF) 最近、レディースの服装で通勤するようになりました。 
 仕事帰りに、スーパーで買い物をするが、トイレも普通に女性用を使用しています。普通に。
 近所以外や会社関係の人が来ないところでは、スカートで外出します。
 以前は、日の出前に家を出て、県外に買い物に行っていました。 
 そのお店の人には話し、相談にのってもらっています。今でも。
  手術はできなかった。 ・・・自分のせいじゃないのに。
  「手術しない人は当事者じゃない。」と言う考えの人とは、つきあえない。

・手術しないと生きられない人、しなくてもいい人、異性装で充分な人、・・・
 いろいろです。 「性は、グラデーション」です。強制すべきではない。

・FTMよりMTFの人の方が、会への参加率が高いですね。
 「宝塚」もあることだし、自他共に、FTMは、世の中に対応しやすいのではないでしょうか。
 「男のくせに女なんかに・・」という差別的な見方もあります。

・(FTM) 小学校中学年の時に、違うと感じました。
 スカートも、女の子の遊びも嫌でした。男の子との球技遊びが楽しかった。
 中学校でも違和感があり、スカートも嫌なので、遅刻してジャージで行きました。
 しばらくして、テレビで「性同一性障がい」と言う言葉を知り、
 自分にも当てはまると分かり、楽になりました。
 自分のことなので話したかったから、友達に話すと、離れる子も離れない子もいました。
 手術をするか迷っています。

・男性として生活できるか、じっくり考えることが大切だと思います。治療が全てではないからね。

・半陰陽の橋本さんも、「女性を好きになることも、男性を好きになることも、
年齢によって、変わることもある。」と言う等、揺れることもあるそうです。

・小学生で違和感をもつ子がいるということは、小・中学校での性教育に取り上げる機会を
もつべきです。

・自分も(MTF)、若い頃からどれだけいじめられてきたか分かりません。
他の人の想像もつかない程です。
 街でも、身障者を診て笑う人がいます。
 許せない。
 どんな人も差別すべきでない。
 
・障がい者も、一定の割合で生まれてくるのです。分かっていることなのです。
 どの障がいの人にも、差別があります。
 知的、情緒、精神等、いろいろな障がいが分かってきたが、
まだ知らない人が多いのです。

・そもそも、人間皆違う。67億人いれば、それだけ異なるのです。
どこまで許し合えるかがポイント。人間関係が難しいのです。

*今日の参加者は、10名でした。
 人権は大切なこと。それを守ることは難しいこと。でも、人間として、守らなければいけない。
限りない想像力と勉強が必要だと痛感しました。
 ありがとうございました。

*次回は、6月7日です。


24回目の集い 2009年2月15日
  
・(新聞記事から)島根県出雲市役所で、戸籍に「長男」が「長女」になっていたことが発覚しました。
「私も、まちがえてほしかった。」と、参加者からの呟きがありました。 

・(新聞記事から)交通事故保障額が、男性より女性の方が安いとのことです。
性同一性障がい者FTMの人が、事故保障額を男性として認められたのです。
よかったのだけれど、男女異なることがおかしいのではないでしょうか。

・「インターセックス(帚木蓬生作)」という小説について。インターセックスの3人が、
毎月2回会って、1人20分ずつ話し、それを聴くだけで、3人終わると、会も終わるという外国の話を聞き、
日本医師が書いたものです。互いに会って、話を聞くだけで、互いの職業も言い合わない、
質問も意見も言わない、批判もしないというルールなのです。
 このレインボーぎふの会も、質問はするけど、強制しない、批判しない、
マイノリティとして集まっている点が同じです。

・子どもの頃から、出ているものを取りたかった。(MTF) 医者に行きたいが、予約制だから、仕事
があってなかなか行けないでいます。また、誰にも「行け」とも言われないし…。
レインボーの会は、安心して来れるのです。

 医者へ行く場合は、まず産婦人科か泌尿器科、精神科のどちらかに行くといいそうです。
しかし、そこが、専門に診てくれるか分からないのが現状です。家から近いところにあるといいのだけれど。

・幼児期から、丸襟の服にあこがれていました。出席番号も、女子の方だったらなと願っていました。(MTF) 
オカマなどと悪口を言われたので、バイクなどの免許もとりました。ピルやホルモン注射も始めました。
最近、郊外の大型スーパーへ行ったとき、トイレは女性用に案内されたのです。女風呂に入りたい…。
 
・この会に関わって、4年目。あの頃より強くなったと思います。治療して、ここまできました。
逆に、治療していない人が、強く見えるのです。 主治医に、熱心に相談すると、それだけ熱心に応えてくれる。
医者も、一緒に勉強してくれたのです。

・銭湯の女風呂に入ろうとしたら、係の人が、あわてて「男湯は、こちら」と、案内してくれて、うれしかった。(FTM)
トイレも、男性用を案内してくれた。自宅で、1人でできる仕事に就きたい。
募集している会社に連絡をし、最初に言っておこうと思って、「性同一性…」と言ったら、電話を切られた…。
 MTFの人は、仕事をMとしてやっているのですか。  ほとんどMとしてやっています。
 
・レインボーの会に参加するようになってから、親にカミングアウトをしました。ひげの脱毛もしました。
これらのことから、行動範囲が広がりました。親へのカミング…が、一番辛かったのです。
友達にも会って、カミング…をして、楽になりたい。美容院はA県で、化粧品はB県で。この会も他県。
交通費がかかるんです。この会に来たくない時もありました。今日も…。でも、来てしまったから今後も続けるつもりです。
 女性として、男性として、その場の直感で行動しています。
 
・女性らしくして楽になろうと、化粧を変えたのです。自営業を始めた訳は、職場でいじめられたから。
今の仕事も、平気でいじめる人がいます。兄弟からも。自分でいいと思ってやっていることだから、
強くいこうと思っています。レインボーの会で、随分救われたのです。
FTMの人が、相談しに来てくれることもうれしい。

・マイノリティでなくても、随分救われている私だ。後期高齢者になって、いろんな事から引退をしています。
レインボーの会だけは、引退していないのです。支えられているから。人生で、学びあえる事が多々あるんです。

今後の会は、8月を除き、偶数月の第一日曜日になります。
 6月7日、8月9日、10月4日、12月6日です。

 

21回目の集い 2008年12月7日
  
・岐阜の人権の会「心の輪の会」で、田中先生が講演しました。その時、
レインボーの会に参加している仲間3人も、当事者として話をしてきました。
 その一つに、テレビで、性同一障がい者について取り上げることがあるが、
間違っていることもある。当事者として説明すると、分かってくれ、誤解が
とけたからよかったのです。また、普通ゲイの人どうしは、暗黙の内に誰がゲイの人と
分かるものと思っているが、それは違う。分からないもの。だから、捜すのに苦労します。
 
・前回参加した愛知のAさんから、「セクマイ東海」を設立したことと、
第2回目の開催のお知らせがこのセンターにあったのですが、みなさんにお伝えできなくて、
大変申し訳ありませんでした。第3回が分かり次第、お知らせします。
 
・橋本秀雄氏は、自身の著書で、「インターセックスの赤ちゃんは、当事者が
大人になって、自分は男としてか女としてかどちらで生きていくのか決められるまで、
手術はしないほうがよい。」と書いています。
誰でも、皆当事者であり、皆少しずつ違っている。そして、皆人権をもっているのです。
 
・この会は、今後も自助組織として育てていきます。癒しの会にしたいのです。
 自分の考えは大切にします。でも、他の人に自分の考えを押しつけない会です。
 
・MTFです。最近職場の異動がありました。そこで、女性と思われたのです。美容院や
化粧の話も社内でできるようになりました。もうすぐある中学校の同窓会にメイクをしっかりして、
参加したいのですが…。その時は、カミングアウトするかも…。
 
・可視化は大切です。姿を見せていけば、存在することに慣れてくる。理解に繋がります。
堂々と姿を見せること。メンスカも同様です。堂々と見せてても、なかなか…。
インターセックスの人は、100人に1.5%、同性愛者は6%、それでいろんなマイノリティの人は、
10%ぐらいもいるかもしれない。でも、外見からは、分からない。
見せて訴えれば「自分もそうだよ。」と思ってくれると、もっと楽になります。
 
・FTMです。ジェンダークリニックの医師になるために、勉強中です。
GIDだけでなく、インターセックスなど幅広く勉強したいです。
 
・FTMです。同窓会で驚かないように、前もって友だちと会いました。
でも、友だちが驚かなかったことに、驚いたのです。何も言わなかった。
 
・今日は、前向きの話が多く、自分が若いときと比べると、時代の変化を感じる。
誰もが、楽に生きられるように期待したい。
 
・今日は、12人の参加がありました。


第20回目の集い 2008年10月17日
  
「性同一性障がい者性別取り扱い特例法」の「子なし条件」が「現在未成年の子がいないこと」に改正された。
運動の成果だ。一歩前進だが、まだまだ先はある。

しかし、動いたからこそ前進した。

もう年だから引退しようと思ってた。しかし、若い人のために、これからも前に出るつもりだ。
いろいろあった。仕事にも、家族にも。今、仲良く暮らしている。
世間に広めようと、チラシ配りもしている。 どんな差別も、いけない。
 
今年、カミングアウトをした。パートナーも応援してくれた。労働者集会でも、知り合いが祝ってくれた。
以前は、女性が好きだった。今は、男性が好きになってきた。


性別をかえたら、人生でやりたいことが見つかり、今学生になった。
マイノリティの友達が増えた。ネットでも友達ができた。
生活は、公表してもあまり変わらない。
 
レインボーに参加するようになってから、自分らしさを大切にして生きていこうと思えるようになった。
自宅では、自由にしている。仕事場では、自分からいわない。聞かれたら伝えようと思っている。
出張の日、男性の姿で一日いたら、疲れた。

今は、大学毎に、マイノリティの会がある。自分の学生時代にもあったなら、…。

セクシャルマイノリティは、全員異なる。マイノリティも。
 
自分は、自分だから、人がどういおうと、自分らしく生きればいい。

今回の参加者は、11人でした。


第19回目の集い 2008年8月10日
  
 女性の格好がしたいと思ったのが始まり。
医者で、性同一性障碍と診断された。
男性の時は、言葉が攻撃的で批判的だった。女性になると、
周りとの兼ね合い、バランスを考えて行動するようになった。
女性としての生き方は、自分に合うのでうれしい。

産婦人科も少ないが、ジェンダークリニックも少ない。
多いと気軽にいける・・・。

免許証には、男女の表示はない。だから、免許を取ることにした。
教官は、始め「男のくせに一度で覚えられんのか。」とか、「このくらいやれー。」
とか厳しく接していたが、書類を見て女性と分かったとたんに、
何度も教えてくれたり口調が優しくなったりした・・・。
生徒は、同じ人なのに・・・この変わりよう?

最近、女性として見られることが多くなった。
本当にそうです。

とにかくスカートがはきたいんだ。男がスカートはいて何が悪い。
男・女どっちでもいい。男・女と区別してほしくない・・・。
女性が男性の格好をしても非難されないのに、逆だと非難される。

自分は自分、女性らしく、男性らしく、どちらでも関係なく、体も生き方も様々です。

性は、グラデーションだから、割り切れることではない。
人の数だけ、種類がある。
型にはめなくてよい。はめること自体が無理。無理強いなどもってのほか!
それを知らない人は、当てはまらない人を見るとパニックになる。

知らなきゃ。


今日も、初めての参加者があり、全部で14名でした。


第18回目の集い 2008年6月15日
 
 
  8月には名古屋で、全国セミナーがあり、分科会の
「多様な性」で、性同一性障がい者を取り上げます。
ぜひ参加を!

 最近テレビドラマの「ラストフレンズ」や漫画の「IS」、
「りっちゃん」など、若者の間で人気があるんだって。
女の子が男装して、男子校へ通うドラマもあるんだって。
「職場で、カミングアウトをしたら、全員ではないが認めてく
れたんだ。」という。世の中いい方に変わってきた。
 でも、ドラマの中で、当事者を「ばけもの」だなんて呼んで
ほしくない。「なべ」「おかま」という言葉も耳にしたくない。
 ハンセン病の人も、「反戦(ハンセン)」にも敏感なのだ。
同様だ。

 いつでも、自分らしく生きていきたい。
「当事者だから、皆が経験できないことができる俺の人生、
案外いいよ。」なんて言う彼が、輝いて見えた。

 今日も、二人新しい人の参加があったが、すぐ和んだよう。
いい雰囲気の会でした。
 


第17回目の集い 2008年4月20日
 
 
今日も、新聞記事(大阪のMTFの方)の話題から始まりました。
 7・8年前の総会に講演していただいた方です。 
 自身が「性同一性障碍」で「心が女性」だと分かるまでに、
 30年以上もかかり、性別に対する違和感に苦しんだ。
 現在は、「男女」の性を超えた「ありのままの自分」として、
 生きる心地よさを感じているそうです。
 
 九条を変えないという考えが、4年前は4割だったが、最近は6割になった。
 しかし、新憲法会議が組織を作って活動し始めた。
 軍隊は、性マイノリティの人にとっても地獄だ。戦争から守らなければいけない。
 
 戦国時代の異国の宣教師の著書に記されていた。その頃は女性は男性の前を
 歩いていた。外出も自由だった。徳川時代になり、武士以外の庶民は自由。
 結婚も自由。戸籍もない。昔も性同一性障碍の人はいた。人も自然なんだから。
 
 本来の性で仕事をしている人が多いね。女装(MTF)より男装(FTM)の人の方が、
 世間の目は優しいね。どちらにしても、心地よく生きたいんだ。
 いつもKさんは、「性別にとらわれなくても、自分は自分らしく(ありのままの自分)
 として生きることが大切だよ。」としみじみ言われる。  
 
 今日は、9名の参加でした。
 3年ぶりに参加された方があり、うれしかったです。
 


第16回目の集い 2008年2月24日
 
 まず、新聞記事3部の話題から始まりました。
 一つは、岡山大病院に、性同一性障碍を訴えて受診された
661人へのアンケート調査結果について。
661人の内、三分の
二はFTMの方だった。
自分の性に違和感を感じた年齢やいじめにあった
人、不登校があった時期など。
調査結果から、学校では教師が性同一性障碍に

関する正しい知識をもつことや相談しやすい態勢を整えることが必要だといえる。
二つめは、性同一性障碍を理由に解雇された人が勝利。和解が成立したこと。
三つめは、女性の下着を身につけていると安心感をもつ男性が、いること。
 
 ホルモン剤は副作用があるのか。女性ホルモンを飲むと、抜け毛が減った。
ひげの伸びも少なくなった。都市や田舎などの環境によって、暮らしにくさが違う。
トイレは実に使いにくい。共有トイレがあるといい。
 
 ここ数日寒い日が続くので、参加が少ないかと思いましたが、13名の参加でした。



第15回目の集い 2007年12月9日
 
 性同一性障碍者の中村中さんのようにカミングアウトをして、
自分の思うまま気楽に過ごせるといい。中村さんが、紅白に
出て歌うなんていい時代になったものだ。
我々も、カミングアウトしよう。
受け入れられる人とつきあえばいい。
カミングアウトをして、周囲の人を驚かせたが、今はいい関係だ。
残りの人生、自分は自分。自分らしく生きていきたい。
しかし、地域や親戚のしがらみでできない人もいる。
自分の居心地のよい生き方をしていけばいい。
自分で自分の生き方を決めていくんだ。
みんないろいろでいい。

今回も、少し自分の生き方を探ることができました。
今日の皆の思いを、少しでも多くの人に知らせ、誰もが
生きたいように生きていける世の中にしていきたい。
今日の参加者は、9名でした。


第14回目の集い 2007年10月14日

  「レインボーぎふ」の会は、みんなにとってどういう会であったらいいのか
あらためて考えてみる内容のある時間を共有できました。

Sexual Minorityのこと、性に関することは機会をとらえて
繰り返しアピールを続けていかないと、世の中に認められていかない、
世の中は変わらない。
だから何かやれることはないかも話し合うことができました。


第13回目の集い 2007年8月26日

 8月26日の参加者は、10名でした。暑い日でしたが、終始お互いに分かり
合おうとする努力が感じられ、温かい雰囲気でした。

 8月18〜20日に東京で、アジア性教育学術会議があったんだ。
中国や台湾では、保守的な考えがまだまだ根強く、性教育に関わ
っている人にさえ、性同一性障がいは治るものと考えている人がいたんだ。
日本にも、関わっている人には少ないとしても、他国と同様にまだまだなんだね。
 マイノリティについて、全般に女性は受け入れてくれやすいが、男性は受け
入れてくれにくいね。だから、女性と話してる方がしっくりいくよ。それに、子どもの
頃から、男子は暴力的で強くないと男じゃないという感じがして嫌いだったんだ。
 同性愛者も異性愛者も性同一性障がい者も、生まれつきと言われるけど、
そうじゃない時があって揺れるものだよ。カミングアウトした橋本さんも、同性愛・
異性愛と揺れるときがあったというよ。性同一性障がい者ならなおさらだ。しかし、
一般の人には、生まれつきのものと言った方が、分かりやすいんだ。
 性同一性障がい者は、国が受け入れ、法律で守られているが、
未だに同性愛は法律がない。どうなることか。へこまないようにしなくちゃ。

 なお、9月30日の母親大会の第9分科会は、田中良さんの「豊かに生きる」
というテーマで話します。10月6日の東海・近畿サークル・・・集会でも、
岐阜大学でレインボーの仲間がスピーチします。是非来て下さい。




第12回目の集い 2007年6月17日

 参加者は、14名だった。
性同一性障害者にとって、男女に分けてあるものは、使用しにくいね。
更衣室にしても、トイレにしても、トレーニング服も・・・・。中性用ができても、入るのに勇気がいる。
多目的トイレに入ると、障がい者が待っていると悪いなあと思って、使えない。
女性の姿をしていても、入りにくいトイレもあるね。

自分が生きたいように生きられる世の中にしたいね。
地域では、「こういう人だ」と知られているから見られても平気だよ。
子どもは、正直だからじろじろ見る。子どもにこそ、いろいろな性があることを教えなくちゃ。

田中良さんは、講演毎に、様々な性について語っている。
まだまだ知らない人が多い。多くは、素直に聞いてくれる。
みんなで、訴えていこう!


第11回目の集い 2007年4月8日

 参加者は12名でした。
 3月4日の東海セミナーには、大勢の参加者がありました。
当事者や意識のある人が参加していたからか、誰もがどの話にも真剣に耳を傾けていたね。
興味深げにこそこそと話す人がいなかったから、本当に参加してよかったと思ったよ。
 未成年の人も来ていました。彼ら(彼女)の「まだ揺れてる。」と
言うことばに、「若いんだから揺れてていい。」とアドバイスをしたよ。
 しかし、この日の夜、以前数回事務所を訪ねていた性同一性障害の方が、逝ってしまったという。
「無念だ。何のために、今までの活動をしてきたのか・・何のためにこういう会があるのだ。・・・」と悔やみきれない。
 もっと、もっと、広めなければ。「こういう人が世間にはいるんだ!」
ということを。それに、もっと、みんなが、男装・女装の人を見慣れることが大切だ。見慣れないといけない!


 
第10回目の集い 2007年2月4日

11名の参加でした。
「レインボーの会は、自分を素直にさせる場だね。ここに来ると、楽になる。差別がないもんね。」
と、誰からともなくつぶやきながら、会の主旨を再確認。
カミングアウトや治療は、慎重にしなくちゃいけないよ。
したかったら、社会にもまれて、女(男)として生きていきたい、生きていけると自覚してからの方がいいよ。
自分の今置かれている環境で、自分の性で生きていけるかをよく吟味した方がいいね。
その判断が難しいんだよね。うーん・・・。
今まであまりでなかった話題でした。
3月4日の東海セミナーでは、当会員の4名の方がパネラーとして話します。是非、参加してください。


第9回目の集い 2006年12月3日

ひとりひとりの近況報告の中からでてきた内容です。
・まわりの人も、特に何も言わないので、
 飲み会やお楽しみ会などにも普通に参加しています。
・職場で、パワーハウスメントを受けたことの話し。
・この場に出てきて、みんなに会って、おしゃべりするだけでもホッとする。
・他人に何かしてもらったらお礼を言うとか、
 相手の気持ちを考えて発言するとか、自分の意見だけを言うのではなく、
 相手の話も最後まで聞くなど、人間として最低限守るべきルールを忘れていないか・・・
 という、参加者への意見もありました。

多くの人が参加され、回数も重ねてきた「レインボーぎふ」ですが、
ひとりひとりを大切にしながら、参加してよかったと思える会になるといいなぁと思いました。
私にとって、ひとりの人間として自分の生き方を考えさせられる貴重な場となっています。


第8回目の集い 2006年10月22日

初参加者2名、計11名。
今回は、声帯や脱毛、会社、家族等、生活により密着した話題になった。
声帯手術の報告あり。性同一性障碍者にとって、外見はカバーできるが、声は難しい。普段から意識して会話している。しかし、くしゃみはまとも。
「あれ?」と言われるのはつらい。いつの間にか時間がたち、最後に、「年だから諦めていたけれど、こういう会に何度の参加するうちに、自分本来に生き方で生きていきたいと前向きになってきた」
と、さりげなくしみじみと話されたKさんでした。



第7回目の集い 2006年8月20日

今回の参加者は、10名程だった。
安心してスカートをはいて来れるし、心が安らぐのは自宅とこの会だと何時間もかけて駆け付ける方に「参加する毎にお化粧が上手になっていくね。」のMさんの言葉。ぽっと顔が赤く染まる。周りも「そう、そう。」と賛同。勇気をもらい、自信に繋がる。この会ならではの素敵な場面だった。
 今日は、7回目にして、会発足時の初心に戻り主旨を再確認し合う貴重な会となった。


第6回目の集い 2006年6月25日

 今回、初めて身体障がい者(肢体不自由)で、
性同一性障がい者のMさんが参加され、文字盤での会話でした。
MtFのMさんの場合は、自分の声(男声)がイヤで、文字盤を使っている面もあって、
共感の声もありました。
話題の中心は、主に服装のこと、髪の毛のこと、声のことでした。
女性の服装をするようになった経過や、それに対するまわりの人の反応の変化など交流しあいました。
髪は、長い髪にしたいが、仕事中はじゃまになることも。
成長して、男の声になるのがイヤだった。低い声と高い声と使い分けるようにしている。
高い声は、ちょうどいい音の高さの響くCDを何年も聴いて練習した。
服装・髪型・声など、すべてその人らしさを表すもので、自分らしく生きようと少しずつ変えようとすると、
まわりの人に自分のことを知ってもらわなければならない。
そういうことができて、すこし生きやすくなってきたという人もありました。



第5回目の集い 2006年4月16日

 新しい方も2名参加され、15人の参加者でした。
 一人ずつ近況報告や悩みごとなど、じっくりと話し合いました。
その後は、席を移動しながら自分の聞きたいことなど、もっと具体的な話もできました。
毎回新しい話題づくりはありませんが、心許せる場でゆったりとした時間を過ごすことができました。



第4回目の集い 2006年2月26日

 2月26日、レインボーぎふの4回目の例会を行いました。
レインボーぎふとは、性同一性障害の人や同性愛の人などマイノリティの人たちの集まりです。
 今回は4回目の集会でした。ホームページを見て、県外から数人参加されました。
 性同一性障害で手術された方が複数いて、手術についての質問もあり、体験者がそれに答えていました。
 また、地域で偏見の目で見られるために、カミングアウトできない悩みや近況を話し合いました。



第3回目の集い 2005年11月17日

全員で10人以上集まりました。
第2回目から半年近く期間があいてしまったので、まずはお互いに近況報告など…。
新しい仕事についた人、改名が済んだ人など、嬉しい報告もありました。
今後の集いの運営についても話し合いました。



第2回目の集い 2005年5月29日

2ヶ月ぶりの再会となり、特別大きな変化はありませんでしたが、
メンバーの親しみが増しました。
それぞれの状況はあまり変わらなくても、お互いに話を聞いてアドバイスしたり、
一生懸命考えたりする中で、新しい道を探ることができました。
名刺交換やHPのアドレスの教えあいをしている人もいました。
また初めて参加する人もいて、新しい友達が増えました。



第1回目の集い 2005年3月13日

初めての集いには20人近くの当事者が集まりました。
自殺未遂を繰り返してきた話、親を恨んで殺したいと思った話、
就職先で差別されてクビになった話、友達が作れない話など、深刻な話題が多かったです。
しかし、差別や偏見のない空間で、それぞれが自分の思いを話すことができました。