西秋書店
国語・国文学・近代文学・児童文学の専門店
小津安二郎監督生誕100年記念映画
「珈琲時光」 侯孝賢監督作品
公式サイト
小津監督生誕100年記念プロジェクト
http://www.ozu100.jp/
「珈琲時光」製作発表記者会見
http://www.shochiku.co.jp/coffeejikou/
「珈琲時光」キャスト・ストーリー等
http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=4264浅野忠信が営む古本屋として登場した「誠心堂書店」さん。
撮影風景の写真満載の「誠心堂書店」さんのHPにリンクを貼りました。
映画評論家でもある蓮實重彦氏が、撮影に参加した様子を紹介http://www.mube.jp/pages/milkhall_7.html
「珈琲時光」撮影レポート
8月のとある土曜日。通勤途中にある風景に出会た。
白山通りから当店に向かう道の入り口近くにある
「エリカ」という喫茶店で何か撮影をやっている。
外にはロケ用の機材を積んだバンが停まり、
ウェストポーチをぶら下げた
体格の良い撮影スタッフとおぼしき人達が動いている。
休憩時間に早速「エリカ」に向かい中に入ると、
奥の部屋を借り切って撮影している。
マスターが「申し訳ないね。奥は今ダメなんだ。
前から撮影の話があって。」
と恐縮されている。「いえいえ」と入り口側の席につく。
実のところ、私にはこれが何の撮影か察しがついてる。
前日、白山通りの中程にある古書店
「誠心堂書店」の前で、同じように撮影をしているのを見ていたのだ。
店主のHさんに訊くとあの「珈琲時光」の撮影とのこと。
やはり、そうか!
・・・というのも、この映画の製作発表記者会見の
ニュースを見て以来、個人的にずっとこの映画のことが
気になっていたのです。
主人公の浅野忠信さんが古書店主と聞いては、
どんな映画か気になるのは当然。
撮影中の奥の部屋を覗き込むわけにもいかず、
雑誌を見つつ、コーヒーを飲みながら過ごす事しばし。
スタッフの方は盛んに出入りしている。
・・・と、そこへ携帯で話しながら白い服の女性が外へ出る。
主演の一青窈さんだった。
そうこうしているうちに、撮影は一段落し、撤収が始まる。
あらかた片づけが済み、スタッフの大部分が外に出た頃、
こちらもコーヒーが飲み終わったので、会計を済ませ、撮影の名残でも見ようと、
マスターに「奥の部屋見てもいいですか」と問えば、「どうぞどうぞ」と。
机の位置など直している、中年のスタッフの方が1人、
「すいませんでした。終わりましたからどうぞ」と言うように笑顔で手招きしてくれた。
侯孝賢監督さんじゃないですか!
顔は写真で何となく知っていましたが、まさか目の前に・・。
それにしても短パンTシャツのラフな格好といい、
ロケで使用した部屋の机の位置を、自ら現状復帰したり、
とても気さくそうな人に見える。
ともかく私は舞い上がって、
「監督さんですか、撮影頑張ってください。私も古本屋です。」
と一方的に日本語で言い、手を差し出せば、ガッシリと大きな手で握手をしてくれた。
そんなわけで、神保町が舞台の一つになる映画「珈琲時光」。
12月の完成が楽しみです。