九大・熊大 入試の軌跡(数学)
九工大・福教大・佐大・長大・分大・宮大・鹿大・琉大 入試問題(数学)
熊本県内の入試問題(数学)
高校生の就職への数学・公務員試験問題
学力向上対策(湧心館高校)
一太郎との出会い
一太郎と数式
花子との出会い
JustWindow
Windows3.1とMS-DOS6.2のDUAL BOOT
TeXとの出会い
TeXで図形を描くには
PDFへの変換
雑記

九大・熊大 入試の軌跡(数学)
九州大学・熊本大学の一般前期試験(数学)の問題と解答を過去14年分掲載しました.九州大学は2003年までは必須問題と選択問題からなり,選択問題3題を1グループとした2グループから1題ずつ選んで解答する形式で,近年の入試問題よりも難易度が高かったようです.
[熊本大学 入試の軌跡(2001-2012)英語はこちら]

九州大学2015年受験用入試の軌跡(2001-2014)
文系入試問題Qdai_kiseki_bun.pdf[804KB]
理系入試問題Qdai_kiseki_ri.pdf[1177KB]
熊本大学2015年受験用入試の軌跡(2001-2014)
文系入試問題kumadai_kiseki_bun.pdf[746KB]
理系・医入試問題kumadai_kiseki_ri_i.pdf[1161KB]

九州大学 2014年度 一般前期文系 一般前期理系
2013年度 一般前期文系 一般前期理系
2012年度 一般前期文系 一般前期理系
2011年度 一般前期文系 一般前期理系
2010年度 一般前期文系 一般前期理系
2009年度 一般前期文系 一般前期理系
2008年度 一般前期文系 一般前期理系
2007年度 一般前期文系 一般前期理系
2006年度 一般前期文系 一般前期理系
2005年度 一般前期文系 一般前期理系
2004年度 一般前期文系 一般前期理系
2003年度 一般前期文系 一般前期理系
2002年度 一般前期文系 一般前期理系
2001年度 一般前期文系 一般前期理系
熊本大学 2014年度 一般前期文系 一般前期理系 一般前期医学部
2013年度 一般前期文系 一般前期理系 一般前期医学部
2012年度 一般前期文系 一般前期理系 一般前期医学部 一般後期理学部
2011年度 一般前期文系 一般前期理系 一般前期医学部 一般後期理学部
2010年度 一般前期文系 一般前期理系 一般前期医学部 一般後期理学部
2009年度 一般前期文系 一般前期理系 一般前期医学部 一般後期理学部
2008年度 一般前期文系 一般前期理系 一般後期理学部
2007年度 一般前期文系 一般前期理系 一般後期理学部
2006年度 一般前期文系 一般前期理系 一般後期理学部
2005年度 一般前期文系 一般前期理系
2004年度 一般前期文系 一般前期理系
2003年度 一般前期文系 一般前期理系
2002年度 一般前期文系 一般前期理系
2001年度 一般前期文系 一般前期理系


九工大・福教大・佐大・長大・分大・宮大・鹿大・琉大 一般前期試験問題(数学)
九州工業大学,福岡教育大学,佐賀大学,長崎大学,大分大学,宮崎大学,鹿児島大学,琉球大学の一般前期試験(数学)の問題と答のみ(解答は鋭意作成中)を過去14年分掲載しました.下の数字は問題番号,○と×は,それぞれ解答ありと解答なしを示しています.
  1. 2014年7月に開催された九州数学教育会(熊本大会)に『類比方式による大学入試問題集の作成に向けて』という研究テーマで発表しました.本サイトに掲載している問題・解答について,間違いやタイプミスがありましたら,ご指摘のほどよろしくお願いします.
  2. 2014年度入試は,現行課程(高校3年生)による最後の入試となるため,数学Cの行列の解答は,すべての解答を終えました(2013年10月).
  3. 2015年度入試(新課程)から複素数平面(数学V)が復活(2005年以前の出題)することになり,当時の問題が参考になると考え,この分野の過去問について解答を終えました(2013年11月).当時の教育課程では,複素数平面は数学B,弧度法は数学Vで扱われていました.そのための当時の複素数平面での偏角の表記が度数法になっています.新課程では弧度法による表記(こちらが正当な表記)になるため注意してください.なお,新課程の受験者の便を考え,当時の過去問ですが,弧度法による解答を行いました.

九州工業大学
工学部
2014年 1○2○3○4○
2013年 1○2○3○4○
2012年 1○2○3○4○
2011年 1○2○3○4○
2010年 1○2○3○4○
2009年 1○2○3○4○
2008年 1○2○3○4○5○
2007年 1○2○3○4○5○
2006年 1×2×3○4×5×
2005年 1×2○3○4×5×
2004年 1×2○3○4×5×
2003年 1×2○3○4×5×
2002年 1○2×3○4×5×
2001年 1×2×3○4×5×
九州工業大学
情報工学部
2014年 1○2○3○4○
2013年 1○2○3○4○
2012年 1○2○3○4○
2011年 1○2○3○4○
2010年 1○2○3○4○
2009年 1○2○3○4○
2008年 1○2○3○4○
2007年 1○2○3○4○
2006年 1×2○3×4×
2005年 1×2○3○4×5×6×
2004年 1×2○3×4×5×6○
2003年 1×2○3○4×5×6×
2002年 1×2○3×4×5×6×
2001年 1×2×3×4×5×
福岡教育大学 2014年 1○2○3○4○5○6○7○
2013年 1○2○3○4○5○6○
2012年 1○2○3○4○5○6○7○
2011年 1○2○3○4○5○
2010年 1○2○3○4○5○6○7○8○
2009年 1○2○3○4○5○6○7○8○
2008年 1○2○3○4○5○6○7○8○
2007年 1○2○3○4○5○6○7○
2006年 1×2×3×4×5×6×7×8×
2005年 1×2×3○4×5×6×7×
2004年 1×2×3○4×5×6×7×
2003年 1×2○3×4×5○6×7×8×
2002年 1×2○3×4×5○6×7×8×
2001年 1○2○3○4×5○6○7×8×
佐賀大学 2014年 1○2○3○4○5○6○7○8○9○10○11○
2013年 1○2○3○4○5○6○7○8○9○10○11○
2012年 1○2○3○4○5○6○7○8○9○
2011年 1○2○3○4○5○6○7○8○9○10○
2010年 1○2○3○4○5○6○7○8○9○10○11○
2009年 1○2○3○4○5○6○7○8○9○10○11○12○
2008年 1○2○3○4○5○6○7○8○9○10○11○
2007年 1○2○3○4○5○6○7○8○9○10○
2006年 1×2×3×4○5×6×7×8×9×10×11×
2005年 1×2○3×4×5×6×7×8×9×10×
2004年 1×2×3○4×5×6×7×8×9×10×11×
2003年 1×2×3○4×5×6×7×8×9×10×11×12×
2002年 1×2×3×4×5×6×7×8×9○10×
2001年 1×2×3×4×5×6×7×8×9×10○
長崎大学 2014年 1○2○3○4○5○6○7○8○
2013年 1○2○3○4○5○6○7○
2012年 1○2○3○4○5○6○7○8○
2011年 1○2○3○4○5○6○7○8○
2010年 1○2○3○4○5○6○7○
2009年 1○2○3○4○5○6○7○8○
2008年 1○2○3○4○5○6○7○8○
2007年 1○2○3○4○5○6○7○
2006年 1×2×3×4×5×6×
2005年 1×2×3×4×5×6×
2004年 1×2×3×4○5×6×
2003年 1×2×3×4×5×6×
2002年 1×2×3×4×5×6○
2001年 1×2×3×4×5×6○
大分大学 2014年 1○2○3○4○5○6○7○8○9○
2013年 1○2○3○4○5○6○7○8○9○
2012年 1○2○3○4○5○6○7○8○9○10○
2011年 1○2○3○4○5○6○7○8○
2010年 1○2○3○4○5○6○7○8○9○
2009年 1○2○3○4○5○6○7○8○
2008年 1○2○3○4○5○6○7○8○9○
2007年 1○2○3○4○5○6○7○8○9○
2006年 1×2×3×4×5×6×7×8×
2005年 1×2×3○4×5×6×7×8○9×10×
2004年 1×2×3×4×5×6×7×8×9×
2003年 1×2○3×4×5×6○7×
2002年 1×2×3○4×5×
2001年 1×2×3×4×5×
宮崎大学 2014年 1○2○3○4○5○6○7○8○9○10○11○12○
2013年 1○2○3○4○5○6○7○8○9○10○11○12○
2012年 1○2○3○4○5○6○7○8○9○10○11○
2011年 1○2○3○4○5○6○7○8○9○10○11○12○13○
2010年 1○2○3○4○5○6○7○8○9○10○
2009年 1○2○3○4○5○6○7○8○9○10○11○
2008年 1○2○3○4○5○6○7○8○9○10○
2007年 1×2×3×4×5×6×7×8×9×
2006年 1×2×3×4×5×6×7×8×9×
2005年 1×2×3×4×5×6×7×8○9×10×11×12×13×14×
2004年 1×2×3×4×5×6×7○8×9×10×11×12×13×
2003年 1×2×3×4×5×6○7×8×9×10×11×12×
2002年 1×2×3×4×5×6○7×8×9×10×11×12×
2001年 1×2×3×4×5×6×7×8×9×10○11×
鹿児島大学 2014年 1○2○3○4○5○6○7○8○9○
2013年 1○2○3○4○5○6○7○8○9○
2012年 1○2○3○4○5○6○7○8○9○
2011年 1○2○3○4○5○6○7○8○9○
2010年 1○2○3○4○5○6○7○8○9○
2009年 1○2○3○4○5○6○7○8○9○10○
2008年 1○2○3○4○5○6○7○8○9○10○
2007年 1×2×3×4×5○6×7×8×9×10×11×
2006年 1×2×3×4×5○6×7×8×9×10×
2005年 1×2×3×4×5×6×7○8×9○10×11×12×
2004年 1×2×3×4×5×6×7×8○9×10○11×12×13×
2003年 1×2×3×4×5×6×7○8×9○10×11×12×
2002年 1×2×3×4×5×6×7○8×9○10×11×12×13×
2001年 1×2×3×4×5×6×7○8×9○10×11×12×13×
琉球大学 2014年 1○2○3○4○5○6○
2013年 1○2○3○4○5○6○
2012年 1○2○3○4○5○6○
2011年 1○2○3○4○5○6○
2010年 1○2○3○4○5○6○
2009年 1○2○3○4○5○6○
2008年 1○2○3○4○5○6○
2007年 1×2×3○4×5×
2006年 1×2×3×4○5×6×
2005年 1×2○3×4×5○6×
2004年 1×2×3×4×5×6×
2003年 1×2×3×4×5○6×
2002年 1○2×3×4×5×6×
2001年 1×2×3○4×5○6×


熊本県内の入試問題(数学)
平成22年(2010年)度入試は,現行の教育課程に移行して5年目の入試となる.過去4年分の入試問題から出題傾向を調べ,それに対応した受験準備ができるように,熊本県内の大学・短大・医療系専門学校(リハビリ・高看)が公開している入試問題(数学)をすべて掲載した.また解答は,図や解説を充実させ,自学自習ができるように配慮した.

熊本県立大学 2011年度 一般前期(環境共生学部(環境資源・居住環境))
2010年度 一般前期(環境共生学部(環境資源・居住環境))
2009年度 一般前期(環境共生学部(環境資源・居住環境))
2008年度 一般前期(環境共生学部居住環境学専攻)
2007年度 一般前期(環境共生学部居住環境学専攻)
2006年度 一般前期(環境共生学部居住環境学専攻)
崇城大学 2009年度 普通高校推薦1日目普通高校推薦2日目
専門高校推薦1日目専門高校推薦2日目
前期日程1日目前期日程2日目後期日程
前期日程1日目(薬学部)前期日程2日目(薬学部)後期日程(薬学部)
2008年度 普通高校推薦1日目普通高校推薦2日目
専門高校推薦1日目専門高校推薦2日目
前期日程1日目前期日程2日目後期日程
前期日程1日目(薬学部)前期日程2日目(薬学部)後期日程(薬学部)
2007年度 普通高校推薦1日目普通高校推薦2日目
専門高校推薦1日目専門高校推薦2日目
前期日程1日目前期日程2日目後期日程
前期日程1日目(薬学部)前期日程2日目(薬学部)後期日程(薬学部)
2006年度 普通高校推薦1日目普通高校推薦2日目
専門高校推薦1日目専門高校推薦2日目
前期日程1日目前期日程2日目後期日程
前期日程(薬学部)後期日程(薬学部)
東海大学 2009年度 一般S
一般A1一般A2一般A3一般A4一般A5一般A6
一般B
2008年度 一般S1一般S2
一般A1一般A2一般A3一般A4一般A5一般A6
一般B1一般B2
2007年度 一般1一般2
2006年度 一般1一般2
熊本学園大学 2009年度 一般A1一般A2一般A3一般A4一般A5
2008年度 一般A1一般A2一般A3一般A4一般A5
2007年度 一般A1一般A2一般A3一般A4一般A5
2006年度 一般A1一般A2一般A3一般A4一般A5
熊本保健科学大学 2009年度 一般推薦一般1一般2
2008年度 一般推薦一般1一般2
2007年度 一般推薦一般1一般2
2006年度 一般推薦一般前期(衛生技術学科)一般前期(看護学科)
九州看護福祉大学 2009年度 一般1一般2一般3一般4
2008年度 一般1一般2一般3一般4
2007年度 一般1一般2一般3一般4
2006年度 一般1一般2一般3一般4
九州ルーテル学院大学 2009年度 一般T期 一般U期
2008年度 一般T期 一般U期
2007年度 一般T期 一般U期
2006年度 一般T期 一般U期
熊本県立保育大学校 2008年度 (募集停止)
2007年度 一般
2006年度 一般
熊本県立技術短期大学校 2012年度 推薦前期 推薦後期 一般
2011年度 推薦前期 推薦後期 一般
2010年度 推薦前期 推薦後期 一般
2009年度 推薦前期 推薦後期 一般
2008年度 推薦前期 推薦後期 一般
2007年度 推薦 一般
2006年度 推薦 一般
メディカルカレッジ青照館 2009年度 一般
2008年度 一般1 一般2 一般3
2007年度 推薦前期 推薦後期 一般A日程 一般B日程 一般C日程
2006年度 推薦前期 推薦後期 一般A日程 一般B日程 一般C日程
熊本駅前看護リハビリテーション学院 2009年度 一般前期 一般後期
2008年度 一般
熊本リハビリテーション学院2008年度 (数学の出題なし)
2007年度 一般前期 一般後期
2006年度 一般前期 一般後期
九州中央リハビリテーション学院 2010年度 一般前期 一般後期
2009年度 一般
2008年度 一般
2007年度 一般前期 一般後期
2006年度 一般A 一般B
西日本リハビリテーション学院 2009年度 一般前期 一般後期
2008年度 一般前期 一般後期
2007年度 昼間部一般 夜間部一般
2006年度 昼間部一般 夜間部一般
熊本労災看護専門学校 2009年度 一般
2008年度 一般
2007年度 一般
2006年度 一般
熊本総合医療福祉学院 2009年度 一般前期 一般後期
2008年度 一般前期 一般後期
2007年度 一般前期 一般後期
2006年度 一般前期 一般後期

 熊本県入試問題数学正解
2009年度入試問題(2010年受験用)math_kumamoto_2009.pdf[1360KB]
2008年度入試問題(2009年受験用)math_kumamoto_2008.pdf[1445KB]
2007年度入試問題(2008年受験用)math_kumamoto_2007.pdf[1485KB]
2006年度入試問題(2007年受験用)math_kumamoto_2006.pdf[1642KB]


高校生の就職への数学・公務員試験問題
授業で就職を希望する生徒たちに企業が要求する数学的知識とはどのようなものであるかを紹介するために就職問題集(数学)を作成しました.

  就職への数学T 就職への数学U
問題集 math1work.pdf[628KB] math2work.pdf[892KB]
解答編 math1work_ans.pdf[372KB] math2work_ans.pdf[552KB]


就職試験対策(数学)の総合問題集を掲載しました(平成19年1月改訂).

  就職への数学
総合編 mathwork.pdf[2027KB]

公務員試験(教養試験・判断推理・数的推理・技術系[数学・物理・情報])の問題を掲載しました.

  公務員合格ノート
公務員試験 civil.pdf[3445KB]


学力向上対策(湧心館高校)
学習習慣の定着や学習意欲の向上のため,1年間,朝自習課題を与え(考査期間等は除く157日分314ページ),10回ごとに課題テスト(25分)を放課後実施した.朝自習課題として与えた教材は,進路目標の達成のために必要と思われる資格の取得および基礎学力の向上を目指し,国語・数学・英語の3教科について実施した.
  1. 国語は,朝自習課題として自ら取り組める漢字学習および日本漢字能力検定3級の取得を目指した.
  2. 数学は,就職試験等にも出題される基礎的な問題から進路対策として,方程式と不等式,2次関数,図形と計量の数学Tまで扱った.また,1年生の定期考査(出題例:後期中間考査)の出題範囲に合わせて毎朝の課題を出題した.
  3. 英語は,文の種類と文型,動詞と時制,助動詞,動詞の態,不定詞,動名詞,分詞,比較,関係詞,接続詞,仮定法,時制の一致と話法,などの文法事項を扱った.朝自習の課題に対し,予習できるように解説を加えた.
1年間(157日分)の朝自習課題および課題テストの作成(15回分),成績の集計は,拙者が担当した.また,課題テストの採点は担任および副担任が担当した.なお,数学の課題は高校生の就職への数学[2366KB]から,英語の課題は熊本県工業高等学校進学指導連絡協議会で作成した工業高校生の進学への英語[1196KB]から引用した.

 朝自習課題
1年間(157日分) kadai.pdf[873KB]

朝自習課題テスト(国語・数学・英語)
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回
第6回 第7回 第8回 第9回 第10回
第11回 第12回 第13回 第14回 第15回


一太郎との出会い
新採で高校の数学教師として赴任した80年代後半は, 人気ワープロ・一太郎とそれが走るPC-98が校内では主流であり, ビジネスアプリとして一太郎を使用せざる得ない環境にあった. 当時は一太郎ver.2で5インチディスク1枚にシステムも辞書もすべて収まっていた. それを走らせるPC-98VMのCPUはNEC製V30(10MHz)でメモリーは640KBというスペックであった.5インチフロッピーディスクドライブが2つあり,システムをAドライブに,書き込み用フロッピーディスクをBドライブにセットしていた. 個人用に5インチフロッピーディスク2HD(1箱10枚入り)を近くの電気店で買った.定価5,000円の1割引で4,500円もしたことをよく覚えている(当時は消費税はなし).これを使い切るには何年かかるのだろうと思ったが,のちに花子と出会った頃からフロッピー代にお金がかかるようになっていった. 漢字に変換する度,システムにアクセスするためカチーィカチーィ…と音を立てながら動き,周囲へのアピールも大きかったように思う.また,この頃の一太郎は文法チェックなどを備えていなかったため,予期せぬ変換に苦笑しながら楽しく仕事をしていた.


一太郎と数式
この頃の一太郎には,数式エディタがなかったが, マニュアルに数式の入力法として,次のような趣旨の解説が載っていた. 例えば分数を入力するときには,分子の行と罫線行(当時は行間罫線の機能はない)で改行幅を通常の1/3に設定するように書いてあり,数学の教員はこのような曲芸的テクニックをマスターする必要があるのかと思った.

分子
分母


花子との出会い
一太郎ver3の頃,花子ver1が出て図形が描けるようになり,花子の図形データを一太郎に挿入できることには感心した.しかし,一太郎と花子を同時に立ち上げて作業ができなかったので,花子のデータをフロッピーに保存して一太郎で読み込まなければならず,コンピュータの起動と終了の繰り返しは大変面倒であった.


JustWindow
個人で買っていたPC-98VX(本体だけで定価438,000円もしていた)にメモリー2MBを追加して2.64MBとしたことと外付けHD40MBを装備したことにより,JustWindow を起動できる環境を整えた.これで一太郎ver4と花子ver2の切り替え操作を簡単にしたことで効率的に仕事をすることができるようになった.また,一太郎ver4には数式エディタを組み込み,曲芸的な数式の入力から解放された.さらにLotus1-2-3も一太郎で読み込むことができて,個人的には満足していた(しかし,これは閉鎖的動作環境の確立でしかなかった).


Windows3.1とMS-DOS6.2のDUAL BOOT
Windows3.1が出たころからこれまでの日電のPC-98およびそれ用のビジネスアプリ に変化が現れたことで,これまでの閉鎖的動作環境とWindows3.1とを共存させて仕事をしていた.どちらかと言えば,これまで蓄積した資源を活用するため,MS-DOS環境で仕事をする時間が長かったように思う.初めて買った日電のノートパソコンPC9821Ne3のCPUは50MHzであったが,一太郎ver4などはエディタ感覚で入力できて全くストレスがなかったことが余計にWindows3.1への移行を遅らせてしまったと思う.今でも私にとって,これが最速ワープロであったと思う.


TeXとの出会い
Window95が出て,PC/AT互換機が主流となる中,これまでの閉鎖的動作環境に限界を感じた.丁度その頃,数式と文書をかけるアプリケーションTeX(テフと読む:フリーウェア)と出会う.その出力結果およびファイルサイズに優れていることに驚く.TeXのマニュアルを買って普通に動かせるようになるまで1ヶ月ほどかかった.
TeXをインストールするには次を参考にするとよいでしょう.

Windows版 http://www.nsknet.or.jp/~tony/TeX/install/win/wininst.pdf PDF[401KB]
MacOS版 http://www.nsknet.or.jp/~tony/TeX/install/mac/macinst.pdf PDF[129KB]
UNIX系OS http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/texwiki/?Make


TeXで図形を描くには
WinTpic(フリーウェア)が便利です.
http://www.vector.co.jp/soft/win95/writing/se061886.html
から入手できます.
以前,花子ver2やver3で作ったデータをどうにかTeXで利用できないかと思い,インターネットで検索をしたところ,あるではないですか...花子からTeXのtpic命令への変換マクロが.
http://www.vector.co.jp/soft/win31/writing/se039364.html
Windows3.1で使っていた花子ver3に組み込んで花子の図形データをtpic命令で出力したものをTeXでコンパイルしたところ文字と図形のデータの位置関係が正しく表示されていなかった.ソースファイルを見たところunitlengthの指定が抜けていることに気付き, \unitlength 0.001in をpicture環境の直前に書き足したところうまく表示された. 何年も前に花子で描いた図形がDVIOUTで表示されたときは,再会の喜びと以前のデータを活かせたことで,閉鎖的動作環境の中での作業がやっと報われた.


PDFへの変換
以前は,DVIからPS(ポストスクリプト)を経由してPDFへ変換したが,今ではdvipdfmでDVIからPDFへ直接変換できるようになった.hyperrefや栞もつくようになり,これらの作業がすべてフリーウェアでできることにあらためて感心させられる. これらを利用して拙者がつくったPDF(第86回全国算数・数学教育研究[2004年鹿児島大会]での研究報告および成果報告)を以下に置いている.

研究報告 http://www1.ocn.ne.jp/~oboetene/zeta.pdf PDF[158KB]
成果報告 http://www1.ocn.ne.jp/~oboetene/plan/041115.pdfPDF[110KB]

後に,研究者の論文(pp.45-46)にも引用された.


雑記
  • 2013年から九大・熊大以外の九州地区の国立大学入試問題(数学)を解いてみて,医学部の試験問題の難易度が突出していることがよくわかった.中でも大分大学医学部(2010年)の大問3題(80分)のセットには驚いた.第n階線形微分方程式の特性方程式がk重解をもつとき,微分方程式の解を示させる(学部生のレポートレベル)など容赦のない問題である.
  • 熊本県でも時習館プログラムという若手教員の指導力向上を目指した容赦のない研修会がある.数学の研修会に参加する教職員には研修会の1週間前に難問が複数題渡され,研修会までに各自で解いて研修会で発表することになっている.2012年に時習館プログラムに参加された先生からある問題(難問中の難問)について質問があり,3日間かかって解いたところ,どうやら数学オリンピック(2012年アルゼンチン大会)の問題ということが分かり,もっとエレガントな解答があるはずということで,改めて解き直した覚えがある. しかし当日の研修会では時間が足りず,この問題については全く触れられなかったそうである.
  • 2014年4月20日(日)に九州数学教育会が主催する算数・数学研修会『大学入試問題研究(九州大学・熊本大学・鹿児島大学)』に参加した.10:00〜13:00という限られた時間で3大学の一般前期試験問題を解説するという慌ただしい研修会だった.3大学の問題の解説者の発表がすべて終わってから,参加者から1問だけ質問があった鹿児島大学の医学部の軌跡の問題について私から解説させてもらった.また,今年の難問とされた問題(九大理系5番)の解答を,ロルの定理を用いたより簡単な解説をさせてもらった(時間があれば他の問題についても述べたかったが).情報交換の場(サイト)があれば,解答・解説の完成度は高まるのではないだろうか.
  • 2014年5月25日(日)に九州数学教育会が主催する九州・山口地区『大学・高校 数学科入試連絡会』に参加したところ,熊本大学の担当者(理学部数学科教授) が拙者の解答(本サイトに掲載している熊本大学の一般前期文系一般前期理系一般前期医学部)を大型スクリーンに投影し,ネットに公開されているものであると前置きされ,解答の解説をされたときは本当に驚いた.同時に,出題者から拙者の解答・解説を認めて頂いたことに感激した.また,このときの連絡会も慌ただしく,十分に意見をやり取りをする時間がなかったのが残念であった.やはりゆっくり参加できる情報交換の場(サイト)が必要だと感じた.

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