千曲市

智識寺ちしきじ ○○○

重要文化財1登録  室町時代建造物

大御堂

おおみどう

 

智識寺の創建 :奈良時代

智識寺の創建者:聖武天皇

建物の構造  :寄棟造 妻入茅葺屋根

その他の重文 :木造十一面観音立像(本尊)  棟札2枚

 

 合併して千曲市となった旧戸倉町と旧上山田町には、ちょうど1つずつの重要文化財(建造物)があり、その内、旧上山田町には清源山智識寺大御堂があります。温泉街から少し離れた静かな所にあり、旧上山田町から麻績村へと抜ける山道の中途にあり、緩い扇状地の中腹に建っています。

 智識寺は塀などで囲われている大きな寺ではなく、全体の感じは上田市の塩田平にある中禅寺薬師堂に似ています。中禅寺薬師堂にもありましたが仁王門がこの智識寺にもあり、薬師堂もあります。

 重要文化財に指定されている大御堂に近づいてみると、柱や壁があちこちと虫に食われて穴が開いてます。屋根も少し傷んできているようで今後が心配です。大御堂の中には仏像が何体かあります。室町時代後期から力を強め始めた村上氏の庇護を受け、村上氏滅亡後も何とか残ってきました。遠く千曲川の対岸山上に、村上氏居城「葛尾城」跡が見えます。

女涙坂物語おなみざか

 戦国時代に、武田信玄に攻められ、村上義清の奥方は葛尾城を落ち延びました。智識寺の横の坂を登っている時に、後ろを振り返ると、燃えている葛尾城が見え、涙したといいます。奥方も、その場で弓に射られて果てました。


○交 通

上山田町役場の上田寄りの信号を麻績村と坂井村方面へ県道を300m程登って進むと、右手に寺らしきものが見えてきます。仁王門に大きな草履が掛かっているので、すぐに分かるでしょう。

○料金、駐車場

入場は無料です。

駐車場は寺のすぐ脇にあります。砂利で意外に広いので安心して停めておけます。ただ、カーブ出入口なので注意して下さい。

 

 

 


大御堂正面
仁王門より


大御堂近景
境内より撮影


大御堂横
東側入口より撮影