青嵐荘ギャラリー


ある日デイサービスセンターへ行った時のこと
入口の壁に水彩画が掲示されていました。
素朴な色使いで、細部まで丁寧に描かれた草花。水彩画ならではのみずみずしい果実・・・。

この絵についてデイSWに尋ねると、デイサービスを利用されている田中さんの作品だということでした。
田中さんは10年前に脳出血で倒れ、右半身が麻痺してしまいました。
しかしながら、リハビリを続け絵筆を左手に持ち替えて、この水彩画を描いたそうです。

田中さんにお話を聞くことができました。

昔から絵を描いていたのですか?
私の若いころには戦争があり、絵を描く道具も時間も無かった。
絵を描き始めたのは3年前から。

どうして絵を描こうと思ったのですか?
10年前に倒れた時は、ほとんど何も出来なかった。
最初は左手で、ひらがなを書くことから始めた。
その後、星野富弘の絵を見て、自分にもできると思った。
そのうち星野富弘美術館に行ってみたいと思っている。

1枚の作品を仕上げるのにどのぐらいかかりますか?
毎日描いて、平均で1週間位かかる。
画風を変えてみようと思っているが、なかなか難しい・・・。

と、画家らしい悩みもあり(?)とてもいきいきとしていらっしゃいました。

下の作品は田中さんの作品の一部です。
サムネイル画像をクリックすると、別のウィンドウで拡大して見ることが出来ます。

あおがき
【青柿】
ほおずき
【鬼灯】
ねこじゃらし
【狗尾草】
ぽんかん
【壺柑】
親子ししゆず
【獅子柚子】

※作品の無断使用・転載・複写を禁じます。

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