帯脈

6,帯脈(たいみゃく)
帯脈は脇腹の第十一肋骨の先端部の、章門に起こり、帯のように身の回りを一周します。その支脈は帯脈の部より上前腸骨棘部に至ります。そして、足の少陽胆経と側腹部の維道に会します。
 
帯脈が病に罹ると、下腹部が満ち張って、足や腰の力が抜け、水中に座っているような感じがします。
章門(しょうもん)脾経の募穴国際表示:(LR13)
章は、あきらかの意味です。門は、病邪の出入りするところの意味です。このツボは、邪気の出入りがあきらかにわかるツボという意味です。 このツボは、脾経の募穴ですから、脾臓の機能を調べるツボでもあります。主に、胸から脇腹にかけての痛み、消化不良、吐き気、手のこわばり、手足が怠くてしょうがないといった症状に効果があります。また、糖尿病にも効くツボの一つです。
筋肉:腹斜筋、腹横筋 血管:上腹壁動脈 神経:肋間神経、胸背神経

取穴法

主 治

鍼灸法

横臥位にして、第十一浮肋骨の前端よりやや下方 嘔吐、腹部膨満感、下痢、肝炎、胸脇痛 8分〜1寸斜刺あるいは直刺
帯脈(たいみゃく)国際表示:(GB26)
胆経と帯脈の交会するところの意味です。 このツボは、奇経八脈の帯脈(章門より起始して帯脈穴をめぐって身体を帯状に一巡して諸経を管束する)の経絡上のツボです。
筋肉:下腹斜筋 血管:下腹壁動脈 神経:肋間神経

取穴法

主 治

鍼灸法

第十一肋骨端と第十二肋骨端とを結ぶ中点から下降する線と臍の水平線との交点 子宮内膜炎、膀胱炎、腰脇背痛、月経不順 直刺1〜2寸
五枢(ごすう)国際表示:(GB27)
  足の少陽、帯脈の会。
筋肉:外腹斜筋 血管:浅腸骨回旋動脈 神経:腸骨下腹神経、肋間神経

取穴法

主 治

鍼灸法

帯脈穴の前下方3寸で、関元穴と水平、上前腸骨棘の前方 下腹痛、腰痛、子宮内膜炎、睾丸炎 直刺1〜2寸
維道(いどう)国際表示:(GB28)
維は、つな、大綱、世界の四隅をつなぐ綱、また転じて筋、つなぐ、くくる、つらね結ぶ意味です。道は、経絡を連絡する意味より、少陽と帯脈の会を表示した意味です。  
筋肉:外腹斜筋 血管:浅腸骨回旋動脈 神経:腸骨下腹神経、肋間神経

取穴法

主 治

鍼灸法

五枢穴の下五分 子宮内膜炎、下腹部痛、習慣性便秘 直刺1〜2寸

 

 

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