| アーユルヴェーダ治療の特色 |
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アーユル・ヴェーダの治療は、体内の毒素を体外へ排泄させ |
| る治療法です。『体内に蓄積され蓄積されたアーマ(毒素)を | |
| 排泄し、自分が持っている自然治癒力を高めて健康を取り戻 | |
| す』という考え方があるからですが、古くから伝えられている | |
| 伝承医学(インド・中国・ユーナニ)という分野では、この自然 | |
| 治癒力を大事に考えています。 | |
| アーユル・ヴェーダでは、ゴマのオイルを使い、全身のマッサ | |
| ージを行い、発汗を促すと体内のアーマ(毒素)が排泄され身 | |
| 体や精神の興奮を抑える働きがあります。 |
| 雑誌DIME(1995年1月号・DIME取材のライターがモデルです) |
| アーユル・ヴェーダがいうところのオイル・マッサージは、正確な専門用語では『アビャンガ』といわれています。 |
| このアビャンガは完璧な全身療法で、アーユル・ヴェーダ式のオイル・マッサージです。 |
| その時使用するオイルはゴマのオイルが最も適していて、効き目の高いものであるといわれています。 |
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| ゴマのオイルは、皮膚からの吸収が良く、体内組織の細部にまで浸透して作用する性質を持ち、他の油脂類よりも人間に |
| 親和性のあるオイルです。 |
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ゴマ『胡麻』(sesame) |
| ゴマ科の一年草で、原産地はスンダ列島です。まず、スンダ列島からインドに伝わり、さらにメソポタミアエジプトに伝播してい | |||
| ます。 | |||
| 東方へはシルクロードを経て西域(胡)から中国に伝わったので胡麻であるという説と、また別のルートを通ってきたという説も | |||
| あります。 | |||
| 日本へも古代中国から伝来し、油科作物として古くから重用されてきたのです。 | |||
| ゴマは脂肪、タンパク質に富んでいます。ゴマ油はオレイン酸が半分を占め、リノール酸がこれに次ぐ半乾性油で食用油として | |||
| は最上質です。また、薬用にも用途は広く、強壮・緩下・鎮痛解毒剤・膏薬に用いられています。 | |||
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| ゴマ油は、人体の調和の波動と共振する波動の型を持っています。 | |||
| そして、老化防止効果や抗酸化作用・抗菌作用を持つといわれています。 | |||
| 老化現象やさまざまな病気を起こす原因には、体内の活性酸素が主な働きをしているという報告がいろいろな研究機関から、 | |||
| 最近になって報告されています。 | |||
| アーユル・ヴェーダの『アビャンガ』は、抗酸化作用のあるゴマ油を使うことによって、セサモールなどの物質が、経皮的に体内 | |||
| に吸収され、老化を遅らせる働きをしたり、また病気に打ち勝つための、免疫力を高めたり、自然治癒能力を高める働きを促進 | |||
| させる効果が認められています。 | |||
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| ゴマの化学式ですが、ゴマの油を全身に塗って、マッサージを施すことによって、ゴマ油の持つ水酸基(OH)が人体の細胞の | |||
| 波動と共振して活性化を促します。 |
| 現地インドのアーユルヴェーダ治療風景 |
| 写真は1996,12月発行の日経げんぱくに掲載されたものです。 |
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| 坐位でのオイルマッサージ | 横臥位でのオイルマッサージ | 伏臥位でのオイルマッサージ | 頭部シロダーラ | 発汗治療:スヴェーダナ |
| 本文にはこの様に書かれています。 |
| 油まみれの部屋で、全身のオイルマッサージを受ける患者。油を温めるコンロのガスが鼻をつく薄暗い。 |
| この道50年というマッサージ師の手は、患者の手先から足先へ、時にはオイルを飛ばすほど激しく動き回る。 |
| オイルマッサージが盛んな南インドにアーユルヴェーダの源流を訪ねた。世界最古の医療といわれるアーユルヴェーダとは、どのようないりょうなのか。また現代医学も選択できる環境で、インド国民はアーユルヴェーダに何を求めているのだろうか。という書き出しで始まっている。 |
| アーユルヴェーダの語源 | 参考文献:P.クトムビア著⇒古代インド医学 |
参考文献:アーユルヴェーダ研究会⇒入門アーユル・ヴェーダ |
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| 古代インド医学の起源 | |
| Ayurveda とは、サンスクリット語で、古代インド民族がその医学に対してあたえた名称で、Ayuhは生命を、Vedaは知るとか獲得するという意味です。それゆえ、アーユル・ヴェーダは長寿を計り、その本質を究明するための科学です。ヴェーダはインド最古の聖典で、リグ・ヴェーダ、サーマ・ヴェーダ、ヤジュル・ヴェーダとアタルヴァ・ヴェーダの四部からなります。先史時代から口伝によって伝承されてきたもので、ヒンズー教徒は、人がつくったものではなく、神が真理の予言者である聖者に掲示し給うたものと固く信じていたのです。 |
| 健康と病気、すなわち生体の均衡と不均衡状態の知識を系統だて、応用するという意味で、あるいはまた不均衡状態を矯正し、回復した均衡状態を維持する方法を持っているという意味では体系化された医学です。アーユル・ヴェーダを一つの治療体系だと思い込んでいる傾向があります。 |
| ギリシャ語の治療(Therapeia)が「奉仕」という意味があります。「奉仕」の一つの面は病気を治すということですが、Phyto-therapy植物療法(Phyton=植物、Therapeia=奉仕)という言葉は言語学的には植物によって、「奉仕」することで、薬草だけを使う医学のことではないのです。もともとこの言葉はもっと広い意味をもっていたものです。食によって「奉仕」するという理念は、薬物を用いるだけでなく適切な栄養についての知識をも含んでいるのです。ヒポクラテスも、『食物を汝の薬とせよ。薬を汝の食物とせよ』といっています。 |
| Phytotherapyには、酸素、建築材料や知識文化を拡めるために必要な紙を含むいろいろなものを作り出す木材、香料、高価な精油、布地をつくる繊維、土壌を肥やす緑の肥料を提供してくれるというように、全植物界と我々の生活が調和していくという概念が含まれています。 |
| 植物の美しさ、特に花は我々の感情を高揚させてくれます。花は創造のみごとな感触を我々に実感させてくれます。森林や公園の造成、植物を育て慈しむことは、薬草のエキス、粉末、錠剤の製造と同様に、本当の意味でPhytotherapyの重要な役割です。 |
| 同様にアーユル・ヴェーダは、我々の身体的、精神的、霊的な幸福のすべての局面を包含しています。アーユス(生命)は肉体、精神、感覚器、魂のコンビネーション(合一)をはかるものと考えられています。 |
| アーユル・ヴェーダでは、健康とは、単に病気や疾患から解放されている状態というよりは、妨げられることのない肉体的、精神的、霊的な幸福と充実の状態であると考えられています。真の均衡状態とは、我々の組織や器官、精神や魂が正しく機能しているだけではなく、広義では人間と自然、狭義では、家族と自己、友人と自己、職業と自己、生活環境や文明と自己、理念や習慣と自己、真理と自己、神と自己などの間にも調和と創造の関係が保たれることです。 |
| 偉大な母なる科学の一つとして、アーユル・ヴェーダは多方面に発展していたのです。また、人間の幸福ばかりでなく、動物や植物の幸福とも関わりを持っています。チャラカはアーユル・ヴェーダを、『その助けによって、人が有益な生活と有害な生活法、幸福な生活法と不幸な生活法、そのような生活に対して有益なものと有害なもの、寿命と生命の本質にかかわる知識を得ることができる科学である』と定義しています。 |
| チャラカは『賢者は全宇宙を師とする。愚者は宇宙を敵とする。それゆえ人は何処から来た人であれ……たとえそれが敵であろうとも……適切なアドバイスであればそれを受け入れ、それに従うことをためらってはならない』といっています。 |