正しいツボの圧し方
ツボを圧すときには手指を使いますが、手や指は妊娠三ヶ月頃の胎児から形づくられ、動き始めます。胎児の四ヶ月過ぎから指を口にもっていき、いろいろな動きをします。
すでに手指の動きは、母親の胎内で動いています。生後も手を握ったり、開いたり、多方面にわたって動く人間の道具、それは動きだけにとどまりません。
手指の表面には指紋があり、指紋部には触覚をつかさどるマイスナー小体、圧覚を受容するパチーニ小体、冷覚に関係するクラウゼ小体、温覚を受容するルフィーニ小体という機能があり、ツボ圧しの際、触った感覚の情報を脳の各分野に送り、その情報が分析されて、どのような強さで、どのツボに、どんな方向で、どのような圧を加えればいいのか、即座にその解答が脳から送られてきて、ツボ圧しをする。それが専門職が持つ職人芸なのです。
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親指の使い方 甘手と言い心地よい指圧ができる 苦手と言い、親指を痛めます 弾力のない気持ち悪い指圧になる
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両手母指圧 重ね両母指圧 掌圧(しょうあつ)手のひらで圧す つまみ上げ指圧
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つまみ指圧 肩甲上部指圧 背部指圧 横臥位・腰部指圧
ツボを押すときには、いくつかの種類があります。
@通常圧法
もっとも多く用いられる方法で、静かに徐々に3秒〜5秒くらい、垂直に圧して静にはなす一点圧の技法です。
しかし、それもツボの状態で違ってきます。ジワーッと15秒〜30秒ということもあります。
A緩圧法
通常圧より、やや時間をかけ、ゆるやかに5秒〜6秒ずつ圧し、圧してる場所から指をはなさず、いったん力を抜いて、また同じ部位を2〜3回圧す技法で、特殊な技法です。
B持続圧法
5秒〜10秒、力を一定にして、そのまま圧す方法で、手掌圧といって手のひらで圧す際に用いる技法です。特に腹部や眼球を圧す際に使います。
C吸引圧法
手掌(手のひら)を用いて、皮膚を吸い付けるようにして圧したり、吸い上げるようにして圧す方法で、腹部などの波状掌圧という特殊な技法です。
D流動圧法
普通流れ圧しといい、リズムカルに、流れるように圧す方法で、特殊な技法です。
E集中圧法
特にこっている部位を、集中的に圧す方法で、状態に応じ、適した速度や圧加減で圧す方法です。
一般的に、普通は@の通常圧法で行います。
それに大事なことは、圧すときの力の加減です。
これには、@微圧、A軽圧、B快圧、C強圧の四種類があります。
@微圧
触れる程度の圧し方で、ツボの部分が過敏な人や、特殊な状態のときに、細心の注意を払って、呼吸を合わせるようにして触る程度の圧し方です。
A軽圧
軽くやんわりと圧す圧し方で、ちょっと圧しても痛がる場合に、力加減をコントロールして圧します。小児や高齢者の場合は、軽圧で探りを入れることは無難な方法です。
B快圧
気持ちがいい感じで、少し痛いと感じても、快痛という状態で、もっとも理想的な圧加減で、普通はこのような圧加減を好むのが健康体の人です。
C強圧
体重と力を指に集中して、グゥーと圧す方法で、かなり強い圧し方です。これは非常にこっていて鈍麻か麻痺しているような状態ですから、瞬間的に力を入れて圧さずに徐々に力を加えて、慎重に行わなければ危険です。特にお年寄りには要注意です。

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