尾平→黒金尾根→天狗岩→裏谷展望台→祖母山
山小屋泊→宮原→尾平 写真は尾平からの眺め
祖母山に登りたいというグループがありましたので引率しました。とにかく時間の許す限りたっぷりと、のんびり登るという趣旨での山行にしました。
総勢5名女性3名平均年齢55才
8:40緒方町・尾平登山口発
この日は連休明けのさわやかで新緑がまばゆいばかりあふれていたこれ以上はありえないという快晴の日。登山口近くには緒方町が新しく設置された尾平の森、森林公園があり、もうまもなく完成で最終仕上げの段階にある。あまり登山者には知られてないが少し上には自然林の大きな森があります。川上渓谷の上部のナメ場で最初の休憩で10分取る。ここまでは橋を架けているのでそれほど苦労はない。ここからステックをなおしてもらい、約80mの急登を手足総動員の登り、尾根に出たところの展望台で10分休憩。感想を聞くと予想以上の高度感があり、緑の煙が一斉に立ち上ってくるような風景だと話す。すこしあがってステックokの指示。ここから淡々とした登り。ところが早くも宮原登山道からの30代の男性一人が降りてくる。朝5時半発で東京からだという。おりたらすぐに九重の方へ。さらに女性一人。この方は埼玉で阿蘇へ。「都会の人は、なんとおいそがしいこと!」水平になったところで10分休憩。やく3時間経過。水も豊富で負担がかからないのはありがたいという。天狗の水場で水を補給し、登っていくと曙ツツジの出迎えとなる。あたりは筒鳥、コノハズク、ウグイスなどの野鳥が遠くに近くにこだまする。
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天狗岩から祖母山 |
12:40天狗の肩の第一展望台で昼食
天狗分かれの曙ツツジは満開。この花を初めてみたという女性の方は満面の笑みで記念撮にいそしむ。
ここから天狗岩だが高所が苦手という方もいたが思い切って登るよう催促した。高さ300m の絶壁で祖母・傾一番の絶景であると説明し、船の先端に導く。思い切って下を覗い下さいと言い、どうですかと聞くと「めまいがする」と言う。さらに身を乗り出して立って下さいと言い。手本を示すと「やめて下さい」というが「風もなく何回もしているので大丈夫」と言うと彼女たちはおそるおそる下を覗く。ここはこの高さが売りですからと説明。
14:30次の展望台の裏谷岩鼻は黙ってつれていくことに
ここも高さ200m はある。曙ツツジがぐるりと取り囲み黒金尾根登山道のもう一つの見せ場。だいぶ慣れてきたみたいで次々に下を覗く。ここはいつ見てもすばらしい景観である。いまは一番だろう。高いところが苦手な人はここで慣らすのもいい。その後ろは西側の展望がよい。すでに15時。
第二裏谷の展望台があるが時間がかかるのでパスした。
十回曲がりのシャクナゲ園も通過したが1999年はつぼみが少ない。そして梯子場。崩壊が進み、最も気を使うところだ。針金を手から離さないよう注意し、無事通過。ところが上からいかにも素人臭い女性だけのグループが降りてくる。16時20分。「本当に下るんですか」と聞くと山頂で聞いたら道がいいとので計画変更して下るという。やめて宮原登山道を下山した方がいいのではと言うと。怒ったような口振りで去っていった。そして祖母山南の展望岩場で休憩。ここは例のブロッケンがよく現れる所。
16:35山頂到着
山頂では風景の説明を行う。たまたま関東の人がいたので冗談のつもりで大障子岩を剣岳、傾山を穂高岳と説明したら、九州から北アルプスが見えるのですかと真顔で返えしてきた。祖母山九合目小屋にはすでに広島と名古屋方面から登山客が7名ほど。
翌朝は8:40発
馬の背には曙ツツジが満開状態。今度は宮原登山道から次々と登山客と遭遇するが、山口や大阪、神戸、東京とめっきり少なくなった。二合目 (本当は三合目) から右の尾根伝いの新道へ、ここは宮原登山道で中核となる風景が続くところと説明。荒れがなくスピードが出てしまうので速度を押さえながらの下山。感想を聞くと新緑がプラネタリウムのドームのように包み込む気分で帰りたくないという。ここの下山は宮原登山道に永遠のいのちを与えていると実感されるだろう。12時30分尾平に到着。昼食と風呂を旅行村でくつろいでもらって帰路となった。
このようにのんびり歩くほど充実した登山になることを証明していこうと思う。
| 祖母山の周辺図 |
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