祖母山の総合案内

(そぼさん)標高1756.36m
  北緯 32度49分41.27秒 東経 131度20分47.17秒(世界測地系)
  平均気圧 821.5 hP 二万五千[祖母山,小原,豊後柏原,見立]

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・ページ内リンク:黒金尾根|宮原登山道|尾平越えから
・神原、北谷登山道→神原,北谷などの登山道
・百名山で、短期間に数多くの山に登りたい人は→百名山を早く登るには

祖母山の概要

 祖母山は元は火山であった。西はなだらかな丘陵が広がるがカルデラの影響で東側の緒方町は浸食が進んで原生林に包まれて急峻な地形を成している。登りは標高千mからスズ竹が現れる。気をつけねばならないのは下山の時に登山道が分岐しているのことや不親切な指導標に惑わされないよう信頼性のおける地図で確認すること。また祖母・傾山系の山は九重山と違って原生林が鬱そうと茂る山です。見通しが悪く一旦登山道を外れると二三日は出られないところもあります。従って初めて登るときは登山道から外れないようにするのが肝要です

■巡回希望の方へ

 増水時、巡回希望の方はできるだけ黒金尾根→宮原登山道にしてください。というのは増水のため黒金尾根登山道の最後の徒渉点が渡られず、登り返した人が何グループかいました。2003年の台風の増水で3本の木橋のうち2本が流失して前の晩50ミリの雨で徒渉不可となりました。現在木橋を設置して少々の大雨でもだいじようぶです。
 なを冬もハシゴ場凍結のおそれもあるので黒金尾根を先にとってください。

■注意すべき点

・冬季の気温は−15度から−8度ぐらいです。雪は10cmから50cm位はあります。登山道にはアイスバーンになったところもあります。特に祖母山南のハシゴ場は注意です。
・三月中旬までは氷雪はあります。
・交通機関は便が非常に少ないです。
祖母山系の事故やトラブル ここ数年遠隔地の登山者で九州の山を知らないことに伴う骨折事故が多発するようになりました。
・鈴は鳴らさないように!! 野鳥との信頼関係を保つためです。

■適当な時期普通の年なら

・雨期は3月、4月下旬から5月上旬、梅雨、9月の秋霖時。大型連休時は年間を通じて最も雨の確率が高い時期です。
・晴天が続くのは5月中旬、7月下旬です。でも年によります。5月中旬は安定し、花も多く長期にわたる山計画にはいい時期。
・紅葉期は10月中旬から11月上旬です。ただこの時期は年によって大きく異なりますので最新情報で確認。

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■各コース案内

尾平→黒金尾根→天狗岩→裏谷展望岩場→祖母山→宮原→尾平
尾平越→障子岳→天狗岩→裏谷展望岩場→祖母山→宮原→尾平

ただし以上のコースは健脚向きです。8時間歩ける体力が必要です。
体力に自信がややない方は宮原登山道往復があります。 さらに体力のない方は北谷登山道があります。

体力に自信がある方には祖母山→障子岩→上畑というコースもあります。さらに縦走を含めて行う人は傾山→祖母山です。縦走についての項を見て下さい。

 祖母山の見所図
祖母山周辺の画像

 

■黒金尾根登山道(くろがねおね) 健脚向き/実登1210m

黒金尾根は尾根筋にもかかわらず水場も多い。花のシーズン中はどこかの標高で見られる外れのすくないコース。
"注意"ここを下りに取る場合は急がないようにして下さい。事故が起きています。体力がいります。やや長いコース。きついコースです。
・天狗の水場の標高1420m
・天狗分かれの標高1580m

 

■黒金尾根登山道を歩くと見られる見所 参考:祖母傾の景勝地

見所、展望台、花、紅葉と登山道では最も多数の風景。


■黒金尾根登山道の案内

注意・入り口は立体交差になっています→入り口の写真

・尾平の駐車場から5分ほどで分岐点であるがここは立体交差になっていて右が黒金尾根登山道で最初の吊橋の下をくぐって川上渓谷ぞいを歩く、次に二番目の吊橋をわたると右の下流が宮原登山道の増水時のコース。黒金尾根登山道は左の上流へ。

・川上本谷を渡ると本格的登りだが、左に進むと黒金尾根八景第1番川上渓谷のナメを味わうことができる。それが終わるとV字カーブでもとの急登の尾根に戻る。まっすぐ進めば急登となる。手足使っての急登だがその上は黒金尾根八景2番の川上渓谷展望台。

・それが終わるとたんたんとした長い登り。新緑の季節には曙ツツジやシャクナゲも見らる。標高1200mの傾斜の緩いところは栂の森が大きく広がる祖母傾らしい風景となる。高度が上るにつれ天狗の岩塊が迫って来る。天狗の水場(標高1420m)天狗の岩屋を過ぎて長い登りを登り切るとようやく天狗の肩1580mに達すると天狗の肩の展望台。

・ここからは天狗岩も近い、天狗分かれから祖母山に向けて高さ50m程下る。すぐに裏谷岩の展望台、第二展望台、シャクナゲ公園、幾つかの岩の展望群を経てハシゴ場となる。

●増水時の対策

・かつての徒渉点のウルシワ谷であったが新しく橋津上橋ができて問題なく通れるようになった。次が川上本谷。ここには手前に木橋ができているので台風直後とか大雨洪水警報が出た直後なら通れないかもしれないが、まずはだいじょうぶとなりました。増水でわたれない時は先の第二吊り橋まで戻り宮原登山道を登るしかない。渡りましたら看板の指示に従ってください。

●ハシゴ場が凍結してアイゼンナシでは通過不可の場合

 ハシゴ場が凍結していてアイゼン持たない時は1700mの看板から左のブロッケン岩を登る。ただしW級登れる人なら固定ロープもあるのでそれほど困難ではない。

■宮原登山道の下山

・自然林コース、林道コースの分岐の標高950m
・宮原の標高1402m

・山頂の西端から北へ向かう。分岐は尾平に下るため、右側をとる。山小屋(水場)1655mに出る。山小屋にはトイレがあり、100円払って用を足す。小屋は国見峠経由神原、北谷コース、宮原コースの分岐。その下はキャンプ場。さらに下は左側にメンノツラコース。
・宮原登からは急な下り道で、荒れている。神原本登山道ほどではないが木の根、岩角が露出しているので注意。
・標高950mの分岐の林道コースは荒れており、雨後はねんざ骨折事故も起きている。
・自然林コースは距離1km高さ300m下り渓谷の音が聞こえてくる程下山したとき左右に分岐する。通常は左だが、増水期は右へ下ると第二吊り橋に出る。100m程遠い。

■黒金尾根登山道を下山での増水対策

 川上渓谷が増水して渡れないときは200mほど上に登り返すが、旧道を利用する手があります。 川上渓谷の図の黄色のところ。ただし下ったところでもウルシワ谷を渡らねばならないが川上本谷よりも水の引きが早いので全部登り返すよりいいのでは。

 

■宮原登山道 やや健脚向/実登1180m

注意・入り口は立体交差になっています→写真

図

●増水時の宮原登山道の取り扱い
・梅雨末期、台風の時増水した時はいくつかの登山道は通れなくなります。尾平からは黒金尾根登山道が通れなくなります。宮原登山道においては黒金尾根コースの第二吊橋からです。
黒金尾根コースの第二吊橋より右へ進み、赤テープにしたがってください。



●尾平→(Bコース、Aコース)→宮原→祖母山
・馬の背、前の背は宮原登山道の展望所。

・宮原新登山道は自然林。

つり橋より左右二コースに分かれ、後で合流する。A:林道コースは荒れている。

登山口は左右が入れ替わって 左から入り最初の吊橋を渡って 50m程で二手に分れる。
A:林道コースはまっすぐの方で、ナメ床の谷ぞいを進み急登を登りきると林道に出る。林道を400mを歩くと林道が切れて20m下って登り返し後は杉林の中をたんたんと登れば標高950mで左の道と合流する。

B:自然林コース

 自然林コースは先ほどの分岐を左に取る。杉林を過ぎると川を渡る、尾根に取り付いた後は自然林を登れば林道コースと合流する。

・宮原手前は登山者が多くなって荒れてきた。下山注意。宮原に出ると、障子尾根の縦走路を祖母山に向かう。途中前の背、馬の背を通過。やがてメンノツラ谷からの登路と合流して九合目小屋の前を通過して15分で山頂。

 

■尾平越え→祖母山・半縦走 やや健脚向/実登1100mm

 祖母山登りというより半縦走コース。

■尾平越えから天狗岩までの見所

・尾平越え周辺
 祖母・傾山系で一番はやく曙ツツジを見ることができる。

・古祖母山周辺
 古祖母山の北側に三つの展望岩あり、秋の頃は見頃となる。

・第一展望台から第七展望台
 どの展望台も圧倒的展望が続く。古祖母山から障子岳の方へ第一、第二と続く。それぞれの展望台は一本の尾根に対応していおり、その名の通り、第一岩尾根に対して第一展望台となる。

・天狗裏花公園
ミヤマキリシマが咲く頃の6月初旬はぜひ訪れてほしい。なだらかな丘陵地には季節になるといっぱい咲き誇り、祖母傾にあっては九重を連想させるところ。なを二万五千図では烏帽子岩となっているが地図の方がま違っています。




祖母山周辺の詳細
祖母山の詳細図、祖母山の南には地図には表せない魅力がある。

参考記録集 リンク集の最初に出てくるページで
山旅人さんの自然派マガジン山旅人の雑記帳の中の黒金尾根から障子岩尾根

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