国内の野生動物の中で最も絶滅の危機に直面しているのが沖縄のジュゴン、
次に絶滅の可能性が高いのがツシマヤマネコです。


種の保存の為の最低個体数は100頭とされるのに、現在数は80〜100頭(環境省推定)のみ。
この中にはイエネコから感染したと思われるネコエイズ感染個体がみつかっています。
環境悪化によるエサの不足、交通事故等、難しい問題もありますが、獣医師として活動可能な範囲内で、当院は、NPO法人どうぶつたちの病院の活動に参加しております。


希少野生動物を絶滅から救いたいと個別に行動をしていた、動物医療従事者が互いの差異を認め尊重し合いながら、ひとつの活動母体をつくりました。

希少野生動物の治療・飼育・繁殖・野生復帰の事業を実際に行うことで、それぞれの手法を積み重ね、専門技術として確立してゆくつもりです。

それと同時に、地域の自然・人的環境の特異性を生かし、各プロジェクトへの現場を横断的に利用して、野生動物保護を担う専門家の育成を目指します。

希少種の絶滅回避から、希少種として生きるいきものたちの保護活動へ、さらにかれらの生息環境の再生へと道は続いています。
NPO法人どうぶつたちの病院は野生を守るのが仕事です。


獣医師が常駐する動物病院がなかった長崎県・対馬に、2004年8月、ヤマネコを始め野生動物、家庭飼育動物の診療をする「対馬動物医療センター」を設置しました。
ツシマヤマネコなど野生動物の救護活動を対馬野生生物保護センター(環境省)との連携で行い、「ヤマネコ119番」を開設して、市民からのヤマネコ交通事故通報などを24時間体制で受けています。
2006年2月には、対馬全域で起こった海鳥の油汚染事件に対応し、生きた海鳥の保護・収容・治療、死体の回収、海の見回り、救護ボランティアや物資の受け入れなどを、地元関係機関、団体、個人とともに行いました。
2006年8月ツシマヤマネコが生息する対馬北部に拠点を移し、さらに充実した救護活動を行う準備ができました。

 
動物医療機関がない西表島西部において、提携獣医師の協力のもと、「西表西部動物診療所」を2006年8月に開設しました。
野生動物の救護活動を行います。

 

動物医療機関がひとつもない沖縄県やんばる地域(国頭村、大宜味村、東村)で「ヤンバルクイナ救命救急センター」「付属リハビリセンター」を設置・運営。ヒナや卵の救護件数が増加し、交通事故が多発する春から夏には、地域の見回り・救護・治療を地元住民、関係機関と協働で行い、救護通報に対応するための「クイナダイヤル」も開設しています。救護したヤンバルクイナのうち7羽は野生復帰し、今年人工孵化に成功した5羽を加え、現在8羽のヤンバルクイナを保護収容しています。けがなどから回復したヤンバルクイナを野生にかえすための「ヤンバルクイナ野生復帰センター」も準備中です。また、国立環境研究所と協力して、ヤンバルクイナの死因の分析や細胞の保存を行っています。

 
2005年7月、小笠原父島において、オガサワラオオコウモリの幼獣が地元自然保護NPOにより救護されたことを受け、飼育専門関連機関、研究者、獣医師会などとのコーディネート役としてオガサワラオオコウモリの飼育・リハビリに関わっています。また、現地で入手不可能な医療物資などをとりまとめ緊急の物資支援を行いました。

 
【プロジェクトに対する寄付のお願い】
傷ついた野生動物たちを治療しても、かれらは治療費や入院費を払えません。
飼い主のいないネコたちも食費は払えません。NPO法人どうぶつたちの病院は、
各地のプロジェクトに対する支援を求めています。
(郵便振替)
「NPO法人どうぶつたちの病院」
01780-0-131279

ご寄付いただいた資金は、以下の事業に使わせていただきます。
対馬プロジェクト
 〜救え!ツシマヤマネコ〜

◆「対馬動物医療センター」の運営
◆「ヤマネコ119番」 (救急救命活動)の運営
◆ネコエイズ防止キャンペーン
(個体登録と不妊手術の普及)
やんばるプロジェクト
 〜ヤンバルクイナを救え!〜

◆「ヤンバルクイナ救命救急センター」の運営
◆「付属リハビリセンター」の運営
◆交通事故防止対策や外来種対策
◆ヤンバルクイナの野生復帰に向けた調査研究
西表プロジェクト
 〜救え!イリオモテヤマネコ〜

◆「どうぶつシェルター」(沖縄県うるま市)の運営
◆野生動物の救護活動
◆飼いネコの伝染病検査と、予防活動
東京プロジェクト
 〜救え!小笠原の野生〜

◆稀少野生動物保護のための動物医療団の派遣・動物医療支援



http://www.tsushima-yamaneko.jp
【環境省 対馬野生生物保護センター】
ツシマヤマネコに関する疑問、質問はここで答えてもらえます。
2003年12月から、ツシマヤマネコが公開されています。
【対馬動物医療センター】
http://tamc.cool.ne.jp/


http://yanbarukuina.jp/

【NPO法人 どうぶつたちの病院】