京都産業大学理学部物理学科
結晶物理学特別研究(元X線結晶学特別研究)

1997年8月2日〜2001年6月11日まで13000人を超える訪問がありました。沢山の御訪問ありがとうございました。カウンターの使用はストップさせていただきます。


お知らせ

リニューアルして再スタートです。

♪研究室テーマソング♪ ドングリころころのメロディーで

♪実験しようと思ったら、
電顕壊れてさー大変!
試料を落としてどうしましょ?
おまけに放電させちゃった!♪

(卒論が間に合わず、発表会で話す事がなくなったら、この歌を歌って「お遊戯会」にしようという計画が密かになされていた)

担当

愿山毅(yosiyama@cc.kyoto-su.ac.jp)
理学部教授(物理学科)
理学博士
専門:物性物理学(X線結晶学/結晶物理学)

卒業論文

97年度

CaCO3単結晶の構造解析(國貞 泰一)
コロイド結晶逆格子の微細構造(酒井 幸太郎)
X-ray Microanalysisによる元素分析(藤原 智子)

97年度

コロイド結晶によるレーザー光のフリッカリング(足立 祐一)
コロイド結晶とレーザー光の強い相互作用(岡崎 英幸)
X-ray Microanalysis and Divergent Beam X-ray(長谷川 祐子)
Convergent-Beam Electron Diffraction and Kikuchi line(ひろ野 誠二)

授業内容

・講義目的

 結晶(コロイド結晶・液晶・原子結晶)による電磁波(レーザ光線・X線)や電子波の回折実験を行い、その解析結果から結晶の成長、相転移、結晶界面の様子を調べ、また、格子振動やその他のいろいろな格子欠陥(不純物原子、転位、積層不整)の分布や振る舞い、欠陥相互間の関係について研究する。これらの研究を通じて新素材の開発や多機能特性をもつ材料の作製をめざす。  実験結果の精密な解析のために、結晶内部における電磁波や物質波の振る舞いについてより正確な実験と理論的研究を押し進める。

・授業内容、授業計画

 結晶による波の回折現象をよく理解するために、結晶逆格子とエワルド反射球を用いての解釈に習熟する。そのために文献の講読と原子結晶のX線回折、電子顕微鏡観察予備実験を並行して行う。波の回折現象の取扱い法について基礎的な知識を得た後、コロイド結晶や液晶を試料としてレーザ光回折実験に入る。また試料コロイド結晶の製作・改良、解析法の改良にも取り組む。本年度は更にX線微小分析法による元素分析実験も 予定している。  コロイド結晶や液晶の格子定数は原子結晶のそれと較べて数千倍大きく、それゆえ面間隔も可視光線の波長と同程度の大きさをもつ。そこで、コロイド溶液中で結晶が成長する様子や相変態を精密に調べるには、可視領域での光は適当で、強度および可干渉性の高いレーザ光を用いることができる。成長した結晶は内部に多くの乱れの領域を含んでおり、それらの領域は入射レーザ光を乱反射する発散点光源となる。この発散光源が結晶で回折されるとコッセル線模様と呼ばれる独特の回折模様を示す。この模様を精密に解析することにより結晶の結晶構造、格子定数、結晶の乱れや界面の状況について正確に知る。そしてこれらコロイド結晶でも乱れや界面の特徴を原子結晶でもそれらと対比的に調べる。  結晶内部に存在するいろいろな乱れがレーザ光の回折にどのような効果を与えるかを理解するためには結晶内部でのレーザ光の振る舞いを正確に記述する理論を必要とする。レーザ光はコロイド結晶によって強く散乱されるので、その理論的取扱いは複雑で困難な問題であるが、原子結晶によるX線回折や電子線回折での取扱い方を参考にしながら、その解明をめざす。  試料の製作、測定器の制作・改良、実験結果の解析法の改良も同時に行う。 

講義・実験について

X線結晶学について

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