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                                   TOSS SANJO TOSS長岡 近藤滋子

     保護者との連携−保護者と教師を結ぶ100の言葉

             <対決モードではなく,解決モードでいこう>

 く「保護者との連携」「連携は大事だ」と言われる。私は,この「連携」という言葉を果たしてわかって使っていただろうか。気づかぬうちに保護者とちいさなずれを生んではいないだろうか。小さなずれが大きく膨らんで,保護者の胸に渦巻いていることはないだろうか。私は,ずれを修復していたであろうか。 自分を振り返ってみたい。教師としての自分の発する言葉に敏感でありたい。

「連携」−連絡をとって一緒に物事をすること。(大辞林−三省堂)
「連携」−互いに連絡をとり,協力して物事を行うこと。(大辞泉−小学館)

 辞書で「連携」を引いてみると,上記の通りである。「連携」とは,味方同士が行うものである。保護者に対して,どうしてこうしてくれないのだろう,どう考えているのだろう家庭が悪い,何を考えてやっているんだろう,とばかり,教師が自分の思うことを一方的に話しても,そこには,決して連携は生まれないであろう。保護者と交換ノートをしたり,実際に保護者に話したりする時の言葉は,吟味したものでなければならない。保護者と」教師が連携し,その子の成長を期待したい。 
 一緒に物事をするのが保護者と教師である。協力して物事を行うのが保護者と教師である。それが連携である。連携をするためには,教師がどのような言葉を持っているとよいのであろうか。

 保護者と教師が結び合う100の言葉を考えてみた。「ありがとうは何回言っても言い過ぎることはない。」「こうしてください。」「なぜなんでしょう。」などと要求ばかりや,詰め寄るような言葉だけを並べてはよくない。決して迎合するのではなく,保護者が自然に,そして少しでも心を開くように。

☆下記の100の言葉は,母親に接しての言葉の例として挙げてみた。

 1.お忙しいのにお話くしくださいまして,ありがとうございます。
 2.子どもさんのことを考えると悩むことも多いですよね。私もそうです。
 3.お話しくださったので,おうちでの子どもさんの様子がよくわかりました。
 4.お母さん,何かお手伝いできることはありませんか。
 5.ちょっと力をお借りしたいのです。
 6.お疲れのところ,,くわしく書いていただきありがとうございます。
 7.もし,お時間ができましたら,お父さんにもお母さんと一緒にお会いしたいのですが。
 8.くわしくお話しくださり,ありがとうございます。
 9.時間を作ってくださったことに,感謝いたします。
10.よく考えていらっしゃいますね。
11.つらくなる時ありますよね。
12.子育ては,こうしたら即こうなったということは,なかなかありませんよね。
13.今は夜のような感じでしょうが,必ず朝がきますよ。いいことになります。
14.子どもさんもきっとお母さんのこと,すごく考えていると思います。
15.これまでのこと,悩みすぎないでくださいね。
16.悩んで体をこわさないでくださいね。
17.健康がいちばんですから,ご自分を責めないでくださいね。
18.今からスタートだと思い,やっていきましょう。
19.これまでのことが全て間違いだなどと思わないでくださいね。
20.これまで,その時々で精一杯やってきたのですから,お母さん自身をご自分でほめてくださいね。
21.一生懸命なことは,子どもさんがいちばん知っているのですから。
22.私たち教師は,この仕事についた時から,生涯胸にしまっておくことを心にとめていますから,どうぞ何でもお話しなさってください。
23.縁あって担任となりました。何でもお話しください。
24.もしおうちへ帰られて,ああ,これもお話しすればよかったということがありましたら,どうぞすぐ連絡していただければと思います。
25.お休みなどでも,お話ししていことが出てきましたら,いつでもそうぞ。
26.子どもさんが心配しないよう,お母さんと私がよく話し合っていきましょう。
27.お母さんが気にかかることがありましたら,どうぞ何でもおっしゃってください。
28.不安なことがありましたら,何でもお話ししてください。
29.ある時期,すっと,霧が晴れる瞬間がありますから,その時を待ちましょう。
30.ご家庭で,お母さんがご自分を出すことを遠慮なさっていることがありましたら,お話しください。

31.あきらめないでじっくりいきましょう。
32.目には見えなくとも,子供は毎日毎日成長しているのですから。
33.子どもさんは,お母さんの愛情を感じていますよ。
34.お仕事で子どもさんと接する時間が少ないこと,どなたも悩んでいらっしゃいます。大丈夫です。
35.子どもさんは,お母さんが一生懸命働いていること,きっとわかっていますよ。
36.時間がなく疲れている時は,文字も書くのもできない時がありますよね。
37.お疲れの時は,連絡帳を見ましたというしるしだけでよいのですから。
38.毎日の交換ノート,楽々読んで書いていきましょう。書けるときは書くいう気持ちで。

39.お互いに文字だけではわからない時は,直接お話しいたしましょう。
40.時間がとれたら,いつでも学校においでください。
41.私にこうしてほしいという要望がありましたら,どうぞ遠慮なさらずにおっしゃってください。
42.子どもさんのことでまくとも,お母さん自身,心にあるものをどうぞ出してください。
43.私ができることであれば,何でもおっしゃってください。
44.心に溜めていると苦しくなりますから,何でも出してください。
45.心と体はつながっていますから,あまり悩まないでくださいね。
46.横になる時間がとれたときは,どうぞ体を休めてくださいね。
47.睡眠は大事ですかづぞ,どうぞたっぷり眠ってくださいね。
48.時間がとれましたら,ご両親で学校においでいただければ,いい答えも見つかるのではないでしょうか。
49.ご自分で考えていて,行き詰まった時,人に話すと気が楽になります。何でもお話しください。

50.誰でも子育ては悩んでいますから,一緒にかんがえていきましょう。
51.一緒にやっていきましょう。
52.一緒に悩みましょう。悩みは半分ずつ分け合いましょう。

53.子どもさんのことを考え,力を合わせていきましょう。
54.その子のことをこうして話していると,その子の心のいい信号が行動となって表れていることがわかってきますね。
55.お母さんの方から,どうぞいりろ教えてください。
56.ありがとうございます。本当によろしくお願いいたします。
57.いつもていねいにお話してくださり,感謝しております。
58.いつも家庭での様子を知らせていただき,本当に助かっています。
59.たくさん教えていただきましたので,よくわかってうれしかったです。
60.どうぞ,お体を大事になさってください。
61.伸びが見られますよ。
62.お母さんや教師がゆったり構えていると,その子は安心しますよね。

63.お母さんがいちばんその子の近くにいるのですから,お母さんは,その子にとっていちばんの見方ですよ。
64.私も自分の子育て,いつも悩みぬいているんですよ。
65.焦りますよね。でも,焦ると,子どもさんも不安になりますから,焦る時,こうしてたくさんお話ししましょう。
66
毎日が新しいスタートラインに立ったと思って,やっていきましょう。
67.精一杯生きているのですから,失敗なんてありませんし,思わないでくださいね。
68.気にかかることがあったら,忘れるくらいでもいいのかもしれません。
69.これまでではなく,大事なのはこれからですから。
70.成長していく途中の坂を一緒に励ましながら登るのはお母さんです。いちばんその子も喜ぶと思うのです。
71.試合と同じです。9回裏でいい展開があることが多いのですから。
72.その子のいいところを見ていきましょう。見ようとすると,きっと今よりたくさんいいところ,見つかりますよ。
73.すぐ来ていただきまして,ありがとうございます。
74.いつもいい笑顔でいらっしゃるから,すごいですよ。
75.涙がこぼれたり,泣きたくなったりする時もありますよね。誰でもそうです。私も同じです。
76.お話しくださったので,今までより,子どもさんのことがわかったように思います。
77.本当に助かりました。ありがたく思っています。
78.子どもさんは確実に成長しています。お母さんの励ましを受けて。
79.気持ちが安定iしてき,きっと自信がもてますよ。
80.何かお聞きになりたいことがありましたら,どうぞ何でもおっしゃってください。

81.こんなことを言っては悪いなどと思わずに,お話しになってください。
82.お母さんだけで苦しまずに,一緒にやっていきましょう。
83.お母さんだけで苦しまずに,一緒に知恵を出してやっていきましょう。
84.誰でもこれでいいのかと迷います。どうしたらいいかをいつも一緒に考えていきましょう。
85.完璧な人などいませんから,ご自分をだめだと決めつけないでくださいね。
86.子どもと一緒に親も教師も成長していきましょう。
87.あの時は,思いきり自分のことを考えてくれたよね,と子どもさんが言うときがきます。
88.今は,ふんばりどころかもしれません。一緒に頑張っていきましょう。

89.まず,ダメだと思わずに,まずはいいのだと肯定してやっていきましょう。
90.悩んだ分だけ,きっとその後にやってくる喜びも大きいと思います。
91.こんなに真剣にやっているのですから,伝わります。
92.時間がかかるかもしれません。人の成長なのですから,時間がかかって当然と考えると,気持ちが少し楽になるかもしれません。
93.少しずつ少しずつですね。
94.急激な変化を期待するのではなく,少しずつと思ってやっていくと,小さな変化も喜ぶことができますね。
95.子育ては,こうしたらこうなるという公式のようなものはありませんから,一つ一つ一緒に答えをさがしていきましょう。
96.照れずに大いにスキンシップをしていくといいのかもしれませんね。
97.もし,これまで,このことをしてこなかったということがありましたら,今からしていけばいいのですから。
98.時間ができたら,子どもさんの寝顔を見ているといいですね。
99.後悔することが出てきたら,それに押し潰されずに,もうだめだなんておっしゃらずに,子どもにのこれからのためにやっていくのだと考えていきましょう。
100.子どもさんは,お母さんをこの世でいちばん頼りにしているはずです。お母さんの一生懸命さがいい状態を生み出します,きっと。