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仕事で使おうと買ってきたMarine-Citizen-Band(市民バンドと同じ27Mhz帯)の無線機を小さな船につけるために作ったヘリカル・ホイップアンテナの製作過程をまとめたものです.
以下の製作手順は「遊源会社 案てな工房」様のHPの簡単に出来るヘリカル・ホイップ・アンテナの製作手順を自分なりに踏襲したものです.
1: グラスロッド
2: 導線(モーター用のエナメル線?直径0.8㎜)5.5mおよび1.0m
3: ビニルテープ
4: M型コネクタオス
5: 4㎜ビスおよびナット
6: 半田
1: はんだごて
2: 鉄工ヤスリ
3: キリ
4: ニッパー
5: メジャー
1:グラスロッドの先端から30cmくらいビニルテープを巻きます.というのは導線をグラスロッドに直接巻いていくとちょっと気を抜いた隙などにすぐにゆるむからです. ビニルテープを写真のように片面だけでも貼っておくと僅かですが食い込みずれにくくなります.これと感度への影響がどうなのかは知りません.
2:導線の先端2cmくらいの被覆をむきます.(2-1)
4㎜ビスに合わせてアイレットを作製.半田付けします.(2-2)
20年ほど前にルアーの自作をたしなんでいたのできれいに出来ました.キリを使ってロッドの先端に穴を開けます.(2-3)
ビスがロッドに対して垂直になるように貫通させて開けます.穴を開けるときには力づくで開けるのではなく弱い力で少しずつ開けていくようにします. ガラス繊維が縦に走っているので無理開けするとグラス繊維がズルーッと取れてしまい使い物にならなくなります. キリを持ったついでにロッドの手元から5cm程度のところにに一つだけ穴を開けておきます.導線のアイレットをビスに通し導線を巻いていきます.(2-4)
2-1
2-2
2-3
2-4
3:導線を密に巻いていきます.片手で竿を回転させ,もう一方の手で導線をしっかりと引っ張りつつ滑らせて行きます. 巻くのは竿を回転させる手で,導線の位置決めをもう一方の手で行うことになります.

4:ひたすら巻き続け,導線5.3mのところがロッドの手元のオスコネクタの先端になるようにします. 写真では90°曲げているところが導線長5.3mのところです.ロッドにコネクタの尻の方を差し込むので写真のように長さあわせをしています. 巻き終わったら先ほど開けておいた穴から導線をロッドの内側に導きます.巻いた部分がほぐれないように何カ所かビニルテープで留めておいてください.

5:1mの導線をロッドに開けた穴から4で入れた導線に沿わせて入れます.
6:コネクターのカップリングを外し,ロッドの根元に入るようにヤスリで内周を削ります.(6-1,6-2)
6-1の真ん中が加工前,右が内周を削ったもので,左はそれをロッドに通したものです.6-2は加工前と加工後の拡大写真.
6-1
6-2
7:プラグアッセンブリーの爪と先ッチョを削ります.7-1が加工前で7-2が加工前,加工後の拡大です.
7-1
7-2
8:加工の終わったカップリングをロッドの根元に通し,プラグアッセンブリーにロッド根元からでている2本の導線を通します. プラグアセンブリーの先端からでている導線2本に印を入れその部分の被覆を剥がします. その後,ロッド根元の内側にセメダインXを塗ってプラグアッセンブリーを挿入.導線2本を半田付けします.(8-1) 半田付けが終われば余分な導線をニッパーで切り,ヤスリで仕上げます.(8-2)
8-1
8-2
9:カップリングをまわしてプラグアッセンブリーが隠れるようにし,メス型のプラグに差し込んでセンターをきっちりと合わせてからカップリングとプラグアッセンブリーを半田付けします. 9-2は,カップリングとプラグアッセンブリーをあらかじめ半田付けしたものですが,この方法はやりにくいのでおすすめできません.
なぜ,この作業が必要かというと,カップリングがメスコネクターとの固定をしており,ロッドはプラグアッセンブリーに固定されているので カップリングとプラグアッセンブリーが一体化していないとアンテナをしっかりと保持できないためです.半田付けしておくとカップリングをまわすとロッド全体がくるくると回り取り外しできます.
9-1
9-2
10:マッチングコイルを巻く.穴からでている1mの導線を使って上の写真のようにマッチングコイルを巻きます.マッチングコイルはアンテナ導線と逆の巻きにします. だいたい40cmから50cm程度巻き,カップリングに半田付けします.余った導線は切り取ります.(10-1)
出来上がりです.
10-1
10-2