ハードディスク初期化手法
<システム領域として活用する場合>

T510Rは、もともと4.3GBのIBM製のハードディスクが内蔵されています。
肥大するアプリケーションやデータを何とかするため交換又は増設する必要があります。

ここでは、旧ハードディスクから新ハードディスクに交換した後、
そのハードディスクをWindowsの動く様に
システム領域として使用するための手順を掲載します。
注:ここでは30GBのハードディスクを初期化していますが
 出荷状態のTシリーズでは8.4GB以上の領域確保が出来ません。
 最悪場合、ハードディスクすら認識しません。
 BIOS更新orATAカード等による対応が必要です。
1.BIOS画面を確認する
 BIOSが増設ハードディスクを認識しているかを確認します。
[F3]→[F1]でBIOS設定画面[Main]を出します。Primary IDE Slaveにハードディスクの名称が表示されていればBIOSレベルでは認識中です。[None]と表示されている場合は認識されていません。再度接続を確認してください。
又、BIOS設定でデバイス自動認識になっていない可能性もあるので、[Enter]を押してサブメニューを出し[Auto]となっていることを確認してください。(初期設定では[Auto]になっています。)
2.MS−DOSを起動する。
 Win95の起動ディスクをFD装置に入れてパソコンを起動します。
MS−DOSシステム及び必要最小限のドライバが読込まれます。そして、キーボードの種類を聞いてきますの「106キーボード」を選択します。
[A:¥>
]が表示されればMS−DOSの起動完了です。
 
ここではハードディスク選択の誤りによる他ハードディスク初期化防止のため、作業ハードディスク以外は電源ケーブルを外し認識させないようにして作業しています。
3.初期化ソフトの起動
 MS−DOSから [A:¥>fdiskと入力し、初期化ソフトを起動します。
次に「大容量ディスクをサポートしますか?」と聞いてくるので[Y]と入力します。
(Win95OSR2以前やLinuxを利用する人は「N」ただし、領域確保の容量が2Gが上限となります。)
4.新ハードディスクに基本領域を作成する。(その1)
 次に基本領域確保に入ります。まず、[FDISKオプション]から[1]を入力します。
領域作成画面に変わったら、続いて[1]を入力します。この後、ドライブチェックが自動で始まり次の画面に移ります。
5.新ハードディスクに基本領域を作成する。(その2)
 ドライブチェック完了後、ハードディスク全てを1つのパーティションにするかを聞いてきます。
今回は大容量なのでシステム&データ領域の2つの領域とするため[N]を入力します。
ドライブチェック・作成が自動で始まり完了後、画面下にメッセージが表示されます。
6.新ハードディスクに基本領域を作成する。(その3)
 1つ目の基本領域(システム領域)確保値を設定します。実容量値、又は、パーセント値で指定します。
基本領域設定が完了後、領域確保状況が表示されます。[Esc]キーを押して領域作成画面に戻ります。
7.新ハードディスクに拡張領域を作成する。(その1)
 続いて2つ目の拡張領域(データ領域)作成に入ります。領域作成画面に変わったら、続いて[2]を入力します。この後、ドライブチェックが自動で始まり次の画面に移ります。
8.新ハードディスクに拡張領域を作成する。(その2)
 拡張領域(データ領域)確保値を設定します。実容量値、又は、パーセント値で指定します。
拡張領域設定が完了後、確保状況が表示されます。続いて[Esc]キーを押して論理ドライブ作成画面に移ります。
今回は、2つに分割ですが3つ以上に分けたい場合はここで割り当て容量を調整して拡張領域を必要数作成してください。
9.新ハードディスクに拡張領域内に論理ドライブを作成する。
 拡張領域はそのままでは、ドライブとして認識しません。別ドライブだと認識させるために論理MS−DOSドライブを作成します。全画面で[Esc]を押した後、ドライブチェックが始まり、左上の画面になります。
ここで割り当て容量を入力します。設定完了後、領域情報を表示します。論理ドライブ内の情報は見ても見なくても支障ありません。[Esc]を押してFDISKオプション画面の戻ります。
10.新ハードディスクに基本領域をアクティブにする。(その1)
次に基本領域をアクティブにします。
このアクティブの指定をしないと起動システムのハードディスクと認識されません。
まず、[FDISKオプション]から[2]を入力します。
なお、ハードディスクの装置番号が[1]ででないと指定することが出来ません。
11.新ハードディスクに基本領域をアクティブにする。(その1)
 領域設定画面に変わったら、続いて[1]を入力します。[状態]に[A]がついてメッセージが出たら設定完了です。
ここで[FDISK]のソフト内で実施する作業は終了です。
続いて[Esc]キーを2回押して、DOSプロンプト[A:>]の画面を出します。
12.新ハードディスクをフォーマットをする。
 DOS画面から基本領域のフォーマットをするため[A:>format c:]を入力します。
フォーマットしても良いかの確認画面が表示されます。
「y」を入力するとチェック&フォーマットが始まります。
 フォーマットが終わるとドライブ名称を入れるかを聞いてきます。指示に従い設定したい人は入力しましょう。
最後にDOSプロンプト[A:>]になれば完了です。
 その後、拡張領域のフォーマットも同様に[A:>format d:]で行います。
 (注:30GBのハードディスクフォーマット時及びスキャン時の写真が失敗のため、別ハードディスクのフォーマット時のものを掲載しました。容量及びドライブは違いますがやり方は同じです。)
13.新ハードディスクを状態を検査する。(その1)
 DOS画面から基本領域のフォーマットをするため[A:>scandisk c:]を入力します。
するとWindowsの異常終了後の再立ち上げの様な画面が出てきます。そして、ハードディスク状態の確認に入ります。ファイル構造のチェックが完了すると右上の画面になります。クラスタスキャン(スキャンディスク)を行うかを聞いてきます。ハードディスク初期不良を発見するため実施することをお勧めします。
14.新ハードディスクを状態を検査する。(その2)
 クラスタスキャンを実施しています。時間がかかります。10GBで90分程度じっと我慢して待ちます(笑)
正常終了し、異常が無い場合は右上の画面になります。[終了(x)]を選んでDOSプロンプト[A:>]に戻って終了です。
15.Windowsシステムを入れる。
 どのようにシステムを入れるかで方法は変わります。
VAIO購入状態にする。
 リカバリーCDを入れて、画面に出てくる指示に従います。それにより、購入時とまったく同じ状態になります。ただし、intelのBIOSに変更した場合は、この方法は出来ません。
Win98をクリーンインストールする。
 奮戦記のWin98クリーンインストールを参照してください。アップグレードWin98のCDを持っていれば出来るはずです。
その他のシステムを入れる。
 私は入れていないので皆さん挑戦してみてください。PS:WinMeは購入したのでそのうち挑戦します。Win2000も入れてみたいなぁ〜(^_^;
16.Windowsを起動しハードディスクの状態を確認します。
 交換後のC:D:ドライブの状態です。プロパティでも、正常な容量値を表示しています。
以上でハードディスク初期化(システム&データ領域)+システムインストールの作業は終了です。