耐久性・耐震性が高く省エネ性能に優れるなど、長期間、良好な状態で住み続けられる措置が講じられ、 長期にわたる維持保全の計画が建てられている住宅のことです。少子高齢化の進展や環境問題の深刻化などの社会情勢の変化にともない、住宅や居住環境の「質」の向上が求められています。
廃棄物の抑制や環境負荷の低減を行うために、長く愛着を持ち住み続けられる住宅をつくり、きちんとしたメンテナンスを続けることにより、住宅の価値を高め、良質なストックとして将来世代に継承していくことを目的としています。
長期優良住宅は、一般住宅に比べ高い性能を持つため、短期的にみると建設費は若干割高となりますが、長期間住み続けるための措置が施された良質な住宅なので、長期的には割安な住宅となります。同時に、長期優良住宅は住宅履歴情報を保持することが求められています。この住宅履歴情報を活用した長期にわたる維持保全計画により、適切なメンテナンス・合理的なリフォーム・売買時の住宅性能の明確化・災害時の迅速な対応など数々のメリットが生まれます。また、施工前に所管行政庁への認定申請により、税制面でも一般住宅に比べより大きな優遇が受けられます。
長期優良住宅(戸建木造住宅)として、所管行政庁から認定を受けるためには、長期優良住宅普及促進法に基づく戸建て住宅における「劣化対策」など七つの「認定基準」を満たす必要があります。計画段階から「認定基準」を踏まえ住宅の仕様を決めて設計図書を作成し、施工前に所管行政庁による認定を受け、竣工後その設計図書どおりに施工されたことを、建築士による完了報告または工務店+ 主任技術者による完了報告をおこなうことが求められます。
| (1) 劣化対策 |
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性能表示:劣化対策等級 3+α 「数世代にわたり住宅の構造躯体が使用できること」
【木造】
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| (2) 耐震性 |
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性能表示:耐震等級(倒壊防止) 2 「極めて稀に発生する地震に対して継続利用のための改修を容易にするため、損傷レベルの低減を図ること」
【地震に対する耐力による場合】
【免震建築物による場合】
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| (3) 維持管理・更新の容易性 |
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性能表示:維持管理対策等級 3 「構造躯体に比べて耐用年数が短い内装・設備について、維持管理(清掃・点検・補修・更新)を容易に行うために必要な措置が講じられていること」
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| (4) 省エネルギー性 |
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性能表示:省エネルギー対策等級 4 「必要な断熱性能等の省エネルギー性能が確保されていること」
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| (5) 居住環境 |
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「良好な景観の形成その他の地域における居住環境の維持及び向上に配慮されたものであること」
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| (6) 住戸面積 |
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「良好な居住水準を確保するために必要な規模を有すること」
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| (7) 維持保全計画 |
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「建設時から将来を見据えて、定期的な点検・補修等に関する計画が策定されていること」
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