地域再生にむけて―能登に生きる人々』出版記念シンポジウム 
「人と地域が輝く奥能登再生を考える」 〜概要・報告・発言集〜

《報告》
■報告1
奥能登の地域再生と里山マイスター養成の取り組み」〜これからの能登を担う人々に期待すること〜
                         川畠平一(金沢大学客員教授・里山マイスター能登学舎長

■報告2.
能登調査と出版から得られたこと」  武田公子 金沢大学教授

《発言》

発言者 発言内容
泉谷満寿裕珠洲市長 奥能登の潜在能力は高い
活性化へ活動する団体を支援するのが自治体の役割
能登ネットワーク中島浩司さん 普段の能登の食材を能登で味わってもらうのが本当のもてなし
能登町会議員 鍛冶谷眞一さん 能登からバイオマスエコタウンの発信を
鳳遊海 干場健太朗さん 自慢できる 自然豊かな故郷へ若者は帰ってくる
新木順子県漁協輪島支部女性部長 女性の漁業者の視点で新製品開発 女性はもっと輝いて
織陶苑 坂本好二さん 珠洲焼を一から修行
今では、市を挙げて全国各地で展示会
金蔵学校理事長 石崎英純さん 有料道路や高いガソリン代は外との交流に害
前田善栄石川県いか釣
生産直販協同組合組合長
能登のおいしいイカを消費者に直接届ける
濱田隆伸 NPO法人のとレイルエアー21事長 のと線存続へ!
熱意で獲得した線路と車両を活用し、運転体験鉄道を営業
 《シンポ概要》

珠洲市長も出席、多彩な顔ぶれで奥能登振興を議論


 5月11日、珠洲市の『里山マイスター金沢大学能登学舎』で、標記のシンポジウムが開かれました。
30数人の各界からの参加者は、熱心に奥能登振興について議論を深めました。シンポには泉谷珠洲市長も参加、発言しました。
 シンポジウムは、木村吉伸代表世話人のあいさつで始まり、横山壽一代表の司会ですすめられました。
 川畠平一里山マイスター能登学舎長は、里山学舎の活動を紹介しながらこれからの奥能登での活動に
ついて「教えることは学ぶこと」「地域とともに歩む」ことという視点が大事と報告しました。
 武田公子金沢大学教授は、ブックレットで取り上げたキーワードを@自然の恵みを活かす、A昔からある
ものの再発見、再評価、B「夢」を語る、C多様な取り組みと広がり、とし、具体的な活動についても紹介しました。

 市長、活性化への期待語る

 発言では、先ず、泉谷珠洲市長が、活性化についての考え方や市内でのいろいろな取り組みについて紹介、今後のいしかわ自治研の活動への期待などについて述べました。

 各界のキーパーソンが熱弁

 このあと、珠洲焼窯の織陶苑を息子さん夫婦とつづれ織りの奥さんとともに経営する坂本好二さん、金蔵学校理事長の石崎英純さん、能登町議会議員でバイオマス問題に取り組む鍛冶谷眞一さん、能登ネットワーク会員で輪島で酒造店を営む中島浩司さん、能登町で中学の同窓生グループ「鳳遊海」をつくって活動する干場健太朗さん、県漁協輪島支部女性部でものづくりの活動に取り組む新木順子さん、長年のイカ釣り漁師の経験を生かしてイカ釣生産直販協同組合を経営する前田善栄さん、のと鉄道存続の運動から、NPO法人能登レイルエアー21を立ち上げて活動する浜田隆伸さんが、次々発言、熱気のある討論で閉会時間が大幅にオーバーするほどでした。
 最後に、今回のシンポジウムの後援団体である金蔵学校の石崎理事長が閉会あいさつをし「来年も集まろう」と訴えました。